ニコンGレンズ用のマイクロフォーサーズアダプターでニコンに言いたいこと2010年03月09日 00時00分00秒

東武博物館:CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、F5.6絞り優先AE、Kenko L37 Super PRO、Kodak PORTRA 400NC、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICE有効

宮本製作所から、ニコンG・ペンタックス・ソニー用のマイクロフォーサーズアダプターが発売されるそうだ。
宮本製作所、ニコンG・ペンタックス・ソニー用のマイクロフォーサーズアダプター(デジカメWatch)

マイクロフォーサーズのマウントはフランジバックが短いので、絞りリングのないレンズの絞り環を追加する余裕があって色々可能性があるなぁ。

このアダプターで気になるのは、ニコン用もほかのマウント用も、絞り環にF値ではなく1から7までの数字が書かれていることだ。【訂正:2010年8月19日】ニコンのGタイプレンズも絞り環こそないが、絞りレバーの動きはAi-Sタイプと同じであり、絞りレバーの位置でF値が決まっているはずである。そうだとすれば、1、2、3…ではなく、1.4、2、2.8…と目盛るべきではないか(開放F値と最小絞りの処理が問題になるが…)。*絞りレバーは開放F値からの段数で動くので開放F値が分からないとレバーの位置でF値は分からない。訂正します。松ちゃん様、ご指摘ありがとうございました。

そしてどういうF値なのか分からないのにクリックなんかあっても仕方ないように思う。もしかしたら1は開放で2はそれよりも1段絞った状態、3は2段絞った状態といった対応なのかもしれないが。それも分かりにくい。少なくともニコン用に関してはF値を明記できるはずだ。【訂正ここまで】

そしてもうひとつ今度はニコンに言いたいことがある。ニコンがマイクロフォーサーズのボディに使われることを想定して絞り環を付ける義理なんかないのは十分わかる。しかし、Gタイプの絞り環のないレンズがニコンの多くのフィルムカメラで使えないのに、アダプターで他社のカメラで絞り環を付加して使えるというのはどうなのだろう。自社の古くからのユーザーよりも他社の最近のユーザーに優しいGタイプレンズ。こんなんでいいのか。もちろん、マイクロフォーサーズのフランジバックが短いことにニコンは何の関係もないし責任もない。しかし、こういう状況になってしまうのも、ニコンがわざわざ絞り環をなくしてしまうからではないか。単焦点レンズや高級ズームレンズ(F値一定のものなど)は絞りリング付けておいて欲しい。

そして、ニコンの最近の中級機以下のカメラではCPUを内蔵していないレンズではカメラの露出計が働かない仕組みになっている。しかし、それらのレンズをマウントアダプターで他社のカメラで使うと色々と問題はあるかもしれないが絞り優先AEで使えたりするのである。もちろんマウントアダプターで他社のカメラで使われることまで想定しろと言っているわけではない。しかし、現実に自社ユーザーの一部には不便を強いていることが、技術の進歩(笑)で他社では不便ではないという状況になってしまっている。こんなんでいいの?どうして古くからのニコンユーザーには嫌がらせするのか。そこのところ、後藤哲朗氏はよく研究して欲しい。

レンズには絞りリングがあるべきだ。CPUなんかなくったって露出計は働かせることができるだろう。使い方はユーザーの自由にさせて欲しい。ファインダーもピントが見えないようなものばかり作ってるとEVFやら背面液晶モニターに取って代わられるぞ。


写真は記事とは関係ない。
東武博物館:CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、F5.6絞り優先AE、Kenko L37 Super PRO、Kodak PORTRA 400NC、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICE有効

こっちのGレンズにはピントリングを付けておいて欲しい。レンズにはピントリングも必要だ。(超)広角レンズには被写界深度目盛りも欲しい。

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コメント

_ ぶれげ ― 2010年03月09日 15時29分58秒

ニコンの入門機にAI連動レバーを付けなくなったのはF80の頃からですかね。そんなにコストアップするのでしょうか、それを付ける事で達成できない機能があるのでしょうか。この機能制限がなければ私はGF1など買わず、とっくにD90を買っていたはずです。もしニコンがフランジバックの短いミラーレス機を作り、Fマウントアダプターを販売するのであれば、今度こそGタイプもAIタイプも「使える」ようにしてほしいです。
>絞りリングのないレンズの絞り環を追加する余裕があって色々可能性がある
私は樋野製作所のマイクロフォーサーズ用「チルトシフトアダプタ」 が気になりました。これ、買ってしまうかもしれないです(笑)
他社デジカメにお金を使う前に、早くニコンには魅力的なカメラを出してほしいです。

_ Haniwa ― 2010年03月09日 15時43分56秒

ぶれげ様
本当に仰るとおりだと思います。

>私は樋野製作所のマイクロフォーサーズ用「チルトシフトアダプタ」 が気になりました。これ、買ってしまうかもしれないです(笑)
あれも素晴らしい発想ですよねぇ。35mmカメラに中判レンズを付けてチルト・シフトするアダプターというのはあまりなかったように記憶しますが、マイクロフォーサーズに35mm用レンズってもうなんでもできそうです。

単なるアダプターと違って、チルト・シフトの場合は画角が半分になっても物撮りなどの場合には問題になりにくいのでいいですよねぇ。もちろん広角でもチルト・シフトしたいですが。こういう「特定の写真趣味の人」が小躍りするような製品はニコンはやらないんでしょうね。デジカメWatchのインタビューでは「特定の写真趣味の人」は忌避されてる感じでしたから(笑)。私はフォーサーズはあまりそそらないのですが、ニコンがコテンパンにやられて改心してくれれば、マイクロフォーサーズの隆興は歓迎です。改心する前にカメラ事業やめたりしないでね(はぁと。

_ ぜんまいねずみ ― 2010年03月09日 19時31分01秒

お久しぶりです。

つまり,宮本製作所さんが,ニコンGレンズ用のFマウントアダプター(ややこしい)を作ってくれれば,すべて解決するかと…(笑)。

Contaxの使用記事も引き続き期待しております。

_ 片戸郁也 ― 2010年03月09日 20時33分48秒

ボロいF3を一台仕入れてきてプレビューボタンをいじくってG 対応可能なF3sとか夢想する今日この頃です。(笑)

_ ノーネームしたん ― 2010年03月09日 22時24分40秒

>フランジバックが短いので、絞りリングのないレンズの絞り環を追加する余裕があって色々可能性があるなぁ。

いっそ信号読み替え電子回路を搭載してGレンズをマイクロフォーサーズでAFレンズとして使えるようにHaniwaさんが改造して激安販売するとか(笑)。

>絞りレバーの動きはAi-Sタイプと同じであり、絞りレバーの位置でF値が決まっているはずである。~~少なくともニコン用に関してはF値を明記できるはずだ。

そうだ~!、とか言ってると小手先のズルイ改良をしてAI-Sと違う絞りレバーのレンズをわざわざ出して混乱させるとか・・。

>どうして古くからのニコンユーザーには嫌がらせするのか。

新しいカメラを買ってくれ、という事なんでしょうが、意図が完全に正反対の方向に動いてますよ、F-2を併用したい自分には新しいGレンズのせいでAF・VRレンズは買えず(買わず)、デジタル一眼レフレックスカメラD-700とかも旧光学系レンズでは写りが劣るとか(軽減出来るけど)、AI・AFはカタログから散華なさっておられる物も有るし、MFレンズはファインダーが・・、
まあ、おまえは買わんで良いという事でしょうが・・。

