ガンブラーとガンカプラーAS-4 ― 2010年01月08日 00時00分00秒
このところガンブラー(Gumblar)というウィルスが流行っているという報道をよく目にする。
MyJVN バージョンチェッカ(マルウエア対策) ― 2009年12月24日参照
(↑上記記事内にあるように、Adobe ReaerのJavaScriptを無効にしておくことをお勧めする)
しかし、カタカナで書かれるとWindows XPのせいもあって濁点と半濁点が識別しづらくガンブラーがガンカプラーに見えてしまう(笑)。「ガンブラーはHP改ざん」とかもうガンカプラー、F3HPとかに見えてしまう。もう駄目だ(笑)。
それで所有のガンカプラーは、AS-17とAS-7とAS-4がある。AS-17とAS-7についてはHnaiwaのページの方に書いたことがある。
Nikon Flash Unit Coupler AS-7,AS-17(Hnaiwaのページ)
最近はこんな重装備で撮っていない。スピードライトそのものをあまり使っていない。使ってもSB-30でちょこっと当てるだけとか。
それで今回はAS-4の方を紹介したい(強引)。AS-4はニコンF3用のガンカプラーで、巻き戻しクランクの根元にあるF3専用の接点を普通のストロボの接点に変換するものである。シンクロ接点以外にレディライト用の接点はあるがTTL調光には対応していない。SB-28やSB-800といった普通の脚部を持つストロボ(スピードライト)でTTL調光するにはAS-17が必要だ。
ではなぜAS-4を買ったのか。それはF3にはアクセサリーシューが付いていないので外部ファインダーを付けるときに困ると思ったからだ。具体的には、コシナのSUPER WIDE HELIAR 15mm F4.5 SL AsphericalとかULTRA WIDE HELIAR 12mm F5.6 SL Asphericalのようなミラーアップして外部ファインダーで見るようなレンズを買ったときに、FやF2にはファインダーを外して代わりにつけるアクセサリーシューのついたSHOE BASEというものがあるがニコンF3用には用意されなかったからだ。F4やF5、F6にはペンタ部にアクセサリーシューがあるが、ニコンF3はF3P以外はペンタ部にアクセサリーシューがないのだ。
写真(下)は、Nikon Flash Unit Coupler AS-4 + Ricoh GV-1 + Nikon F3 + Ai Nikkor 20mm F2.8S + L37c。こんなことする意味は全然ない(笑)。GV-1は21mm/28mm用でアスペクト比もフィルムと違うので35mmフィルム使用時の20mmレンズの視野全部をカバーしていない。しかし、ネガカラーでプリントするときにはちょうどいいかもしれない(笑)。
このような意図で買ったAS-4だが、いまだにSUPER WIDE HELIAR 15mm F4.5 SL AsphericalやULTRA WIDE HELIAR 12mm F5.6 SL Asphericalは買ってないのだが…。
なお、箱書きには「ガンカプラー」ではなく"FLASH UNIT COUPLER"とある。中の説明書には「ガンカプラーAS-1・2・3・4・5・6」と「ガンカプラー」となっている。なお、AS-17は現行品だが、AS-4は生産終了となっている。AS-4は中古でもそんなに高くない。
コメント
_ あーる ― 2010年01月08日 21時30分00秒
_ ノーネームしたん ― 2010年01月09日 00時00分08秒
ええ・・、確かにもう・・(泣)。
>なお、箱書きには「ガンカプラー」ではなく"FLASH UNIT COUPLER"とある。
Flash PlayerがFLASH UNIT COUPLERとかに見えてきたらもう・・・。
>Nikon Flash Unit Coupler AS-4 + Ricoh GV-1 + Nikon F3 + Ai Nikkor 20mm F2.8S + L37c。こんなことする意味は全然ない(笑)。
GV-1の代わりに無理にSANYOのXacti付けて、無理やり動画対応F-3とか・・。
そういえばAS-1持ってますが使用頻度はそんなに多くないですね・・、全く使わないという事は無いんですが・・・。
