ソニー、裏面照射型センサー「Exmore R」を実用化 ― 2009年01月16日 00時00分00秒
ソニーが裏面照射型センサー「Exmore R」を、まずはデジタルビデオカメラ「ハンディカム」2機種で採用して実用化に入ったらしい。
ソニー、裏面照射型センサー「Exmore R」を実用化~HDDハンディカムに搭載。GレンズやGPSも(デジカメWatch)
裏面照射型CMOSセンサーは、同社が2008年6月に開発発表した撮像素子。センサーの表面から光を照射していた従来のCMOSセンサーとは異なり、背面から光を入射させることで、センサー上の配線やトランジスタの影響を受けることなく、フォトダイオードに入る光の量を増大させることが可能。従来の表面照射型に比べ、約2倍の感度を実現した。画素配列は、独自のクリアビットを引き続き採用する。
なお、デジタル一眼レフカメラ「α」とコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット」へのExmore Rの採用について現時点では明らかにしていない。ただし、ソニーによるとExmore Rの搭載が適していると判断したデジタルカメラには、今後搭載する可能性があるという。今回、Exmore Rをデジタルビデオカメラに搭載した理由について、「特に暗所での撮影におけるノイズ低減などの観点から、ハンディカムへの採用が最適と判断したため」としている。
上記記事では感度が2倍になることしか触れていないが、私が注目するのは、配線部分が邪魔にならない分斜めからの光も入りやすくなるのではないかということ。そうすると、レンジファインダーカメラなどの対称型構成の(超)広角レンズのようにフランジバックが短くて斜めに光が入るようなレンズもデジタルカメラで使いやすくなるのではないか。ライカMマウントの35mmフルサイズデジタルカメラはまだないが、この技術で実用化できるのではないか。BiogonやHologonがデジタルでも35mmフィルムと同じ画角で使える日が来るのだ!まあ、満足行くカメラが手頃な値段で買えるようになるのはかなり先だと思うが。
デジカメWatchの上記記事には「HDDハンディカムに搭載。GレンズやGPSも」というサブタイトルがついていたので、つい京セラのCONTAX Gシリーズ用のGレンズかと思ってしまった(笑)。
コメント
_ Wakashi ― 2009年01月21日 20時00分41秒
_ Haniwa ― 2009年01月21日 21時28分43秒
情報ありがとうございます。気づいていました(笑)。でもP45とセットなんですよねぇ。多分おとといまで単体であったG1とP45を組み合わせてネット専用にしたものだと思います。
年末の本当に超忙しいときにマップカメラが9800円で売っていたので、もうG1の価格が自分でも分からなくなってしまっていて、この値段だと「おお、買いじゃ」と思えなくなってしまっているんですよね。G1のファインダーにもなんか疑問が出てきて、以前と同じ気持ちです。
以前の気持ちというのは、レンズは素晴らしくいいんだけど、あのボディで使うのはちょっとなぁ。でもMマウントに改造してライカマウントボディを新しく買うほど気が進まない、ということです。また気持ちが燃え上がるまで待ちます。なんだかなぁ。たった数台ですがあんな値段で売られるともう買う気がしなくなります。マップカメラはその辺よく考えた方がいいと思いますよ。あのボディはどうしても欲しくなるようなボディじゃなくてあのレンズを使うために仕方なく買うものなので、一回あんな値段で売ってしまうと、もう通常の価格が馬鹿らしく見えてしまうんです。
もうちょっと予算を増やしてMマウントに改造してベッサR2Aを買った方がいいような気がしてきています。でも、B28だけならいいのですが、P45もP35もB21も改造すると改造費だけで20万になってしまうんですよねぇ。
G1の値段はマップの値段じゃなくても躊躇するような値段じゃないかもしれませんが、どうも故障や不具合が多いような感触がするんですよねぇ。安くても故障や不具合に泣かされるのはいやですし。そこも躊躇する理由です。
2月の松屋銀座の中古市に出掛けて見るつもりです。マップの値段ではでていないでしょうけど。それで燃え上がればよし、燃え上がらなければ縁がないということだと思います。
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