富士フイルムの製造販売終了についてヨドバシカメラできいてみた2010年02月01日 00時00分00秒

ナショナルフォートの発表では、5本売りパックを新設して存続することになっているフィルムが、富士フイルムのサイトの「価格表/JANコード表」では無くなることだけが書かれていて5本パック新設などの情報がない。

たとえばナショナル・フォートの情報では、

製造販売終了 ネオパンアクロス100 120**
**5ロールパックを新発売予定

とあるものが、富士フイルムの「価格表/JANコード表」では、

ネオパン 100 ACROS 120 (*1)
*1:在庫終了次第、販売終了とさせていただきます。

とだけしか書かれていない。これではネオパン 100 ACROS 120も無くなってしまうようにしか読めない。

それで、昨日(2010年1月31日)出掛けたついでにヨドバシカメラ某店のフィルム売り場できいてみた。

Haniwa「富士のフィルムで何が無くなって何が残るのか分かる一覧表のようなものはないですか?」

ヨドバシカメラ店員「ちょっとお待ちください」
と、どこかに電話して確認している。

ヨ「すみません、お客様にお見せしたりお渡しできるような形では今ご用意できていません」

H「富士フイルムからはまだ通知が来ていないということですか?」

ヨ「いえ、そういうわけではありません」

H「では、製造販売終了はまだ本決まりじゃないということですか?」

ヨ「いえ、通知は来ているのですが、お客様にお見せしたりお渡しできるようなものは無いということです。出来次第掲示致します。」

H「じゃ、今現在何が無くなるのかここでは言えないということですか?」

ヨ「そうです。申し訳ありません。」と頭を下げる。

うーん、どうなっているんだろう。富士フイルムから販売店への通知を見せるわけにはいかないのかも知れないが、何がなくなるのかぐらい教えてくれてもよさそうなのに。ということで役に立たない情報ですまん。富士フイルムに何が残って何が無くなるのかという形でもう一度質問するしかない。

【関連】
富士フイルムにネオパンプレスト400 120サイズ終了について聞いてみた ― 2010年01月29日
富士フイルムプロフェッショナル製品一部製造販売終了のお知らせ ― 2010年01月28日
富士フイルムがまたまた銀塩フィルムを整理、120や135-24や大判が対象(追記あり) ― 2010年01月21日

【関連追記:2010年2月2日】
富士フイルムの今回の製造販売終了で代替品無しになくなるものを電話で確認した ― 2010年02月02日

【関連追記:2010年3月18日】
富士フイルムNEOPAN 400 PRESTO(120)製造販売終了の理由はPFOS規制? ― 2010年03月18日
【関連追記ここまで】

富士フイルムの今回の製造販売終了で代替品無しになくなるものを電話で確認した2010年02月02日 00時00分00秒

2010年2月1日夜から2日未明に関東地方南部に降った雪:GR DIGITAL、28mm相当、F3.5、1/500sec、プログラムAE、-0.3EV、マルチパターン測光

今回の富士フイルムの写真フィルムの製造販売について、代替品なしになくなるフィルムの種類が分かりにくいことは昨日の記事に書いた(富士フイルムの製造販売終了についてヨドバシカメラできいてみた ― 2010年02月01日)。

それで、また富士フイルムの「お客さまコミュニケーションセンター」に電話して確認してみた。その結果、代替品なしに製造販売終了になるのは以下の8種類とのこと。

黒白フィルム
プレスト400 120
アクロス100 11×14

プロ用ネガフィルム
プロ160NC 120 12枚撮り
プロ160NS 120 6枚撮り

リバーサルフィルム
プロビア100F 11×14
T64 4×5
T64 8×10
T64 QL4x5

また、製造販売終了の告知がWEB上にないことと、何がなくなって何が残るのかが明確でないこと(たとえばアクロス100 120は5本パックが新設されて残るのだがそういう記述がサイトにない)を改善するように要望した。そうしたら、おねえさんはサイト上にまとめを載せられるように準備中と回答をくれた。販売店への告知と同時にやって欲しいよなぁ。

【関連】
富士フイルムの製造販売終了についてヨドバシカメラできいてみた ― 2010年02月01日
富士フイルムにネオパンプレスト400 120サイズ終了について聞いてみた ― 2010年01月29日
富士フイルムプロフェッショナル製品一部製造販売終了のお知らせ ― 2010年01月28日
富士フイルムがまたまた銀塩フィルムを整理、120や135-24や大判が対象(追記あり) ― 2010年01月21日