ここに書きますが
>猫にキャットフード売りつけてそのお金でカメラ・写真趣味、ああ理想の生活です(笑)。問題はノラ猫たちの持ってくる「お金」が人間も使えるものなのか、ですが(泣)。
猫円の相場は日本円1円に対し1猫円です、しかし、交換の手数料は100%なので・・、手元には・・・(泣)。
>鯨油、重油よりも高くつきそうですね。鯨油に変えておいてあとで「アイツらの使っている燃料は鯨油だ!」と暴露するんですか(笑)。しかし、ぶつかったアディ・ギル号、なんかハリボテっぽい感じで最初からぶつけて大破するつもりだったのかも(笑)。ヤッターマンのドロンジョ様っぽいデザインだと思いました (笑)。
そういえば曳航中に沈んだらしいですね、ドロンジョ様に似てると言う事は沈む時に例のどくろの煙が・・・、50ノットで走れるそうですね・・、環境にやさしいバイオディーゼル燃料で走るとか・・、えっ!、
鯨 ま
油 さ
か
>違法ダウンロード、「権利者」を主張するあやしい人々に簡単にプロバイダが個人情報を渡すケースが出ないのか心配です。
impressの所で弁護士先生が解説を・・、でもまだ運用とかでどうなるか・・、アップでないかぎり個人情報出さないと言う事らしいので、Haniwa動画の合法民事詐欺ビジネスは難しいかも・・。
>Lマークも社団法人日本レコード協会に関係するものだけで、たとえば私が作曲した音楽を自分のサイトに載っけてもLマークの取得はできなさそうです。自分でハニマーク作ってその発行料でニコンやコダックを…(笑)。
やはり最初からまともにきちんと考えた仕組みとか無かったんですね・・、麻生政権も変な法律作らないでもっと他にやる事あったんでしょうけど・・、ハニマークはつけるとどんな良い事が有るんでしょうか(笑)。
_ ぶれげ ― 2010年01月09日 11時29分21秒
急がねば!(笑)
_ Haniwa ― 2010年01月11日 22時37分50秒
>いつかF3買おうと思ってずっと前に入手したのですが
それはよい買い方だと思います。アクセサリー類はあとからなかなか出てこないものがありますから。私は先にコシナのニコンF-ライカMマウントアダプターを買っておくべきだったと思いました。そうすると記事中のミラーアップするSLレンズがライカボディで使えたのです。そのアダプターが在庫払底してからミラーアップSLレンズが投げ売りされましたが時すでに遅し。
>いつでも買えると思っていると、以外と買わないまま時が経ってしまうことってありますよね。
要するに自分には必要のないものなんでしょうね。必要なら頑張って買うはずです。頑張っても買えないものはやっぱり買えないのですが(笑)。
■ ノーネームしたん様
もう駄目ですね(笑)。薬屋の店頭にCONTACとか書いてあるとCONTAXに見えますし(笑)。
>GV-1の代わりに無理にSANYOのXacti付けて、無理やり動画対応F-3とか・・。
それ、いいですね。GR DIGITALの動画機能を活用してAS-4の先にアクセサリシューの脚を持つ三脚ねじをつけてその先にGRDをつけて動画でずっと回しっぱなしとか。
AS-1お持ちですか。F2やF3ってストロボ使うならグリップストロボというう感じですよね。
>交換の手数料は100%なので
なんという弱肉強食の世界(笑)。こうなったら交換におびき出して三味線…。
曳航中にロープが切れたのか、廃棄する手間を省いてうわ誰だなにをすrくぁwせdrftgyふじこlp
>Haniwa動画の合法民事詐欺ビジネスは難しい
そうですか、残念なのか安心なのかよくわかりませんが(笑)。
>ハニマークはつけるとどんな良い事が有るんでしょうか(笑)。
ハニマーク付けるとブログやサイトに勝手にレンズには絞り環が必要だとかフィルムで写真撮ろうとか書き込まれます(笑)。あと、ハニマークつけてると電車やバスで座席を譲ってくれます。うつろな目で「絞り環なくすな、絞り環なくすな」とぶつぶつ言って周囲が空きます…。
■ ぶれげ様
たしか2011年の春だということですが、もう少し早めに出した方がよさそうですね。調子いいのでオーバーホールに出す気になれないのですが。SCではアイレベルとハイアイポイントとで期限に違いがありましたでしょうか?
