Nikon D90の開発にGR DIGITALの開発者が携わっている?2008年09月01日 00時00分00秒

Nikon D90の動画機能は評価しつつも、DXフォーマットだし非CPUレンズで露出計が働かないので全然買う気もないのに、またまたD90の話題だ。すまん。

ニコンD90の体験撮影イベントが、東京と大阪から始まっているのだが、そこに参加された方のブログで気になる情報が。

ところで、このブログで使っている写真は、リコーの「GR DIGITAL」を使っているのですが、ニコンの社員さんによれば、「GR DIGITAL」を開発した人がこの D90 の開発に携わっているとのこと。ニコンの社員さんも「GR DIGITAL」の良さは認めているようでした。8月31日(今日)もやっているので、行ける人は行ってみてはいかがでしょうか?
ニコン D90 に触ってきました。(The Magic Hour)

な、なんですと。ニコンはリコーからヘッドハンティングしたのか、それともGR DIGITALでリコーが何かを委託した会社にニコンがD90開発の何かを委託したのか。非常に気になる。とりわけ、GR DIGITALの開発の何に携わっていた人がニコンD90の何の開発に携わったのか、気になる。これ、カメラ雑誌各誌の来月号以降で必ず聞き出してくだされ(笑)。デジカメWatchは雑誌に先んじて聞き出してWebに掲載しないと駄目ですよ(笑)。ちなみに、引用したBlogの方は大阪・梅田の体験撮影イベントに行かれたそうだ。

ということで、続報を待つ(何のために?)。

相変わらずタムロンのニコン用AFモーター内蔵レンズはわかりにくい2008年09月02日 00時00分00秒

タムロンが、名玉として誉れ高い90mm F2.8マクロレンズのニコン用AFモーター内蔵版を9月27日に発売するようだ。
タムロン、「SP AF 90mm F2.8 Di」にニコン用AFモーター内蔵版(デジカメWatch)

しかし、デジカメWatchの記事も、そこに書かれているタムロンのサイトを見ても、「SP AF 90mm F2.8 Di ニコン用AFモーター内蔵版」のAF(オートフォーカス)できるボディがはっきりしない。http://www.tamron.co.jp/lineup/272e/272e_spec.htmlには、AFモーター内蔵ニコン用の互換性についてのリンクが張られていて、リンク先に「DiシリーズAFモーター内蔵ニコン用カメラ対応表」というのがある。しかし、「SP AF 90mm F2.8 Di ニコン用AFモーター内蔵版」にはどこにも「NII」の文字がないため、この表が「SP AF 90mm F2.8 Di ニコン用AFモーター内蔵版」に該当するのかしないのか分からない。「DiシリーズAFモーター内蔵ニコン用カメラ対応表」の下にあるレンズ名にも「SP AF 90mm F2.8 Di 」はない。タイトルのDiシリーズAFモーター内蔵ニコン用カメラ対応表」からすれば、ニコン用のAFモーター内蔵のレンズはすべてこの表の通りのようにも受け取れるが、その下には「DiシリーズNIIモデルは…」とあるので、NIIと明記されていない「SP AF 90mm F2.8 Di ニコン用AFモーター内蔵版」が当てはまるのか分からない。本当にいらいらする。

そういえば、デジカメWatchの何日か前の交換レンズ実写ギャラリータムロン「SP AF 70-200mm F2.8 Di LD [IF] Macro」の記事も、ニコンのAFカメラでAFが利かない例外があることにまったく触れていない。タムロンのDi NIIレンズは、AF-IやAF-SレンズでAFできるボディでもAFが利かないボディがある(たとえばニコンF4やF5でAF不可)という大きな問題があるのにまったく触れないのはおかしい。デジカメWatchのインプレスは、タムロン交換レンズのこの問題については触れないつもりなのか。この点に触れているかいないかが、タムロンレンズに対するレビューが信頼できるかどうかの試金石だと勝手に決めさせて戴く(笑)。

90mm F2.8についてはその光学系が高く評価されているのに、対応するボディがよく分からないんじゃ買う気にならない。タムロンはなぜわかりにくくするのか、インプレスはなぜそのことをきちんと報道しないのか。納得がいかない。隠せば隠すほど、「タムロンのレンズは地雷」と漠然とした不安が広がるだけなのに。ああ、でも対応レンズボディがはっきりしても、今後発売されるカメラボディでAF不可能なものが出てくる可能性は否定できないから、やっぱり地雷か。AF-I・AF-SレンズでAFできるボディすべてでタムロンAFモーター内蔵レンズがAFできるようにしないと地雷の不安は払拭できまい。情報公開と技術対応の二重に駄目駄目だなぁ。