【追記:2010年2月8日】
富士フイルムから正式にお知らせが2月5日付で出ていた。
販売終了製品のご案内(2010年2月5日富士フイルム株式会社)

日頃より富士フイルム製品をご愛用賜り、誠にありがとうございます。
下記の製品は、当社の在庫がなくなり次第、販売終了とさせていただきます。
お買い求めにあたりましてはお近くのご販売店さまにお問い合わせください。

銀塩フィルムの市場は縮小が続いており、ラインアップ・包装単位の見直しを行うことで、
今後とも継続してご利用いただける体制づくりを進めてまいります。
皆さまにはご不便をお掛けいたしますが、何とぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

(以下略)

【追記ここまで】

【関連追記:2010年3月18日】
富士フイルムNEOPAN 400 PRESTO(120)製造販売終了の理由はPFOS規制? ― 2010年03月18日
【関連追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。
2010年2月1日夜から2日未明に関東地方南部に降った雪:GR DIGITAL、28mm相当、F3.5、1/500sec、プログラムAE、-0.3EV、マルチパターン測光

フィルムの話題だからフィルムの写真を貼ろうかと思ったのだが、昨日の夜から今朝の未明に掛けて珍しく関東地方南部でも雪が積もったのでその写真。ちゃんとフィルムも使ってるから安心してくれ(誰に言ってるんだろう-笑)。

Core i5 750とNikon Scan 4.02でICEありバッチスキャンは無理なのか2010年02月03日 00時00分00秒

去年末にPetium 4・Windows XP ProfessionalのPCが壊れて、新しくPCを買った話は既にした。そして新しいPCの環境ではDigital ICEというゴミ取り傷取り機能を有効にしたままバッチスキャンをすると「スキャンに失敗しました」となってスキャンできないことも報告した(DELL Vostro 430 BIOS 2.0.2、Core i5 750、メモリ4GB、NVIDIA GeForce GT220 1GB、Windows XP Pro SP3、NikonScan 4.0.2)。
COOLSCAN 5000 ED(Nikon Scan4)のICEありバッチスキャンに失敗する ― 2009年12月27日
COOLSCAN 5000 ED(Nikon Scan4)のICEありバッチスキャン一応の解決 ― 2009年12月28日

その後なんとか確実にICE有効でバッチスキャンが成功する方法はないかと、BIOSの設定を変えたり、ページファイルの大きさやページファイルの置くドライブを買えたり、NikonScan4のTempファイルの置き場所を変えてみたり、USBの接続するところを変えてみたりさらにはUSBのカードを増設してそこにSUPER COOLSCAN 5000 EDをつないでみたりしたが、確実にICE有効でバッチスキャンが成功する条件を見つけることができなかった。同じ条件でももう一度バッチスキャンをやり直すと何枚かはうまくいくが途中で失敗したり、6コマ完全にスキャンできることもあって、失敗する条件がわからない。確実に言える条件はICEを無効にしてバッチスキャンをする限り問題ないということだけ。おそらくスキャン中のデータをどこかに書き込むタイミングかなにかがうまくいっていないのだと思う。LynfieldのCPUはノースブリッジ(IOH)にあたる機能がCPUに内蔵されたため、ノースブリッジが存在しないといった特徴があるが、これがNikonScan4の想定外なのかも知れない。

私がPCをノートPCでなくてデスクトップPCにしているのは、フィルムスキャナを快適に使いたいがためだけなのだ。そして、フラットベッドスキャナでなくてフィルムスキャナを使うのは、ニコンの赤外線を使ったDigital ICEが優秀でかつSUPER COOLSCAN 5000 EDのバッチスキャンは一コマずつ設定を変えることができつつも一度に6コマ(アクセサリ使用でもっと連続可能)スキャンできることなのだ。ICE有効でバッチスキャンできないのなら、新しいPCは無駄にでかいだけだ。ネットをしたりちょっとWordたExcelを使うぐらいならもっと小さくて安いノートPCがいっぱいある。ああ無駄金使ったなぁ。

