Nikon イメージャー交換式ミラーレスに関する特許(エンジニアの嗜み)2010年11月15日 00時00分00秒

JR鎌倉駅:CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、F2.8開放AE、Kenko L37 Super PRO、Kodak Ektar 100(普通現像)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED(ICEあり、GEMなし)

えがみ様のエンジニアの嗜みNikon イメージャー交換式ミラーレスに関する特許が紹介されている。

デジタルカメラの進歩は凄まじいですね。 コンデジは数ヶ月おきに新製品が登場し、ニコンやキヤノンのフラッグシップでさえ3年もすれば世代交代です。 ところが変わった所と言えば半導体のみ。 ファインダーやシャッター等の機械的な部分は、20年前と比較しても極端な進化はありません。 むしろ光学ファインダーは劣化しています。 半導体が変わっただけなのに、ボディ全てを買い替えなくてはならないのです。

ついにキター!えがみ様も仰っているように、最近のデジタル一眼レフのファインダーは劣化している。ファインダーのちゃんとしたカメラを作って、イメージャーを交換式にしてくれればフィルムカメラのようにながくデジタル一眼レフも使えるようになりそうだ。ただ、ボディ側の画像処理や画像処理に使うハードウェアが古いままだといずれ新しいイメージャーに対応できなくなるような気もする。10年前のPCに最新OSをインストールできなくはないが、実用的には不可みたいな感じで。その辺がフィルムカメラと同じようにはいかないところだなぁ。

個人的には、ミラーレスにするのなら35mmフルサイズでお願いしたい。CONTAX G用のBiogonやHologonが使えるようなものを…。そしてニコンからBiogonキラーのレンズが出ることを期待したい。もちろん光学ファインダーの良いデジタル一眼レフも期待したい。私が買えるような値段では出ないような気がするが(泣)。


写真は記事とは関係ない。
JR鎌倉駅:CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、F2.8開放AE、Kenko L37 Super PRO、Kodak Ektar 100(普通現像)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED(ICEあり、GEMなし)

コメント

_ Roberto ― 2010年11月15日 11時36分16秒

ミラーレス・フルサイズ機は、カメラファンの誰もが待ち望んでいるのではないでしょうか。
僕が夢見るのは...

5インチ液晶付きストレージビュワーみたいな薄型フォルム。
一回り大きな正方形センサーで、超短いフランジバック!
グローバルシャッターでライカより静か!
従来一眼レンズを使う場合は分厚いマウントアダプターにペリクルミラーが内蔵されたビゾフレックスで!
もちろん薄型アダプターで対称型レンズ可!ライカM、L、アルパレンズも!大判用レンズも!

_ Haniwa ― 2010年11月15日 15時53分12秒

Roberto様
Leica M9がありますが、高価ですし色々と問題がありそうです。ニコンの35mmフルサイズ素子で短フランジバックのデジタルカメラが出たらどんなにか面白いでしょうねぇ。

>従来一眼レンズを使う場合は分厚いマウントアダプターにペリクルミラーが内蔵されたビゾフレックスで!
これ、いいですね。わたしはペリクルでなくても、10枚/秒の連写が出来れば十分過ぎると思いますが。クイックリターン式のものとペリクルミラー式のものと2種類用意とか。

35mmフルサイズで、撮像素子に近いところからの光線もうまく受光できるような素子があれば夢のカメラですよね。あとはCONTAX AFのように撮像素子を前後させてどんなMFレンズもオートフォーカスで!とか。しかし、そうするとイメージャー交換が難しくなりますね(笑)。

_ ノーネームしたん ― 2010年11月16日 00時46分00秒

>最近のデジタル一眼レフのファインダーは劣化している。

これはどうも違うらしいんですよ・・、今のファインダーはピントが見えない代わりに明るく見える方向にしてある・・という事であり、劣化とは違う・・と、

で、なぜピントの山がつかみにくい代わりに明るいファインダーが良い・・と判断しているかと言うと、高齢になると明るさを暗く感じてしまいピント合わせる以前にファインダーの構図がとれず・・、