【関連】
タムロンがニコンカメラとの機能対応表を公表 ― 2008年05月30日
Tamron SP AF 70-200mm F2.8 Di LD (IF) Macro (Model A001N II)の絞りリングは? ― 2008年05月16日

Carl Zeissの一眼レフ用交換レンズに新マウント?2008年09月03日 00時00分00秒

Curious? Subscribe to Camera Lens Newsletter and be the first to know on September 15

MANA様からまたまた記事の予測を戴いたのだが、Zeissネタを優先させて戴きます。m(_ _)m

独Carl Zeissが展開している35mm一眼レフ用交換レンズシリーズ(ZF、 ZS、ZK)に新たなマウントが加わるようだ。

zeiss.comのカメラ・シネレンズのTOPにティザー広告が入っている。そこには、ZF、ZS、ZKと書かれたレンズの横にレンズと同じ穴が開いていて「?」という写真があり、その横に

Curious?
Subscribe to Camera Lens Newsletter and
be the first to know on September 15

と書かれている。9月15日のカメラレンズニュースで発表されるようだ。

新マウントはなんだろう。まず、考えられるのはヤシカ/京セラCONTAXマウント(ヤシコン)だ。ドイツにはBRAUN SR 2000 Yというヤシカ/京セラCONTAXマウントのカメラがあるので、それ用に出すという可能性がある。ほかにも現行品でKenkoやMapcameraのヤシカ/京セラCONTAXマウントのカメラがある。しかし、中古でかなりヤシカ/京セラCONTAXマウントのレンズがあるし、いまさらヤシカ/京セラCONTAXマウントのレンズを出すのもなんかすっきりしない。それにCONTAXブランドはあと数年京セラが保持することになっているようだし。

とすると、ソニーのαマウントが別にZAシリーズとして存在する以上、残されたメジャーなマウントはキヤノンEFマウントしかない。出すのか、EFマウントで?しかし、電気連動がほとんどなくMFで絞りリングありのZF/ZS/ZKマウントと違いがありすぎるので、これもちょっと自信がない。ただ、EFマウントが一番可能性が高いと思う。ユーザーの数などからしても無視できる数ではない。

あとは、フォーサーズか。これはフォーマットのサイズが全然違うし、ZFなどの光学系をそのまま流用すると画角が非常に狭くなって広角側のラインナップを別に必要としてしまうので、これはあり得ないと思う。

ということで、予想はキヤノンFEマウント用の「ZEマウント」。15日が楽しみ。AFで出してくるのだろうか。それとも意表を突いてオリンパスOMマウントとか。

そうそう、ニコンFマウントユーザーとしては、新マウントよりも新レンズをお願いしたい。Distagon T* 2.8/21 ZFとか、Tessar T* 2.8/45 ZFとか、Distagon T* 1.4/35 ZFなど、お願いしたい。光学系はヤシコンのままでいいからさぁ(笑)。

【関連追記】
Carl Zeissの35mm一眼レフ用新マウントは「ZE」 ― 2008年09月08日

富士フイルムがインクジェット方式のミニラボを国内初導入2008年09月04日 00時00分00秒

相模湾:Nikon F100、Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>、プログラムAE、スポット測光、Kenko L37 Super PRO、富士センシアIII(RA3)、Nikon SUPER COLLSCAN 5000ED

今日は、MANA様に一昨日予想して戴いた記事だ。予想的中おめでとうございます。\(^o^)/ MANA様には「Haniwaのページ作者のBlog記事予想的中者」の称号が与えられます>そんものいらない?(笑)。

富士フイルムがインクジェット方式のミニラボを国内初導入するという。
富士フイルム、インクジェット方式のミニラボを国内初導入(デジカメWatch)
インクジェット方式「フロンティアドライミニラボDL410」新発売(富士フイルム)

「フロンティアドライミニラボDL410」は、省スペース設計で、水まわりを気にする必要がないため、これまでミニラボを設置できなかったお店も導入することができるシステムです。