それで、もうIntel Core i5 750(Lynnfield)でSUPER COOLSCAN 5000 EDを使うのは無理だと思った。こうなったら、壊れたPCを修理するか、Pentium 4時代の中古PCを買うしかない。それで中古屋で少しPCを見てみた。フィルムスキャナ専用で使うPCだからあまり拡張性がなくてもいい。CPUのクロックが高くてメモリが多くてHDDはそこそこあればいい。しかし、小型の筐体のものはメモリがたくさん積めずCPUもしょぼい。CPUのクロックが高いものはメモリもたくさん積めるが筐体がでかい。ミニタワー型になってしまう。すでにDELL Vostro 430のミニタワーがあるところにさらにミニタワーを置くことを家族に提案したが「自分の部屋に置け」という意見が…。自分の部屋に置いてもいいが、そうするとモニターも買わないといけない。フィルムスキャンをするのだからあんまり安物のモニターは使いたくないし、かといってまた新しくモニターを買うのはちょっとなぁ。今のPCの横に置いてモニターは共用するのが一番安上がりなのだ。設置場所はなんとか説得するとして、ICE有効のフィルムスキャンが捗らないのはいらいらするので近いうちに中古のPentium4のXP機を買いたい。その場合64bitでもいいなぁと思ったのだが(NikonScan4は64bitはXPまでしか対応していない)、ちょっと見て回った限りではOSがXP 64bitの中古はなかった。もう少し真剣に探してみよう。ああ、Vostro 430が無駄。最初から中古PC買えばよかったのだ。


参考のために色々試してみて改善しなかったことを列挙しておく。

以下のBIOS設定をそれぞれ無効にしてみたが効果がなかった。

Intel(R) HT Technology(Hyper ThreadingただしCore i5 750はHT非対応)
Intel(R) SpeedStep(tm) Tech
Intel(R) Turbo Mode Tech(Turbo Boost)
Intel(R) C-State Tech

Turbo Boostを無効にするとICEやGEMやROCの処理が少し遅くなった。まあクロック数が上がらないのだから当たり前と言えば当たり前。ちょっと遅くなってもこれでICE有効のバッチスキャンができたらよかったのだが。DELLのBIOSの場合、クロックを下げるような項目はないので、のきん様が「CPU倍率をx10(i5の定格はx20)に抑制すると、エラー無しでバッチスキャンできるようです。」と仰った設定にすることができない。DELLのBIOSは設定項目が少ない。

また、ページングファイルをCドライブに置いて固定してみたり(上限下限を同じにする)、Dドライブに置いてみたりしたが、効果がなかった。

NikonScan4の一時ファイルの場所をデフォルトのCドライブからDドライブに変えてみたりしたが効果がなかった。

「ハードディスクに保存」にしたりしなかったりしたら効果のあったときもあったが、最近は全く効果がない。

タスクマネージャでNikonScan.exeの優先度を上げたり下げたりしたが、ICEありのバッチスキャン失敗は改善しなかった。また、4つあるCPUのうち一つだけをNikonScan.exeに割り当てても効果がなかった。

セキュリティソフトのNorton Internet Security 2009のAuto-Protectを無効にしても効果がなかった。

LynnfieldにはUSBの不具合があるというので、SUPER COOLSCAN 5000 EDを接続するUSB端子を色々変えてみたが効果がなかった。デバイスマネージャで確認すると、DELL Vostro 430の場合背面の6個のUSB端子は同じものが分岐しているようだった。また前面の4個のUSB端子のうち左の2個は背面と同じところから分岐していて、全く別のコントローラーに繋がっているのは前面の右2個だけだった。この前面の右2個にSUPER COOLSCAN 5000 EDだけを繋いでも変化無し。さらにPCIスロットに新たにBUFFALOのIFC-USB2P4というUSBインターフェースボードを追加してそこにSUPER COOLSCAN 5000 EDにつないでも効果がなかった。

BUFFALOのIFC-USB2P4というUSBインターフェースボードは、Windowsが起動してからでないと使えないという代物で大失敗だった。取り付け前にドライバを入れなければいけないので変だなと思ったのだが後の祭り。Windowsが起動してからでないと使えないので、ここにキーボードやマウスを隔離して使うことができない。セーフモード時にも機能しないUSBボードなのであった。こんな重要なこと箱に大きく書いておけよ。ああ、無駄金使った。ゴミボードだった。

【関連追記:2010年3月8日】
VMware Player ― 2010年03月08日
修理後さっそくスキャン、即失敗、鬱… ― 2010年03月06日
SUPER COOLSCAN 5000 EDが返ってきたが、「正常」 ― 2010年03月06日
Nikon SUPER COOLSCAN 5000 EDが修理から返ってこない ― 2010年03月05日
ニコンCOOLSCAN 5000 EDを点検・修理に出してきた ― 2010年02月23日
Mac mini が気になる今日この頃 ― 2010年02月10日
ICEありスキャンで失敗するのはネガのみ ― 2010年02月04日
Core i5 750とNikon Scan 4.02でICEありバッチスキャンは無理なのか ― 2010年02月03日
COOLSCAN 5000 ED(Nikon Scan4)のICEありバッチスキャン一応の解決 ― 2009年12月28日
VueScanをCOOLSCAN 5000 EDで試してみる ― 2009年12月28日
COOLSCAN 5000 ED(Nikon Scan4)のICEありバッチスキャンに失敗する ― 2009年12月27日
【関連追記ここまで】

