オールドレンズパラダイス(翔泳社刊) ― 2008年11月07日 00時00分00秒
昨日はコメントのお返事もできず、更新もできなくて申し訳なかった。m(_ _)m
さて、「オールドレンズパラダイス」という本を買った。タイトルからはわかりにくいが、副題に「EOS DIGITALとマウントアダプタで遊ぶ」とあるように、EOSボディにマウントアダプタで色々なマウントのレンズを付けて遊ぼうという主旨の本だ。
ニコンのデジタルカメラの方向性(ファインダーがアレ、絞りリング無し、ボディ内モーター無し、非CPUレンズで露出計不作動、APS-Cサイズ用の広角単焦点レンズを出さないなどなど)が気に入らないので、いずれEOSのフルサイズ方面に行くしかないのかなぁと思っている(*)。しかし、デジタルカメラは、フィルムカメラと違って絵作り込みのカメラだし、35mmフルサイズはまだ値段も高いのでじっと待っているところだ。早く御手洗氏に引退してもらいたいし(笑)。
* EOSだって絞りリングがないなど同じなのだが、ニコンのは期待を持たせつつ下級機からどんどん省略していくのが気に入らないのだ。どうなるのかやきもきしながら新製品を待つのは馬鹿らしくなったのだ。50mm F1.4に絞りリングがなかったので、もうニコンに拘る必然性がないと思った。どうせ絞りリングがないのなら、マウントアダプターでいろんなレンズが楽しめるEOSの方がいい。過去との繋がりを絶ったはずのEOSが、他社の過去レンズと繋がるというのは皮肉だ。
それでとりあえず、マウントアダプターのお勉強をと思って買ったのが、「オールドレンズパラダイス」だ。
内容は、M42マウントのレンズをEOSカメラに付けるところから始まり、ヤシカコンタックスマウント・Exaktaマウント・ライカRマウントマウント、そしてアダプタの詳説、中判レンズ(ペンタコンシックス、ハッセルブラッドV)を装着する話と続く。
少し高めの(1980円+税)本だが、カラーの作例も多く、なかなか満足。
オールドレンズパラダイス
澤村 徹 著
和田高広 監修
ISBN978-4-7981-1843-7
定価:1980円+税
出版社:(株)翔泳社
【関連】
metalmickey's blog(フリーランスライター澤村徹氏のブログ)
ちなみに、澤村徹氏のブログに載っている表紙写真とこの記事の表紙写真の色等が異なるのは、私の記事の写真はカバーと帯の写真で、氏のブログの写真はカバーを取った本体の表紙だからだ。どうでもいいことだが(笑)。
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