>ファインダーもピントが見えないようなものばかり作ってるとEVFやら背面液晶モニターに取って代わられるぞ。

自分の先輩で某社デジタル一眼レフカメラを使っていた奥様が高倍率コンパクトカメラに買い替えなさってますが、本来一眼レフは片手が塞がる(子供の荷物を持つとか)様な人は向いてないですし、少しでも軽い荷物が良いと言う人も向いてはおりません、最初に進言したはずで・・、
その上ファインダーが”あれ”な機種だったので、背面液晶モニターとかでも「別に悪くは無い」んですよ、元々マニア層とかなら別ですが・・・。

やはりここは”ハニコン”で、Gレンズの後ろ玉を何枚か変更して結像部を10ミリほど後ろにずらしてその隙間に絞り変更出来るようにアダプターを・・、不況で仕事の無い大田区とか東大阪に仕事を与えるためにも・・、さあ!Haniwaさん、さっそく今の会社に出す辞表から・・、さあ!(泣)。

頑張れ宮本製作所!、もうなんとかしてくれニ○ン・・。

_ Haniwa ― 2010年03月10日 09時53分52秒

■ ぜんまいねずみ様
こちらこそご無沙汰しております。

GタイプレンズをMFのニコンFマウントで使うアダプター、あれば喜ぶ人も多いと思います、ニコンもほっとするんじゃないですか(笑)。これで、絞り環無くすなとか言われなくなる、と(笑)。

しかし、どのGタイプレンズでもニコンFマウントで絞り操作ができるアダプターというのは難しいですよねぇ。テレコンと組み合わせて1.4倍とか1.5倍でついでに絞り環付けるぐらいなら可能でしょうけど。マイクロフォーサーズで2倍相当にして使うぐらいなら、35mmフルサイズでテレコン込みの絞り環アダプターの方がいいですね。宮本製作所さん、お願いします。光学系が…という人にためにTC-14AS等を改造して絞り環付けるとか(笑)。

CONTAXの件承知しました。ボディについてはかなり辛口になります(笑)。

■ 片戸郁也様
よいアイデアですね。MFボディ側に機械的絞り環(ダイヤル)をつけてしまうのも手ですよね。マウント周りに付ければ操作上の違和感も少なそうですし。F3も本当に安くなりましたからねぇ。

■ ノーネームしたん様
>いっそ信号読み替え電子回路を搭載してGレンズをマイクロフォーサーズでAFレンズとして使えるようにHaniwaさんが改造して激安販売するとか(笑)。
マイクロフォーサーズは個人的にそそらないですし、望遠側ばっかりになるので私がやるのは嫌です(笑)。そんなことしたら、CONTAX Gレンズが品薄になったのと同じようにニッコールレンズが値上がったり品薄になるかもしれませんし(笑)。

>そうだ~!、とか言ってると小手先のズルイ改良をしてAI-Sと違う絞りレバーのレンズをわざわざ出して混乱させるとか・・。
ありえますよねぇ。ニコンを退社された豊田堅二氏がGタイプは今のところ絞りはバネ駆動の機械制御のようだけれども、電磁絞りが仕込まれてないとは言い切れないとアサカメのQ&Aに書かれていました。電磁絞りのレンズが出る前の話ですが。色々仕込んでくるかもしれません。レンズによって絞り値とレバーの位置を変えてそれをROMに書き込んでおく、とか…。

>背面液晶モニターとかでも「別に悪くは無い」んですよ、元々マニア層とかなら別ですが・・・。
用途によって使い分けるのは仕方ないですが、「一眼レフ」なのに背面液晶とかEVFというのが納得がいかないんですよ。フランジバックを長くしてレンズ設計に制約ができているのにどうしてEVFとかにするのか、と。それだったらミラーレスにしてビオゴンみたいなレンズ使えるボディにしろ、というのがこのブログ開設当初からの私の意見です。まあ、フランジバック短くてもビオゴンみたいなレンズは撮像素子側の問題が残っていて、フィルムのようにはいかないみたいですが。本物のビオゴンを使いたければフィルムで!

>さあ!Haniwaさん、さっそく今の会社に出す辞表から・・、さあ!(泣)。
よーし、Haniwa製作所を立ち上げて、Gタイプレンズを機械制御で使えるニコンFマウントMFカメラを出すぞ!一号機はその名も「Haniwa一式」…。なんか暗雲垂れ込めているような…。

_ kgr2007 ― 2010年03月11日 20時02分11秒

こんばんは。
これについてはかなり前からあちこちで囁かれてはいましたね。
プロ機以外ではD200のデビュー時にそれとなく感じていました。
Aiレンズでも登録すれば分割測光可能で云々いうアレですが、要は
『古いレンズの老後はこうして面倒を見ようと思いますが、古いボディの老後はもう諦めてください』…と言いたかったのでしょう。

フィルム機の場合は現行のF6でもAiレンズ登録→分割測光OKですが、これに加えて、絞り込み測光でもよければ連動爪改造によって非Aiでも使える余地をまだ残してくれていますよね。
対するデジタルは最新・最高機種にもかかわらず非Aiは『もう知らん』です。

新しいカメラには新しいレンズを買っておくれよぉ、ってこと言いたいんでしょうが、ここのカメラを買う全ての人が皆プロではないはずで、そんなところにもちょっとした遊び心を残しておいてくれたら、私は今でも大のニコンファンだったのに(笑)。

いくら新規ユーザーを開拓しても、古いユーザーが離れちゃ意味無いのに…と思いません?

_ Haniwa ― 2010年03月11日 20時41分46秒

kgr2007様
古くからのユーザーとすれば、別に分割測光なんかできなくても中央重点測光で十分なんですよねぇ。好きにさせて欲しいです。分割測光はどういうアルゴリズムなのかユーザーにはブラックボックスなので、中央重点測光の方が癖が掴みやすくて私は好きです。Dタイプレンズの場合は分割測光を使いますが。

非Aiは純正Ai改造も終わってますし、かといって可倒式のAi連動レバー改造ができる機種は限られていますし、たしかに『もう知らん』なんでしょうね。でも現行品のAi-SレンズやAi AFレンズの面倒すら『もう知らん』に入ってますよね。私はD40でボディ内AFモーターがなくなったことからもうデジタル一眼レフを買えなくなってしまいました。AFレンズでAFできないのにファインダーはアレなのでどうしようもないと思いました。Ai AFレンズでフォーカスエイドとか悪い冗談だと思いました。新しいのを買いたくてもあれじゃ買えません。もっと高いのを買って欲しいんでしょうけど、キヤノンだとKISSにそういう制限あるんでしょうか?あっちはマウント変えたからとか言い訳できそうですが。

>いくら新規ユーザーを開拓しても、古いユーザーが離れちゃ意味無いのに…と思いません?
私もそう思います。どんどん切り捨てて行くんでしょうね。すぐに陳腐化するようなカメラやレンズを次から次へと買い換えるような趣味はないので…。すぐに暴落するフィルムカメラを買う趣味はありますが(笑)。

