ニッコール千夜一夜物語最終夜 ― 2009年06月10日 00時00分00秒
ニコンのサービスセンターに行ったときに、待ち時間に「ニッコールクラブ会報」を読んでいたら、ニッコールクラブ会報VOL.208(2009 SPRING)に載っていた「ニッコール千夜一夜物語」が「最終夜」になっていた。悲しい。と思ってよく読んでみると、ニッコールクラブ会報での連載は終了するが、WEB上のニッコール千夜一夜物語は継続するということだ。よかった。ニッコールクラブ会員の方は既にご承知の話だろうが、会員以外であの連載がWEBに転載されているのを楽しみにしている人も多いと思う。よかった。
ちなみに、ニッコールクラブ会報VOL.208のニッコール千夜一夜物語最終夜で取り上げられているレンズは、Nikon LENS Series E Zoom 75-150mm F3.5だった。一つ前のVOL.207のニッコール千夜一夜物語はAi AF Nikkor 85mm F1.4D(IF)だった。いずれもまだWEB上には転載されていない。
【関連】
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ニッコール千夜一夜物語(バックナンバー)
ニッコールクラブ
写真は記事とは関係ない。ニッコールでなくてすまん。
マツバギク:GR DIGITAL、28mm相当、1/870sec、F3.5、ISO64、-0.3EV、プログラムAE、マクロモード
葉っぱがサボテンみたいな多肉の菊だったので珍しいのかと思って撮ったらそんなに珍しいものでもないみたいだ。
コメント
_ Wakashi ― 2009年06月10日 11時28分24秒
_ kazu ― 2009年06月10日 12時38分26秒
ニッコール千夜一夜物語がWEBだけになるのは時代でしょうか?
最近、種々の情報紙(ニース的な物)がWEBだけやPDF化されてきて、少し寂しいです。興味の有るところは印刷して読んでいますから・・・
話は、花の写真の方に
実は、周りに花に詳しい人がいないので、この花の名前が分かりませんでした。マツバギクと言うのですね。
国道や県道の植栽の所に群生していて、多分外来種だとは思っていたのですが、樹脂で造った造花の様で気になっていました。
_ Haniwa ― 2009年06月10日 12時40分07秒
お久しぶりです。
中古で2本お持ちとは、すごいですね。75-150mmはどこでもいい評判ですよね。そして必ずズームリングがゆるいという話も出てきますね。
部品の劣化ですか。フェルトで調節とか出来ないんですかねぇ。そのフェルトを押えている部品が割れたりするのかもしれませんね。私も何度か買おうと手にしたことがありますが、光学系のきれいなものはズームリングがゆるい、カビありのものはズームリング正常だったりとなかなかうまく見つからず、ニコイチの誘惑に駆られながらも(笑)いまだ手に入れていません。ポートレートに使えそうな焦点距離ですよね。
ニコンSCのそのお話は気に入って使っている人にはちょっとアレですね。Ai Zoom Nikkor 80-200mm F4Sも名玉ですが、いまとなってはE 75-150mm F3.5と物凄く中古価格に差があるわけでもなく(発売当時は全然クラスの違うレンズだったでしょうが) 、写りの点でも両者はそん色ないと聞きます。たぶん、シリーズEというのがそういう保持部品などをコストダウンしたものだから、修理はもうちょっと勘弁してくれということなのでしょうね。80-200/4の方は交換部品がなくても修理可能なのでしょう。
ニッコール千夜一夜物語の内容ですが、正確ではないですが「光学系は一切妥協はしていない、外観や保持部材でコストダウンはした」といった内容だったと思います。ズームの倍率を2倍に押さえ、F値も3.5にして光学的な性能と価格のバランスを取りつつもF値一定でマニュアル露出での使い勝手は犠牲にせずさらに外観等でコストダウンしてお求め安く、みたいな説明だったと思います。巷での評判どおりですね。
>85/F1.4Dの次がE75-150/F3.5というのも落差大きいな。
たぶん、ニコンの光学設計者の中では両者に格の違いはないんでしょうね。常に全力投球で設計していて、価格差は使用している硝材や生産量や鏡筒などの仕様によるということなのでしょうね。
_ WANI ― 2009年06月10日 12時46分27秒
自分の所の製品を気に入ってくれているユーザーに対して何を言っているのか・・・。
それにAi-S 80-200mmF4だって既に部品払底で直せない癖に、そういう事は直してくれる事を前提に言って欲しいですね(w。ちなみに80-200mmF4.5ですが中古が激安だったので一時期入手した事があったのですがスカスカのズーミングの動作をニコンOBの修理店に見せて見たところ部品が無いので完全には直らないけど調整で少しは改善できるとの事でした。結局直さずにそのまま知人にあげちゃいましたが(w。
シリーズEでは35mmF2.5を持ってますがグリス抜けっぽいので今度ニコンに出そうかと思ってまして、前にCOOLSCANの修理を出した時にシリーズEもまだ見てもらえるのか聞いて見たところネジが回って分解できれば清掃やグリスアップはやってもらえるとの事でした。が、いざ依頼に持って言ったらお金かける程のレンズですか?みたいな態度とられたらその場でキレるかも知れません(w。
あ、シリーズEの75-150F3.5は確か解像度が高くて焦点距離に因らず全域で収差が良く抑えられたいいレンズだとの評価を聞いた事がありますね。値段は安くても写りの性能はNikkorと同じと言うシリーズEの評価通りという所でしょうか。