【追記:2010年3月11日】
VMware環境でCOOLSCAN 5000 EDのICEありバッチスキャンに失敗しなくなった ― 2010年03月11日

ニコン、Windows 7 対応についてのご案内の更新2010年02月03日 00時00分01秒

ニコンのWindows 7 対応についてのご案内が更新された。
Windows 7 対応についてのご案内(ニコン)

フィルムスキャナー

下記の機種については、ソフトウェアのNikon Scan 4を含め、今後の対応について検討中です。
SUPER COOLSCAN 9000ED, SUPER COOLSCAN 8000ED, SUPER COOLSCAN 5000ED, SUPER COOLSCAN 4000ED, COOLSCAN V ED, COOLSCAN IV ED

進展なし。とほほ。Windows 7に対応してくれて Intel Lynnfield で不具合なくNikonScan 4が動くんなら、中古のPC買わなくて済むんだけどなぁ(新しく買ったPCはWindows 7 Proのダウングレード権行使でXP Pro SP3をインストールしているため)。

しかし、このニコンのページは何がいつ更新されたのかまったく分からないなぁ。今回何が更新されたのか分からん。以前のスクリーンショットや魚拓と比較するしかない。不親切だなぁ。

【追記】
Googleのキャッシュと比較すると、変更箇所は「ソフトウェア」の1. Nikon Transfer、2. ViewNX、5. nik Color Efex Pro、7. WT-4 Setup Utility / Thumbnail Selector、11. UPLINKのようだ。
【追記ここまで】


Mac OS X v10.6 “Snow Leopard” 対応についてのご案内(ニコン)も更新されている。

7. 上記以外のソフトウェア
下記のソフトウェアについて、対応予定はございません。
(略)
・Nikon Scan シリーズ
(略)

これは以前からの通り。しかし、今もって残念。

ICEありスキャンで失敗するのはネガのみ2010年02月04日 00時00分00秒

函館・金森赤レンガ倉庫:Nikon F100、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F11絞り優先AE、+1 1/3補正、Kodak PORTRA 400VC、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED

更新が遅れてすまん。Nikon SUPER COOLSCANを新しいPCの環境でDigital ICEありでスキャンすると失敗する件のつづき。興味ない人にはおもしろくなくてすまん。もう先月から家にいて時間のあるときは様々に設定を変えてフィルムスキャンしている。もう嫌になってきた…。

それで、ずっとネガカラーでのICE有効のスキャンを試していたのだが、リバーサルフィルムのスキャンを試してみたら、これはフィルム1本36コマまったく問題なしにスキャンできた。エラーがないとこんなにもスキャンが捗るのかと感激した(笑)。

そして、いままではICE有効のバッチスキャンに失敗して、1コマだけのICE有効のネガカラーは失敗したことがなかったのだが、昨晩初めて1コマのネガスキャンで「スキャンに失敗しました」が出た。うーん、何が原因なんだろう。ネガのときだけ出るというのも分からない。リバーサルと違って反転処理が必要だからか。分からん。そしてもう一度スキャンし直すと今度はちゃんとスキャンする。これはバッチスキャンでも同じ。ただ、バッチスキャンの場合は次のコマ以降でまた「失敗」が出るのだが。

そうすると、モノクロではICEはもともと使えないから、スキャンに失敗するのはネガカラーだけということになる。ネガカラーでの撮影が一番多いのだが、そのスキャンのためだけにもう1台PCを中古であれ買うのは、置き場所の問題やモニターの問題などもあってちょっと悩む。

もういちどVuescanを使って見たのだが、Vuescanではゴミ取り機能を有効にしたままネガフィルムをバッチ処理してもエラーにはならなかった。そして、フィルムのタイプをGENERICにしたままだと色も変にならずになんとかなりそうだ。ただ、PORTRAの場合はいかにも「ネガをスキャンしました」みたいなややパステルカラーっぽい色になる。Vuescanには色を補正するパラメーターはあるのだが、グラフィカルな操作ではなく、スライダーか数値入力なので使いにくい。カラーバランスの白点・黒点・グレーポイントといったものも見あたらない。使いにくいなぁ。しかし、PCをもう1台買うよりはネガのスキャンだけVuescanを使うことにした方が出費は少ない。どうしたものか。