_ ダウンタウンfoto ― 2010年01月11日 23時04分30秒
ボクも用途がないのにAS-4を銀座の中古カメラ市で購入したクチです。
そういえば思い出しました。
昨年2月にわがF3アイレベルをO/Hに出した時に、ニコンSCの方に、
「たしか2011年まで修理できるんですよね?」
と聞いたところ、
「そうなんですが、実際に部品が枯渇してしまったら修理できないため、(2011年までの)お約束は出来ません」
と言われたことがありました。
全然不具合もなかったんですが、念のため早めのO/Hをお願いしておこうと思っていただけだったんですが、その言葉を聞いて思わず、
「液晶と、シャッターユニットと、(購入時キズが入っていた)底板と裏蓋も交換してください!」
とお願いしてしまいました。
期限が迫ると、問題なくても交換してもらいたくなる性質のようです(笑)。
もしかしたら部品数が少なくなると、”念のため”の交換は応じてもらえなくなるような雰囲気はありました。実際はわかりませんが。ご参考までに。
_ ぶれげ ― 2010年01月11日 23時32分28秒
F3は2011年の(確か)4月までなので、購入を急ぎたい、いや急がねばと思います(笑)。
アイレベルとHPの修理期間ですが、アイレベルの方のみ来年まででHPはもっと早くに終わってしまうそうです。ちょっと期限は忘れてしまいましたが、アイレベルとHPはファインダー以外は同じなので、本体としての期限は同じと考えでもいいそうです。
担当の方はF3Pを使っているそうで、早く出さないとと言っていました。
話をしているうちにニコンの次期モデルに期待する事を聞かれたので、カッパ頭をやめる事と、ファインダー改善、後はD90クラスのボディ内モーターFXをお願いしました。ファインダーに関しては上位機種と差別化する必要があり、どうしても中級機は落とさなければいけないそうです。また、コストの関係もあり、ファインダーと撮影時の感触から削っていかなければいけない部分もあるようです。
しかし窓口で話をしてみて、私はニコンがユーザーを大切に思っている事を強く感じました。
今回は軽い調整だけだったので無料でしていただけました。しかし、上層部はこのサービス体制の見直しを検討しているそうで、いつまで今の状態でやっていけるか分からないそうです。
昔のニコンではない部分もあるかもしれませんが、今回新宿SCで今まで以上にニコンが好きになりました。
_ Haniwa ― 2010年01月12日 08時49分41秒
用途がなくても買ってしまうAS-4ですね。わたしのは、F3のアクセサリーが急に底をつき始めたときに新品で買ったものです。AS-4は人気がないのか最後の方まで残っていました。
F3のオーバーホールの情報ありがとうございます。わたしも早めに頼んだ方がよさそうですね。
問題なくても気になるところは直しておいた方が精神衛生上いいと思います。外装は撮影に影響ないですが、傷を見る度に嫌な思い出がよみがえるぐらいなら、私も直せるうちに直した方がいいと思います。
部品払底間近になると「念のため交換」は断られることがあるみたいですね。そういう場合は撮影に支障があるぐらいに壊して持っていけばいいんでしょうか(違)。
■ ぶれげ様
情報ありがとうございます。やはり期限ギリギリはよくないんですね。そういえばAi AF NIkkor 28mm F1.4DのM-AリングとかF4のプレビュー鳴き関係とか期限前に部品がなくなっていたように思います。
HPの方が先に終わってしまうというのはやはりHPの方が台数が多いからですかねぇ。予想以上に部品が捌けてしまったんでしょうか。
SCの担当者がF3Pを使っているなんて、ニコンは本当にカメラ好きが多い会社なんですねぇ。
次期モデルの要望を伝えてくださってありがとうございます。わたしもほぼ同じ要望なのでニコンの製品に反映すればうれしいです。
>上層部はこのサービス体制の見直しを検討しているそうで
これは聞き流すわけにはいきませんね。誰と誰がそういう主張をしているのかはっきりさせて欲しいです(なんのために?-笑)。予想外に後藤氏だったりして(笑)。