_ せんだいじん ― 2010年03月11日 22時21分29秒

個人的には思い切ってキャノン・オリンパス的(?)な合わせ技をやってもらえてたら良かったなぁ、と妄想しております。
フランジバックを短くして大口径化した新規格のマウントを作って、そこにニコン純正のマウントアダプターを装着してAiレンズも装着可能にする→さすが古くからのユーザーを切り捨てないニコン様マンセー→で更に深い沼にはまる・・・。
どうせ内蔵モーターなんて電線があれば大丈夫なんでは?と勝手に考えておりますが・・・。
とはいえ私よりはるかに考えている企業が行わないのですから、何か合理的な理由があるのでしょうが。
まあ、使用カメラがnewFM2とD300でAi-sレンズしか持っていない・・・というようなニッチな層は相手にはしていないのでしょうけど。

などと言ったものの最後に買ったニコンのレンズが20年前に最初に買った50mm f1.2一本であとは全てタムロンと中古レンズでは余り偉そうなこともなぁ、と思ってしまいます(苦笑)。

_ Haniwa ― 2010年03月12日 09時46分39秒

せんだいじん様
ニコンが短いフランジバックのミラーレス機を出すのならば、ニコンFマウントと互換にしてくれるとうれしいですよねぇ。電気接点や機械式の伝達機構も純正アダプターでこなす、と。

ボディ内AFモーターはコストダウンが理由だと思いますよ。ニコンはいまよりももっと安いデジタル一眼レフを出すつもりだとデジカメWatchのインタビューで答えていましたし。もうミラーも取っ払って短いフランジバックで大口径マウントのFX機を3万円ぐらいで出してくれれば…(笑)。「特定のカメラ趣味の人」がニコンになだれ込んできます(笑)。

D300をお買いになっていれば、偉そうに言ってもいいと思いますよ(笑)。私が最近新品で買ったニコン製品ってニコンがやめたがっているものばかりですから…。D300はニコンが進めたい方向ですので。

_ 通行人H ― 2010年05月13日 10時12分50秒

初めまして、たまたま記事を拝見しました。

現在はニコンを諦め、G1ユーザーとなっている者です。
その昔、F80が出たときですか、nifty のフォーラムに
「Aiレンズでも絞り優先位使えても・・・」と書いたら、
その通りだという勢力と、嫌なら買うなという信者群が
真っ二つに分かれて大論争になり、元投稿者の私が
びっくりしたことを未だに覚えています。

その頃からサポートセンターも独立採算制になり、
レンズもボディも部品保有期間を1日でも過ぎたら
オーバーホールすらお断わりとかなってしまい、
ユーザーであることを諦めざる次第となりました。
大阪のサービスで「このボディは、レンズはもう対応できません」と問答無用で追い返される大量のユーザーを
、大概はお年寄りですが、見続けて悲しくなったことも
思い出しました。
そりゃぁ、重修理や部品がないなら仕方ないとは
思いますが、ロクに見もせずに門前払いですからね、
最低の客商売だと思いました。
昔は部品がある限り、対応してくれたんですけどね。

ミューやD40,60と言った入門機に制限があるのは仕方ない
とは思いますが、中級機まであれもダメこれもダメでは
買うにも買えない訳でして、F4の中古でも買おうかと
思ったこともありましたが、やはり買いませんでした。

マウントアダプタでAi-Sや初期のAFレンズをお遊びで
試し撮りしてみましたが、やはりちょっとかなり解像度
などなど厳しいというのが、正直な処です。

私もチルトシフトアダプタ、買いそうです。
AFが使えるのも凄いです。

まとまらない駄文で失礼致しました。

_ Haniwa ― 2010年05月13日 10時53分57秒

通行人H様
コメントありがとうございます。

G1はCONTAXの方でしょうか、LUMIXの方でしょうか。

F80からですよね、中級機で非CPUレンズでの露出計が働かなくなったのは。私もF80の仕様はショックでした。外装はプラスチックでしたが、デザインもよく手にしっくりと来る感じでいいカメラだと思いましたが、あの仕様は残念でした。「嫌なら買うな」ってすごいですよね。まあ実際に買わなかったですが(笑)。

修理部品に税金が掛かるので期間が過ぎたら修理業者に部品を売り払うんだそうですよ。このあたり税制を改革しないと…。

しかし、大阪ではそんなに厳しい対応をしているんですか。新宿のサービスではやんわりと断ってましたよ。あと、故障ではなくて点検だけなら古い機種も文句言わずに応じてくれます。F-501(部品保有期間がとっくに過ぎています)の露出計がおかしいような気がして去年新宿のサービスに持っていったときも門前払いにはされませんでした。Ai(非S)レンズの清掃などもちゃんと受け付けてくれます。分解するだけでも交換する部品が必要なものは断られますが。私の持っているカメラ・レンズでそういうものは今までなかったですが。

また保有部品のないレンズの分解清掃は「これこれに不具合があった場合はそのままお返しすることになりますよ」みたいな釘の刺され方はします。貼り合わせレンズの剥がれとか(これは貼り直しできないので交換になるらしいです)でないかぎり普通の構成のMFレンズの分解修理はずっと大丈夫なはずだと窓口で答えてもらったこともあります。

>ミューやD40,60と言った入門機に制限があるのは仕方ないとは思いますが、中級機まであれもダメこれもダメでは買うにも買えない訳でして
わたしもそう思います。廉価機の制限もどんどん進んでいますからねぇ。APS-Cしかなかった頃、次は廉価機のデジタル一眼レフを買おうと思ってD50の後継機を待っていたらAFモーターまで外してきてもう買えなくなってしまい今日に至っています。デジタルの描写がカメラが変わっても同じならD50の中古を買えばいいんですが、そうではないですし。

マウントアダプターは、フォーマットサイズと画角の問題もありますし、レンズとデジタルカメラの相性の問題もあって、フィルムカメラのように取り付ければなんとかなるわけではないですよねぇ。

ソニーのNEXにニコンFマウント用のチルト・シフトアダプターとか出ないですかねぇ。イメージサークルに余裕のあるレンズだと楽しめると思います。

今後ともよろしくお願いします。

_ 通行人H ― 2010年05月13日 20時07分19秒

ご丁寧な回答、恐れ入ります。

G1はパナの方です、CONTAXも最期の入門機は持っていた
のですが、どこに行ったのか・・・・

F80は購入予定だったのです、あの例の仕様でなければ。
ストロボ付きの軽いモデルが欲しかったのです。
「嫌なら買うな」はまだかなりマシな表現でして(笑)
実際は欠点は一切認めない、批判も許さない、人の意見には
全く耳を傾けないというシトがかなり沢山居たことにも
驚愕しました。まさしく信者とはこうした人のことを言うのだなぁと実感しました。


修理業者に一括で投げてしまう話は私も聞いております。
在庫を持ちたくない気持ちは分かりますが、結局は程度とか
限度の問題ではないかと思います。

最近は知りませんが、5~10年前の大阪サービスの対応は
それは素晴らしいものでした。
F3は当然、受け付けて貰えましたが、FE,FA,801は全て
見ただけで門前払いです。私だけではありません。
レンズクリーニングすらお断わりです、勿論「部品交換を
伴う修理は無理としても、クリーニングくらい・・・」と言うと
「分解してネジをなくしたり、再使用不可能だった場合
対応できないから」と言われ、
呆れ果てて何も言えませんでした。

