CONTAX G1 + Biogon T* 21mm F2.8で多い失敗パターン ― 2010年04月09日 00時00分00秒
今年の桜はCONTAX G1にCarl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8でたくさん撮った。ただ、Biogon T* 28mm F2.8を付けたときに比べていまだに失敗することがある。
まずはレンズキャップをしたままシャッターを切ってしまうこと。一眼レフだと撮影レンズを通った像を見ているのでキャップをしてしまうと真っ暗ですぐに気づく。レンジファインダーなどの場合は、私は絞り優先AEのシャッタースピードをよく見ていて、それでレンズキャップに気づく。絞り値を決める際にシャッタースピードをよく見ていて、こんなに速く切れるんならもう1段絞るかとか、まだシャッタースピード上限に余裕があるからもう少し絞りを開けるか、とか考えている。
ところが、Biogon T* 21mm F2.8は外部ファインダーを覗くので絞り優先AEでのシャッタースピードを確認し忘れるのである。今回の作例は絞り値がF22である。別に深い被写界深度が欲しくて絞ったわけではない。このフィルムは前半がニコンF100で撮っていたもので、F100に別のフィルムを入れるために途中巻き戻しをして、CONTAX G1に再装填したものなのだ。F100で撮った部分を二重に露光しないように、日付写し込みをオフにしてレンズキャップを嵌めて絞りを絞り込んで最高速のシャッタースピードで既に撮影した部分を送った。それから通常撮影する際に絞りを戻すのを忘れたのだった。明るい日中でISO400のフィルムだから、シャッタースピードも遅くならなかったから気づかずに何枚もF22で撮っていた。まだまだ使いこなしていないなぁ。
レンズキャップは気をつけていたので今回は失敗は1枚だけだった。Biogon T* 28mm F2.8の場合は、ファインダー内でシャッタースピードが確認できるので、レンズキャップはすぐに気づく。16秒の表示になるし、ファインダーの端にレンズキャップが見えるのだ。レンズ鏡筒はシルバーでレンズキャップもシルバーなのだが、レンズキャップの側面が黒なのだ。これはよく考えてある。内蔵ファインダーの隅に黒と銀のレンズ先端が見えたらキャップをしたままだ。
絞りは気をつけないといけないなぁ。持っているカメラでファインダー内で絞り値が確認できるのはF3だけ(F100はCPUレンズのみ表示される)なので、レンズをみて絞りを確認するのは慣れていたつもりだったのだが。たぶん、CONTAX G1はちゃんとピントが合ってるか気になってボディ上面の距離表示とか見てるのでほかが疎かになるのだろう。
ランドマークタワー(横浜市西区みなとみらい):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、F22AE、+1EV、Kenko L37 Super PRO、Kodak PORTRA 400VC、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED
Biogon T* 21mm F2.8は、建物の色つきガラスの微妙な感じや水面の感じがよく出るような気がする。
コメント
_ ノーネームしたん ― 2010年04月09日 21時34分29秒
ついうっかりして・・と、いっそボディとレンズごと保護するケースにいれてキャップしないとか・・、そんな訳にもいかないんですね・・、思い切りBiogon T* 21mm F2.8のキャップを大きくして嫌でも外部ファインダーで見えるような物を(笑)、物凄く邪魔なつばの広い”帽子”のような”キャップ”(泣)。
>ボディ上面の距離表示とか見てるのでほかが疎かになるのだろう。
何かに気をとられて・・、ファインダー内表示で慣れてるのでつい・・、外部ファインダーに”絞り確認”とか書いておくとか(笑)。
ここに書きますが