PCを変える前は問題なく動いていてPCを変えたら発現した症状なので本体故障の可能性は非常に低いのだが、スキャン専用のPCを買う前に一度ニコンのサービスステーションでフィルムスキャナ自体を点検してもらった方がいいかもしれない。ああ、面倒だなぁ。


写真は記事とは関係ない。
函館・金森赤レンガ倉庫:Nikon F100、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F11絞り優先AE、+1 1/3補正、Kodak PORTRA 400VC、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED

【関連】
Core i5 750とNikon Scan 4.02でICEありバッチスキャンは無理なのか ― 2010年02月03日
COOLSCAN 5000 ED(Nikon Scan4)のICEありバッチスキャン一応の解決 ― 2009年12月28日
COOLSCAN 5000 ED(Nikon Scan4)のICEありバッチスキャンに失敗する ― 2009年12月27日

【関連追記:2010年3月8日】
VMware Player ― 2010年03月08日
修理後さっそくスキャン、即失敗、鬱… ― 2010年03月06日
SUPER COOLSCAN 5000 EDが返ってきたが、「正常」 ― 2010年03月06日
Nikon SUPER COOLSCAN 5000 EDが修理から返ってこない ― 2010年03月05日
ニコンCOOLSCAN 5000 EDを点検・修理に出してきた ― 2010年02月23日
Mac mini が気になる今日この頃 ― 2010年02月10日
【関連追記ここまで】

【追記:2010年3月11日】
VMware環境でCOOLSCAN 5000 EDのICEありバッチスキャンに失敗しなくなった ― 2010年03月11日

フィルムスキャナカテゴリを追加しました2010年02月05日 00時00分00秒

フィルムスキャナのカテゴリを追加しました。過去のフィルムスキャナ関連の記事全部に反映させるまで少々お時間をください。とりあえず最近のものはフィルムスキャナカテゴリに追加してあります。

函館・摩周丸2010年02月05日 00時00分01秒

摩周丸:GR DIGITAL、28mm相当、F11、1/1320sec、ISO400、プログラムAE、-0.3EV

青函連絡船が1988年になくなってからもう22年も経つ。一度も乗ったことはないのだが、機関車や客車や貨車ごと船に乗せられる青函連絡船は私がこどもの頃、雑誌や本に図解がよく載っていた。

その青函連絡船のうち摩周丸が函館駅のすぐ近くに当時のまま係留されて展示されている。青函連絡船はほかに東京の船の科学館に羊蹄丸が保存されていてこれは何回か行ったことがある。青森にも八甲田丸が保存されているらしいのだが、これは行ったことがない。今度寝台特急あけぼので行ってみるか。

摩周丸は内部が全部公開されているわけではないのが残念だった。もしかしたら見落としていたのか冬期閉鎖中だったのかもしれないが、機関部や列車が直接入っていた部分などは見られなかった。列車が船に直接乗り入れているという部分こそがこの船を保存する意義なのだと思うのだが。通路などを上手く工夫して安全に当時のメカニズムを見学できるようにして欲しい。模型での説明はあったが、実物があるのだからそれを見せて模型で説明すればなお分かり易いはず。お台場(というか「13号地」といった方がピンと来るが)の羊蹄丸の方は中がナムコのテーマパークのようになっていて青森駅の雰囲気を伝えるようになっていた。予算の問題もあると思うが、そういう昭和テーマパークの方向性もありだと思う。頑張れ、摩周丸。

【関連追記】
函館市青函連絡船記念館 摩周丸(特定非営利活動法人語りつぐ青函連絡船の会)
【関連追記ここまで】


摩周丸:GR DIGITAL、28mm相当、F11、1/1320sec、ISO400、プログラムAE、-0.3EV

函館朝市でISO400設定にしたまま屋外で撮ってしまった。GR DIGITALのISOオートはISO156までしか上がらないが、ISO400まで上がってくれるとありがたい(ISO400からの戻し忘れがなくなるから)。しかし、もう初代GR DIGITALのファームアップは終了しているのでこれは仕方ない。

Kodak プラスXパンモノクロフィルム(125PX)2010年02月08日 00時00分00秒

京浜急行電鉄(仲木戸-神奈川・間):Nikon F-301、Ai Nikkor 28mm F2.8S、F8、1/250sec、Kodak Plus-X PAN(ISO125)、L37c、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED

