Carl Zeiss Camera Lens News Issue 33 ― 2009年10月13日 00時00分00秒
Carl ZeissのサイトでCamera Lens Newsの第33号が公表されている。
【追記:2010年2月3日】
Camera Lens News No. 33 October 2009
Camera Lens News No. 33がアーカイブのアドレスに移ったのでそちらへのリンクを追加。
【追記ここまで】
Welcome to Carl Zeiss Camera Lenses (Camera Lens News)
(↑このアドレスは常に最新号を掲示しているので、次の号がでると33号の内容ではなくなるので注意)
ツァイスはこのところキヤノンEOS用のレンズに力を入れていて、 Distagon T* 3,5/18 ZEにつづいてDistagon T* 2/28 ZEがリリースされるらしい。Distagon T* 2/28 ZEは、私の持っているニコンFマウント用のDistagon T* 2/28 ZFと鏡筒デザインが随分と違う。先の方にすぼまった形になっている。というかZFとZEとでフィルター径は同じなので、キヤノンEOS用のZEレンズの方が鏡筒が太いということだ。あんまりカッコよくないなぁ。あと、ZEレンズの写真でコーティングに縦2本の写り込みがあるのもなんか高級な感じがしない。【追記】Distagon T* 2/28 ZEの横から見た写真はフィルター枠よりも鏡筒が太いのに、その下の女性がDistagon T* 2/28 ZEを持っている写真では太いはずの鏡筒が写っておらずフィルター枠と同じ太さの鏡筒のように見えている。なんか変だ。他のレンズ(たとえばDistagon T* 2/28 ZF)の写真を使って銘板の字を書き換えているのではないか?太い鏡筒が隠れる程前玉に寄っているという可能性もあるけど…。【追記ここまで】
なんだかつまらないぞ、ツァイス。まあEOSのシェアを考えるとEOS用のレンズを拡充するのが大事なんだろうが、このところ一眼レフ用の新しいレンズがでていないのでつまらない。私はDistagon T* 1.4/35 ZFの発売に期待しているのだ。もっともDistagon T* 2/35 ZFという重くて大きくて値段の高いレンズを出してしまっているので、Distagon T* 1.4/35 ZFを出すのは難しいだろうなぁ。だって京セラ・ヤシカCONTAX用のDistagon T* 1.4/35を基本にしたDistagon T* 1.4/35 ZFを実売10万円ちょっとで出したりしたらDistagon T* 2/35 ZFが売れなくなってしまうもの。
EOS用もいいけど、Sonnar T* 2.8/180 ZFとかPlanar T* 1.2/55 ZFとか Planar T* 1.2/85 ZFとかTessar T* 2.8/45 ZFとかまだまだ出すべきレンズがあるじゃないか。期待してるぞ、ツァイス、そしてコシナ。
写真は記事とは関係ない。
シイタケ:GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/68sec、ISO400、プログラムAE、-0.3EV
最近片ボケがでる我がGR DIGITALだが、マクロ域では平面を撮ってもあまり片ボケしていない。こういう構図ではまったく問題なし。それとは別件だが、このあいだADJ.ボタンフリーズで2度目の修理に出してからISO400の画質がすごくよくなったように思う。なぜだろう。設定がすべてリセットされて帰ってきたので、いままで知らずに高感度の粗がでやすい設定にしていたのが戻っただけなのか、それともなにか秘密のチューンがされてきたのか(笑)。明らかに高感度でのカラーノイズが少なくなっている。ファームウェアは修理に出す前から最終版のまま。修理から戻ってきて軟調気味の設定に戻したのだが、明らかに修理前よりも高感度ノイズが少ない。不思議だ。光学ユニットは交換されていないはず。
コメント
_ ノーネームしたん ― 2009年10月13日 22時56分45秒
_ Haniwa ― 2009年10月14日 09時52分30秒
ニコンがMFのズームを出すはずもないので、Vario-Sonnar T* 4/28-105とかVario-Sonnar T* 3.5/70-210とかVario-Sonnar T* 4/80-200とかあるといいですね。ツァイスが作ると80-200mm F4なのにニコンの80-200mm F2.8よりも大きくて重くて高いものになりそうですが(笑)。
EOS用ってどれぐらい売れるんでしょうね。ZFとZSしかなかった頃、ツァイスはEOSにはマウントアダプターでZF/ZSを使ってくれと公式にアナウンスしてましたよね。やっぱり絞りリングあった方がいいと思うんですよねぇ。ZEはEOSでしか使えませんもの。ZFやZS/ZKの方がいいと思います。
>椎茸写真・・・・・怪しい雰囲気
うちの床板に生えた椎茸です(違)。原木栽培で稼いでレンズを買おうという涙ぐましい努力を(違)。外で栽培だと猫におしっこ掛けられたりして(泣)。
_ ヘボプー ― 2010年02月02日 11時17分59秒
ヘボプーと申します☆
文中に記述に反応してみました↓
Distagon T* 35mm/f1.4 ZF2 は、発売されないと思うなぁ・・
付き物のハロの出方だけでも、メーカーではいくつものパターンが試作されているハズ。
でも、ハロの出方ひとつでも嗜好が別れ、場合によっては酷評を受けることもあるので、メーカーも絞りきれないところだったり?
