銀塩カメラ復興計画第4回フィルムライカへの覚悟を持つ ― 2011年03月01日 00時00分00秒
写真家・赤城耕一氏がアサヒカメラ.netで連載している「銀塩カメラ復興計画」の第4回がアップされている。
銀塩カメラ復興計画第4回フィルムライカへの覚悟を持つ(アサヒカメラ.net)
外装の仕上げはさすが真鍮素材ということもあり、品格もあるけど、エッジが少しソリッドになった感じもするので優しさが失われた。シルバークロームメッキはかなり白く感じるし、ブラックペイントは光沢が少々強く、塗装の厚みが薄いようにも思う。このブラックペイント、見た目はチョコレートの量をケチったパチもののポッキーみたいな印象をうける。
ああ、そんなことを書いては…(笑)。しかし、「チョコレートの量をケチったパチもののポッキー」ってなんだ?本物のポッキーしか食べたことがないので分からない。次の連載ではバチもののポッキーの写真も頼む(笑)。もちろんライカとフィルムで撮った写真で(笑)。
ライカMP3、MPクラシック両者には、シャッターダイヤルに、ライツ時代の専用メーター「ライカメーターMR」連動用の溝がある。MP3はTTLメーター内蔵だから、ギミックなのだが、MPクラシックには、メーターが内蔵されていないからこれを取り付けても整合性があるというわけだ。メーターはシャッターダイヤルのみにしか連動しないので、シャッター速度を設定した後に測光し、適正絞り値を読み取り、絞りを設定するという手順になる。はい、これをみて、意外とかっちょええとか思った人、目の錯覚ですので忘れてください。
かっちょええです(笑)。でも外部ファインダーが載らないですぅ。
繰り返すが、おそらくかなりの高い確率でライカMPは最後のメカニカルフィルムライカになるはずだ。時間を経てもプレミアはつかないだろうけどフィルムがあるかぎりはライカM9よりもはるかに長く時代を記録し続けることができるはず。 私など、生活は貧しいのに筋を通すために、無理をして新品フィルムライカを買っているようなところがある。そのことは自慢できることでもないし、正しい行動とも思わないが、フィルムライカに対して「覚悟」を決めているということだけは自負できる。まあ大した覚悟ではないのだけどね。
うう、私もなるべく新品で絞り環ありのNikkorレンズを買うようにしていた時期がありました…。Ai Nikkor 35mm F1.4Sを新品で買いたいのだが、ちょっと高くなってしまったからなぁ。それにシリアルナンバーが飛んで以降はエコガラス使っていて云々の噂もあるしなぁ。覚悟を決めなきゃならんですな。
写真は記事とは関係ない。
品川駅港南口通路:Nikon F100、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F5.6AE(中央重点測光)、L37c、Kodak PORTRA 400NC、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありGEMなし)
JR東海の東海道新幹線品川駅へ繋がる自由通路。やたらと液晶モニターがあって全部同じ内容が同時に映し出されるので、なんだか管理された未来都市というあんまり良くないイメージが…。そういえばこの駅には自動販売機の前に立った人を分析してお勧めドリンクを表示させる機械もあったなぁ。非常に押しつけがましい場所なのか(笑)。
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