ボディにせよ、レンズにせよ、グレードというものは当然
有るわけですし、制限はあっても良いと思います。
例えば、中級機以上であればAiレンズも少しは考慮します
とかGレンズ以外でもAEを使える様にしますならユーザー
として納得もできますが、Nikon の場合、実に場当たり的
と言いましょうか、ご存じの通り、この様な状況では安心して
購入したり、使用したり、メンテすることができません。

カメラは息の長い商品でユーザーも古い人も多いのですから
いつまでもサポートすることは無理としても、もう少し
基準なり価格なりを明示しないことには、今のユーザーも
何年後かには同じ事になるのではないかと危惧しています。

マウントアダプタはやはり純粋にお遊びと考えております。
絵や使い勝手を考えますと、やはりお遊びの域を出ない
ものかと思います。

シフトレンズは効果ですし、そもそも数がありませんものね、
出れば少々高くともヒット商品になるのではないでしょうか?
あのソニーのレフなしボディはイメージサークルに余り
余裕がないのではないでしょうか?

とりとめのない駄文の連続でますます申し訳ありませんでした。

_ WANI ― 2010年05月14日 01時19分49秒

またまたご無沙汰しております。
久々の書き込みがこんなネタとは寂しいですなぁ・・・。

通行人H様の書き込みからだと大阪のSCは厳しいですね・・・。新宿SCはシリーズEのレンズを持ち込んでもHaniwa様のお話の通りです。私も聞いてみた事がありますがネジが回って分解できれば清掃、調整、グリスアップと言った経年で必要となるメンテは引き受けてもらえます。

シリーズE35mmF2.5をグリスアップしてもらうのに出そうと思いつつ大分経ちますが分解できる状態か気になります。
300mmF2.8もレンズ内のホコリの混入が目立ち始めたので分解清掃にだそうと思ってますがこのレンズはどういう扱いなのかも気になる所です。この時代の製品は保守のために分解する事も良く考えられて作られているはずなので大丈夫だろとは思っていますが。

デジタルカメラは長く使う事を考えた商品とは思えないので1つの製品の修理保守を長期に渡って期待するのは無理そうですね。大量生産大量消費って嫌だなと常に思ってしまいます・・・。
30年以上経っても平気で使えるNikonF2に比べて何年使えるんだ?と疑問しか出てこない今時のデジタルカメラにはそれだけで魅力が無くなってしまいますが、全ては手に馴染んだ道具が一番と思っているからなので大量消費にはついていけません(w。

_ 通行人H ― 2010年05月14日 05時43分38秒

問答無用は言いすぎだったかもしれません。
友人の話ですが、ほぼ同時期に古いボディを持ち込んだ処
勿論、修理は断られましたが、簡単なチェック --
シャッター動作測定、巻き上げやモルトの状態、外装点検--
などは無料でしてもらえたと聞いた事を思い出しました。
誇大表現だったかもしれません。申し訳ありませんでした。

しかし、私の体験もまた事実ですし、ボディを見ただけで
電源すら入れずお断わりされている人達を多数見てきた
のも一方の事実です。

そう言えば、ヘリコイドがガチガチになった
AF 85/1.8 のグリスアップもお断わりされました。
純粋なメカメンテであればその手の業者も知っているので
何とかなるとは思っているのですが、(でも料金はおそらく
SCの倍位のレベルだったかと)もうほとんど出番は無いような
気も致します。

D50は私も一瞬買いかけました、周囲で古いユーザーではなく
新たにカメラを始めてD70を買ったという話が多かった時期でもありました。
特にアドヴァイスなどはしませんでしたが、新規ユーザーで
あればまぁ10年位はそう困る事もないだろうし、デジタルだし、
私の困惑を伝える事も無理だろうから・・・と判断した次第でして。

車などでも同様ですが、メーカーの意図は十分に理解できます。
最新の機器は最新のもの同士で最高の性能を発揮して
そして使って欲しい、下手に古いものを混ぜても、性能が
発揮できないばかりかトラブルの誘因にもなりうる・・・・
よーく理解できます。

でも殆どのユーザーは「ケチ!」とか「新しいものを買わせたい
だけなんだろう・・・?」 と思っているハズです。
それに古いものでもどう使用するか、組み合わせてシステムを
考えるかは本来ユーザーが判断すべきことで、それなりの
リスクや責任は担保しなくてはなりませんが、メーカーが
押し付けるのは程度問題ですが、現状ではやりすぎの感が
有りすぎだと考えています。

新しく良い物を出せば、古い同等品の所有者でもちゃんと購入するのですから、
新規顧客ばかりでなく、もう少し既存顧客の事も考えて
くれることを希望します。
カメラの様な趣味性の高いシロモノは、実用品としての側面
を否定するものではありませんが、ユーザーに夢を与える・・・
は言いすぎとしても、憧れたり、これは欲しい! と思わせる
商品であって欲しいとも思っております。

_ Haniwa ― 2010年05月14日 09時14分34秒

■ 通行人H様
パナソニックのG1の方でしたか。京セラがカメラ事業をまだやっていればクレームついて同じ名前にはならなかったでしょうに。

F80は、裏蓋交換できなかったですが、日付写し込みのDと撮影データ写し込みのSがあって、ストロボ内蔵でコンパクトでいい感じでしたよね。非CPUレンズの扱いは本当に残念でした。

メーカーの人以上にメーカーを擁護する人っているんですよねぇ。ニコンの人にもライカマニアとか結構いたのに(笑)。

そうですよねぇ、保有期限が過ぎたらばっさりというのも壊れる日にちを選べるわけではないですから少し厳しいとは思います。

>F3は当然、受け付けて貰えましたが、FE,FA,801は全て見ただけで門前払いです。私だけではありません。レンズクリーニングすらお断わりです
凄まじいですね。私がそういう目に遭ったら、壊れた機会にほかのメーカーに乗り換えてさらにアンチニコンになるでしょうね。かわいさ余って憎さ百倍みたいな(笑)。その手の対応って、ユーザー離れを起こすだけでなくアンチ製造工程ですよ。

>Nikon の場合、実に場当たり的と言いましょうか、ご存じの通り、この様な状況では安心して購入したり、使用したり、メンテすることができません。
そうなんですよねぇ。将来に向けて可能性を摘んでしまわないといえば聞こえはいいですが、どの方式が生き残るのか明確じゃないですし、言うことも変わります。F3AFでレンズ内モーターを採用したかと思えば、F-501ではボディ内モーター、その後またレンズ内モーターのAF-Iレンズが出てそのときは「超望遠レンズのようなものにはレンズ内モーター、小型レンズにはボディ内モーターで適材適所」のような弁明をしていたと思います。AF-Iはその後AF-Sになり、AF-Sの単焦点レンズが揃わないうちに廉価機からボディ内モーターがなくなりました。予想できることは廉価機の仕様は将来の一般仕様になるということだと思います。いいように言えば「ゆるやかに変更するので移行の機会がある」ともいえますが、逆に言うと「いつ移行すればいいのか判断に迷う」とも言えます。