てなことで、コシナツアイスは暗い開放値で保守的に展開ってことなんでしょうねぇ・・
もし発売するのなら、コシナツアイス10周年に可能性?
ヘボプー的には
重い、鏡同デザインの悪い、よく見りゃフォクトレンダーで十分じゃんな写り、高価、ゴムローレット付きフォクトレンダーの方が操作性いいじゃん、などなどが改善されないなら興味出ないなぁ・・
_ Haniwa ― 2010年02月03日 09時13分09秒
コメントありがとうございます。
わたしもDistagon T* 35mm/f1.4 ZFは発売されないと思うようになりました。
この記事はZF2レンズ発表前に書いたものなので、まだ新しいレンズが出るような余地がありましたが、いまやZF2レンズとZEレンズの生産に掛かりっきりでしょうから、当分新レンズは出ないと思います。当分でないなかでなおさら35mm F1.4は出ないでしょうねぇ。
それに今後出るとしたらZFではなくZF2になると思うのですが、ZF2レンズはなぜか欲しいとは思わないのです。自分でもよく分からないのですが、必要としないCPUが付いているのが気に入らないのか、必要としないのに爪がないのが気に入らないのか、なんだか欲しいとは思わないのです。
Zeissのレンズは半分は信仰なので、「CPUなんか積まないよ、でもデジタルでも平気な光学設計さ」みたいなところに惹かれてむやみに高いレンズを買ったのが、憑きものが取れたように我に返ったのかも知れません(笑)。フォクトレンダーで十分なんですよね。ただ、フォクトレンダーSLも当分新展開ないと思います。それにSLじゃなくてSL2だし。
仰るようにハロの出方やボケ方など難しいものがありますものね。ヤシコンのDistagon T* 35mm F1.4はあまりボケはきれいじゃなかったような記憶があります。非球面レンズ使うとどうしてもどちらかのボケがきれいじゃなくなりますよね。コシナ・ツァイスは非球面レンズをなるべく使わない方向で展開なのでしょうね。大口径単焦点レンズの方向で展開して欲しいところですが(買えない値段や持てない大きさ重さはちょっと困りますが…)。
ピントリングのゴムは好みが別れるところだと思います。梅鉢型のリングなら金属の方がいいですが、そうでないならMFニッコールのようなパターンのゴムの方が使いやすいですね。Carl Zeiss ZFシリーズは中途半端なデザインだと思います。ヤシコンのデザインの方が格好いいです。私もしばらくコシナツァイスを買うことはないと思います。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
もっと色々・・300ミリとか500ミリとかズームとか手ぶれ補正とか・・・Ai付で・・・駄目でしょうなぁ・・・、種類充実させるのが先か・・・EOS用作って売れるのが先か・・・まあ・・売れるのが先か・・・・・。
椎茸写真・・・・・怪しい雰囲気・・・Haniwa家の庭で椎茸が発生した時の写真・・・・・(嘘)。