親指AFその後 ― 2008年10月24日 00時00分00秒
親指AF(AF-ONボタン)練習中 ― 2008年10月17日のあと、親指AFを実践してきた。ニコンF100にMB-15をつけて、Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>で使った。調子に乗って数時間で180枚ぐらい(36枚撮りフィルム5本)撮ってしまった。
結果は、最初の2枚が親指の離すタイミングに失敗してピンぼけだった。しかし、残りはばっちりピントも来て満足のいく結果となった。他に2枚ほど自分の合わせたかったところと違うところにピンが来ていた。これも親指の離すタイミングと押し直しをちゃんとしなかったからだ。
親指AFは、動きものでかつメインの被写体以外に距離の違うものがたくさんある場合に非常に有効であった。サッカーなどが典型だろう。
ただ、被写体があまり動かない場合は、今まで慣れ親しんだシャッターレリーズボタンにAFの作動も兼ねさせた方が楽だった。まだ親指AFが完全に身についていないからだろう。慣れればカスタムファンクションも覚えてしまうので、通常のレリーズ兼AF作動と親指AFの切り替えはすぐに出来た。親指AFにもっと習熟すれば切り替えなくても済むかもしれない。現場で切り替えて撮るのはミスの元なので、できればどちらかに決めた方がいいとは思う。
親指AFを使っているときでも、カメラのファインダーは大事だと思った。どこにピンが来てるかを判断して親指を押したり離したりするから、ファインダー上でピントが見えにくいと判断に困るのである。今回はマグニファイヤーDK-17Mも装着して、ファインダー倍率を上げて使ったが、F100のファインダースクリーンが暗いレンズ寄りの特性なので、Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>でピントの山が見えないとまではいわないが、一目瞭然とまではいかなかった。F3にAi AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>を装着した時の方がDK-17Mを装着したF100よりもファインダー倍率は低いのだが、スクリーンの特性やファインダー光学系が違うので、断然F3の方がピントが見やすいのである。F100の場合スーパーインポーズ用に1枚板が挟まっているのもよくないような気がする。まあそれでもF100はニコンのデジタル一眼レフの大半の機種よりはピントは見やすいのだが。ともかくAFカメラでもファインダーは重要だ。
写真は記事とは関係ない。
横浜市電1518形:GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/68sec、ISO64、-0.3EV、プログラムAE
横浜市立野毛山動物園(入場無料)に保管されている横浜市電。中の片側の運転台は撤去され、ガラスも外されて透明アクリル板に交換され、吊り革もなくなっているのだが、子ども達には愛されているようで、いつも子ども達が中にいるようだ。この電車は、この動物園の近くを走っていた横浜市電3系統の車両だったそうだ。現在の横浜市営バス103系統の路線が市電3系統と一部重なっている。
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