ニコンはカメラ好き以外にも「高級」とか「プロ用」というイメージがあるようで、たとえ2万円台のコンパクトデジカメでも「わたしもニコン買いました(はあと」と知り合いにうれしそうに言われたことがあります。そういうイメージを支えているひとつがいまのサービス体制だということをよく考えて欲しいですね。
_ ぶれげ ― 2010年01月12日 10時22分50秒
アイレベルの方が長く販売されていたからのようですよ。担当の方は「F3はアイレベルに始まってアイレベルに終わったんですよ」と教えてくれました。
F3T白は修理が終わってしまっているのですが、これも外装交換以外はやってくれそうな感じでした。私がチタン白は傷がつきやすいのが残念と言ったら、「私たちは地が出ているほど、可愛がってもらっているんだなと嬉しくなりますよ」と言っていました。
SCに入る時若い女の方がボロボロのFM2を乱雑に扱っていて、私はそれを可哀想と思いながらFM3Aを結露防止でビニールに入れていた(笑)のですが、もっとガンガン使った方がいいのかもしれませんね。
私はカメラの知識が無い頃、知人のFM10はニコンと書いてあるし凄いカメラなんだと思っていました(笑)今は先入観があって難しいですが(笑)
どの方がサービス体制を変えようとしているのか私にはわかりませんが、出来れば長く続けていってほしいですよね。
_ Haniwa ― 2010年01月12日 12時26分56秒
たしかにF3の初期はアイレベルのみでした。しかし、最後まで売られていたのはハイアイポイントでした。F3HPのみのカタログを持っていたように思います。不思議ですね。内部ではアイレベルファインダーが一番最後まで生産していたのかもしれませんね。
>若い女の方がボロボロのFM2を乱雑に扱っていて
ハアハア、私も乱雑に扱って欲しい(違)。すみません、取り乱してしまいました(笑)。長く売られていたNew FM2とハイブリッドシャッター登載で価格も高くて売られていた期間も短いFM3Aとでは扱いが違ってもしかたがないのかもしれませんよ。
私は結露防止にビニル袋は使っていませんが、屋内に入る前に鞄にしまったりします。時間が経ってから鞄から出します。あんまり寒いところに行かないからこれで済んでいるのかもしれません。
FM10はやっぱりすごいカメラなんじゃないでしょうか。いまどき電池無しで撮れる新品カメラですし、デジタル一眼レフのファインダーを覗いたあとにFM10のファインダーを覗くと「おお!」となります。
わたしも長く今のサポート体制を続けて欲しいと思います。本体販売終了後のアクセサリーの扱いなど既に以前よりもかなり後退しているのですが…。
_ ぶれげ ― 2010年01月12日 23時48分47秒
今度行ったら確認します。
ところで、私は丁寧に扱って欲しい派です(違)乱雑なのは嫌な感じです(笑)
ニコンのサポートは以前は更に良かったのですね。年配の方にニコンファンが多いのがわかる気がします。
窓口でも「60歳以上の方によくプロ機をお買い求めいただいています」と言っていました。なので残念ながら私の年代をメインターゲットにした製品は出せないようです。ファインダーのアイポイントが長いのも仕方ないのでしょうね。
ただキムタクのD5000クラスの造りをみていると、若者のニコン離れが進んでパナやオリに流れそうで心配です。
_ Haniwa ― 2010年01月13日 09時55分23秒
たしか告知して最後に生産したのもF3HPでしたし、その前に在庫がなくなっていって残ったのもF3HPでしたね。
最後にアイレベルを作って関係者が買ったとか(笑)。
わたしも乱雑なのは嫌ですよ(笑)。若い女の方が…ときいてつい…(笑)。
SCのサービスは以前とは変わっていないと思いますが、アクセサリー類は銀塩をF6とFM10に絞る少し前から少なくなっていました。おそらく旧型機のアクセサリーはなくなると補充生産していたのをやめたんでしょうね。F3アイレベルの視度補正レンズなどはもう少し生産して欲しかったですね。視度はいまはよくてもいずれ変わるので。視度補正レンズは末期にあちこちで買い集めましたが、手に入らなかった視度があります。