>初デートででっかいリュックを背負っていき、観覧車かなにかに乗っていきなりリュックからマスターテヒニカとか取りだして組み立てたりしたら駄目なんでしょうか(笑)。「今日は大きいカメラ持ってきたんだ。」と言ってもらえるかどうか(泣)。「今日はニッコールSW65mm F4なんだ。ビオゴンタイプなんだ。」…
取り出してる途中で観覧車が地上に・・、「もう一周乗る。」とか言い出して・・。
>>勤労動員で不慣れな工員が作った仕様のやつを(泣)。
>いえ、ニコンマイスターがきっちり指導して匠の世界へ導いてくれますよ。できるようになるまで不眠です(泣)。
ようやく作業になれた頃に工場から兵役に・・、また不慣れな新人が工場に来ます(泣)。
>親戚が新しいコンパクトデジカメ買いたいと言っていたときに「実売4万円台のコンデカなら満足のいくものが買えるんじゃないか」と言ったら「えー、4万円台?高いやん」と言われました(苦笑)。4万円で28~200mmあたりのそこそこの絵が撮れるって安いと思っていたんですが、そこがヲタなんでしょうか(笑)。4万円台で同意してもらったら、画素数や撮像素子サイズの話しようかと思ったんですが、話が先へ進みませんでした(笑)。
普通の人はそうなんでしょうね・・、激安品をお勧めしても普通の人は十分なんじゃないかと・・、だから今のメーカーは商売が成り立ってるんでしょうから、素子の大きさなんか気にしませんよ・・。
>ただ、デジタルカメラもこなれてくると部品買ってきて組み立てるだけでそこそこできる時代が来るかもしれません。
そこまででないかもしれませんが、今がそんな状態に近いんじゃないかと・・、なんだか似たような機種がほぼ同時発売・・。
>双眼鏡のコーティングで真っ赤なのが一時期流行ってましたが、知らない私はなにかいいものなのかと思ってました(買ってませんが)。双眼鏡趣味の人のサイトを見たら、ルビーコーティングが各所で酷評されてました(笑)。
よく見ましたね、ルビーコーティング、紫外線とか赤外線のカット効果が大きいとかだったんでしょうか?、普通のコーティングではダメなんでしょうかねぇ・・。
_ Haniwa ― 2010年04月11日 22時59分47秒
ケース好きの私もまだCONTAX G1のケースは買っていません。Biogon T* 21mm F2.8の場合、外部ファインダーがありますので上ケースが使えないかなぁと思っています。Hamaの角型フィルター付ければキャップをする必要がなくなると思いますので、手持ちの55mm用Hama角を削るしかなさそうですね。
>物凄く邪魔なつばの広い”帽子”のような”キャップ”(泣)。
外部ファインダーまで隠れるようなキャップって嫌すぎですね(笑)。でも失敗は確実に防げそうですが…。
ときどきAFがとんでもなく近距離になることがあるので、レンズの繰り出し量か距離表示は気にしないといけないのです。どうもテンポ良く撮れないです。「絞り値確認」っていいですね。私はストロボSB-28をニコン以外の色んなカメラに使い回しているので黄色いテプラで「ニコン以外はAモード」と貼ってあります。
>取り出してる途中で観覧車が地上に・・、「もう一周乗る。」とか言い出して・・。
何周も回って親しくなっていくのです(笑)。これに我慢できないような相手は相性が悪いということで…(涙)。
>ようやく作業になれた頃に工場から兵役に・・、また不慣れな新人が工場に来ます(泣)。
無事兵役から戻った暁には工場の一員としてと思いきや…「心の病」で(泣)。
激安コンパクトデジカメだと「携帯のカメラとあんまり変わらないやん」とか言われたらなぁと思いまして…。まあ4万も出すんならもう少し頑張ってニコンの一番安いデジタル一眼レフのレンズキット買った方がよさそうですが。そうすると重いとか大きすぎるとか言われるんでしょうね。
OEM多すぎですよね。そうしないと消耗戦乗り切れないんでしょうね。いつ終わるんでしょうかこの消耗戦…。
普通のコーティングだと目立たないからでしょうね。赤いとなんか特殊業務で使うような感じがするんですよ。下着が透けて見えそうとか(笑)。スパムフィルターに引っかかりそうなコメントですが(笑)。
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