で、構図が不可なのでピントが合わせられない・・当然MFのファインダーはピント合って無いと薄暗いままで・・、

で、MFカメラのファインダー(F-3とかF-2とか)でピント合ってない暗めのファインダーで構図がOKであればその後ピントは合わせられるので問題なし、ピント合ったら明るくなります・・、

で・・、結論は高齢者向けファインダーには明るい代わりにピントの山がスカスカなファインダーが良い、
老化して無い目の持ち主には暗い代わりにピントの山が見えるMFカメラのファインダーが良い・・という事に・・。

と、まあ・・そういう事を丁度土曜日にある高齢者の方(80代)から聞きました(あるカメラ店で)・・、まあその人の感覚ではそうだ・・という事です、
ただ・・その人もMFの(F-3の)ファインダーが良いと言うのです、
目が老化しているが・・じっくり撮影するのはF-3で撮影する・・と、
結局MFカメラは手放せない・・と。

>イメージャーを交換式にしてくれればフィルムカメラのようにながくデジタル一眼レフも使えるようになりそうだ。

CPUの様にソケットで交換できる方式だとうれしい・・、まあ有る程度”世代”を区切ってしまわないと遺憾でしょうね・・、ボディの機械部分は20年使えても・・半導体使う部分は部品メーカーが作らなくなれば・・もう・・。

ここに書きますが
>>セク○ラ発言ですよ~
>人生幸朗師匠のように「おかあちゃん許して」で許してもらうんですよ(笑)。

Haniwa氏の奥様が関西人なら・・それで済みますが・・他地域の方なら・・こんな時にふざけてるのか!、と、血を見ることに(泣)。

>外国産クワガタ・カブトムシは、日本の気温が高くなってきていますから、都市部で繁殖可能な気も…。はやく氷河期が来てF2やFM2が見直されますように(違)。

将来、太陽の活動周期とかで小氷河期になる可能性があるとか・・、そうなれば寒さに強いMF機械式カメラが見直され・・フィルムの種類も・・、よ~し、中国を煽って核の冬を(怖)。

>このあいだ空き缶の回収日に猫缶をたくさん出ていました。やっぱり近所でノラ猫にエサやっている家がありますね。

その家の人は世界が猫に征服された時には特別待遇で幸せに・・、
普通の人は・・今までどうり普通のままで・・猫に厳しい人は・・排斥されて・・、
特にHaniwa氏は・・生まれてきた事を後悔するような扱いに(泣)。

>>D七百後続機(フルサイズAF埋め込み撮像素子)からレフとファインダーを取って・・フルサイズミラーレスの出来上がり・・、電子ファインダーは別売りにします・・とかだと有るかも
>それだとあんまりメリットがないような…。EPSONがフルサイズのライカMマウント互換機を出してくれないかなぁ。

自分もエプ○ンか兼好に期待・・、
レフ無しFマウント機は・・確かにHaniwaさんには(他のユーザーにも)メリット無しですね・・、コストダウンは出来ますが・・、
Fマウント機と似たような撮像素子サイズの新マウント作ってその上でレンズ付きで小型に出来ればニコ○がアダプター作ってFマウント用レンズ付けるという事でフランジバック短いマウント機発売も有るんでしょうが、S社のNE○を見ると・・無いんでしょうね(泣)、レンズ付きで小さく出来る可能性・・、
なら・・わざわざ似たような大きさの新マウントカメラを作らないでしょうね・・、レフ無しFマウントは安さで勝負!、的な商品に・・。

_ えがみ ― 2010年11月16日 00時56分30秒

私なんぞに「様」なんて敬称は似合わんですよ(^^;

