サミット・グローバル・ジャパン、ポラロイドフィルムやSX-70やポラロイド1000の再販売を予告 ― 2009年12月07日 00時00分00秒
経営再建中の旧米ポラロイドを買収した企業からポラロイドのイメージング関連製品の生産・販売権を5年契約で締結したSummit Global Groupの日本法人「サミット・グローバル・ジャパン」が東京都内で発表会を行ったそうだ。
ポラロイド、国内イメージング事業を復活~インスタントカメラも「完全復活」目指す(デジカメWatch)
注目は、ポラロイドフィルムとポラロイドカメラの再生産を予告したことだ。
同氏(*)は2008年にポラロイドの旧経営陣がフイルムの製造をやめたことに関しても言及。「ポラロイドフイルムの製造を中止した理由はわからないが、おそらく旧経営陣は、ポラロイドのコアが『インスタント』であることを忘れ、『デジタルの夢』を追いかけてしまったのではないか」と振り返る。実際、製造中止の発表後には世界中から「やめるべきではない」という声が上がったという。
そのうえで同氏は、ポラロイドカメラおよびフイルムの再販を発表。ポラロイドによるインスタント写真の「完全復活」を宣言した。
ポラロイドカメラ「ポラロイド1000」は、2010年夏以降に発売。コンシューマー向けインスタントカメラの「SX-70」も2010年中に復刻する予定。
フイルムはオランダのImpossible b.v.が製造を担当。国内では「ポラロイド600」と「同1000」の販売を再開する。モノクロを2010年春以降、カラーを2010年秋以降に発売するという。
*引用者註:サミット・グローバル・ジャパンCEOのジョヴァンニ・トマセーリ氏
すごい、すごすぎる。
このあいだのNHKニュースでの「カメラ女子」もSX-70を使っていた。安定的にフィルムを供給してくれるのなら、私も何十年ぶりにポラロイドユーザーになろうかなと思える。
同時に発表したインスタントモバイルプリンターを内蔵したデジタルカメラ「Polaroid Two」もいいコンセプトだと思う。すぐに見られるデジタルカメラなのだからその場でプリントアウトも可能なはずで、こういう製品がデジタルカメラメーカーからなかなか出てこないのは変だなぁと思っていた。デジカメならJPEGなどのデータもあるので、インスタント写真と違って焼き増しも簡単だし。
気になるのは、米ポラロイドを買収したGordon Brothers GroupとHilco Consumer Capitalが直接このような方針を出しているのではなく、そこから生産・販売権を5年契約で締結したSummit Global Groupがこのような方針を出しているということ。5年経ったら契約更新なかったりして困ることになりはしないかと。Summit Global Groupが旧米ポラロイドのイメージング関連事業を買い取ってくれればなおよいのだが。
写真は記事とは関係ない。
ポパイカメラ(東京・自由が丘):GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/48sec、ISO64、プログラムAE、-0.3EV
NHKニュースの「カメラ女子」で紹介されていた、東京・自由が丘の「ポパイカメラ」。店のシャッターの閉まった写真ですまん(苦笑)。
【追記:2009年12月7日11:10】
DELLのオーダーステータス (お届け予定案内)
Dell Vostro 430 ミニタワー
受注日:2009/11/30
製造開始日:2009/11/30
製造完了日:2009/12/05
輸送開始日:2009/12/06←NEW
お届け予定日:2009/12/11前後→12/16前後→12/11前後←NEW
2009年12月7日 11時10分現在
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