FILM&IMAGE VOL.19 2010 Spring2010年03月30日 00時00分00秒

FILM&IMAGE VOL.19 2010 Spring

富士フイルムの定期購読誌『FILM&IMAGE』のVol.19(2010 Spring)が届いた。先週末には届いていたのだが記事にするのが遅れてすまん。

今号の内容は、以下の通り。

  • 桜、9000km 写真家・鈴木一雄さん
  • 父が遺したもの。写真:故・新山清さん、お話し:新山洋一さん
  • FILMIST列伝15:長倉洋海さんとプロビア100F
  • モノクローム珠玉の名作選19:現代アメリカの巨人 ブルース・デビッドソン
  • 相原正明直伝 フィルムで味わう ぶらり散歩写真の極意
  • 赤城耕一のフィルムカメラパラダイス第12回リコーGR-1V
  • チャレンジ!フォト広場 審査・コメント:大西みつぐさん
  • 大西みつぐ先生のフォトクリニック
  • Q&A ドッグアイ?
  • Behind the Shutter 「風力発電を見物に」「美しいまちなみ賞」
  • GF670にシルバーボディ新登場。
  • “PHOTO IS”10,000人の写真展 2010

「桜、9000km」は、ベルビア100やベルビア100Fやプロビア400Xでの作品。こんな桜の写真を撮りたいなぁ。

「父が遺したもの」は、モノクロ作品。パーレットカメラやソルントンやペンタックスの話題がある。

「長倉洋海さんとプロビア100F」は、EOS-1Vでの作品(記事中には「EOS1-V」とある)。長倉洋海さんと言えばニコンFE2のイメージが強いが最近はEOS-1Vなのだろうか。

フィルムは、デジタルにない「写真を鍛える力」を持っているような気がしますね。特に僕が写真を始めた頃、海外で撮ったフィルムは全部日本に持って帰ってきて現像していましたから、その期間が長いと撮影した写真のイメージが自分の中でどんどん良いほうに膨らんでしまうんですよね。あのシーンはあんなふうに撮れた、このシーンもこんなふうに撮れたと、自分ではちゃんと撮れたつもりで満足している。

で、現像が上がってみて「あれっ?もっとよく撮れているはずだよ」(笑)と。その差を見ることが写真を高めるために大切なんですよね。そんなことの繰り返しの中で、だんだん自分の期待と実際に写ったものとのギャップを埋める努力が身についていくわけです。(中略)いまのデジタルならその場で取り(ママ)直しがきくけれど、海外のしかも戦場などは本当に一期一会ですから。

『FILM&IMAGE VOL.19』 10ページ

うーむ、私は機材に気が行っていて全然鍛えられてないのだが…(苦笑)。

「相原正明直伝」は、ニコンF2やFM3Aとニッコール28mm、アクロス100・プロビア100F・プロビア400Xでの作品。

「赤城耕一のフィルムカメラパラダイス第12回リコーGR-1V」はプロビア100Fでの作品。私は最近CONTAX G1とBiogon T* 28mm F2.8とBiogon T* 21mm F2.8を買ったが、最初はGR-1シリーズを買おうかなと思って中古カメラ屋さんに行ったのだった。GRのコンパクトさと速写性はよさそうだなぁ。CONTAX G1はまだ使いこなせて無くてどうもテンポ良く撮れないことがある。Hologon T* 16mm F8を買うお金があったら、CONTAX G1はホロゴン専用機にしたいぐらいだ。GR-1Vの中古はまだ高いが、GR-1やGR-1Sなら安く買えそうだ。我慢するぞ(笑)。まあ、フィルムの選択肢がどんどん無くなる傾向にあるのだから、我慢せずに買って今あるフィルムでどんどん撮るのがいいとも思うのだが(買う言い訳ができたぞ!笑)。

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コメント

_ やまろ@会社 ― 2010年03月30日 13時16分53秒

>そんなことの繰り返しの中で、だんだん自分の期待と実際に写ったものとのギャップを埋める努力が身についていくわけです。


いい言葉ですねぇ。デジタルだと撮ったその場で満足して終わってしまうって人、多いですからね。
そういう意味では、デジタルでもきちんとプリントしてあげるのが大事かな。
ああっ、引越しが忙しくて写真撮りにいけない!