たしかに、水道設備のない狭い通路のような場所でもプリント屋さんができるというのは便利だ。

しかし、インクジェットというのはどうなのか。画質の点やプリントの耐久性が気になる。「高画質」と書いてあるが、そこには補正プログラムの優秀性とペーパーのことしか書いていない。逆光で駄目な写真を補正するんじゃなくて、もともと適正露出で高精細で撮られた写真がちゃんと高画質でプリントできるのかそれが何十年ももつのか、そこが一番気になるところじゃないか。なんかはぐらかしているように思う。

もっとも、富士のプレスリリースは、お店向けのものであって、利用者向けのものではないので、そういうことは書いてないのは仕方ないかもしれない。しかし、デジカメWatchはコンシューマー向けの記事が主体なのだから、プレスリリースをそのまま流すんじゃなくて、ちゃんとプリントの画質と耐久性について取材して欲しい。これはカメラ雑誌にも当てはまる。富士フイルムは大きな広告主だからといって逃げてはいけない。カメラ雑誌はカメラやレンズのことばかり書いているが、肝心のお店のプリントシステムがどうなっているのか、どう変わってきているのか関心がなさそうなのはよくない。コンテストにしたって画像データでの投稿は認められないのだから、プリント環境についてもっと書くべきだ。

私がお店にプリントに出すのは、自分でプリントするのが面倒なときと、自宅のプリンターよりは耐久性のあるプリントが得られるからだ。耐久性について不安のあるプリントが混じっているのならば、ますますお店にプリント依頼する人は減るだろう。このお店のこのプリントはデジタルなのかアナログなのかよく分からないまま、大半がデジタルに移行した。そして今度は知らないうちにインクジェットが蔓延ろうとしている。情報公開のないままに誰がお店にプリントを頼むというのか。何が入っているか分からないものを買うのはいやでしょ。知らない間に中身が入れ替わった商品を平然と売っているようなお店を信用できますか?


写真は記事とは関係ない。
相模湾:Nikon F100、Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>、プログラムAE、スポット測光、Kenko L37 Super PRO、富士センシアIII(RA3)、Nikon SUPER COLLSCAN 5000ED

なぜかいまごろソニー「GPS-CS1KSP」のレビュー記事が2008年09月05日 00時00分00秒

SONY GPS-CS1K and Kodachrome 200 (KL)

デジカメWatchにソニー「GPS-CS1KSP」(デジカメアイテム丼)が掲載された。あれ?このあいだインプレスのどこかでソニー「GPS-CS1KSP」のレビューを見たぞ、と思ったら、9月2日にPC Watchでソニー GPSユニットキット「GPS-CS1KSP」(平澤寿康の周辺機器レビュー)が載っていて、読んだばかりだったのだ。インプレスは複数のジャンルにまたがる製品のレビューの場合、同じ記事を別のWatchにリンクを張って載せるのだが、ソニー「GPS-CS1KSP」の場合は珍しく別々に同じ製品を同じ時期にレビューしている。しかも発売から半年も経ってからだ。何かソニーから働きかけがあったのだろうか(笑)

GPS-CS1KSPについては、もう語ることはない(笑)。
SONY デジタルカメラ用GPSユニットキット「GPS-CS1KSP」発売 ― 2008年02月26日
で言いたいことは語っているからだ。

また、アップグレードキットについても、
ACC-GPS(SONY GPS-CS1K用アップグレードキット)が届いた ― 2008年04月11日
で語ってしまっている。

上記のレビューのうち後者の平澤寿康氏のレビューの方がいい印象だ。というのは、アップグレードキットの販売期間が短かったことについて言及しているからだ。
SONY GPS-CS1KのアップグレードキットACC-GPSが全然来ない ― 2008年03月27日参照

次に、MANA様に教えて戴いた別のGPSキーロガー Location Plus A1 も見てみたい。

Location Plus A1の方がGPS-CS1Kよりも多機能のようだ。ログを記録する間隔が、 1 / 5 / 10 / 15 / 20 / 25 / 30秒のいずれかにユーザーが任意に設定できるところもいい。GPS-CS1Kは15秒に1回に固定されているので、高速に移動する場合軌跡がガクガクになってしまう。しかもGPS-CS1Kは感度が悪いためにログが取れないことがあり、そうなると軌跡が移動したルートと違ってショートカットしたみたいになってしまう。Location Plus A1の方がよさそうだ。

一番の問題は感度だ。Location Plus A1は仕様によると、チップセットにuNAV社 uN3010A (Single Chip GPS Receiver)を使っているようだ。uN3010Aの評判が分からない。SiRF Star III なら高感度だという評判が確立しているから安心だ。

