ケンコー・トキナーの人差し指・親指を出せる撮影用グローブを買ってみた: "Haniwaのページ"作者のblog

ケンコー・トキナーの人差し指・親指を出せる撮影用グローブが気になる ― 2011年12月26日で紹介したグローブ(ケンコー・トキナー 「握　グローブ L ＜グレー＞」)を金曜日の帰りに買った。ヨドバシカメラで税込2980円だった。

週末に某アマチュアスポーツの練習試合があるというので、こりゃ手袋無しだとたまらん、と買ったわけだ。指のでない手袋はいくつか持っているのだが、少なくともスポーツ撮影では右手の親指と人差し指は手袋がない方がいい。シャッターや親指AFの感触がイマイチだとシャッターチャンスを逃すからだ。

さっそく土日の実戦に投入してきた。掌にある滑り止めの効果は絶大で、ニコンD300のグリップにがっしりと食いつく。これはいい。ただ、指の腹の部分はただのフリース生地のままなので、ここは滑る。特に問題なのは、レンズを保持する左手の方だ。左手でズーミングするので、指の腹の部分に滑り止めがないとズーミングしにくい。仕方ないので左手も親指と人差し指を出すことにした。

指の腹の滑り止めは買う前から分かっていたので、ケンコー・トキナーのグローブではなく、Lowepro（ロープロ）のフォトグローブが欲しかったのだが、ヨドバシカメラにはなかった。売り切れていたのかもしれない。左手も指を出せばケンコー・トキナーのグローブでも操作に支障はないが、もっと寒いところだと違いが出るかもしれない。

手がかじかまないので微妙なシャッターチャンスも逃さずにいいタイミングで撮れた。ただ、手袋をした分だけ、カメラのグリップが太くなったようなものなので、D300のようなグリップの太めのカメラだと手の小さな人は辛いかもしれない。

あと、指を出したときに折り返した指先を止めるマジックテープ（ベルクロ）が付いているのだが、これは指を出さないときにはほかのものに引っかかってイマイチかもしれない。指を出さないときはこのマジックテープが隠れるような工夫も欲しかったなぁ。

それから、S・M・Lの3サイズしかないが、Lサイズがやや小さめのような感じなので、2LとかXLといったLサイズよりも大きなサイズも出すべきだろう。

手袋とは関係ないが、Fotodiox 花型フードAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED ＜NEW＞用（HB-7互換）が届いた ― 2012年01月24日のフードも初の実戦投入だった。この花型フードも効果絶大で、いままで日が傾いてきたら西の方角を撮るとコントラストが低下していたのだが、Fotodiox 花型フードのお蔭で、コントラストの低下するコマは激減した。

あと、Nikon D300では満充電のエネループ8本とAputure BP-D10(ニコンMB-D10互換品)を寒い中使ったが、土日ともに問題なく使えた。一度もカメラ本体側の電池に切り替わることなく、8コマ/秒で撮れていた。

しかし、はやく暖かくならないかねぇ。関東地方南部の市街地での撮影で寒いとか言うのは甘えだとは思うけれども。