アサヒカメラ2008年11月号予告から ― 2008年10月16日 00時00分00秒
ちょっと遅れたけれども、アサヒカメラ次号(2008年11月号)予告から気になるものをピックアップしてみる。しかし、もうデジタルの記事ばかりで全然気になるものがなかったりする。とほほ。
- 表紙=五島健司 撮影地=北秋田市・中の又渓谷 ペンタックス645NII・33~55ミリF4.5・ベルビア100
- 「α」の血脈 一眼レフの極み ソニーα900 赤城耕一 2460万画素の描写力/「100%」のファインダー/設計者は語る
- 極意で学ぶ写真ごころ 伊藤美露 構図を発見するためのレッスン
- 懐かしのぞっこん鉄道 櫻井 寛 明知線(明知鉄道)----阿木駅
- あの有名人のお宝カメラ 鎌田俊哉さん×ライカM4東信さん
- 銀塩買物學 コーイチ百貨辞典 赤城耕一 高級コンパクト機
- ニューフェース診断室 ニコンD60 + AF-S DX ニッコール18~55ミリF3.5~5.6 G VR
- BOOKS[今月の新刊書籍]森山大道『もうひとつの国へ』評・赤坂英人
「表紙=五島健司 撮影地=北秋田市・中の又渓谷 ペンタックス645NII・33~55ミリF4.5・ベルビア100」は、これだけデジタルカメラの記事ばかりなのに、なぜか表紙やグラビアはほとんどがフィルムで撮られた作品だ。謎、ということで取り上げた。
ソニーα900はファインダーがどうなのか気になる。100%の視野率ということよりも、ピントがどうよく見えるのかが気になる。
ニューフェース診断室のニコンD60 + AF-S DX ニッコール18~55ミリF3.5~5.6 G VRは、もうニコンの新製品には興味無いはずなのに挙がっている。それは、京急ファミリー鉄道フェスタ2008でまさにこの組み合わせで借りてみてその画質にがっかりしたことがあるからだ。
京急ファミリー鉄道フェスタ2008でニコンD60を借りてみた ― 2008年05月26日参照
なぜ、そんなに結果が悪かったのか、ニューフェース診断室の結果から何かが分かるかと期待してのことだ。
なぜ、興味無いはずのAPS-Cサイズの撮像素子のカメラをわざわざ借りかかというと、安いAPS-Cサイズのデジタル一眼レフでも買って楽しんでみるのもひとつのあり方かな、とその時はふっと思ったのだった。これがD50の時のように画質が気に入っていれば、D60とは限らないが、安いデジタル一眼レフを買っていたかもしれないのだ(D50のときは結局フィルムスキャナを買った)。しかし、その気持ちの揺らぎを打ち砕くかのようなニコンD60 + AF-S DX ニッコール18~55ミリF3.5~5.6 G VRの画質なのであった。「お前は買うな」という神の思し召しなのか(どんな神なのか?)。
写真は記事とは関係ない。
横浜ぷかり桟橋:Nikon F100、Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)、プログラムAE、コニカミノルタ ベビーフィルムほっぺにチュッ(ISO400)、L37C、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED
このコニカミノルタ「ベビーフィルムほっぺにチュッ」というフィルムはいいフィルムだった。あと2本しか手元にない。ちなみにほっぺにチュッは、人物が入ったときにその威力を発揮するので、この作例は適切な被写体ではない。適切ではないが、これで勘弁してくれ(笑)。
コメント
_ maple ― 2008年10月16日 09時06分41秒
_ Haniwa ― 2008年10月16日 10時18分22秒
いえ、デジタルを毛嫌いしているわけじゃないんです。買える値段で気に入ったものがないので、興味無くしてるだけです(笑)。
もともと、ボディよりもレンズの方が好きなので、レンズよりもボディに比重のあるレンズ交換式デジタルカメラが今ひとつ乗らないという面もあります。次号はそそるレンズの記事もないのですよねぇ。
ほとんどデジタルカメラの新製品しかなく、皆の関心がデジタルにある(本当か?)現状では、アサカメがデジタル主体になるのは仕方ない気もします。でもフィルム関係ももっと載せて欲しいですよねぇ。せめてフィルムスキャナの使い方の連載とかやって欲しいですが、メーカーがそれを望んでいるとも思えず、無理なんでしょうね。
