FILM&IMAGE VOL.21 2010 Autumn ― 2010年10月12日 00時00分00秒
ちょっと前に届いていたのだが、スルーしていた「FILM&IMAGE VOL.21 2010 Autumn」。ネタもないので「仕方なく」取り上げる。というのは、今号は私が気に入らない写真家が取り上げられているからだ。なぜ気に入らないのかは、新風舎の詐欺的商法に協力していたからだ。このあたりは藤原新也氏のブログに詳しい(以下のリンクはweb archiveのキャッシュ)。
「新風舎」なるどうもちょっと気になる出版社
新風舎に関わった人
「新風舎」に関わった人々(2)
とっくの昔に「新風舎」の件は知っていた
「新風舎」の体験談続編
切ない小説風
別に私が新風舎に騙されたわけではないのだが、賞に名前を付ける程巨匠でもない人物がこういう商法に協力していたというのに、その人物が関わっていたことをマスコミがスルーしているのが気に入らないのだ。さて、FILM&IMAGE VOL.21 2010 Autumnの目次を紹介する。
- サハラ、千年の旅 大塚雅貴氏
- バス停留所12年の軌跡。柴田秀一郎氏
- フジカラーPRO400
- モノクローム珠玉の名作選21 もっともヒューマン。デビッド・シーモア
- 斎藤友覧直伝麗しき秋景
- 赤城耕一のフィルムカメラパラダイス第14回コンタックスT3
- Q&A群像写真って?
- 動物園に行こう
- 郷愁の港町
赤城耕一氏のコンタックスT3の記事を引用して気分を直そう(笑)。
【追記】さらに私を感動させたのは登載レンズがT*35ミリF2.8に変わったことだ。わずか3ミリほど焦点距離が短くなっただけだが、正統派の35ミリレンズフリークとしては魅力的なスペックであり。これだけでT3は「買い」となった。
出来上がった写真をさらに見て驚いた。このレンズは、まるで被写体の輪郭を鋭利な刃物で切り取ってゆくような凄みを感じさせ、そのシャープネス、コントラストは他の35ミリレンズを圧倒してしまうほど超高性能だった。
【追記ここまで】T3のゾナーT*35ミリF2.8はシャープだが「硬い」という感想を持つ人が多いようだ。
しかし、それは間違いのようだ。明暗差の大きな条件でも、階調の再現性のよいことがわかる。
レンズの性能とフィルムの性能が合体して生み出された写真という印象がある。
相変わらず欲しくなってしまう書き方だなぁ。私も38mmという焦点距離はなんだかそそらなかったのだが、35mmとなると俄然購入意欲が湧いてくる。あと開放F値がF2.8ではなくF2だったらものすごくそそられるのだが。35mmだとF2まで絞りが開けられれば随分表現に幅が出来ると思うのだ。まずはヘキサーかなぁ。
コメント
_ やまろ@会社 ― 2010年10月12日 13時34分56秒
_ Haniwa ― 2010年10月12日 15時09分28秒
T3欲しいですが、あまり安くならないですね。T3が発売された頃から世の中がデジタルカメラにシフトしてきていましたから、仰るようにタマ数が少ないのでしょうね。T2はたくさん見かけて値段もかなり下がっていますよねぇ。
赤城耕一氏は35mmフリークを公言されていて、各社の35mmレンズを手放さずにお持ちのはずです。このT3も記事の最後に「今後もT3は私のフィルムカメラ戦力の重要な一員として活躍してくれることであろう。」とあります。
写真のキャプションのところにもT3のゾナーについての説明がありますので記事本文に追記しておきますね。
Tプルーフ、いいですね。最近中古屋さんで見かけることが減りましたが、持っておられる方は手放さないのかなぁ。ウエストレベルファインダーが付いてるんですよねぇ。欲しくなってきました(笑)。
_ とうほく人 ― 2010年10月12日 22時46分26秒
私は心理職についているせいか色々と斜めに見てしまうのですが・・・。この時「だまされた」といっていた人の本は「自分が海外旅行に言った時の四方山話を若い人に広めたくて出版の話にのった・・・」って、事なんですけど。忘れてしまいましたがタイトルも「面白世界旅行記」みたいな本です。
2行くらい出たのですが正直、そこだけでもつまらなさが伝わってくるような内容でした。
ホームページ作れよ、って話です。
差し支えあるかもしれませんが「自分を前に出すことが好きで(自信がある、ということではありません)、とはいえ余り世の中の流れを知らず、自尊心が高い方」がひっかかる傾向にあるようで・・・。
勿論、騙すのは良くないですが。
T3ではないのですがズーム好きの私はTVSを持ってます。
1台目はなくしてしまい、2台目なのですが。
気のせいなのか解りませんが1台目の時はあまりの写りに驚愕したのですが、2台目では余り感じませんでした。
そういうことあるのでしょうか?