>今のユーザーも何年後かには同じ事になるのではないかと危惧しています。
既にデジタルのユーザーはストロボ調光の仕様変更で買い直しをされていると思います。SB-28を買うときに将来デジタルを買うと思うのでデジタル用の調光にも対応したSB-28DXを買うか迷いましたが、DXを買わなくてよかったと思いました。その後何世代か調光方式に変更がありましたから。

マウントアダプターは、まさに「特定のカメラ趣味の方」の遊びですよねぇ(笑)。使い勝手を考えると一般のユーザーが日常の記録に用いるような使い方じゃないですもの。

ミラーレスのレンズ交換式デジタルカメラは、「カメラは暗箱」の基本に立ち返ることが可能で、普通のレンズをチルト・シフトレンズに使える可能性もあって「特定のカメラ趣味の方」にはうれしいと思います。ソニーのは撮像素子サイズが大きい分、35mmフィルム用のレンズのイメージサークルとの差が小さいために、チルト・シフトが無理なレンズも結構出てきそうですね。そういう意味ではマイクロフォーサーズの方がチルト・シフトの可能性があるかもしれませんね。

>ヘリコイドがガチガチになったAF 85/1.8 のグリスアップもお断わりされました
厳しいですね。あれですかねぇ、ジャンクを手に入れて持ってくる人を排除する意味があるんですかねぇ。修理で十分に採算が採れるようにしておけばそういう人もお客さんにできるんですけれどもねぇ。まあ、長年使って重修理相当になった人と中古で手に入れて使っているうちに重修理相当になった人と最初からジャンク同様のを手に入れて修理したい人とを区別する意味があるのか疑問ですが…。

D70は売れましたね。周囲でもものすごく見かけました。しかし、そういう人の何人かはは今はコンパクトデジタルカメラ使っています。買い換えにつながらなかったようですね。すぐに陳腐化するのでそれだったらもっと安いコンパクトデジタルカメラを買い換え続けた方がマシとの判断なんでしょうかねぇ。重くて嵩張るからというのもあるでしょうが。

>でも殆どのユーザーは「ケチ!」とか「新しいものを買わせたいだけなんだろう・・・?」 と思っているハズです。
そうなんですよね。新機能も出し惜しみしてるんじゃないかと思うことがあります。動画も高感度もどんどんよくなるんでしょうね。フィルムのように新しいフィルムを入れればいいというわけにはいかないのがデジタルカメラです。どんどん買い換えるしかないのです。レンズも撮像素子の特性に合わせた新型をどんどん買い換えるしかないのです。そういう方向性が好きになれないですし、お金も潤沢にあるわけではないので、デジタル一眼レフはいまだに持っていませんし、だんだんと欲しくなくなってきているのも事実です。

>カメラの様な趣味性の高いシロモノは、実用品としての側面を否定するものではありませんが、ユーザーに夢を与える・・・は言いすぎとしても、憧れたり、これは欲しい! と思わせる商品であって欲しいとも思っております。
仰るとおりだと思います。超広角側の単焦点レンズのラインナップの欠けたシステムとか、接写リング使うとTTL測光も出来ないボディとか、一眼レフの可能性を摘んでいると思います。高い機種を買えば可能なものも多いですが、フィルム時代は廉価機でも可能だったことが、デジタルではフィルム時代にはなかったような価格のカメラを買わないとできないとかおかしいですよねぇ。

■ WANI様
コメントありがとうございます。

新宿は私の経験でもWANI様と同様でした。大阪はアンチニコンを作りたいんですかねぇ。

こうなってきますと、新しいレンズの防滴の仕様が気になりますね。「分解すると防滴用のシール材の交換が必要でその交換部品は払底しているので、分解清掃もお断り」とかならないかと心配です。WANI様がお使いのレンズは方針変更がなければ大丈夫だとは思うのですが。

たしかにデジタルカメラは長く使うことを考えていないですよね。消費者もそれを知っているから、カメラ趣味でない人はできるだけ安くてコンパクトな機種を買おうとするんでしょうね。30年以上経っても平気で使えるカメラとその修理や交換レンズで食べていくというようなスタイルはデジタルでは不可能でしょうね。

これからは絞り環のないAF-SのGタイプレンズばかりが作られて順次置き換えられていくんでしょうから、どんどん私が新品で買えるレンズもなくなっていくわけです。ボディで囲い込んで交換レンズで儲けるという商売ではなくなってるんでしょうね。そうなると消費者も安いボディとダブルズームのみで、使えなくなったらまた別のメーカーの安いボディとダブルズームを買うあるいはもうコンパクトで十分というパターンになるんでしょうね。動画や3Dなどの新機能をどんどん載せないと引き留められないという、廉売と新機能の地獄にメーカー自らが突き進んでいるように思えます。カメラメーカーは今後もっと少なくなっていくように思います。

_ 通行人H ― 2010年05月14日 10時24分26秒

Contax はボディが動いてAF出来るヤツ、あれは欲しかったです。
レンズ資産が生かせますものね。

F801はマルチコントロールバックを持っていますが、結局
余り使用せずにタダの裏蓋兼時計となっております(笑)

あの手の信者の方はちょっと理解できませんね。
そういうファンといいますか、マニアの存在を否定するものでは
ありませんが、私がメーカーの人間でしたら、
「敵にしても恐くはないが、味方にはなって欲しくない人種」
と思ったことでしょう。

AF駆動方式の歴史も仰られて、改めてよく理解できました。
F3AFはまぁ鬼子的存在と申しましょうか、実験機でしたし
AF-Sまでは正常な発想・対応かなと思っておりましたが、
その後はちょっと・・・仰る通りだと思います。
今からしてみればαやEOSの方が正しかったのでは?
とすら思ってしまいます、当時のCanon,minoltaユーザーの
声も、というか友人どもの嘆きも聞いておりますし、Nikonで
良かったとも思ったものですが、歴史と共に立場も
変わるものだなと実感致します。

ストロボの問題は忘れておりました、勉強になります。
ストロボもそこそこマトモな物を選ぶと、決して安いものではありませんものね。

ヘリコイドガチガチはジャンクではなくて、発売早々に新品で
購入したものだったのです。
なので、保管も悪くないのに、数年でこの有り様では・・・
というのも心情的にはありました。
むしろジャンクレンズでしたら、下手に修理、メンテせずに
騙し騙し使って行くと思います。

確かにその後のD70ユーザの方々、上級機を買ったとか
高いレンズを購入したという話はとんと聞きません。
D1ユーザも何人か居ましたが、今はどうしているのか
恐くて聞けません(笑) 中古を見かけると、ちょっと買って
みたくなったりはしますけど。

私は今相談されたら、入門機かせいぜい中級機のダブルズーム
ないし高倍率ズーム付属を買えと、故障しなくとも製品寿命は
せいぜい5年程度と考えよと言っております。
不満があればステップアップではなく、手放して新たに
1から購入するつもりで考える様にとも言います。
10万以上のレンズは買うな、高いレンズを一生ものとして
大切に使ったりメンテするのは極めて危険な思想であるとも。
なぜその様な回答になるかは説明不要かと存じます。

変な発言かもしれませんが、現在、私の意識ではカメラ趣味は
中断中です。
コンデジも沢山持っておりますが、基本的にはお遊び用の
デジタルグッズでして、時刻表とか花の状態とかメニューなどなど
データや情報を手軽に記録保存しておく便利な手段という考えです。
Lumix G1 はその延長線上のもので旅行などで気軽に
そこそこの写真・・・というよりは記録を残しておく物という
認識です。