新しいCore i5 750のPCでNikon SUPER COOLSCAN 5000 EDのICE有効ネガカラースキャンでエラーが出るので疲れて、エラーのでないモノクロフィルムを使ってスキャンしてみた。フィルムは、さきごろ製造終了になって流通在庫のみのKodak PLUS-X PANフィルム(コダックプラスXパン、125PX)。

1本撮ってみただけでいうのは非常におこがましいのだが、これは感度ISO125のTRI-Xのようだ。力強い描写の感じだ。現像は外注にだしているのでどういう現像処理かはわからない(笑)。そういうテキトーな印象なので参考にならないかもしれない。

コダックにはまだT-MAX100(TMX)があり、富士フイルムにはネオパンアクロス100があるのでまだ選択肢はあるとはいえる。しかし、TMXもアクロスももう少し軟調な感じなので、こういうガツンとした感じのISO100付近のモノクロフィルムの選択肢は減ったことになる。最初のプラスXフィルムは1938 (昭和13)年発売、プラスXパンは1941 (昭和16)年発売とある(どちらも映画用)ように、非常に歴史のあるフィルムだった。まあ、硬調のフィルムで階調を出すのは難しいが、軟調のフィルムを硬調にすることは可能なので、仕方ない整理統合なのかもしれない。しかし、こういうカリッとした写りもいいなぁ。

ちなみに、ヨドバシカメラで現像とL版の同時プリントを頼んだら合計税込1840円(現像405円+L版機械焼きプリント1枚41円×35枚)だった。処理は中1日であがってくる。ネガカラーの同時プリントはコダック純正処理の同時プリントパックでプリント枚数に関係なくで税込898円なので、モノクロの方は結構高く感じてしまう。モノクロのプリントの方が安かったのは昔の話だ。

【関連】
Kodak TMZ,PX,EPP,EPY 製造販売終了 ― 2009年09月17日


京浜急行電鉄(仲木戸-神奈川・間):Nikon F-301、Ai Nikkor 28mm F2.8S、F8、1/250sec、Kodak Plus-X PAN(ISO125)、L37c、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED

メーカーインタビューニコン編(デジカメWatch)2010年02月09日 00時00分00秒

神奈川体育館(神奈川スケートリンク):Nikon F-301、Ai Nikkor 28mm F2.8S、F8、1/250sec、L37c、Kodak Plus-X PAN(ISO125)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED

更新が遅れてすまぬ。今日は、最近あんまり紹介していないデジカメWatchの記事だ。あんまり紹介してしないのは、デジカメWatchの記事がおもしろくないというよりは、デジカメ自体がおもしろくない、欲しいものがないという理由による。作っている人売っている人には悪いが、詳細なスペックを見たい気にもならないようなデジカメばかり出てきてつまらない。

それで、株式会社ニコン 映像カンパニー マーケティング本部 第一マーケティング部 ゼネラルマネジャーの笹垣信明氏へのインタビューである。なんかつまらないインタビューだよね。まったくわくわくしない。本来ならスルーしたいところだが、あんまりフィルムスキャナの不調の件を毎日書いても皆がおもしろくないだろうから、今日はこちらを取り上げた。
メーカーインタビュー--ニコン編 明るい単焦点レンズと高性能な小型ズームレンズを投入(デジカメWatch)

気になったのは以下の部分。

――D300、D3とハイエンドモデルの更新も昨年の話題でしたが、一方でニコンフェローの後藤哲朗氏は、D3並の画質をコンパクトなボディで実現させる必要性について話していました。八方美人で何でもできるカメラとなれば、大きくなってしまうのは致し方ないところですが、もっとシンプルなのだけど画質はD3並といった機種は考えられませんか?

それは常に議論しています。しかし、普通のお客様に話を聞くと、やはりせっかく持つのであれば、いろいろな面で気の利いた製品がいいという方が多い。さまざまな人の満足できる製品を作ろうとすると、どんどんサイズが大きくなって、結局はD3と同等のサイズになってしまいます。かといって、ターゲットを絞りすぎると、特定のカメラ趣味を持つ人だけにしか喜ばれない製品になる。

結局、必要とする機能を搭載した上で小型にするしかないのですが、こればかりは難しい問題です。どうニーズを集約するか。もっとも、技術的に少しづつ改善出来ている部分もあります。消費電力低減やLSIの進歩などもあり、近い将来、小型・高画質モデルという方向も企画として可能になるとは感じています。