60歳以上の方はもうAF機なんでしょうね。「ニコ爺」「キャノ坊」とか呼ばれていた時代もありました。しかし、ニコンが低価格のデジタル一眼レフで攻勢を掛けてからは若い人のニコンユーザーが増えたと思いますよ。フィルムカメラも中古が安くなって若いニコンフィルムカメラユーザーが増えたと思います。
私も、その後マイクロフォーサーズで若い人があちらに流れたと思います。ただ、マイクロフォーサーズはレンズの選択肢も少ないですし(アダプターで画角が半分とか広角好きの私には信じられない暴挙です-笑)、高感度のノイズとかいろいろ拘り出すと制約も多いと思います。全面的にマイクロフォーサーズに流れることは現時点ではないですが、長期的には、ニコン危うしだと思っています。
_ ぶれげ ― 2010年01月13日 13時27分42秒
マイクロフォーサーズはレンズの選択肢はとても少ないですね。私はアダプターでCマウントレンズ使うほどマイクロフォーサーズは好きじゃないです(笑)
一眼レフの代わりにはなりませんが、高感度もAFもコンデジとは段違いです。ボケもフルの35ミリの2.8と同じ位は出せますので、私は値段的にも高級コンデジの置き換え位かなと考えて使っています。
マイクロフォーサーズよりも、ソニーが本気でフルサイズのミラーレスを作ったらニコン危うしだと思います。
_ Haniwa ― 2010年01月14日 09時47分41秒
そうですね、FM3A用とねじが同じなのでそちらを使えということでしょうね。F3用は外形が大きいのでFM3Aなどには不向きで逆に小さいFM3A用はF3などにも使えますから、どちらかを残すのならFM3A用でしょうね。FM3A用の視度補正レンズはゴムがついていなくて付けることもできないのが不満点です。ベッサ用はゴムが付いているのでよさそうですね。
マイクロフォーサーズにしてもAPS-Cにしてもフォーマットが小さい分、焦点距離の短いレンズを揃えるのが先だと思うのですが、どうもスタート時点からそうなってはいませんでした。最近は単焦点レンズ軽視なんでしょうね。
>私は値段的にも高級コンデジの置き換え位かなと考えて使っています。
まさに仰るとおりですね。GR DIGITALにしても一番の不満点は高感度のノイズです。最近のフィルムはISO400ぐらいではそんなに粒状感ないですが、コンパクトデジカメはセンサーが小さいのでまだまだです。
小さいセンサーもいいところはあるんですよね。たとえば機関車の前で記念写真というときにノーフラッシュで撮ると(機関士が乗っているのでフラッシュは焚けないです)35mmフィルムの28mm F2開放で撮ると顔にピントが来ると機関車は少しぼけてしまいます。しかしGRDの5.9mm F2.4開放だと両方にピントがあった記念写真になるんですよね。機関車のすぐ前に立てば両方にピントが来るんでしょうが、普通のお客さんからマニアまで群がっている状態でそれはできないですから、機関車から2~3m離れた他の撮影者の画角外の数十㎝奥のところに立ってもらって近接して撮るんですね。GRDなら邪魔な他の人は写らないし背後の機関車にもピントが来てるというすばらしさですよ(笑)。ベスト記念写真カメラだと思っています。
それで記念写真撮るのに大きなデジタル一眼レフである必要はないんですよね。ただ、コンパクトデジカメの高感度やボケ具合のなさに物足りない人にはマイクロフォーサーズはいいと思います。マイクロフォーサーズに最初から(超)広角側の単焦点レンズがずらっとラインナップされていたら、わたしも迷わず買っていたと思います。
ソニーがいいセンサーを作ってそれを他社に売らないで35mmフルサイズのショートフランジバック(ミラーレス)デジカメを作ったら、他社は危ないですね(笑)。像面AFの進歩がカギなんでしょうけど。ライカMマウントでいいので安くエプソンがフルサイズのR-D2とか出してくれないかなぁ。15万円ぐらいで(笑)。デジタル一眼レフ路線はニコン・キヤノンの牙城を崩すのが難しいので他の路線で行くのも他のメーカーの生き残りに大事だと思います。
