ニコン代替え機の行方 ― 2009年01月29日 00時00分00秒
今日は更新が大幅に遅れてしまった。すまん。
さて、またまた困ったときのアローカメラネタ(笑)。今日は
下取りキャンペーン?(アローカメラ&我楽多屋)から。
ここ数日間、Nコン社のカメラを「壊れてて構わないから安いのない?」と買いに来る人が続いています。こちらから、突っ込んで聞くことはしていませんが、その中のお一方は「代替えに使うから・・・」とこぼしていました。
これは推測するに、メーカーか何かが、プロ向けに新機種(多分、D?Xでしょう。。。)を販売するにあたって、値引きの条件として下取り品があることを条件にして、体裁を整えているのでしょう。まぁ、そういうのもアリでしょう。
おお、これはどこかで聞いた話だぞ(笑)。D3の身代わりにF2が…という。しかもその代替え機の行方は以前は海外に売られたりしていたけれどもいまは廃棄とか。そうなると、我楽多屋で動くニコンフィルムカメラを買って代替えに使われると貴重なフィルムカメラが減ってしまうということに。
だからこそ、我楽多屋の二代目若旦那はこう言うのか。
ジャンクや手頃に使える程度のNコンのカメラを探しているマニアにとってはいい迷惑じゃありませんか!?我楽多屋としても、あんまり嬉しくないなぁ~というのが本心です。デジタルカメラ全盛の中、貴重遺産のフィルムカメラを探し、遊んでいるアマチュアやマニアの楽しみを、メーカーとプロが荒らしているようで・・・。
たしかに、中古カメラ屋さんは売るものがなくなると商売にならない。フィルムカメラはもうそんなに製造されないから売るものは減っていく一方。そこでこんな形でさらに退場するカメラが出ると困る、と。デジカメはサイクルが早くて価格の下落が早くて大きいので中古品としてのうまみが少ないから、フィルムカメラほど商売になりにくいのだろう。
言っていることはわかるし、フィルム派としては確かに困る。メーカーももうフィルムカメラはデジタルカメラの敵じゃないんだから、もうそんなかたちで中古品を減らさなくてもいいんじゃないか。なんで市中のフィルムカメラを減らすのだ。
もしかして、着々と中古フィルムカメラを市場から退場させて、新たにフィルムカメラを発売するつもりではなかろうな(笑)。やるな、ニコン(笑)。
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