_ maple ― 2010年03月30日 18時23分27秒

えー。
デジイチで撮っても、家パソのLightRoomで見てみるまで「あれぇ?」と思わない、アタマの回りの悪い人もいますよ。ここに。

なんか文章とか絵とか書いたときに、一日置いてから見返すのときっと同じですよね。

相原正明氏は、GX670かKlasseかの作例を探してるときに偶然ブログを見つけましたが、そんな有名な方だとはつゆ知らず(汗

>CONTAX G1はまだ使いこなせて無くてどうもテンポ良く撮れないことがある。
悪く言うだけではなくてちゃんと使おうとしてるのですね。
Haniwaさまのそういうところがしゅき♪

_ ノーネームしたん ― 2010年03月31日 01時39分03秒

>「相原正明直伝」は、ニコンF2やFM3Aとニッコール28mm、アクロス100・プロビア100F・プロビア400Xでの作品。

すっ、素晴らしい!、まずその事で表彰物ですよ!。

>で、現像が上がってみて「あれっ?もっとよく撮れているはずだよ」(笑)

”脳内写真”を現実にどうやったら撮影できるかを自然に考えるんでしょうね・・、MFだと自分が判断して決めないといけないですし、ダメ写真出てきても自分がその様にカメラに命じた結果ですし・・、それだけに嬉しいんですよ、脳内写真が出てきた時は。

>プロビア400Xでの作品。

まっ・・まさか・・、品薄なのは・・・(嘘)。

>我慢せずに買って今あるフィルムでどんどん撮るのがいいとも思うのだが(買う言い訳ができたぞ!笑)。

言い訳無しでも買うのでは?(笑)。

ここに書きますが

>D3シリーズの技術でフランジバックの短いフルサイズミラーレス機を出してくれればいいのですが、たぶん私には買えない値段だと思います…。

ミラーレスフルサイズ化ならD-700でも良いのでは?、ファインダー無くすのならわざわざD-3で無くとも・・。

>ファインダーは違いが分からなければ、明るいファインダーが好まれてますますすかすかのファインダースクリーンになるような気がします。

いや実は「特定のカメラ趣味の人」でない某社デジタル一眼レフユーザーが、「どうもAFでピント合わないのでMFにしたらMFでもピント合ったかどうか分からない・・。」と・・、これなら液晶でピント合わせたい部分を拡大してくれた方がいいなどと・・、ファインダーの値打ち無いなーと・・、EVF辺りに取って代わられても大して惜しくないファインダーなら・・もう将来の見込み無いです。

>でも個人的にはみんあの糖が伸びても困るなぁ…。

”見んなの塔”は”とりあえず”・・と言う様な伸びでないかと・・他に入れるところが見当たらないなぁ・・と・・。

>そういう庶民の生活が分かる人が政策を立てられるような社会になればいいと思うのですが。こども手当や高校無償化も本当に生活が苦しくて高校にも通っていないこどものいる家庭では増税になるとか、批判されている内容をきちんと手当てできるかが民主党に問われていると思います。

これで万全とか、そんな政策無いですから特例とかを色々作るのは当たり前で・・、そう言えば高校無償化とかで、お金が子供の為に使われるかどうか分からないので遺憾とか言ってる人が居ますが、お金持ちの税を扶養控除したお金が子供に(と言うより税をまけてもらわなくとも十分養育費ありますが。)使ってるのか、別の”ぜいたく品”に使ってるのか分からん状態に有りましたが・・、そっちは考え無しですね・・、彼らはどう考えてるんでしょうか・・。