と思って検索すると、デジカメWatchにLocation Plus A1のレビューが既に載っているではないか。読んだはずなのにすっかり忘れている。
ハンファ・ジャパン「Location Plus A1」(デジカメアイテム丼)

今から買うなら、Location Plus A1の方がよさそう。ただ、GPS-CS1Kよりははるかに感度がよさそうだが、SiRF Star III チップセットを使っているGlobalSat DG-100 (コメットDL/3)の方がより高感度で軌跡のズレが少ないように思う。GlobalSat DG-100 (コメットDL/3)は画像のExifにデータを書き込むソフトが付属していないので、総合的に見てLocation Plus A1がお勧めだと思う。わたしなら、ソニーのGPS関連ソフトを持っているので、高感度のGlobalSat DG-100 (コメットDL/3)を買いたい。

Location Plus A1の唯一気になる点は、GPS-CS1Kは時速500kmで移動する場合までログ採取可能となっているのだが、Location Plus A1は時速300kmまでとあることだ。飛行機の中ではこういう電子機器は作動させてはいけない可能性があるからそんなに速い速度に対応していなくてもよさそうなものだが、時速300kmだと新幹線で微妙になってくる。500系やN700系は最高時速300kmで走るからだ。中国だと最高時速350kmの高速鉄道もある。新幹線の中でもログを取りたいじゃない(笑)。【訂正】Location Plus A1の仕様をよく見たら、「時速360km以上、海抜高度10,000m以上では測位できません。」とあった。時速350kmの中国の新幹線でも使える。お詫びして訂正します。とすると、残された問題点はWindows 2000やMacで使えないぐらいですな。Windows 2000のノートPCを持っている私としてはこれは由々しき問題なのだが…。【訂正ここまで】

MANA様大当たりです。情報ありがとうございました。

Carl Zeissの35mm一眼レフ用新マウントは「ZE」2008年09月08日 00時00分00秒

Curious about ZE?

独Carl Zeissのティザー広告が新しくなっていた。

Curious about ZE?

となっていて、写真もZKマウントの横に「ZE」と書かれている。私の予想通り名称は「ZE」だった。

問題は、マウントが何なのかだが、これも前回の予想を変えず、キヤノンEFマウントだと思う。そして、電磁絞りでMF(マニュアルフォーカス)だろう。AF(オートフォーカス)は採用しないと予想する。

【関連】
Carl Zeissの一眼レフ用交換レンズに新マウント? ― 2008年09月03日


皆様、たくさんのコメントありがとうございます。すこしずつお返事しますのでお待ちください。m(_ _)m

「科学の眼-ニコン」:科学映像館2008年09月09日 00時00分00秒

科学映像館というサイト(以下の理由でリンクは張りません)で、ニコン(制作当時は日本光学工業)の科学映画が公開されている。
科学の眼-ニコン(科学映像館)
ttp://www.kagakueizo.org/movie/sds_kagakunome-nikon.html

1966年 イーストマンカラー 30分
企画 日本光学工業株式会社

るつぼの中からとりだされたガラス塊からレンズがつくられます。組みたてられた光学器械は、極微の世界から宇宙の果てまでの探求に、測定や測量に使用され、人間の能力をかぎりなく高め、新しい学間をきりひらいています。日本光学工業の成果の全容を紹介しています。

受賞
1967年 日本産業映画コンクール奨励賞

なのだそうだ。30分もあるのでまだ最後まで見ていない(汗)。Windows Media形式。

【 リンク 】
当ホームページのリンクを行う際は、あらかじめお知らせください。
ttp://www.kagakueizo.org/site/index.html

リンクするのにあらかじめお知らせくださいだってさ(笑)。それで、そんな面倒なことするのは嫌なので紹介するのをやめようかと迷ったのだが、ニコンファン必見の映像なので、リンクを張らずに紹介した。ほら、URLは書いてあるけど、リンク張ってないでしょ(笑)。念のためhも抜いておいたぞ(笑)。