千夜一夜物語ではどんな話になっているのか気になりますね。
_ Hnaiwa ― 2009年06月10日 12時46分56秒
行き違いに。お久しぶりです。
私もWEBだけで連載継続というのにちょっと驚きました。それじゃニッコールクラブに入る動機がなくなるじゃないか、と(笑)。
連載の途中までの分は朝日ソノラマから出版されていましたね。
http://haniwa.asablo.jp/blog/2005/10/19/113355
それ以降の分もある程度溜まったら後継の朝日新聞出版からいずれ出してくれるとうれしいですね。
松葉菊ですが、わたしも家に帰ってからネットで調べたんです。南アフリカの砂漠などに自生するんだそうです。日本のような高温多湿のところであのような葉っぱである必要はないですから、外来種ですよね。おそらく公園や道路わきなどに植えるとメンテナンスが楽な花なのではないかと想像しています。
_ Haniwa ― 2009年06月10日 13時03分53秒
WANI様
たしかにもう少し言い方がありますよねぇ。わたしも以前F-501を点検に出した際に「そろそろ新しいカメラに換えられては」と言われたことがあります(笑)。たしかその時点でFM3AとFM10しかマニュアルフォーカスカメラがなかったので、ワインダー内蔵でファインダー倍率の高いピントの見易い小さなカメラがあれば買うよ、みたいなことを言ったら黙ってしまいました。それでF6が出たんでしょうね。しかし、F6は高くて買えませんよ。F-301再発売とか>ありえない(笑)。
Ai-s80-200/4も修理不能ですか。まあ生産終了になって随分経つので仕方ないですねぇ。それだったら引き合いに出さないで欲しいですね。
E 35mm F2.5はモノクロでものすごくいいとプロの方が絶賛しているのをどこかで見たことがあります。それでずっと気になっているのですが、75-150mmよりも見かけることが少ないですね。こんなことを書くとますますいいものが見つからなくなりそうですが(笑)。
>いざ依頼に持って言ったらお金かける程のレンズですか?みたいな態度とられたらその場でキレるかも知れません(w。
えーと事前にご連絡いただければ、ニコンSCから実況中継したいと思います(笑)。
私は古くて市場価値の高くないもの(というか持っているものはそんなものばかりですが-苦笑)をメンテに出すときは「修理するよりも中古で買った方が安いかもしれませんが愛着があるので」と先に言うことにしています(笑)。
_ Jack ― 2009年06月10日 19時01分18秒
_ ノーネームしたん ― 2009年06月10日 23時51分55秒
>公園や道路わきなどに植えるとメンテナンスが楽な花なのではないかと想像しています。
外来種植えて良いんですかね?、綺麗なので許すとか、勝手に増えて朝起きるとHaniwaさんの家の周りにびっしりと・・・・・。
_ Haniwa@m(_ _)m ― 2009年06月11日 08時46分04秒
m(_ _)m
_ Haniwa ― 2009年06月11日 15時29分49秒
20年もお使いですか。当時からズームリングがゆるい現象が出ていましたか。情報ありがとうございます。
F値の変わらないズームレンズはいいですよね。マニュアル露出が一番失敗が少ないと思っているのですが、ズーミングでF値が変わると使いにくいです。AEも万能じゃないですし。E 75-150mm F3.5はその点も素晴らしいと思います。
シリーズEはカニ爪が付かないんでしたね。AFニッコールだとプラスチックの絞りリングなのにカニ爪が付くのに、何が違うんでしょうね。
■ ノーネームしたん様
中古で安く買ってもF一桁だと扱いが違うとか、なんか変ですよね(笑)。シリーズEを新品で買って愛用している長年のニコンユーザーとあんまり安いんでつい最近中古F3をかったユーザーとではどっちを…というか最新高価タルレフユーザー以外はもうみんな邪険に扱われたりして(笑)。
あう、朝起きて家の周りにびっちりこんなのが生えてたら鳥肌(さぶいぼ)立ちますがな(笑)。
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このレンズについては、ズーム倍率に無理をしていないためか、思いのほか良い画像を出してくれる印象で、中古で2本持っています。1本は少しレンズが汚れている。1本はまずまずのコンディション。
でも共通してズームの前後方向の動きがもう滑っていて、レンズを下にすると自然にズームリングが落下してしまう。あの時代の被写界深度のカラフルなラインがバカボンのパパの鼻毛みたいにほってあるタイプのズームは、このへんが限界なのでしょうかね。
ニコンのサービスにグリスとかで直せるのか、と聞いたら、これは、押さえている部品の劣化で、部品交換で直すものだとのご返事。その先がう〜ん、残念な発言。
「Ai-Sの80-200/F4とかだったらいいレンズだから治す甲斐があるでしょうけど、E75-150/F3.5はそんなに修理に費用をかけるレンズですかねえ?どうせ、両端の75と150しか使わないんじゃないですか?このままじゃダメですか?」
お金のかからない割り切った考え方をお示しいただいたという理解をすれば、良心的な発言。でも、自分が気に入っていたレンズをけなされた心の傷みは。。。。。。
で、結局、いいレンズなんですか、ほどほどレンズなんですか、千夜一夜物語に言わせるとどっちでしたか?、Hani様。私が気に入っていればそれでいいんでしょうけれど。
それにしても、85/F1.4Dの次がE75-150/F3.5というのも落差大きいな。