「ターゲットを絞りすぎると、特定のカメラ趣味を持つ人だけにしか喜ばれない製品になる。 」ですと。要するにプロとファミリーユーザーなどしか相手にしない、と。最近のニコンがつまらないのはこの辺に理由がありそうだ。そして機能を削るのは嫌だから、機能を削らずに小型化するには技術の進歩を待たなくてはならない、と。それは廉価版のFXボディじゃなくて、D3、D700クラスのカメラを将来小型化するということなのだろう。廉価版FXなど出す気はない、と。【追記】あと、「普通のお客様」とか(笑)。そうか後藤氏の意見にうんうんと相槌を打つ人は「普通でないお客様」なんだな(笑)。「お客様」ですらなくて「異常なマニア」扱いだったりして…。【追記ここまで】

ああ、そうですか。ニコンの新製品を買うことはもうなさそうですなぁ。せいぜいデジカメで儲けて永く旧製品のメンテナンスを続けてくださいなとしか言いようがないなぁ。

話は前後するが、ここの部分もちょっと同意しかねるなぁ。

――D40を発売した際、当時の商品企画のトップだった風見一之氏は「D40でもまだまだ高い、小さく、軽くすることでハードルは引き下げたけれど、もっともっと手軽に写真を楽しめるように安価な製品を企画できなければならない」と話していました。D3000では価格帯はそのままに高画素という方向に行きましたが、低価格化という方向はどのように見ていますか?

将来的には、さらに安価に、誰もが手軽に購入できる一眼レフボディをとは今も考えています。どのようにして価格を下げられるか、研究の真っ最中です。(目標は? との声に)社内的には、どのくらいの価格帯という目標を持っていますが、まだ外部にはお話できません。しかし、一眼レフカメラを使ってみたいけど、まだ持っていない、買おうかどうしようかと悩んでいる方も、きっと思い切って買える値段になります。

デジタル一眼レフって高いからまだ買っていないのかなぁ。安くすればいいのか。素通しのピントの見えなくて倍率の低いファインダーで「これが一眼レフですよ」って言うのか。一眼レフでないものを「一眼」というのも恥知らずだが、ピントの見えないファインダーで「一眼レフ」だというのも恥知らずだ。なんのためにわざわざミラーを入れてバックフォーカス長く取っているのか。だったらミラーレスの方がいいよ。どこのメーカーでもいいから手頃な値段でミラーレスの35mmフルサイズ機出しておくれ。それこそ技術の進歩でコントラスト方式のAFでも位相差方式のAFに劣らなくなったときに素通しファインダーの一眼レフは恐竜のように滅びるだろう。要らんわ、そんなカメラ。ミラーレスについては最後の方に研究はするけどやるともやらんともはっきりしない態度を示している。まあやるとしても今の段階で「やります」とは言えないのだろうなぁ。

しかし、私はミラーレス機がベストだと言いたいのではない。逆だ。ちゃんとしたファインダーの一眼レフカメラを作れと言いたいのだ。ファインダーでピントが見えないんなら一眼レフである必要はないからそれだったらミラーレスの方がいいと言っているまで。よくあんなファインダーで恥ずかしげも無く「一眼レフ」とか言えるよなぁ。

――今年も継続して現行ラインナップの更新をしていくのだと思いますが、何かテーマにしていることはありますか?

レンズラインナップに対する要望を多く戴いているので、レンズの充実をひとつの目標にしています。ニーズとしては明るい単焦点レンズと、小型高性能なズームレンズ。そのあたりは今年、数本を出して行きたいと思います。

絞りリング付きで出しておくれ。絞り環のないレンズは要らん。絞り環ないとミラーレス機が出たときに使い回せないからなぁ(笑)。それを見越して囲い込もうというつもりで絞りリングなくすのなら、ニコンが出すかも知れないミラーレス機は買わないまでだ。いずれ他社が35mmフルサイズミラーレス機を出すだろう。おそらく安いカメラ路線は他社がそういう競合機を出せないぐらいに他社を疲弊させようという作戦だろう。頑張れ、ニコン以外の会社!今頑張らないとニコンとキヤノンのカメラが市場を独占してファインダーのアレな絞り環のない一眼レフだけの世界になってしまう。

あと、こんなことまで言わなければならなくなる日が来るとは思わなかったが、絞り環だけでなく距離指標も無くすな。AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8 Gってどうして距離指標もないの?置きピンしにくいじゃないか。ファインダーでピントが見えず、距離指標もなければどうやって置きピンするの?CONTAX GシリーズみたいにダイヤルでMFの距離を決定できたりするのか?そこまでの機能はないよね。それでも「いろいろな面で気の利いた製品」なんて言うのか。こういう基本的な撮影機能もろくになくてごちゃごちゃとなくてもいいような機能を満載するのか。

後藤哲朗さん、こんなニコンでいいのでしょうか?