すみません、全部のコメントのお返事が書けないでいます。少しずつお返事しますので、お待ちください。m(_ _)m

Kodak、エクター100(Ektar 100)プロ用ネガカラーフィルムを新発売2008年09月10日 00時00分00秒

Kodak Ektar 100 film

今日の更新は遅れると言っておきながら、いきなり更新(笑)。しかし、時間がないので紹介だけ。すまん。あとで追記すると思います。

ニューヨーク州ロチェスター(9月9日)発: イーストマン・コダック社は、このたび発表する新コダック プロフェッショナル エクター100(エクター100)の提供を通じて、引き続きプロの写真家を支持し、プロ用フィルムの新たな基準を打ち立てます。今回発表された高彩度かつ非常に鮮やかなカラーを実現した新しいフィルムは、ISO100クラスの感度では既存のどのカラーネガフィルムよりも微細でスムーズな粒子を提供します。
新しいコダック プロフェッショナル エクター100フィルムがプロの写真家に 世界で最も微細な粒子のカラーネガフィルムを提供(コダック株式会社)

こんな時代に新フィルムとは。コダックまだまだやる気なんですな。できればコダクロームの国内販売を再開してよ(笑)。

【関連追記:2008年11月21日】
Kodak エクター100フィルムは2009年1月中旬発売、ウルトラカラー100UCは販売終了 ― 2008年11月21日

【さらに関連追記:2009年1月15日】
コダック Ektar 100 フィルムは2009年1月21日発売 ― 2009年01月15日

【関連追記その3:2009年1月26日】
Kodak 新Ektar 100(エクター100)フィルムゲット! ― 2009年01月26日

【関連追記その4:2009年2月2日】
Kodak Ektar 100(エクター100)フィルムを現像に出してきた ― 2009年01月30日

【関連追記その5:2009年2月3日】
「日本ジャンボー」の思い出 ― 2009年02月02日
懐かしのコニカインプレッサ仕上げ ― 2009年02月03日
Kodak Ektar 100(エクター100)フィルム試写その1 ― 2009年02月03日

【関連追記:2009年2月4日】
Kodak Ektar 100(エクター100)フィルム試写その2 ― 2009年02月04日

【追記:2009年2月18日】
Kodak EKTAR 100 に120サイズ登場! ― 2009年02月18日

ソニー、35mmフルサイズでの「α900」を発売-“世界最高レベル”の光学ファインダーを搭載2008年09月11日 00時00分00秒

交通博物館鉄道模型パノラマ(2006年2月撮影):Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F2.8開放、1/8sec、Kodak Kodachrome 200 (KL)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

ついにソニーからも35mmフルサイズのフラッグシップが発売される。
ソニー、フルサイズで2,460万画素の「α900」~“世界最高レベル”の光学ファインダーを搭載

おお、35mmフルサイズキター!\(^o^)/

わたしが、35mmフルサイズを熱望し続けた理由はもう何年も前から書いているが、広角単焦点レンズの問題とファインダーの見えの問題だ。どちらもDXフォーマットだから改善不可能というわけではないのだが、なぜかDX用の(超)広角単焦点レンズをニコンは出さないし、ファインダーもピントの見やすいものになかなかならなかった。FXフォーマット(ニコンの35mmフルサイズの名称)だと、従来の(超)広角単焦点レンズがそのままフィルムのときの画角で使えるし、ファインダーも同じ倍率ならフルサイズの方が大きく見えるのでピントがみやすい。

そのフルサイズがついにソニーαシステムにもラインアップした。αユーザーじゃないけれどもうれしい。そして一番うれしいのは、「“世界最高レベル”の光学ファインダーを搭載」だ。

やっぱり一眼レフはレフレックスカメラなのだから、光学ファインダーがきちんとしていて欲しい。MFのしづらい一眼レフなんて嫌だ。

ファインダーはペンタプリズム式で、視野率約100%、倍率0.74倍、アイポイントは最終光学面から約20mm。光学ファインダーの見やすさに定評のあったミノルタ製一眼レフカメラ「α-9」を超える性能を目指して開発したという。

観察系レンズのすべてを高屈折率ガラスで構成し、焦点面以降のすべての入射、射出面に多層膜ARコートを施した。ファインダーの明るさはα700比で0.25EV以上、α-9比で約0.3EV明るく、デジタル一眼レフカメラでは最も明るいとしている。

同社が持つデータベースを活用し、ペンタプリズムの余裕量を極限まで削減した。これによりペンタプリズム内の光路長を最短化し、対角視野角34.3度を達成。デジタル一眼レフカメラとして世界最高レベルを謳う。

これだけファインダーにコストを掛けて店頭予想価格は33万円前後だというのだから、αユーザーはα900買うしかないだろう。わたしも買いたいぐらいだ。本当にうらやましい。

