「E-420」のフォーカシングスクリーンを交換する(切り貼りデジカメ実験室)2009年07月16日 00時00分00秒

国立科学博物館日本館エントランスホール:Nikon F-301、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F4、1/30sec、L37c、富士フイルムNATURA 1600、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED

今回のデジカメWatchの「切り貼りデジカメ実験室」は、「E-420」のフォーカシングスクリーンを交換するだ。普段フォーサーズにはあまり興味がない私だが、フィルムカメラ時代と比べてデジタル一眼レフのファインダーでのピントの山が見難いのは私もずっと気になっていてこのブログでしつこく書いてきたので、こういう記事はありがたい。それで紹介することにした。

現在のオリンパスEシリーズは、かつてのOMシリーズとは異なるコンセプトで開発されてきたように思う。しかしぼくのようにOMシリーズを愛用してきたオリンパスファンは、EシリーズにもOMのようなコンセプトのカメラを望んでしまうのだ。

そのEシリーズのラインナップの中で、E-420(と前機種E-410)はかなり“良い線”を行っているように思う。何しろボディサイズがOMシリーズとほぼ同等に小型軽量化されているからだ。そのかわりE-420は手ブレ補正機能を搭載していないが、あえて小型化を優先したコンセプトはなかなかマニアックだといえるだろう。

ただ、それだけに残念なのが“ファインダーの見づらさ”だ。もちろん、普通にAFで使う分には不便はないのだが、これはいわばマニアのこだわりである。

かつてのOMシリーズは、ボディは小型だがファインダー倍率は他社より大きめで、大変見やすいものであった。しかしE-420はファインダー倍率が小さく、フォーカシングスクリーンも明るさ優先の“素通し”に近いものが装備されている。結局のところE-420は、AF主体で使う“初心者用”カメラという位置づけなのである。

ところが、OM一桁シリーズ(OM-1からOM-4Tiまで)は、小型軽量ボディでありながら“プロ用”を謳っていたのである。だからぼくはE-420並の小型軽量ボディに、「E-3」並みの大型ファインダーを装備した「プロ機」を待ち望んでいるのだが、どうもすぐには叶えられそうにない。

そこで今回は、E-420のファインダーをパワーアップし、できる限り「OMシリーズ」のテイストに近づけるための切り貼り工作(ブリコラージュ)を紹介しようと思う。

ちなみに私もニコンF100にDK-17Mをつけて愛用している。
マグニファイングアイピース DK-17MをニコンF100につける(追記あり) ― 2007年01月25日
ふたたびニコンF100のファインダー ― 2007年11月16日

また、フォーカシングスクリーンの交換もF-501にF-801用のJ型(マイクロプリズム)やFM3A用のK型B型E型などを入れて使っている。爪を削らないと流用できない点など今回の工作と似ている。
Nikon FM3AのスクリーンをF-501に入れる(2002年10月21日)

センサーサイズの問題もあって、フィルムカメラと同じようにとはなかなか簡単にいかないのだろうが、わざわざバックフォーカスを長くとってせっかくミラーでレンズを通した像が直接見られるようにしてあるのだから、きちんとファインダースクリーン上でピントが見られるように各社頑張って欲しい。それがたとえファミリー向けの機種であっても。


写真は記事とは関係ない。
国立科学博物館日本館エントランスホール:Nikon F-301、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F4、1/30sec、L37c、富士フイルムNATURA 1600、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED

フィルムに傷が入っているようだが、ICEなしでスキャンした。

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