流石はHaniwa様、半導体はボディ側にもDSP、D-LCD、MediaCard、と沢山あること、よくぞお気付きになられましたね。
もし2.5inch液晶で基準ボディを作ってしまったら、3inch液晶が主流の今、見劣りすることは否めません。
バッテリーも同じで、供給が途絶えて形状が変わることは珍しくありません。
古いデジタルカメラはバッテリーの寿命がきた時点でアウトですよね。
外部バッテリーパック自作や、ACアダプタは少し手間ですしね。

何故、F3やNewFM2が20年も販売が続いたのか、よく考えてほしいものです。
基本性能の高さやFマウント継続等あらゆる条件が重なったのでしょうけど、光学ファインダーが占める割合も大きかったと個人的に思っています。
勿論ニコンも痛い程分かっている筈で、AFどころかLiveViewが普及するこの時代に、1年で陳腐化するボディにコストのかかる光学ファインダーは無駄なのでしょうけど…。

因みにPentaxも撮像ユニット式の特許を出願していました。
ちょっと高価ですが、645Dはもしかすると…?

_ Haniwa ― 2010年11月16日 08時42分10秒

■ ノーネームしたん様
明るいファインダーはファインダーで合焦を確認しない人にとってはよいというのは分かります。でも、MFカメラのファインダーって暗いですかねぇ。私はこどものころPentax SV使ってましたが、あれにTakumar 200mm F4をつけるとたしかにF3などと比べると暗いです。しかし、暗いですがちゃんとピントも構図も確かめられました。暗い暗いという人はF5.6とかそういうレンズ使ってるんですかねぇ。28mm F5.6とか暗くて広角(被写体が小さく写る)レンズとPentax SVでピント合わせが難しいというのはわかります。そういうときのためにスプリットイメージとかマイクロプリズムがあるわけで。まあF5.6よりも暗くなってくるとマイクロプリズムもスプリットイメージも翳って来て使えなくなるんですが。

あと、ピントが合ってても合ってなくてもファインダーの明るさは同じじゃないですかねぇ。。なぜなら、AEにしていてピントリングを回したりAFでヘリコイドが行ったり来たりしても、カメラの内蔵露出計は同じ値を示しているからです。もちろん、ヘリコイドの繰り出しが大きいレンズは(マクロレンズなど)は、繰り出すとレンズ自体の実効F値が変化するので露出値が変わることがありますが、それとは別です。

MFカメラのスクリーンで暗くて構図が見えないというのならそれはもうEVFしかないですね。しかし、MFカメラのスクリーンで構図が見えないぐらいの暗視能力だと、夜道歩けないんじゃないかと思いますよ。そういう人を標準にしたファインダーでいいんですかねぇ。もちろん、そういうハンデのある方への配慮は必要ですが、それが標準になって機能が後退するのはおかしいんじゃないかと。

イメージャー交換式は、長く使うというよりもその時点での高感度重視か画素数重視かみたいな選択が可能という点だけかもしれませんね。デジタル機器の進歩(劣化も)の速さからすると5年もボディが持つようには思えないです。F3のボディにデジタル関係は全て別ユニットみたいにしないと、カメラ側にデジタル処理部分が残っていると10年使えるカメラにはならなさそうです。

>Haniwa氏の奥様が関西人なら・・それで済みますが・・他地域の方なら・・こんな時にふざけてるのか!、と、血を見ることに(泣)。
関西人であっても、世代が違って人生幸朗・生恵幸子両師匠の漫才を見たことがなければ、やはり血を見ることに…(泣)。

氷河期が来る頃までにMFカメラ・フィルムが残っていればいいのですが…。このあいだの土日はイマイチの天気でしたが、黄砂の影響だったんですかねぇ。もしそうなら、氷河期が来る前に黄砂で寒い日々が続いて(←この間かなり論理飛躍→)機械式カメラが見直される日も近いかもしれませんね…。