_ Haniwa ― 2010年05月14日 13時10分22秒

通行人H様
CONTAX AXですよね。あれはわたしも欲しかったです。でも「安原製作所回顧録」では京セラを辞めるきっかけのひとつのように書かれていました。

私は以前は日付を入れるのは嫌いな方だったのですが、ボディが増えてくると途中まで撮ったままのカメラが増えてきて、あとで現像するとフィルムごとに撮った日が前後していてアルバムに整理しにくくなったので思い切って日付入りを基本とすることにしました。

もしかしたら、よそのメーカーでひどい目にあってニコンに流れてきた人がこんどはニコン信者になっているとか(笑)。各メーカーで、「アンチ」や「信者」を意図せず作っていたりして…。常識的な発想のユーザーが一番メーカーにとってはありがたいんでしょうね。嫌なものは嫌というのもそのメーカーに対する応援になるとおもいますよ。黙って去るとか持ち上げておいて実は誰も買わないとかそういう方がメーカーは困ると思いますよ。

F3AFは実験機でしたが、ボディ内モーターからレンズ内モーターにシフトするときに明確なアナウンスはいまだにないですからねぇ。

ストロボも段々と価格が高くなってきていますよね。

>ヘリコイドガチガチはジャンクではなくて、発売早々に新品で購入したものだったのです。
それは大変失礼しました。何か破片を噛んでいたのかもしれませんね。AFニッコールはヘリコイドの片側がエンジニアリングプラスチックのものが多くて、段々と減って遊びも大きくなってくるように思います。AFニッコールはSタイプからDタイプへの変更があったので、Sタイプの部品保有期間満了が早かったんですよね。でも98年頃86年発売のAi AF Zoom Nikkor 35-70mm F3.3-4.5Sの絞り羽根の油を掃除してもらいましたが、交換部品はないので清掃しかできないと念を押されながらも分解清掃してくれました。修理代金見ますと別に中古を買った方が安かったですが(笑)。大阪の対応はなんかちょっと変ですねぇ。何か問題があったんでしょうかねぇ。

D70ユーザーのその後を追跡したデータとか見てみたいですね(笑)。D70はそそりませんが、D50は欲しいなと思うことはあります。いまさらAPS-Cは買いませんが(笑)。

カメラ購入相談が一番困りますよね。90年代から私は分からないんならキヤノンEOS KISSシリーズ買っとけということにしています(笑)。大きくて嫌ならなんか適当に予算の範囲内でコンパクトデジカメ買っとけ、と(笑)。カメヲタだから方向性が違うから私の意見は参考にならないよ、茨の道を歩みたいのなら教えてあげるけど、みたいな(笑)。

>変な発言かもしれませんが、現在、私の意識ではカメラ趣味は中断中です。
やはりそうですか。私もフィルムが買えなくなったらそうなりそうな予感がしています。周囲にも中判カメラまで使っていた人がいまはコンパクトデジカメしか使っていないとか存在します。そういう人は「デジタルカメラは高い」と同じようにいいますね。「こんなファインダーでなんでこんな値段するんだ」「何年も使えないのにこの値段は高い」「アホらしくて写真趣味は辞めたよ」とか。中判に何十万も注ぎ込んでたのに(笑)。フィルムカメラはずっと使えましたし、売り払ってもお金残りましたからね。デジタルカメラはいつまでも使えませんし、古くなればゴミ同然です。フィルムカメラもいまやいつまで使えるか分からないですし、一部を除いてゴミ同然の値段になってきています。誰が幸せになっているんだろうかと思いますね。デジタルの記録もどうやって長く残すのか心配ですし。

Lumix G1をお使いのうちにまたカメラ趣味に火が付くことを祈っています。手ぐすね引いて待ってますよ(笑)。

_ 通行人H ― 2010年05月14日 16時14分14秒

日付けは入れませんが、F3でしたかコマ間データバックは
良かったです、マウントしてしまうと意味がありませんが(笑)
なので801はデータバックではなく、マルチ~を入手した次第です。

昔ですが、EOS 300/2.8の内蔵モーターが壊れて修理不能と
追い返されて激怒し、キャノンユーザーを辞めたと書いて
いるのを見たことがあります。
ニコンでも大差ないよ~と内心つぶやいてしまいました。
メーカーにとってはマニアみたいな人種もありがたくないと
かんがえているのではないでしょうか?
なんだかそんな気がしてなりません、大人しく文句や修理を
セズに定期的に新機種を値切らずに、店の勧めるまま購入する・・・
そんな人達が望ましいと考えているのではないかと。

巷ではマウント変更位しか注目されていませんが、件のAFモーター
にせよTTLにせよ、規格変更の際には明確なコメントを
出すのは企業の義務だと思います。
某政党のマニュフェスト並みの信頼度であったとしても
ある程度は方針なりロードマップなりをユーザーに明示する
義務があるのではないでしょうか。

ガチガチレンズはなじみの店経由で専門業者で修理しましたが
やはり完全には治りませんでしたね。
AiとAi-Sは新品で購入したものが計10本ほどありますが
こんな事は始めてでした。
使用頻度も高くないですし、もっと使っている、例えばAF-S 35/2
などはそんなことはありませんので、たまたまだったのかも
しれません。でも対応はたまたまではないと思われますけど、
やはり今思い出しましても変な対応ですねぇ、
クレーマーどころか強い物言いをしたり食い下がったりもしていませんし、
「あぁそうですか、それは残念」と言って帰ってきたので
楽な客と舐められていたのかもしれません(笑)

AFニッコールは初期の無印も部品保有期間が短かったかと
思います。
当時、カメラ屋でも初期のF-501/401辺りのお客で、修理不能
と言われて怒っている人が多くて困っているとか嘆いて
いましたっけ。

D50は1台位持っていても、良いかもしれませんね。
取り敢えずAFニッコールならば、使えそうですし。
バッテリもヘンテコなプロテクトがない最期の機種ではなかったかと。


私も第一にKiss Xを買うように勧めています。
仰る通り、誤解する人が多いのですが、アドバイスというのは
あくまでもその人に良いと思われる事をお教え、お勧めするのでありまして、
自分の好きな機種とかハイエンドを勧めるのは、それはもう
相談でも進言でもなんでもなくて、タダの信者の祝詞みたいな
ものだとおもいます、はい。

フィルムもコダクロームがお亡くなりになりましたね。
まだしぶとく冷蔵庫に記念として、何本か入っています。
現像打ち切り直前に2~3本撮ってみましたが、流石に外式
だけあって、10年位経っていても正常な発色でした。
フィルムに関しては、欧米の動向を見ておけばある程度は
予想がつくのではないでしょうか、私はそう思っています。
日本では入手困難でも、海外で入手できるのであれば
手はまだまだ残っていますが、ポラロイドみたいな事態に
なってしまうとお手上げですね。(復活しそうですが)

