中央重点測光・絞り優先AEで失敗 ― 2010年01月22日 00時00分00秒
今回の北海道旅行にニコンF100を持っていったのだが、上野駅で寝台特急北斗星を撮ったときに失敗をした。MFレンズ(非CPUレンズ)で中央重点測光・絞り優先AEで撮ったら、機関車のヘッドライトに引きずられてアンダーな写真になってしまった。
写真上は、Nikon F100、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、中央重点測光、絞り優先AE、絞りF4、Kodak PORTRA 400VC、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICE有効、GEM:1、マルチサンプルスキャンニング×16。
輝度の高い部分がスポットだから大丈夫かと思ったのだが全然駄目だった。GR DIGITALのマルチパターン測光はうまく写っているのに…(2010年1月15日上野発下りカシオペア顛末その1 ― 2010年01月20日参照)。これがF100でなくてF3やF-501/F-301ならマニュアル露出で撮るのでこんな風にはならなかったはず。
F100もマニュアル露出で撮ればよかったのだが、モードボタンを押しながら親指側のダイヤルでMにしてそれからまた親指側のダイヤルで液晶を見ながらシャッタースピードを決めるという手順が面倒で絞り優先AEで大丈夫だろうと思ったのだ。F3やF-501/F-301ならシャッターダイヤルをAの位置から動かすだけなので簡単なのだ。あのコマンドダイヤルでシャッタースピードを決めるのはどうも好かない。いまいくつのシャッタースピードになっているかがすぐに分からないのだ。特にモードを変えたときは、以前そのモードで最後に使ったときの設定値が最初に現れるのでAモードで1/30秒だったからといってMにすると1/30秒になっているわけではない。以前最後に1/250秒にしていれば最初に1/250秒が出る。そしていまだにどちらに回すとシャッタースピードが早くなるのか分かってないのでぐりぐりと行ったり来たりする。ああ面倒。でも面倒がっていてはいけないなぁ。せっかくの被写体がこれじゃあなぁ。反省。
せめてAEロックぐらいすればよかった。ちなみにF100のAEロックは背面にあってF3やF-501/301は表面にあるのでF100のAEロックはとっさにできないのだ(苦笑)。親指は親指AF用だと身体が覚えているのだ(笑)。やっぱりMFレンズの時はF100以外を使った方がいいのかなぁ。
写真下がDigital DEEで暗部を起こしたもの。全然駄目。「Natura 1600風」と強弁しておこう(すまん、富士フイルムさん)。Nikon F100、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、中央重点測光、絞り優先AE、絞りF4、Kodak PORTRA 400VC、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICE有効、GEM:1、Digital DEE:60、マルチサンプルスキャンニング×16。
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