>その家の人は世界が猫に征服された時には特別待遇で幸せに・・、 ~
>特にHaniwa氏は・・生まれてきた事を後悔するような扱いに(泣)。
まあ猫が世界征服したときには、人間に生まれてきた人はたいていは生まれてきたことを後悔するとおもいますが…。そんな世界に生まれたのなら仕方がないです、レジスタンスとして猫に抗する人生を送るしかないですね…。いまのうちのマタタビの備蓄を…。

αレンズが使えるNEXのように、Fマウントレンズが使える新マウントのミラーレスカメラという可能性はありますね。ただ、ニコンはそれを作るメリットがどこにあるのか難しいですね。ミラーレスカメラはいまのところあまり安くないですから、安さ勝負に出てしまうとコンパクトデジカメのようになってしまいますし…。

でもEPSONはそろそろ35mmフルサイズレンジファインダー機を出さないといけない時期だとは思います。といいますか、出して欲しいです(笑)。

_ Haniwa ― 2010年11月16日 09時02分46秒

■ えがみ様
わざわざこちらにコメントありがとうございます。m(_ _)m

ボディ側にはなるべく機械部分と光学ファインダーだけを残すような設計にしないと長く使えないですよねぇ。そうするとリコーのGXRの(未発売ですが)マウントユニットみたいな感じになるのが長く使える形なんですかねぇ。昔フィルム型のデジタルユニットの構想がありましたが、フィルム型でなくてもそのようなデジタル処理部分はすべてまとまっている必要がありそうです。そうなるとどちらが本体かわからなくなって、イメージャー交換式というよりもファインダー交換式みたいな感じになってしまうかもしれませんね。なかなかロングセラーのフィルムカメラのようにはいかないですね。

私もF3やNewFM2のロングセラーは、基本性能の高さにあると思います。その基本性能とは、仰るように光学ファインダーの良さだと思います。ちゃんとピントが見えてシャッターのタイムラグが少なく規定の数値で切れる。故障も少ない。長く作るつもりだと後藤氏が言っていたFM3Aが短命になってしまったのは返す返すも残念でした。

1年で陳腐化するボディにコストの掛かるファインダーが無駄なのであれば、中級機以上はファインダー交換式にするとか(笑)。贅を尽くしたファインダーが別売で、それはずっと使えるとか。でもいまのファインダーってF3までと違ってそこに測光系が入ってしまっているんですよねぇ。AFのフォーカスポイントの表示もありますし、そういう進化の余地のある部分が入っていると機種を跨いだ交換式にはできないですねぇ。

中判以上はもともとフィルムバック交換式のものが多かったですから、イメージャー交換式は受け入れられやすいですよねぇ。35mmカメラのように多機能が要求されていないですし。

ニコンがどのような形で実用化してくるのか楽しみです。

_ めだか猫 ― 2010年11月16日 17時50分52秒

いよいよかな?という予感もしますが
カメラの世界は旧態依然としているため
受け入れるのには時間がかかるかも?ですね。
SONYのαでも書いたようにわたしは大歓迎です。
古臭い一眼のイメージやカメラそのもののイメージをぶっ壊して欲しいです。
むかし?フィルムの部位に挿入するデジパックのようなものがありましたね。
あれは復活しないのかな?
まぁ、不安定で使い物にならないでしょうけどww

_ Haniwa ― 2010年11月17日 21時51分13秒

めだか猫様
GXRのような発想の転換もありましたし、ニコンが始めればキヤノンも…という感じで変わるかもしれませんよ。

私もピントの分かる光学ファインダーや切れのいいクイックリターンミラーのボディが長く使えればうれしいので大歓迎です。

フィルムの形をしたデジタルユニットの構想がありましたよね。完成しなかったと記憶しています。あんな感じでデジタルバックが35mmフルサイズでできたら、楽しいでしょうねぇ。フィルムの大きさに収まったとしても、今の段階では撮像素子が35mmフィルムの代わりにはならなさそうですね(テレセントリックが云々などでライカMやCONTAX Gに入れてもきれいに写らないなど)。

ニコンはどんなかたちのカメラにこの技術搭載してくるんでしょうねぇ。

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