Sony Styleで「Carl Zeissレンズキャンペーン」 ― 2009年03月07日 00時00分00秒
珍しくこんな時間に更新。Sony Styleからメールが来て、「春を美しく撮る『Carl Zeissレンズキャンペーン』がスタート」なのだそうだ。
Carl Zeissで春を撮ろう!「Carl Zeissレンズキャンペーン」がスタートしました!
世界中のフォトグラファーから「空気感まで描写する」と賞賛されるほどの「カール ツァイスレンズ」。このレンズを使うと、一味違ったヌケの良い透明感のある映像表現が可能になります。
ソニースタイルでは、一人でも多くの方にその描写力を感じていただきたいと思い、期間中キャンペーン対象のレンズをソニースタイルにてご購入いただいた全てのお客さまに「Carl Zeissのノベルティ」をご用意しました。
カール ツァイスレンズと“α”だからこそ感じられる心地よいフォトライフを、この春ソニースタイルで始めませんか?
そしてさらに、「“α”レンズ」の買取金額アップキャンペーンを実施中!ご自宅に眠っているレンズがございましたら、是非下取サービスへ。 この機会に、レンズを下取りに出して、よりおトクに買い替えてみてはいかがしょうか?
http://www.jp.sonystyle.com/Service/Trade-in/index.html?ctg=cyber
いや、ツァイスのレンズは私も好きだけど、「このレンズを使うと、一味違ったヌケの良い透明感のある映像表現が可能になります。」なんて書くと、じゃαレンズだとヌケが悪いんかい、ということになりはしないか(笑)。これはαレンズに失礼だよ…。ライカにシュナイダーのスーパーアンギュロンがあるときにライツ社がシュナイダーだとヌケがいいとか言わないもの。Lレンズや★レンズとは違った危うさがあるように思う。
あと、メーカー自らがαレンズ買い取りとは。買い取られたレンズが中古市場に回るのならいいのだけれど、メーカーで破棄とかならちょっと勘弁して欲しいなぁ。ソフマップが絡んでいるようなので中古市場に環流すると信じたい。絶版レンズのタマ数が少なくなるのは嫌なので。
しかし、リンク先にある下取りと買い換えの例なのだが、Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZAを37,000円で買い取ってもらってキャンペーンの1,000円上乗せで、Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSMを226,800円(税込) -38,000円=188,800円で買うというのはどうなんだろう。値段はともかく、広角側の焦点距離が全然違うやん。と思ったら、DTレンズというのはAPS-Cサイズ専用レンズなのか。そうすると今度は望遠端の画角が違うやん。なんだか分からん(笑)。フルサイズに乗り換えさせてZeiss買わせて…という目論見なのかぁ。景気のいい人はいいなぁ(笑)。
ちなみに、「Carl Zeissのノベルティ」が「Carl Zeissのペナルティ」に見えた(爆)。
【関連】
届いたHTMLメールと同じ内容は以下のURLで見られる。
http://www.jp.sonystyle.com/Vemail/20090306/index.html
コメント
_ Dr.Head ― 2009年03月07日 19時04分10秒
_ ZARDファン ― 2009年03月07日 19時42分11秒
>「空気感まで描写する」と賞賛される
いいレンズでリバーサルを使えばそうなります。
でも、ツァイスでもたまにハズレもあるんですよね
ロットぶれではないモノが
でも、デジタルで空気感が写るのかなあ?
_ Eddie ― 2009年03月07日 19時44分07秒
_ maple ― 2009年03月08日 01時42分40秒
ああ。なんというか、「ソンナモンダ病」にかかってしまってるのかしら。
何を今更とも言えますが。
リンク先の下取りにしても、「ただ、そういう下取りが出来る例」にしか見えなくて。
心がこもってない、と言われればたしかにそう感じるのですが。
ただ、こんな不況ということもあり、とにかく売れればいい、という姿勢がかいま見えてもまあ仕方ないかなと思えてしまいます。
_ Haniwa ― 2009年03月09日 09時37分00秒
ハッセルや京セラCONTAXをお持ちですか。うらやましい。最近のユーザーでも以前からソニーが「Carl Zeissレンズ搭載!」とか宣伝していましたので、一般人にもカールツァイスってなんだかすごいらしいという認識はあると思います。たしかに安売りしてるように思いますが(笑)。たしかよそのメーカーでもPC用ネットワークカメラにCarl Zeissとか書いてあって、こんなカメラにツァイスもなにもないと思うけどなぁと思ったことがあります(笑)。
「空気感まで描写する」というのはカメラライターが書く分にはいいのですが、メーカー系がそういうことを書いちゃ駄目だと思うんです(笑)。だって「空気感」って何よ?それを描写するってどういう状態よ?と言われても答えられないからです(笑)。
■ ZARDファン様
シグマの28mm F1.8で早朝の森林の空気感が写るなぁと思っていたら、全体にフレアだったということがあります(笑)。空気感って難しいです。
ハズレがありますか。たしかにあんまり人気のないレンズが一部にありますね。でもツァイスは全体に価格は気にせず、大きさ重さも光学性能優先でというところが、ブランドにつながっているんだと思います。
デジタルで空気感ですか。シグマの古いレンズなら写るかも知れません(だからそれはフレ…)。
■ Eddie様
ああ、ツボを押さえたご発言。わたしはYBB初期の混乱から某やわらか銀行が嫌いになりまして…。メーカー直販サイトで「空気感」とか書いちゃまずいですよねぇ。そのうち街頭で安いαボディを配るようになるかもしれません。そして毎月Zeissレンズが有無を言わさず届いてカード決済でばんばん引き落とされる、と(笑)。あと、ただでボディを配って囲い込んだ上で交換レンズを一斉に値上げとか(笑)。まあ、固定費と違ってあたらしくレンズ買わなきゃなんの影響もないですが(笑)。
■ maple様
私はメーカーが直接関係したところで「空気感」という説明を初めて見ましたので、記事にしてみました(笑)。これ、お客様相談センターに「空気感ってなんですか。描写されているものとされていないサンプルを見せてください」って相談すればいいんでしょうか(笑)。
下取りはあってもいいと思いますが、メーカー系だとそのまま破棄されてしまうんじゃないかとちょっと心配になりました。また、いまのαはたとえば85mm F1.4はZeissしかないとかかなりZeissが浸食しているのでミノルタの名玉が心配です。
不況なのでなにやってもうまくいかないような気が(笑)。何を書かれても買う人は買いますし、買わない人は買わない(買えない)と思います。バブルだったら、いままでは買わなかった層も、そうか空気感が描写されるのかとワンサカ買うと思います(笑)。
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私もツァイス馬鹿でハッセルや京セラCONTAXは好んで使ってますが、
最近の新しいユーザーにとってはどうなんでしょうね~?
「空気感まで描写」と言われても、逆に胡散臭いような・・・^^;
どうもソニーはツァイス銘を安売りしているような気がして
一歩引いてみてしまいます。