Samyang 35 mm f/1.4 AS UMCが4月発売らしい ― 2011年03月07日 00時00分00秒
新しく単焦点マニュアルフォーカスレンズを展開中のSamyangから、Samyang 35 mm f/1.4 AS UMCがいよいよ来月発売らしい。
Samyang 35 mm f/1.4 AS UMC Available for sale since April 2011(samyang.pl)
Samyang 35mm F1.4 AS UMC発表 ― 2010年09月17日
当初の発表と鏡筒デザインが変わったようだ。被写界深度指標が付いて、薄い赤色のアルミメタリックの部分が強烈な赤色に変更になったようだ。被写界深度指標は昔のニッコールレンズのようにもっとカラフルにしてもいいと思う。逆に赤いリングの部分は、ニコン用では銀色のギザギザにして欲しい(笑)。
35mmフルサイズに対応したイメージサークルのはずだが、上記の35 mm f/1.4 AS UMC Available for sale since April 2011の発表では明確でない。
Samyang 35 mm F1.4 AS UMC was constructed to fit most popular reflexive cameras with small sensors. 35mm focal length has universal applications. When attached to the small sensor camera, the lens will act as bright, wide-angle lens perfect for landscape and reporting shooting. The same lens mounted on the camera with APS-C sensor, will become a popular, multitask 50mm lens. In case of cameras with 3:4 system, Samyang 35 mm F1.4 AS UMC will turn into a short, bright portrait lens with 70mm focal length equivalent.
の部分を読むと、広角レンズなのだが、APS-C sensorに付けると50mm相当、3:4 systemだと70mm相当とあるので、35mmフルサイズのイメージサークルはちゃんとあるのだろう。そこのところもっと明確にした方がいいと思う。
あと気になるのは、歪曲収差がどのくらいあるのか、歪曲収差があるとしてどんな歪曲なのか、だ。広角の大口径単焦点レンズなので、多少の樽型の歪曲は残っていてもいいと思う。困るのがいわゆる陣笠型の歪曲だ。これは見ていて不快だ。非球面レンズを使っているが、その非球面レンズをおもにどんな収差の補正に使っているのかが気になる。歪曲収差の分かる作例が欲しい。あとは、ボケ味が皆さんの気になる収差だろう。
気になる価格だが、去年の10月の段階では€389 (around $540) らしい。
Samyang 35 mm f/1,4 AS UMC lens price and availability announced
1ユーロ115円として約44,735円だ。Ai Nikkor 35mm F1.4Sの中古といい勝負になるかもしれない。
早く作例がみたい。
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