「大人の科学Vol.25 35mm二眼レフカメラ」を買った2009年11月02日 00時00分00秒

「大人の科学Vol.25 35mm二眼レフカメラ」 with Nikon DW-3 and Fujifilm NEOPAN 400 PRESTO

皆様、たくさんのコメントをありがとうございます。少しずつお返事して参ります。m(_ _)m

10月30日発売の学研「大人の科学Vol.25 35mm二眼レフカメラ」を買った。もちろん付録の35mmフィルム使用の二眼レフカメラ目当てである。

組み立てるときに気づいた点を挙げておく。まず、説明書のバネの名前が間違っている箇所がある。
http://otonanokagaku.net/magazine/vol25/description.html
にあるように、バネAとバネBの記述と図が入れ違っている。

あとは、ミラーの接着の部分で、表側にはブルーの保護シールが貼ってあるのはすぐに気づくのだが、裏面には透明の保護シールが貼ってある。これに気づかずに付属の両面テープを貼ってしまった。そうすると保護シールに両面テープがついてしまって剥がせなくなる。この両面テープは使えなくなってしまった。仕方ないので手持ちの同じような厚みの両面テープを貼ったが、ここはピントに関係する部分なので厚みが違う両面テープを貼ってしまうとピント位置がずれてしまってピントが来なくなる可能性がある。ここは要注意。自分のはまだ試写していないのでどのくらい影響あるかまだ不明。

あと、こういう組立のものによくあるのだが、部品の向きが図でよく分かりにくいところも何カ所かあった。その部品の拡大図でもそこに書いておけばいいのに、と思う。
【追記:2009年11月10日】わかりにくいシャッター組み立ての部分はあとから動画がサイトにアップされたようだ。
http://otonanokagaku.net/magazine/vol25/mov_make.html
【追記】

できあがったカメラは上の写真の通り。あれ?なんか違う(笑)。そうなのだ。ファインダーのフード部分をニコンF3用のウェストレベルファインダーDW-3に換えてある。こういうウェストレベルファインダーって、拡大ルーペがないとピントがよく分からないのだ。目を近づけると目のピントが合わないし、離すと目のピントはスクリーンに合うが像が小さくてピントがよく見えない。説明書にも目を20~30cm離して見るように書いてある。しかし、もともとピントのはっきりしないトイプラスチックレンズなのに、そんなにファインダーから目を離したらピントが見えない。

それで、普段あまり使っていないDW-3をパーマセルテープで貼り付けた。最初DW-4の方が拡大率も高いし視度も調整できるのでいいかなと思って付けたのだが、重くてバランスが悪いので、軽いDW-3の方がいい。これでちゃんとピントが見えるようになった。なお、写真に写っている富士フイルムネオパン400PRESTOは付属していない。

あと、気になる光学系だが、撮影レンズもファインダーレンズも同じもので、プラスチックレンズだ。1群3枚の貼り合わせのように見える。焦点距離は画角から判断して50mmから60mmの間のようだ。おそらく55mmぐらいだろう。F値は不明で(見た感じ絞りなしでF6.3~8、絞りありでF11~16ぐらいか)、真ん中に穴の空いた絞りが1個付属している。絞りは付けたり外したりできるが、そのたびにレンズ押さえを外してレンズを外さなければならないので、撮影に出掛けてそこで絞りを変えるのはやりたくない感じ。

雑誌の作例やファインダーで見た感じでは、中心はピントも来てちゃんと写っているが周辺はピントも来ずぼやけた感じのようだ。このカメラでちゃんとピントの来るのは、ニコンのカメラのファインダーの中央にある円に相当する部分だけの感じだ。フィルム上では中心から12mmの円内か。

二眼レフなので撮影レンズとファインダーレンズのピントが一致しているかが問題になるのだが、説明書では撮影結果から判断して2つのレンズのかみ合わせをずらして調節するようにと書かれている。しかし、フィルム入れてそのたびに現像してピント位置を追い込んでいくのは面倒だ。私は裏蓋を開けてそこに他のカメラのファインダースクリーンのざらざらした面をレンズ側に向けて貼り付けて、上のファインダーのピントと下のフィルム面のピントが合っているか確認するつもりだ。フィルムガイドレールがあるので、小さめのスクリーンがあればいいのだが(フィルムガイドレールの上からスクリーンを密着させるとその厚み分ピントがずれるから)。

このカメラのシャッターは押し下げると切れるのではなく、押し下げて離すときに切れる(追記参照)。これはぶれやすい。押し下げがチャージに相当する。【追記:2009年11月10日】シャッターはちゃんと組み立てるとレバーを押し下げる途中で切れるそうだ。すいでん様セン様、情報ありがとうございました。忙しくてまだ再調整できていない。とほほ。【追記ここまで】従ってフィルムの巻き上げとシャッターチャージは当然連動していないので二重撮影の危険がある。さらに巻き上げもちゃんとしたカウンターがあるわけではないのでコマが重なる可能性がある。一応「カウンター」というフィルム巻き上げに連動して回る部品があるのだが、バネで押さえた摩擦で回っているので、パーフォレーションの動きが外部にダイレクトに伝わっていないのであてにならない。これは確実にフィルムの動きをダイレクトに伝えるような構造にして、その外側に可動式の目盛りを付けるべきであった。もっと言えば、可動式の目盛りはなくてもよい。鉛筆で印を付けるとか位置を覚えておくとかすればよいのだ。

以上のような構造なので、こども世代へのフィルム布教に使おうかと思ったのだが、ちょっとむずかしい。付きっきりで教えられればいいのだが、そうでなくて親戚に送りつけて「使ってみて」というのは難しそうだ。親戚や近所のこどもたちを集めてワークショップみたいな感じならできそうだが。ネオパンとダークレス現像キットもあわせて使うと結果もすぐに見られてよさそうだ。あやしいおじさんだという噂が立たないように気をつけなければ(笑)。

【関連】
大人の科学Vol.25付録が35mm二眼レフカメラらしい ― 2009年10月08日

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