開国博Y150に行った ― 2009年08月17日 00時00分00秒
横浜で開かれている「開国博Y150」(ベイサイドエリア)に行ってきた。このイベント、あんまり人気がない。不人気の理由は、大人2400円の入場券の割に観るべきものが少ないということに尽きる。会場も大きくないし、ラ・マシーンという巨大蜘蛛とBATONという映画とスーパーハイビジョンシアターぐらいしかない。これで大人2400円だからなぁ。しかもその日だけ。2400円で3日入れるとかならまだましなのだが。
写真のラ・マシーンだが、これ自体はそこそこ面白い。ただ、観る場所がよくない。会場には写真の左下に写っているような変なオブジェがところどころにあって邪魔。見せたいのか見せたくないのかよく分からない配置になっている。最初は一般人は巨大蜘蛛ラ・マシーンに乗れなかったのだが、小学生以下に限って抽選で10名から15名ほどが乗れるようになった。蜘蛛は顔の部分から水を霧状にして吐き出すので写真を撮る人は要注意。出発地点の進行方向右の人と終点進行方向正面の人は水を吹き付けられて逃げ惑っていた。だからGR DIGITAL用の防水ケースを発売しろとあれほど言ったのに(笑)。
ラ・マシーンの会場内には、富士フイルムのブースがあって「たねまる」と何かもうひとつのキャラクターが飾ってあったので写真を撮ろうとすると、富士フイルムブースのお兄さんが飛んできて、富士フイルムブースに写真撮らせてプリントを1000円で買えば自由に撮っていいと言う。どうりで富士フイルムブースの前だけまったく人がいないわけだ(笑)。誰がベニヤ板の前に立っているたねまる(それも中に人間の入っているのではなく人形)との記念写真に1000円も払うのか。ラ・マシーンとの記念写真で1000円とかならわかるが。ラ・マシーンはENEOSの提供なので富士フイルムが商売に使うわけにはいかないのだろう。こんなブースならやめちまえばいいのに。
写ルンですはそこで売っていたが、誰も買っていなかった。どうせなら、富士フイルムブースに行けば富士のフィルムが全部冷蔵で揃っているとか、ナチュラやチェキや富士のデジカメを半日レンタルするとか、富士の製品に触れて買いたくなるようなブースにすればいいのに。開国博Y150はきっと企画会社が駄目駄目なんだろうな。
映画BATONはよかった。ただ、今観られるのは第2章と第3章だけで、第1章の上映は終わった。開国博Y150の会期が終わるまでは会場内で売っているDVDを買うしか第1章を見る方法はない。これもなんだかなぁ、だ。もともとは会期を3つに分けてそれぞれの章だけを上映する予定だったのだが、あまりに入場者数が伸びないので第3章の会期からは第2章も見られるようにしたらしい。ただ、DVDのポスターには値段が書いてないし、会場内のコンビニには入口にポスターとプログラムはあってもDVDそのものがどこにあるのか明示されていなかった。どうやらレジに言うと奥から出してくるようだった。それだったらレジにて販売中とか書けばいいのに。みんな駄目駄目(映画はいいよ、ちょっと動きがカクカクしてるのが気になったけど)。
スーパーハイビジョンシアターはきれいだけど、それだけ。最初の方のハワイの映像は端っこの方の色が分離していた。そのあと強制的に会場を移動させられて日産の電気自動車の説明を聞かされる。えーと、ハイブリット車はどこにあるんですか?(笑)。
あれだけトップダウンで福祉を削減して公共交通を破壊した一方で、こんなところで無駄にお金を使っているんだから中田宏横浜市長が任期を全うせずに逃亡したくなるのもわかる(笑)。おそらく浅OK一郎参議院議員が衆院選に出馬したあとの参議院補欠選挙に出るつもりなのだろう。選挙民は彼の逃亡を許さずきちんと選挙でトドメを刺さなければならないと思う。浅OK一郎にもトドメを刺すのをお忘れなく(笑)。
ラ・マシーン(開国博Y150):GR DIGITAL、28mm相当、1/370sec、F7.1、ISO64、-0.3EV、プログラムAE
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