D60はキットのAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRがVRなしの18-55mmに比べてイマイチらしいですね。ただ、私が借りた個体はイマイチレベルではなく、あれではコンパクトカメラ買った方がマシというレベルでした。故障であったことを祈ります。
私も単焦点レンズとのキットもあってもいいと思いますが、DXフォーマットに合わせた単焦点レンズがないので難しいですね。しかもD60はモーター内蔵でないとAF出来ない仕様ですから、Ai AF Nikkor 50mm F1.4DとかAi AF Nikkor 28mm F2.8Dとか付けて売っても、「AF出来ません。フォーカスエイドでお使いください」となってしまうわけです。そういうニコンのデジタルカメラのシステムに嫌気が差したのです。デジタルカメラが嫌いなわけじゃないです。とほほ。
_ しがない写真屋 ― 2008年10月16日 13時26分18秒
画質が?????でつらいです
ほっぺにちゅ=ポートレート400でしたよね
ポートレート400はとても好きなフィルムでした
なんともいえない質感で肌を再現してましたし
色目も薄ピンクよりに発色してました
粒子も細かくていいフィルムでしたね
_ Haniwa ― 2008年10月16日 16時06分31秒
さすがに最近の作例はわかりにくくなってきました。以前は緑がかってハイライトが飛んだような画像ですぐに分かりましたが。最近でも、赤が飽和しているとデジタルだと分かりますけど。
>ほっぺにちゅ=ポートレート400でしたよね
そうです、そうです。最初ほっぺにチュッを馬鹿にしていたのですが、一回使ってこれはポートレート400の27枚撮りを別パッケージにしたものだと気づきました。それまで、高いポートレート400を買っていたのは何だったんだ、と思ったものです。
本当に惜しいフィルムをなくしました。コニカミノルタのフィルム撤退後、ヨドバシで売り切れたあとに「赤ちゃん本舗」などのベビー用品屋さんに売れ残っていたので、買ったのも思い出です。今手元に残っているのはそのとき買ったものだと思います。
_ WANI ― 2008年10月17日 00時08分40秒
しかしディスコンになるフィルムを最後に買い置き・・・っていうのも100ft缶でやるとさすがに自分でもアホかと思ってしまいます(w。ネオパン100がまだ500ftもある上にネオパンSSも100ft・・・(w。モノクロという事もあって有効期限越えてもしばらくは大丈夫だと買えるだけ備蓄してしまいました(w。
_ Haniwa ― 2008年10月17日 09時05分25秒
そうなんです。コニカミノルタフィルム事業撤退のあと、コダクロームも国内販売中止になり、お先真っ暗という感じでした。
しかし、100ft缶で買い置きすると、10年分ぐらい大丈夫なような気が(笑)。鉛入りのパックに入れて冷凍保存とか(笑)。ちなみにほっぺにチュッは期限がとうに切れていますが、冷蔵保存だったせいか変質はしていませんでした。
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アサカメのご紹介エントリはとても参考になるんですが、今のHaniwa様がなさっても「デジカメの話ばっかかよ、( `д´) ケッ」ってなるんじゃないかなあ・・・と思ったら、やっぱりそうですか^^;
でも森山大道さんや山内道雄さん等のフィルム作品を載せてくれていたりするのがうれしいです。9月号は良かった。
ムックではありますが、アサヒカメラDIGITALというのを別立てしてるんだし、フィルムならフィルムだけで固めて欲しい・・・なんて言うだけ無粋なんでしょうね。
どこかのコメント欄で、Haniwa様が「D60はGR DIGITALにも負けている」とおっしゃっていたのが引っかかっていたのですが、ちゃんとエントリがあったのですね。探せていませんでした。
元記事のコメント欄にも書かれていますが、僕もこれはレンズだと思います。
でもレンズだからって正当化される話ではないでしょうね。ましてD60で一眼デビューなんて方は間違いなくレンズキットを買うでしょうから。
AiAFNikkor50mmF1.4か28mmF2.8をキットにすればいいんですよね。AF抜きまでは言わないから。