ちょっと気になるGR DIGITAL III2009年08月06日 00時00分00秒

「ジュリーのポケットフジカ。ひとりじめしたくなるカメラです。」:EPSON GT-X770、(株)フジカラーサービスのネガケース裏に印刷されていた広告。1975年頃。

ADJ.ボタンを押すとまたフリーズするようになった初代GR DIGITALはだましだまし使うことにして、昨日発売のGR DIGITAL III が少し気になっている。デジカメWatchにも実写が掲載され始めた。
【1st Shot】リコー「GR DIGITAL III」実写画像(デジカメWatch:山田久美夫氏)

うーん、これ、個体不良なんじゃないかなぁ。細部がぼやけてるもの。他の作例に比べて線が強調されていないなぁと思ったら細部が解像していない。他の作例で大きな画像をまだあまり見ていないから正確なところは分からないが、なんかちょっと違う。

細部の解像感はもう一息といったところ。もともとGRシリーズは、キリキリとしたシャープ感よりも、自然さを追求した絵作りではあるが、それでも、現在のコンパクト機で主流になっている1/2.3型1200万画素機に比べ、解像感ではやや劣る感じもある。もちろん、実用上問題になるようなレベルではないが、A3超にプリントするような用途では気になることもあるだろう。これは画素数の違いではなく、それ以外の要因によるものといえそうだが、テスト機個体差の可能性も否めない。

ということで、F1.9でISO400が実用になれば、私が普段フィルムで使っている感じに近くなる。だいたい、ISO400フィルム詰めてF2で1/30秒ぐらいまでの明るさ(暗さ)までで撮ることが多いから。

どんどん作例がアップされるのを期待したい。でも、このところカメラ以外の出費が多くて元々ないお金がさらにないのだが…(悲)。


写真は記事とは関係ない。
「ジュリーのポケットフジカ。ひとりじめしたくなるカメラです。」:EPSON GT-X770、(株)フジカラーサービスのネガケース裏に印刷されていた広告。1975年頃。

古いネガを整理していて見つけたネガケース裏の広告。ネガケースにカメラの広告の入ったものは我が家には少ない。ジュリーこと沢田研二が110カメラのポケットフジカを持っているところ。ちなみに表面のデザインはフジカラーF IIを持った山口百恵。こっちの方が値打ちがあるか(笑)。

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