【追記】
新レンズ2本発表来ました。
AF-S NIKKOR 24mm F1.4G ED
AF-S NIKKOR 16-35mm F4G ED VR
当然のように絞りリングないです…。あと、24mmよりも28mmの方が好きです…。F4通しは標準ズームや望遠ズームも欲しいなぁ。もちろん絞り環ありで…。
【追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。
神奈川体育館(神奈川スケートリンク):Nikon F-301、Ai Nikkor 28mm F2.8S、F8、1/250sec、L37c、Kodak Plus-X PAN(ISO125)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED

このAi Nikkor 28mm F2.8Sは新品で買ったものだが、このところどうも周辺が流れ気味(というか絞っても周辺にピントが来ない)のような気がする。あんまり使用頻度が高くないのだが、以前はそんなことはなかったと思う。どこか玉が緩んでいるのかもしれない。これも点検に出さないといけないなぁ(鬱)。

Mac mini が気になる今日この頃2010年02月10日 00時00分00秒

京浜急行電鉄仲木戸駅:Nikon F-301、Ai Nikkor 28mm F2.8S、F8、1/250sec、L37c、Kodak Plus-X PAN (125PX、ISO125)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED

既に何度も書いているのだが、フィルムスキャナNikon SUPER COOLSCAN 5000 EDがうちの環境ではスキャンに失敗することがある(ICEありのネガカラーのみ)ので、スキャナの点検に出してスキャナ自体に問題がなければ、スキャナが完全に動く環境を別に作ろうと思っている。

それで、中古のPentium 4機を買うとか、DELLの法人向けラインアップで安めの新品Core 2 DuoのXP機を買うとか色々検討していた。ただ、新品のPCをもう1台買うのについては置き場所の問題があって、家族には今リビングに置いているVostro 430(Core i5 750ミニタワー)の場所にもう1台追加するのには反対されている。

そこで気がついたのだがDELLでCore 2 DuoのPCをもう1台買うお金でMac miniの中古が買える、と。そして家族もこの大きさなら許せる、と。

それでちょっと調べてみたのだが、NikonScan 4のMac対応はもう切り捨てられていてなんだかややこしい。ネット上の情報によればMac OS X 10.5.6ではNikonScan 4は動くらしいのだが、それがIntel MacなのかPower PC版なのかよく分からない。ニコンのアナウンスによればIntel Macは「Rosetta (ロゼッタ) 環境での動作となります。」とあってなんかスキャンが遅そうなのだ。
Intel プロセッサ搭載の Macintosh 対応についてのご案内

しかし、他方で Nikon Scan は Mac OS X v10.5 “Leopard” に対応していますか? でMac OS X 10.5.2以降なら動くことが確認されている。これはPowe PC版でもIntel Mac版でも10.5.2以降ならRosetta (ロゼッタ) 環境でなくても動くということなのだろうか。

うーんMacはよく分からないので、Mac miniを買ったはいいが、またまた動かなくてますます深みにはまりそうな気が…。それともMac miniぐらいのケースのWindows Core 2 Duo機を組んでしまうか。ますます深みに…。

フィルムスキャナ本体の故障であった方が深みにはまらなくて済みそうだなぁ。早く点検に出そう。

【関連追記:2010年3月8日】
VMware Player ― 2010年03月08日
修理後さっそくスキャン、即失敗、鬱… ― 2010年03月06日
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Nikon SUPER COOLSCAN 5000 EDが修理から返ってこない ― 2010年03月05日
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Mac mini が気になる今日この頃 ― 2010年02月10日
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VueScanをCOOLSCAN 5000 EDで試してみる ― 2009年12月28日
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【関連追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。
京浜急行電鉄仲木戸駅:Nikon F-301、Ai Nikkor 28mm F2.8S、F8、1/250sec、L37c、Kodak Plus-X PAN (125PX、ISO125)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED

京急の仲木戸駅は実はJRの東神奈川駅とデッキで繋がっている。別の駅名だが近くて乗り換え可能な駅なのだ。横浜駅で京急とみなとみらい線とで乗り換えるのよりもよっぽど近い。仲木戸と東神奈川の場合、お互いに駅名を変えない理由があるのだろう。写真はかなり少なくなってきた京急1000形。JRでは車掌はドアを閉めて窓から顔を出すのだが、京急ではドアを開けて外を見る。転落したりしないのだろうか。

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