懐かしのコニカインプレッサ仕上げ2009年02月03日 00時00分00秒

Konica IMPRESA 50 インプレッサ仕上げ

今話題の「エクター現像」で、かつてコニカが出していたIMPRESA 50(インプレッサ50)フィルムからの「インプレッサ仕上げ」プリントを思い出した。

この「インプレッサ仕上げ」は、「エクター現像」とは違って、現像ではなくプリントのプレミアム処理であった。写真のように品質証明書と担当者のはんこ(印)がついていた。品質証明書の文面は以下の通りであった。

品質証明書

コニカカラーIMPRESA仕上げは、IMPRESA50プロフェッショナルフィルムの性能を最大限に生かすために、品質管理責任者の厳重な検査を行っている高級プリントです。価値ある作品づくりに、ぜひまたご指名いただきますようにお願いいたします。

コニカカラーラボグループ

IMPRESA 50
Konica Color Professional 品質管理責任者:印

余談だが、コニカカラーインプレッサ50フィルムは、コダックが途中でC-41RA現像の第4浴を画像安定浴(Stabilizer2)から最終リンス浴(Final Rinse)に変更したために、画像安定剤をフィルム乳剤中に含まないフィルムを処理すると、画像の退色が従来処理より迅速に進んでしまう問題が出て、別処理の必要があったのだが、それでも特別な料金を請求されることはなかった。あくまでもラボ内部での都合の問題だったからだろう。
http://www.kodak.com/global/en/consumer/products/techInfo/j36/j36.pdf
http://www.fujihunt.com/fuji/fhweb2004.nsf/files/technical%20bulletins%20C41/$file/TB%20C41%20E8_07-06.pdf
http://web.archive.org/web/20050311220001/http://www.tohkichi.org/photo/c41fl.html参照

「エクター現像」の何が問題なのかというと、プリントは推奨仕様があってもそれが絶対ではないのでプリンター(プリント者)の腕の見せ所であり結果がすべてであるのに対して、現像プロセスという仕様も公開されていて明確に決まっているものなのに通常処理とどこが違うのか明らかにしないままに別料金を取ることを決めた点にあると思う。

プリントはたとえそれが目視回数が多いだけのものであっても結果がよければそれで別料金をとっても消費者は納得するだろう。それにインプレッサ仕上げは強制されるのではなく、消費者がインプレッサ仕上げを希望したときだけやってくれるものだったのだ。インプレッサ仕上げと通常仕上げとの違いが分からなければ、消費者は通常仕上げでインプレッサ50フィルムからのプリントを頼むことができた。

これに対して、ヨドバシカメラでのコダック純正処理では、エクター100フィルムをコダック純正処理に頼むと「エクター現像」が強制されて1.5倍の現像料金を取られるのである。かつての「インプレッサ仕上げ」とは全然違うのだ。

ちなみに、ヨドバシカメラではこの当時インプレッサ仕上げは受け付けてくれなかった。このインプレッサ仕上げは別のDPE店を通じてやってもらったものであった。他方、この当時富士のリアラ仕上げはやってくれた。しかし、コニカのインプレッサ仕上げはメーカーが推奨していたサービスであったのに対し、富士のリアラ仕上げはメーカーは「旧リアラと違ってリアラエースにはリアラ仕上げは必要ない」とアナウンスしていたのである(当時富士フイルムに電話して確認した)。ヨドバシカメラのDPEはなにかおかしいのかもしれない。

なお、写真にあるインプレッサ仕上げのシールはネガに直接貼ってあるのではなく、ネガシート(袋・スリーブ)の方に貼られている。

【関連】
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【追記:2009年2月3日】
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【関連追記:2009年2月4日】
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【追記:2009年2月18日】
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Kodak Ektar 100(エクター100)フィルム試写その12009年02月03日 00時00分01秒

新宿:Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8、F5.6、1/125sec、L37c、Kodak Ektar 100、エクター現像、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

コダックの新フィルム、Ektar 100(エクター100)の現像とプリントがあがってきた。ヨドバシカメラ経由の「コダック純正処理」で「エクター現像」である。プリントはアナログ指定のL判。

噂通りかなりの硬調である。プリントも最初見たときにデジタルプリントではないかと思うようなコントラストの高さである。色合いは彩度が高いというよりも、赤が飽和気味で浮いている感じがする。他にあまり色がないからかもしれない。そして本当に微粒子である。ネガフィルムじゃないような感じ。要するにデジタル臭いんじゃん(鬱)。

作例は新宿だが、やや曇り気味の日で夕方4時頃だったと思う。それでこんなコントラストだ。赤がやや浮いている感じがする。

それで、ヨドバシカメラのDPEコーナーでまたまた質問してみた。

Q:ビックカメラでは、「コダック純正処理」でもエクター現像強制ではなく、通常処理も受け付けていると聞くが、どうしてヨドバシカメラではエクター100はエクター現像しか受け付けないのか?
A:現像所から通常処理で受け付けていいという通知が来ていないので、そのようにはできないのですよ。

Q:ではビックカメラと「コダック純正処理」の行き先が異なるのか?
A:それはわからないのですが、うちの現像所は浦和にエクター専用のラインを1本作ってエクターはそこで全部処理しているのです。今回、エクターの現像依頼が予想以上に多くて正直反響にびっくりしているところです。ほとんどの方が現像(エクター現像)のみを依頼されています。

それで、私は従来同時プリントパック898円を利用していたのだが、今回エクター100をエクター現像にしてL判のアナログプリントも同時に頼んで、エクター現像630円 + L判プリント36枚×28円で合計1638円となり、従来の2倍近い価格になってしまうことを指摘したところ、富士の純正処理の同時プリントパック(*)に出せば従来と同じ価格になりますよ、と言われた。今度は富士の同時プリントパック(アナログ指定)(*)に出してみるが、こういう価格設定だと、せっかくのコダックの新フィルムの現像が富士に流れたり、「エクター現像」を扱わないコダック系のラボに流れたりするのではないか。最初はエクター現像はなんだろうと皆試してみるが、通常処理や他社処理でも問題ないということになれば、せっかく浦和に作ったエクター専用ラインが浮いてしまわないか。その辺どうなんだろう。まあとにかく次のエクターを撮って別の現像に出してみよう。
【追記:2009年2月5日】* ヨドバシカメラの富士純正処理には「同時プリントパック」なるものは存在しないようだ。現像料420円にL判1枚あたり28円のプリント料金が掛かる。「エクター現像」との違いは現像料金だけだった。従ってエクター100をヨドバシカメラのDPEに出す限り今までのような同時プリント898円ぽっきりというのはないことになる。【追記ここまで】

エクター現像のシールは、コニカインプレッサ仕上げと同じで、ネガにではなくネガシート(袋、スリーブ)に貼られていた。また、「エクタープレミアムプロプリントお試しクーポン券」が入っていた。エクタープレミアムプロプリントが、四切通常価格1890円のところ945円、六切通常価格1470円のところ735円になるらしい(有効期限2009年3月31日店頭受付分迄)。

写真は、新宿:Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F5.6F4?、1/125sec、L37c、Kodak Ektar 100、エクター現像、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED
【訂正というか註記】↑絞りF5.6と書いていたが、F4だったかもしれん。すまん、曖昧で。【訂正というか註記ここまで】

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【関連追記:2009年2月4日】
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【追記:2009年2月18日】
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