_ ノーネームしたん ― 2010年10月12日 22時51分34秒
確かにたった3ミリなんですが確かにかなり違いますよねぇ・・、
いゃ、ほんとは35㎜でなく38ミリならどんな困った事になるんだ?、と言われると・・そんなには違わないような気もしますが・・。
>○風舎
そうだっ!、Haniwaさん新○舎で自費出版するのです!、内容は
”絞りリング無くすな、ボディ内AFモーターとAI連動を大切にせよ!、フィルムスキャナを作り続けよ!”
”コダク○ームを復活せよ!”
とか・・、
そして某国の大統領に自分の著書を投げた件を参考に・・。
デジカメWatchでGRパーティで湯浅一弘氏と笑顔で肩を組む後藤哲朗氏の写真が有りましたが・・、下のケーキの写真と合わせて見ると・・両氏の結こ・・いや・・何でも無いです。
ここに書きますが
>うなったら作品の中身も問われるということですね。カニの被り物シリーズで一貫した作品を…(笑)。
「新○舎ですが・・この被り物写真集を出版しませんか・・。」と。
>>こうなれば15~17日に秋葉原のニ○ンの発表会に行き、絞りリングの事を涙ながらにお願いするのです・・。
>命を賭けて直訴でしょうか。まことちゃんは来られるのでしょうか。ぐわしっ!
>17日はICSの中古カメラ市の方へ逝きたいなぁ。
では15~16日ですなぁ(泣)、そして自費出版(新風○で)した本をまことちゃんに手渡し(投げたらいかん)するのです!、勿論本の内容は・・。
>103系は痛勤電車なのでまだいいですが、特急料金取る車両ですからねぇ。中身は一応特急並みに改造されていましたが。
113系共々あのままで良いのです!、古い蒸気機関車牽引列車にわざわざ料金を払って乗る位ですから・・古い電車も・・
>何年も前からこんなファインダーなら意味がないからEVFの方がマシだといってましたが、本当にEVFの天下になりそうです。レフレックスカメラの残った意義は位相差AFぐらいなのですが、それもソニーのペリクルミラーとか富士の位相差AF組み込み撮像素子とかで優位性が揺らいできそうです。
S社の33と55は・・アレは成功作なんでしょうか・・、撮像素子にAF造りこんだ奴の方が良いような気がします・・まあAFの出来によるんですが、
一インチのニコ○機の出来が良ければそっちの方でデジタルはお茶を濁しておく・・というのも良いかもしれません、
アダプターを付けて(35㎜換算2.5倍位の望遠になるらしい)Fマウント用のレンズ使えるなら広角買うだけで良いですし・・、本気の撮影はF-2とかで良いですよ・・。
>うちはなぜか浄土真宗なので
Haniwa家は猫糞で”不浄土”なのに・・。
>岡崎市もひどいですが、三菱○機インフォメーションシステムズ(MD○S)がひどすぎですね。
今後裁判で決まるんでしょうが・・アレがアウトなら他にも駄目なプログラム有りそうですね・・。
>デジタル放送開始で時報が曖昧になりましたよね。遅延は少なくできても絶対にゼロにはならないんだそうで、仕方ないですね。
どのチューナーも同じ遅延になるようにウェートかけて時報とかは駄目だったんでしょうか・・、そうなると一番遅いチューナーに合わせないと駄目なんですねぇ・・、
緊急放送なんかは都合悪いんでしょうね・・。
_ Haniwa ― 2010年10月13日 08時46分44秒
たしかに騙された人は情報収集の不足や自分の位置を客観的に見られていないといった落ち度があるかもしれません。しかし、H間至写真賞とか名打って写真を集めて「選から漏れましたが惜しいので…」という営業方法は問題あると思いますよ。なぜなら客観的にみてアレな写真を写真賞に応募してくる人は、自分を客観的に見られていないということでこの商法のカモになりやすいことが新風舎側には分かるからです。なにもなしに当てずっぽうで営業するのに比べて相当な確率で引っかけられたと思いますよ。しかもカモは向うから来るのですよ。それに写真がアレだったら嘲笑の対象になるので大きな声で騙されたとは言いにくいです。そこにこの商法の悪辣さを感じるのです。
そして賞に名前を貸すだけでなく自ら審査委員長になっていたH間至氏は、問題が発覚すると委員長を降りて賞の名前も変えます。それ以上になにかアクションは起こしていなかったと思います。 それでちゃらちゃらとイタルちゃんとかやってるんでカチンと来るわけですよ(笑)。普段はこういう輩はスルーですが、ヌケヌケとフィルムへの思いを語るとか出てきたらこの新風舎事件を思い出してむかつくわけですよ。事件へのけじめをつけていないのでずっと言われ続けると思いますよ。少なくとも私は言います(笑)。