デジタルのハードルとしては、本気でやろうとしますと
結構高価なPCとモニタが必要ですよね、勿論それなりの
パソコンの知識も必要でしょうし。
それが、つまり出口での処理ができないと、コンデジでも
十分ということになってしまうのではないかと。

blogもぼちぼちと拝見させて貰っておりますが、流石に
斜め読みできる内容でもないので、時間が掛かりそうです。
ナショナルのストロボの話とか知りませんでした。

_ Haniwa ― 2010年05月15日 09時47分22秒

通行人H様
F3用のコマ間データバックはいいですか。F3を使っているので少し気になってはいたのですが。マウントもそうですが、プリントしたときにも日にちが分からなくなるので、もう基本は「画面内に日付」です(笑)。でもMF-18を見つけたら買ってみます(笑)。

サンニッパのような非常に高価なレンズが簡単に修理不能になるのは困りますよねぇ。どこの会社もだんだんとサービスは切り詰めてきていると思います。マニアはうまく活用しないとたぶんメーカーにとって邪魔な存在ですよねぇ。マニアはそのメーカーの「神話」やブランド力に貢献する面がありますが、メーカーのやりたい方向に異を唱えたりするので邪魔だと思うことも多いんだと思いますよ。それが某ニコンの人の「特定のカメラ趣味の人」発言に出ているんだと思います。
ttp://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/interview/20100208_346855.html
ニコン社員には「特定のカメラ趣味の人」が結構いるとは思いますけど(笑)。

騙したりするわけではないけれども「いいお客さん」みたいな存在はあるんでしょうね。まあ私も拘らない分野では店員の薦められるままに買うこともありますから、その分野のマニアの人から見たら「あーあ、そんなの買っちゃって…」というのかもしれません。

ニコンの場合、下級機から前の規格との互換性のない仕様にして少しずつ上の機種へと進めていってますよね。そこから読み取るしかないんでしょうね。ただ。スピードライトのTTL調光については下級機からというよりは新しい機種からみたいな感じになっているように思います。ロードマップなんて示せないんだと思いますよ。たぶんどんな方向に展開してもいいように社内で色々やってるんだと思います。だからニコンはここまで生き残っているとも言えます。もう決定事項でロードマップを示せるんなら示してほしいですが。

AFニッコールはかなりコストダウンしていますからねぇ。たぶんMFレンズよりも儲けが多いと思います。Ai AF Nikkor 50mm F1.4Dのピントリングのゴムを外したら、距離環と光学系の環とをセロテープで留めてあったのは驚きました。触ってたらぽろっと光学系全体が前に落ちそうになったことがあります(笑)。ついでに中を見ましたが、レンズ側のヘリコイドはプラスチックでした。
ttp://www.asahi-net.or.jp/~sp5j-hys/essays/essay11.html
プラスチックのヘリコイドが損傷したら光学ブロック全体を交換しないと直らないような造りなのかもしれませんね。あるいは、Ai AF Nikkor 85mm F1.8S(D)はニッコールでは珍しいRF(リアフォーカス)方式ですが、それが関係しているんでしょうかねぇ。

見もしないで修理を断られるというのはなんなんでしょうね。どこかで壊れた85/1.8を見つけて新宿のサービスに持ち込んで反応を見てみたい気もします(実際にやりませんが…)。

そうですね、デジタル一眼レフには電池のプロテクトが導入されていました。D50にはなかったですね。たしかに粗悪なリチウム電池程危険なものはないと思いますが、一律にプロテクト掛けてしまうのはどうなんでしょうね。D50はAi連動があるのがいいのと、彩度は高いですが素直な感じの描写だったので気になる存在でした(ニコンのキャンペーンで半日借りたことがあります)。

何を買ったらいいか分からない人というのは、要するに初心者なわけですから多くの初心者が買って長く続いているものがいいんだと思っていつもEOSの下級機を勧めています。今だったらちょっと奮発してEOS 7Dの方がいいのかもしれませんが。ニコンは使えるレンズやアクセサリーが複雑で「使えないわけではないがしかし…」というのを説明するのもサポートするのも嫌なので他人には勧めません(笑)。

コダクロームがなくなったときはショックでした。私も何本か冷蔵庫にあります。あの保存性がフィルムを使う理由の一つだと思っていたのに。もちろんコダクロームでしか味わえない描写というのも使う理由でしたが。

ポラロイドは復活したようです。ちょっと値段が高いようですが、フィルムも再生産しましたし、カメラも発売されるようです。根強い人気がありますからね。一番喜んでいるのはポラロイドカメラの在庫を抱えていた業者さんかもしれませんが(笑)。
ttp://haniwa.asablo.jp/blog/2009/12/07/4745187
ttp://haniwa.asablo.jp/blog/2010/03/25/4970506

そうですね、海外でフィルムがどれだけまだ使われているのかあまり知らないのですが、その辺の動向もよく見ておく必要がありますね。途上国が豊かになる過程で一般家庭でフィルムカメラを経ずにいきなりデジカメになる可能性もありますからね。家庭に有線電話が来る前に携帯電話が普及するみたいな。ただ、PCが普及していない場合にデジカメがどういう扱いなのか気になりますね。家のプリンターで直接プリントというのもランニングコストを考えると途上国では難しそうですし。Made in JapanのFM10がラインナップに残っているというのはそういう事情と関係あるのかなぁと想像しています。先進国でももっとフィルム回帰して欲しいです。

そうなんですよ、デジタル画像を扱うにはPCやモニターにお金が掛かります。モニターって大事なんですがいいものはかなりの値段しますからねぇ。PC本体がかなり安くなってきているだけにモニターにお金を掛けるのは辛いものがあります。ただ、モニターをけちるとちゃんとした画像処理は出来ないですよねぇ。富士のPRO160Cを使ってみた記事でパープル傾向があると画像を貼付けたのですが、メインのPCのモニターではちゃんと色の違いが見えるのに、10年選手(笑)のノートPCのモニターでは両者の違いが明確に分かりませんでした。
ttp://haniwa.asablo.jp/blog/2010/04/19/5028638
モニターって重要だと痛感しました。あとそうなると、キャリブレーションとかやらなければいけないことがどんどん増えてきます。RAW現像って現像の手間だけでなくそういう環境構築もちゃんとやらないいけないので、JPEGとは比較にならない程大変だと思います。

このブログ、ちょうど5年になりますのでどうでもいい記事(ばかり)が膨大にあります(苦笑)。

ナショナルのストロボは残念ですが、そうなるとニコンのストロボに外光オート機能は残しておいて欲しいですね。

_ 通行人H ― 2010年05月17日 06時01分44秒

いつもながらの丁寧、迅速なコメント 恐れ入ります。
現在 D3発売まで読みました(笑)
またインチキ中古 F3の話は以前、読んだ記憶がございまます。
(何かF3関連で検索していた時かと思います)
私も広角が好きですので、デジタル一眼に躊躇っていた
大きな動機でした、あと同様に買いたいボディがなかった
というのもございます。

どうもニコンの人の発言は傲慢無礼という感じがしてしまいますね。
偉そうな割には一貫や実現性が薄かったりもしますし。
お客様第一 = 新品を黙って購入してくれる人 という風に
読んでしまいます(笑)

普通は上の技術や仕様が下におりてくるものですが、仰せの通り
下のコストダウン仕様が段々と上がって行く様ですね。
たこ足開発も生物の進化ではありませんが、生き残りには
有利かもしれませんが、否定はできませんが、少々寂しい
気が致します。