_ Haniwa ― 2010年03月31日 09時34分31秒

■ やまろ様
いい言葉ですよねぇ。レンジファインダーのフィルムだともっと鍛えられるんでしょうかねぇ。

お引っ越しおめでとう御座います。もし差し支えなければどちら方面なのでしょうか?
異動の季節ですよねぇ。

■ maple様
背面の液晶を消して家のPCで見るというのもいいかもしれませんね。間置いた方が記憶に残りますし見方も変わりますよねぇ。

相原正明氏は富士のカメラの作例が多いのでしょうか。

>Haniwaさまのそういうところがしゅき♪
(u_u*)

悪く言うのもちゃんと使いたいからですので、古くからのユーザーの方、許してください。ピント合わせに関しては、MFのダイヤルが左側にあれば合わせながらシャッター切れるのに勿体ない機構だと思いました。MFでピント合わせてから持ち直してシャッター切るのはどうもテンポ良く撮れないんですよねぇ。

■ ノーネームしたん様
相原正明氏は、今回機械式ニコンに拘っての散歩写真なんですね。F2もFM3Aも値段がこなれてきました。増殖の予感(笑)。

>”脳内写真”
いい表現ですね。その脳内写真と実際の写真がどうやったら同じになるかを常に考えるというのが上達への道なんでしょうね。どういう機材を買ったら同じになるかとか考えたら駄目なんでしょうね(笑)。

この時期にプロビア400X 135が欠品というのは痛いですよ。FILM&IMAGE見たらプロビア400X使いたくなってきましたもの(笑)。

>言い訳無しでも買うのでは?(笑)。
言い訳があった方が買いやすいわけで(笑)。歯止めは財布の中身だけですね(苦笑)。

>ミラーレスフルサイズ化ならD-700でも良いのでは?
いえ、Biogon Hologonを使うためなんです。ニッコールはフィルムカメラでも使えるのでいいんです。CONTAX G1じゃなくてもっと普通の操作性のカメラでBiogon使いたいです…。

一眼レフの光学式ファインダーは存亡の危機ですよね。あってもピント合わせに使えないものならば、ライブビューのほうがいいと考える人がでるのは当然の流れですからねぇ。ライブビューがあるからこそスカスカのファインダーでいいのか、逆にライブビューに刺激されて元のちゃんとピントの見えるファインダーになるのか、一眼レフのファインダーはなんのためにあるのかどうしてわざわざ間にミラーを入れているのか、根本(こんぽん)が問われていると思います。ハヤタ・カメララボの根本さんが問われてるんじゃないですよ(笑)。

>”とりあえず”・・と言う様な伸びでないかと・・
とりあえず入れるのなら、共 産 党が大躍進したほうが、民 主・自 民 両党が襟を正すようにも思いますが(笑)。そういう「劇薬」(すまんです支持者の方)でコントロールしないと、どう転ぶか分からないところに入れると次の選挙までどうなるか分からないですから。上場大企業の幹部(会社案内に名前が載るような地位の人)の息子がいましたが、その人は「共 産 党なんかこれっぽっちも支持していないがいつも共 産 党に入れている。そうしないと自 民 党(当 時 与 党)が暴走するから。でも共 産 党 政 権になりそうになったらほかに入れる。」といつも言っていました。(間接)民主主義ってそうやってコントロールするものだと思うのです。

たしかに途上国などでは最貧層に直接お金を配ってしまうとこどもの教育に回らずに生活費に消えてしまうという実態があるようです(あるいは貧困ビジネスの餌食に)。そういう意味では、生活は生活で保障し、教育費は教育にしか使えないような支給の仕方というのも大事かもしれません。親がパチンコに全部使ってしまうとかあり得る話です(大河ドラマの岩崎弥太郎のお父さんみたいに…)。貧すれば長期的にはこうした方がいいとは分かっていても目の前の現実に対応するので精一杯あるいは現実から逃げるしかないとか十分にあり得ると思います。そういうことを考えなければいけないような国になっているんだと思いますよ。お金持ちはべつにどんぶり勘定でも構わないかもしれません(笑)。余った金でこどもにいい教育を受けさせない金持ちはあんまりいないですから。

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