ソニーがこれだけの機能のカメラをこの値段で出せるのは、おそらく撮像素子を外販することで単価を下げることができるからなのだろう。D3X(仮称)もこの撮像素子を載せてくるのだろう。しかし、D3とD3Xとで撮像素子が全然違うと絵作りとか大丈夫なのだろうか。ちょっと心配。ちなみにD3X(仮称)の発表は、キヤノンEOS 5D後継機の発表の翌日だと予想する(笑)。

それで、このα900のファインダーの影響なのだが、キヤノンはともかく、ニコンは黙ってみているのだろうか。D700では、撮像素子が高いとか色々言い訳していたが、フルサイズセンサーの価格が下がってくれば、ファインダーの方にも力を入れて欲しい。しかもニコンの場合はボディ内手ぶれ補正じゃない分ファインダーにお金が掛からないはずだ。明るい単焦点レンズでもピントの山がきっちり見えるファインダーをお願いしたい。FM3AやF6のマット面のようなファインダーを。F4のようなファインダーを。やればできるはずでしょ。

MANA様大当たりです。おめでとうございます。\(^o^)/


写真は記事とは関係ない。
交通博物館鉄道模型パノラマ(2006年2月撮影):Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F2.8開放、1/8sec、Kodak Kodachrome 200 (KL)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

何の脈絡もなく古い画像を(笑)。やっぱり超広角はいいよねぇ、比較的廉価でF2.8の超広角画像が味わえるのはいいよねぇ、との意味(笑)。コダクローム200も懐かしい。蛍光灯被りしないポジフィルムだった。マゼンタ被りがひどいのの裏返しなのだが(笑)。左上方の蛍光灯がマゼンタなのは被っているのではなく、もともとそういう照明。

写真は今は亡き交通博物館のパノラマだが、鉄道博物館になってからはパノラマも見づらくなった。場所が大宮で遠くなったのもそうなのだが、パノラマ見るのに事前に列に並ばないといけないし、おまけに観覧席からは遠くて何が走っているのかわからん。Oゲージぐらいにしないと見えないぞ(笑)。未就学児のみ最前列に行けるのはいいことだと思うが、鉄道博物館ができたときには既にオッサンだった者にはなんか不公平な気が(笑)。


戴いたコメントにすべてお返事したつもりなのですが、もしお返事がまだのコメントがありましたらお教えください。m(_ _)m

アサヒカメラ2008年10月号予告から2008年09月13日 00時00分00秒

昨日は更新できなくてすみませんでした。さて、土曜日だけど、更新。

アサヒカメラの次号(2008年10月号)予告から気になるものをピックアップしてみたい。ただし、アサカメの次号予告の最終更新前と思われるので、あとで若干の齟齬が出るかも知れん。おそらく今日の昼頃には表紙も含めた最終版予告がアップされると思う。

  • 2460万画素でフルサイズ参入・ソニーα900 吉住志穂
  • デジタル一眼初の動画機能を搭載・ニコンD90 大浦タケシ
  • サブかメーンか!? 成熟のAPS-C機 赤城耕一
  • アサカメ流 デジタル時代のシンプル写真管理術 まつうらやすし
  • 懐かしのぞっこん鉄道 櫻井 寛 桜井線--桜井駅
  • リコーの工場を広東省に訪ねる
  • 銀塩買物學 コーイチ百貨辞典 フォコマート 赤城耕一
  • Q&A レフレックスレンズはなぜ消えた?ほか 荻窪 圭、藤 光一
  • 風景撮影 デジタルvs.フィルム 大浦タケシ 甲田謙一

うーん、今月もそそらないなぁ(苦笑)。執筆時現在、予告は最終版では無さそうなので、あとで追加があるのを期待しよう。

リコーの中国広東省の工場は見てみたい。GR DIGITALはどのようにつくられているのか。

【追記】

ニコンD700で映える魅惑のレンズ群 竹中隆義

上記見出しは朝にはなかったと思う。ちょっと楽しみな記事だ。しかし、前にも書いたが、デジタルカメラはボディが変わるとレンズとの相性や絵作りも変わってしまうので、一機種ごとにこのレンズがどうのとか言ってもなんか虚しい感じがする。以前はD3とMFニッコールなどとの組み合わせの作例がみたいと散々言っていたのだが。すまん。

しかし、今回の次号予告は表紙の写真もないし、その紹介もない。どうなっているのだろう。単に書き忘れただけだったりして…。

【追記ここまで】

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