なるほど、確かに軽いですものね > AF ニッコール
85/1.8 に付いて言えば他のAFレンズよりもフォーカスの
トルクが元々重目だった様な気がします。
故障や不具合はある程度仕方ないとは思いますが
対応する体勢も少しは考えて欲しいですね、
儲からないのは分かりますけど。

リチウムバッテリの危険性はその通りですし、安易に互換品
を勧めない姿勢はその通りだと思うのですが、あの純正の
値段を見ていますと、誰がどう見ても自分が儲けるために
言っているとしか思えないのですが・・・・(笑)
いわゆるパチモン電池などは、ご存じの通り国内でも純正の
半額程度で売られていますが、海外のサイトですと同じものが
更にその数分の一、千円以下だったりしますので、
かなり恐ろしいです。
D50も中古は相当に下がっていますから、間違って見かけたら
買ってしまいそうで恐いです。

電話は新規設備投資なら、優先よりも無線の方が安くつく
というのが最大の理由だと思いますが、カメラでも現像や
プリント設備を考えますと、同様の事が起こりそうですね。
FM10は私も海外途上国や業務用なのだろうと睨んでおります。
最近は知りませんが、お役所とか頭の堅いか設備のない
出版社だと、デジタル不可、印刷のみ受け付けなんて
処が恐竜の様に生き残っていそうですし。
トキやコダクロームではありませんが、無くなってしまえば
復活はほとんど不可能になってしまいます。細々とでも、
価格が上がっても、何とか継続していって欲しいと思いますし、
そうした努力をしている会社は尊敬に値すると思っております。

モニタも一時期、1万とか2万とかとんでもないシロモノが
全盛を極めまともな物は20万とかしましたが、最近ミドルエンド品、
カメラで言いますと大体D700位?、の品物が出始めました。
(実売10万円程度)
新しいものほど安くなるのは分かりますが、品質が落ちてゆく
のはちょっと理解できません(笑)

_ Haniwa ― 2010年05月17日 09時24分03秒

通行人H様
ブログはほとんどがその当時のままでその後の加筆とかほとんどしていませんので、過去の記事を読んで戴いて非常に恐縮です。

中古カメラ市でのF3購入時のトラブルですか。あのお店はキタムラに吸収されましたね。その後自費でオーバーホールしたのでF3は極めて快調です。

ニコンはこの10年で変わりましたよねぇ。新宿のサービスは以前と変わらずちゃんと対応してくれていますが、会社全体としてなにか古いユーザーに対する敵意のようなものを感じるときがあります。もし、過去のユーザーを切り捨てても新しくユーザーが来ればそれでいいなんて考えているのならば、ネズミ講と一緒でいずれ行き詰まりますよね(笑)。一部そんなネズミ講的な発想の人がニコンに混じっているような気もします。景気悪いので色々切り捨てたい気持ちは分かりますが。

技術は上から降りてくるのですが、コストダウン仕様は下から上がっていきますね。フラッグシップ以外のAi連動はそのうちなくなると思います。まだフラッグシップの一つ下のD700まではAi連動していますが。

機械ですから壊れるときもあると思いますが、見もしないで修理拒否というのはやめて欲しいですねぇ。そのうち点検も有料になるかもしれませんね。

リチウムバッテリーが危険なのと、サードパーティを一律に排除することの間にはちょっと飛躍がありますよね。まあニコンが危険なサードパーティ製電池だけを排除するために保護回路の有無をチェックする仕様とか入れることはあり得ないとは思いますが(笑)。

サードパーティ排除だと、純正電池が手に入らなくなった時点でそのカメラは全く使えなくなりますからね。電池で儲けることと、10年20年と長く使われることを排除する意味があるのではないかと。これだけデジタル一眼レフの性能が上がってきますと、用途によっては今後10年間いまの描写性能で十分とかいう人も出てきますから。

D50はなんどか買いそうになっては、APS-Cだから…と踏みとどまっています(笑)。APS-Cのカメラを買うのならばD300を買った方が幸せになれそうですし。

そうなんですよねぇ、一度無くしてしまったものを復活させるのはものすごく労力も資金もいるので、できるだけ継続してもらいたいんですよねぇ。コダクロームはそういう意味では復活はもう無理なんでしょうね。末期はポラロイドの方がユーザーは多かったのかもしれませんし。

モニターを買い換えるときに10万円のは買えませんでした。もう少し下のを買ってしまいましたが、お店に行くと1万円台のモニターがずらっとあってびっくりしたことがあります。さすがに1万円台のは店頭で見てもちょっとべたっとした感じに見えたので、財布と見え具合の妥協点で買いました。キャリブレーション関係も買いたいのですが、いいものは高いですよねぇ。

品質が落ちていくのは一眼レフのファインダーが典型ですよねぇ。だからEVFとか僭称「一眼」とかになっていくんだと思います。安ければいいという層もあるので難しいとは思いますが、一眼レフのファインダーについては、なんのためにミラーを入れてフランジバックを長く取っているのかを考えて欲しいと思うのです。ピントの見えない一眼レフなんだったらもうミラーを取った方がいいという方向に行くのは必然です。

_ 松ちゃん ― 2010年08月19日 19時18分30秒

初めまして。ふとしたきっかけでこのブログにたどり着き記事を読ませてもらいましたがとても楽しく読ませてもらいました。
厚かましいと思いますがこの記事でちょっと気になったことがあったのでコメントを書かせて貰います。

> ニコンのGタイプレンズも絞り環こそないが、絞りレバーの動きはAi-Sタイプと同じであり、絞りレバーの位置でF値が決まっているはずである。

この部分ですが、絞りレバーの位置はF値で決まっていません。絞りレバーの位置は開放から何段絞られているかが分かるだけです。ですので開放F値がいくつであっても同じ位置にあり、その開放からの移動量で開放から何段絞られているかが分かります。
ですのでマウントアダプタにF値を書くことは出来ないんですよね。
もし絶対的なF値が知りたければ、レンズに付いている開放F値連動ガイドから開放F値を取得してそれに絞りレバーの位置から何段絞られているかを足して実際の絞りを求めるしか有りません。

なので使いやすいマウントアダプターを作るのは難しいですね。

_ Haniwa ― 2010年08月19日 21時04分08秒

松ちゃん様
ありがとうございます。

手元のレンズの絞り連動レバーを見てみましたが、動きの幅が1cmもないので明らかに絶対値なのかは分かりませんでした。しかし、開放値のときのレバーの位置がほとんど同じなのは確認できました。ボディ側の絞り連動レバーがリリースされたときに開放値の位置まで来ないと開放値場合絞りが残ってしまうので、仰るように開放F値の値に関わらず開放状態のレバーの位置は同じはずですね。本文を訂正しておきます。

ご指摘ありがとうございました。

Gタイプレンズは、CPUから開放F値情報を読取ってそれをボディ側の絞り連動レバーの開放から何段という情報と合わせて絞り連動レバーを止める位置を決めているんですね。どうせ絞り環無くすのならレンズ側の絞り連動レバーの位置をF値によって位置を決めればいいのに面倒なAi-S仕様を引き摺っているんですね。そんな中途半端なことするぐらいなら絞り環残しておけばいいのに、と思いました。今日発表の85mm F1.4GもDタイプを併売しなくて済むのに(笑)。

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