_ ぶれげ ― 2010年01月14日 20時46分20秒
私もそう思います。最近のレンズは換算28ミリスタートのズームを何重にも出しているのに、単焦点はあまり趣味性のない物が少し出るだけですよね。一眼レフはシステムなので、メーカーとしてもイマイチ存在価値がわからないものも含めて色々出してくれないとつまらないです。そこにユーザーが価値を見出すのが楽しいのだと思います。私は同じ焦点距離のレンズが多いフォクトレンダーやツァイスMマウントレンズのカタログを見ているだけで楽しくなります。
確かにGRdigitalはベスト記念写真カメラかもしれませんね。小さな撮像素子のカメラは開放でも被写界深度が深いので、せめて感度400位までのノイズを減らして欲しいですね。私の前のコンデジは基本感度の100でも暗所でノイズが結構出ました(泣)
後最近の液晶を見て撮影するタイプは、相手への威圧感が少ないのが大きなメリットですよね。GF1などは少し大きいですが、顔認識をONにして後はバカスカ撮るだけで結構いい感じになりますし、このタイプはFM3Aより人の撮影に向いていると思います。
マイクロフォーサーズはそのうち換算24とか28ミリまでは単焦点が出そうですね。でも規格の将来性が少し疑問です。私のようにレンズ一本で完結して、かつ殆どお散歩用途に使うのでなければオススメできないです。パナの対応は(ニコンに比べて)結構冷たいですし、Haniwa様は恐らく買わない方がいいと思います(笑)
>フルサイズのR-D2
これが安価に出たら絶対に買います。Mの世界に飛び込みます。もうドMでもいいです(笑)
技術的には可能だと思うのですが、やはり売れないのでしょうかねぇ。
_ Haniwa ― 2010年01月19日 11時00分04秒
経済がよくないのでメーカーも確実に売れそうなものだけをラインナップしている感じですよね。レンズ交換式のカメラは、使う予定がなくても「こういうときはこうできる」という夢を売るシステムだったのですが、いまは夢がないですねぇ。
フォクトレンダーやツァイスは他社のマウントを借りているという面はあるにしても、うまく展開していてわくわくしますよね。こういう次は何を買おうかなという楽しみが失われつつあるのが残念です。
GRD、単焦点好みの人だと使いやすいと思います。高感度ノイズは本当になんとかして欲しいですよねぇ。ISO400は常用感度なので。ノイズリダクションに頼るのではなく根本的にノイズが少なくなるような技術的な展開が欲しいです。
液晶を見て撮影するのはこっそり撮るのに向いていると思います(笑)。ただ、ぶれやすいですよねぇ。あと、初代GRDの液晶モニターは明るいところでは非常に見づらいです。これもなんとかして欲しいですね。
マイクロフォーサーズ、単焦点レンズの展開が残念なんですよねぇ。24mm相当や28mm相当の単焦点はあって当たり前だと思っていますので、あとはどれだけラインナップの幅が出せるかですよねぇ。パナソニックはDMC-LC1が「なかったことになっている」扱いでしたね。たしかファームウェアのアップデートも1回もないままに生産終了になったように思います。うちの親父は大阪出身でしたが松下電器は大嫌いだったらしく家には松下製品はほとんどなかったです。なぜにそこまで悪口をいい、嫌うのかは聞けませんでした(笑)。
>>フルサイズのR-D2
>これが安価に出たら絶対に買います。Mの世界に飛び込みます。もうドMでもいいです(笑)
ですよねぇ。わたしもMマウントの世界に飛び込みたいです。想像ですが、経済がアレなので売れるのか判断が付かず景気回復待ちとか、センサーの調達待ちとかそんな感じなのでしょうか。センサーだけでなく、バックフォーカスの短いレンズでの周辺部の光線の処理とか色々課題も多いのかもしれないです。
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
いつでも買えると思っていると、以外と買わないまま時が経ってしまうことってありますよね。