富士フイルムがインクジェット方式のミニラボを国内初導入 ― 2008年09月04日 00時00分00秒
今日は、MANA様に一昨日予想して戴いた記事だ。予想的中おめでとうございます。\(^o^)/ MANA様には「Haniwaのページ作者のBlog記事予想的中者」の称号が与えられます>そんものいらない?(笑)。
富士フイルムがインクジェット方式のミニラボを国内初導入するという。
富士フイルム、インクジェット方式のミニラボを国内初導入(デジカメWatch)
インクジェット方式「フロンティアドライミニラボDL410」新発売(富士フイルム)
「フロンティアドライミニラボDL410」は、省スペース設計で、水まわりを気にする必要がないため、これまでミニラボを設置できなかったお店も導入することができるシステムです。
たしかに、水道設備のない狭い通路のような場所でもプリント屋さんができるというのは便利だ。
しかし、インクジェットというのはどうなのか。画質の点やプリントの耐久性が気になる。「高画質」と書いてあるが、そこには補正プログラムの優秀性とペーパーのことしか書いていない。逆光で駄目な写真を補正するんじゃなくて、もともと適正露出で高精細で撮られた写真がちゃんと高画質でプリントできるのかそれが何十年ももつのか、そこが一番気になるところじゃないか。なんかはぐらかしているように思う。
もっとも、富士のプレスリリースは、お店向けのものであって、利用者向けのものではないので、そういうことは書いてないのは仕方ないかもしれない。しかし、デジカメWatchはコンシューマー向けの記事が主体なのだから、プレスリリースをそのまま流すんじゃなくて、ちゃんとプリントの画質と耐久性について取材して欲しい。これはカメラ雑誌にも当てはまる。富士フイルムは大きな広告主だからといって逃げてはいけない。カメラ雑誌はカメラやレンズのことばかり書いているが、肝心のお店のプリントシステムがどうなっているのか、どう変わってきているのか関心がなさそうなのはよくない。コンテストにしたって画像データでの投稿は認められないのだから、プリント環境についてもっと書くべきだ。
私がお店にプリントに出すのは、自分でプリントするのが面倒なときと、自宅のプリンターよりは耐久性のあるプリントが得られるからだ。耐久性について不安のあるプリントが混じっているのならば、ますますお店にプリント依頼する人は減るだろう。このお店のこのプリントはデジタルなのかアナログなのかよく分からないまま、大半がデジタルに移行した。そして今度は知らないうちにインクジェットが蔓延ろうとしている。情報公開のないままに誰がお店にプリントを頼むというのか。何が入っているか分からないものを買うのはいやでしょ。知らない間に中身が入れ替わった商品を平然と売っているようなお店を信用できますか?
写真は記事とは関係ない。
相模湾:Nikon F100、Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>、プログラムAE、スポット測光、Kenko L37 Super PRO、富士センシアIII(RA3)、Nikon SUPER COLLSCAN 5000ED
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