HOLGAの「周辺光量落ち機能」ってケラレなのか ― 2011年04月26日 00時00分00秒
先日紹介した「周辺光量落ち機能」が付いた一眼レフカメラ用HOLGAレンズ ― 2011年04月21日に関連して、別のHOLGA用レンズに間違って「周辺光量落ち機能」付きレンズを梱包してしまったそうだ。
エー・パワー、一眼レフカメラ用ホルガレンズに別のホルガレンズが混入(デジカメWatch)
「HL-C」(キヤノン用)、「HL-N」(ニコン用)、「パワフルセットC」(キヤノン用)、「パワフルセットN」(ニコン用)の一部に、製造元の梱包ミスで「HL-C(BC)」(キヤノン用)および「HL-N(BC)」(ニコン用)が混入していたという。
HL-C(BC)とHL-N(BC)は周辺光量落ちが発生する「ブラック・コーナー・エフェクター」を搭載したモデル。エー・パワーでは、周辺光量落ちを望まない場合はブラック・コーナー・エフェクターを剥がすよう案内している。
ブラック・コーナー・エフェクターはレンズ後端にある円盤状のパーツで、マイナスの精密ドライバー(最も小さいもの)で剥がすことができるとしている。はがした後でブラック・コーナー・エフェクターをまた使いたくなった場合は、接着剤で貼付ければ使用できるという。
そうすると「ブラック・コーナー・エフェクター」というのは、35mmフルサイズでぎりぎりケラレるような穴ということか。普通は周辺光量低下というのはレンズの光学設計上からくるものなのだが、この円盤はグラデーションフィルターでもなさそうだからやっぱりケラレですな。なんだかなぁ。レンズの光学上の個性として周辺光量低下があるんじゃなくて、無理矢理ケラレさせているんなら幻滅だなぁ。
写真は記事とは関係ない。
ヨコハマビオゴンモノクロ計画その13(六角橋ふれあい通り商店街):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8、F5.6AE、FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO、GG-1、marumi DHG Super Lens Protect、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしGEMなし)
この商店街は東急東横線の駅から離れた端の六角橋交差点寄りの方が栄えている。六角橋の交差点がかつての中心地だったのだろう。六角橋交差点は、1928年から1968年までの間横浜市電六角橋線の終点になっていたようだ。
明日4月27日は風向きに注意 ― 2011年04月26日 00時00分01秒
アサヒコムの記事を見ていて、なんか大事なことがさらっと書かれていてびっくりした。
東京電力は26日、東日本大震災で被災した福島第一原発で、依然として高温状態にある1号機について、格納容器を水で満たす「水棺」の作業に着手することを明らかにした。27日に原子炉への注水量を増やして燃料を冷やし、原子炉の安定化をめざす。
26日午前5時現在、1号機は圧力容器上部の温度が134度と、第一原発の中で最も高い。毎時6トンの水を、格納容器の内側にある原子炉圧力容器に入れて燃料を冷やしている。東電は、27日に「水棺」に向けて注水量を14トンまで増やし、蒸気を意図的に圧力容器の外へ逃がして格納容器に水をためる作業に入る。
1号機「水棺」作業、27日着手 注水量増やし安定図る(2011年4月26日14時30分 asahi.com)
赤で強調は引用者
ちょっと待て。蒸気を意図的に圧力容器の外へ逃がしてってそれはベントするということだよね。ドライベントなのか?そういうまたまた放射性物質がさらに大気中にまき散らされるという重要なことなのに、こんな書き方でいいのか。政府は広報しないのか。
明日は、風向きに注意してなるべく外気に触れないようにするのがよさそうだ。まったく外に出ないのは無理なんだが、各自のできる範囲で被曝を少なくする努力を。
http://www.houseoffoust.com/fukushima/blueprint.htmlに福島第一原発1号機らしき青写真がある。
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