ニコン、2009年度中間期は176億円の赤字 ― 2009年11月05日 00時00分00秒
すっかり更新が遅れてすまん。皆様のところではインフルエンザ流行ってませんか?私の身内にはまだ感染者はいないのだが、あちこちでインフルエンザ感染者が出て、色々と余波というかしわ寄せというかともかくなんだか大変じゃ(鬱)。
さて、表題のとおりニコンが2009年度中間期は176億円の赤字なんだそうだ。
ニコン、2009年度中間期は176億円の赤字(デジカメWatch)
決算短信・説明会資料(ニコン)
カメラ関係の内訳を見ると以下のようだ。
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/ir/ir_library/result/pdf/2010/10second_all.pdf
09年3月期上期実績 前回予想(8/5) 10年3月期上期実績 前上期実績比 前回予想比 売上高 3,372億円 2,500億円 2,753億円 ▲619 +253 営業利益 420億円 180億円 265億円 ▲155 +85 デジタル一眼レフカメラ 174万台 165万台 166万台 ▲8 +1 交換レンズ 245万本 240万本 245万本 0 +5 コンパクトデジタルカメラ 506万台 500万台 513万台 +7 +13
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/ir/ir_library/result/pdf/2010/10_2qf_c_j.pdfによると以下のようだ。
映像事業当事業関連市況は、個人消費の低迷と価格競争が激化するなか、デジタル一眼レフカメラの市場規模は前年同期並に留まり、また、コンパクトデジタルカメラの市場規模は縮小しました。
このような状況の下、デジタル一眼レフカメラ及び交換レンズは、円高の影響や製品単価の下落などにより売上げの減少を余儀なくされましたが、新製品「D5000」、「D3000」、「D300S」や既存の中・高級機「D90」、「D700」、カメラとのキット販売レンズ並びにFXフォーマット用レンズが健闘しました。
コンパクトデジタルカメラも円高等の影響で売上げは減少しましたが、「COOLPIX P90」や「COOLPIX L100」といった高倍率ズームモデルや、機能性とデザイン性を両立した「COOLPIXS220」が順調に推移し、市場が縮小するなか、販売台数を増加しました。加えて、世界初の超小型 プロジェクター内蔵の「COOLPIX S1000pj」を開発するなど、映像の新しい楽しみ方を提案する製品も市場投入しました。
また、海外生産シフトの強化や、外貨建ての部品調達の拡大など一層の円高にも耐えうる生産体制の構築を進めるとともに、ものづくり力を強化し、さらなるコスト削減、資産効率の向上を推進しました。
これらの結果、当事業の売上高は2,753億27百万円、前年同期比18.4%の減少となり、営業利益は265億34百万円、前年同期比36.8%の減少となりました。
交換レンズって結構踏ん張ってるじゃないか。やっぱりレンズで儲け出さないと。楽しい単焦点レンズいっぱい揃えておくれ。ただし絞りリング付きで、ね。
ただ、「さらなるコスト削減、資産効率の向上を推進」という記述が気になるよねぇ。絞り環なくしてコスト削減とか(鬱)。あと、売れないレンズはディスコンに、とか(鬱)。
キットズームレンズってどのくらい儲かるのか儲からないのか知らないが、キットズームしか持っていない人って相当いると思う。そういう人に売りつけるものとしてAF-S DX NIKKOR 35mm F1.8 GとかAF-S NIKKOR 50mm F1.4Gがあるんだろうなぁ。絞り環なくてAi連動しないからなんか鬱だなぁ。最近カールツァイスもキヤノンEOS用の絞りリングのないZEレンズばかり出して、新しいレンズ出ないし。つまらないですな。大口径ばかりでなく、Tessarとかもラインナップしてくれよぉ。まあ、こういうときは余計なお金使わないでフィルムにお金を掛けよう。学研大人の科学の二眼レフもまだ試写していないし。というか組み直さなきゃ(鬱)。
あと、「FXフォーマット用レンズ」って言うな(笑)。35mmフィルム用レンズじゃ。
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