TVSは2回お求めになっているのですか。京セラのレンズは結構個体差やコストダウンによる性能の変化が他社のカメラよりもあったそうですよ。普通は長く作っていくうちにコストダウンはあってもそれが性能に影響しないようにするものなのですが。納得いくまで買い換えるとか、この時代のものに限る、とかあるようです。それを煽っている極○堂みたいなお店はちょっとどうかと思いますが(笑)。
_ Haniwa ― 2010年10月13日 09時18分12秒
38mmだと昔の記念写真用コンパクトフィルムカメラというイメージがしますが、35mmだと本格的スナップシューターという感じです。たった3mmなんですが。画角は何度ぐらい違うんでしょうねぇ。
>そうだっ!、Haniwaさん新○舎で自費出版するのです!、内容は
>絞りリング無くすな、ボディ内AFモーターとAI連動を大切にせよ!、フィルムスキャナを作り続けよ!”
>”コダク○ームを復活せよ!”
>とか・・、
>そして某国の大統領に自分の著書を投げた件を参考に・・。
書店で売らないのであれば、別に新風舎から出さなくても、印刷屋さんで製本してもらえばいいわけで…。もったいないのでそんなお金があれば絞り環付いたレンズを買い漁ります(笑)。
GRパーティに後藤氏はなにをしに行ったんでしょうね。以前から後藤氏はGR DIGITALに好意的で、公式の場でよくGR DIGITAL1に言及しています。リコーと一緒に何かしようとしているんでしょうかねぇ。
>「新○舎ですが・・この被り物写真集を出版しませんか・・。」と。
カニの被り物が世界の環境問題の現場を訪れるドキュメンタリーシリーズ!
15~16日ですか。まことちゃんのスケジュールを調べて…。そうか、17日のICSは午後からだから午前中に…。
103系は高運転台よりも低運転台の方が好きですね。阪和スカイライナー色の113系はいつまで持つんでしょうね。色違いの関西線の方もお願いしたいですね。
>S社の33と55は・・アレは成功作なんでしょうか・・、撮像素子にAF造りこんだ奴の方が良いような気がします・・まあAFの出来によるんですが
まあ実験的製品ですね。お金出してベータテスターを買って出てくれる人がいるデジタルカメラ業界ならではということで…。撮像素子にAF作り込む奴はその分描写が悪くならなければそっちの方がいいですね。
>一インチのニコ○機の出来が良ければそっちの方でデジタルはお茶を濁しておく・・というのも良いかもしれません、
撮像素子が小さいのはあんまりそそらないのですが、交換レンズにGR DIGITALのレンズのような広角レンズがラインナップされていたら許せるかもしれませんね。
地上は不浄土だからこそ極楽浄土がよく見えるんですよ(笑)。地上が楽園だったらだれも極楽にあこがれなくなって信心してもらえないじゃないですか(笑)。だから現世の改革に消極的なのかなぁ。まあ浄土真○も門主が豪邸に住んでるとか選挙で自民党候補推してたとか、地○行きの要素は多々あるように思うのですが…。それでも救われるんでしょうなぁ(笑)。ありがたやありがたや…。
たしか不起訴になったので裁判には掛からないいですね。岡崎市が三菱○機インフォメーションシステムズ(MD○S)に損害賠償請求とかしないんですかねぇ。しかし、図書館システムってカモだったんですねぇ。税金の無駄がとか言う人はこういうシステムの問題は言わないんですよねぇ。
>どのチューナーも同じ遅延になるようにウェートかけて時報とかは駄目だったんでしょうか・・、そうなると一番遅いチューナーに合わせないと駄目なんですねぇ・・、
「じゃ、2秒で」とか決めた後でなにか高度な仕組みが加わってどうしても2秒以内には収まらなくなったとかなりそうですよねぇ。デジタル放送での緊急放送はどうなってるんですかねぇ。
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T2は値も落ちてきてタマ数もそこそこありますが、T3はT2ほどは売れなかったですからね、中古の値付けも微妙に高いですね。
赤城耕一氏が35㎜フリークとは、うれしいですね。
たまにはTプルーフも使ってあげないと。