親指AF(AF-ONボタン)練習中2008年10月17日 00時00分00秒

Nikon F100 + MF-29

このところ、夜な夜なニコンF100で「親指AF」の練習をしている。親指AFというのは、今まで全然そんな使い方をしていなかった私が説明するのもなんなのだが、カメラの背面の右手親指の当たるあたりにあるAF-ONボタンを使ってAF(オートフォーカス)を制御する撮り方だ。通常シャッターレリーズボタンの半押しでAFも動作するが、それをカスタムファンクションでシャッターボタンはシャッターレリーズのみを担当させて、AFは親指のAF-ONボタンで担当するようにする撮り方なのだ。

その際AFのモードはAF-C(コンティニュアスAF)。そうすると、AFを合わせ続けるAF-Cの作動を止めてシャッターレリーズできる。これはサッカーのように複数のプレーヤーが錯綜する際に有効だと聞く。追い続けている選手の前を他の選手が横切りそうになったら親指を離すのだそうだ。練習、練習(笑)。

それで、最近のニコンのAFカメラには全部AF-ONボタンが付いているのだと思っていたら、発売されたばかりのニコンD90の記事を見たら、なんと背面にAF-ONボタンがないではないか。ありゃ、親指AFできないのか、と思って調べたらAF-L/AE-LボタンをカスタムファンクションでAF-ONボタンに置き換えることができるらしい。よくよく調べてみると、ニコンF100よりも後に発売されたF80でもAF-ONボタンはなかった。MB-16は用意されているのに。そういうものなのか。AF-ONボタンはフラッグシップとそのひとつ下のクラスにしか搭載しないのがニコンの考え方らしい。

そうすると、AF-ONボタンと別にAF-L/AE-Lボタンがあることの意義が気になる。AF-ONボタンでAF作動を制御しつつ、AF-L/AE-LボタンをカスタムファンクションでAE-Lのみにして、AF-ONとAE-Lとシャッターレリーズを独立したボタンでそれぞれ制御ということなのか。ああ、もうわからん(笑)。まあ、とにかく親指AFの練習だ(笑)。

ちなみにニコンF100用のマルチパワーバッテリーパックMB-15には縦位置用のシャッターレリーズボタンとAF-ONボタンがあるのだが、このMB-15のAF-ONボタンは、F100ボディのAF-ONボタンと大きさも形も押した感触も違う。MB-15のAF-ONボタンは小さくてゴムのボタンなのだが、F100のAF-ONボタンはプラスチックの硬いもので大きさも大きいし出っ張っている。感触があまりに違うので気持ち悪い。私は縦位置では右手を下にするので、縦位置用のシャッターボタン等は使わないのでまあいいのだが。これ、当時使っていたプロから不満の声は出なかったのだろうか。

【関連追記:2008年10月24日】
親指AFその後 ― 2008年10月24日
【関連追記ここまで】


↓このブログに戴いた親指AFに関するコメントです。ありがとうございました。
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