DNP撮りっきり(レンズ付きフィルム)がいつの間にか値上げ(追記あり) ― 2008年08月29日 00時00分00秒
MANA様に今日の記事の予測をして戴いたのだが、予想に反してかねてから用意していたネタを(笑)。
DNPが発売しているレンズ付きフィルム「撮りっきり」シリーズを久々に買ったのだが、パッケージのデザインが変わっていて、値段もかなり上がっていた。
たしか、「CENTURIA 撮りっきり27枚撮り」(以前は名前が「Torikkiri Do Shot」だった)は税込315円だったように記憶している。それが、いつの間にか税込450円に。「CENTURIA 撮りっきり39枚撮り」は税込550円になっている(ヨドバシカメラの場合)。定価がもともとオープン価格なので、消費者向けに値上げの告知はなかったように思う。
富士の「写ルンです シンプルエース Flash 27枚撮り 2P」が税込980円なので、1個あたりの価格は富士とDNPとであまり差がなくなった。DNPのいいところは非常に廉価という点だったのに。この価格差ならば富士の方を買ってしまう。なぜなら、DNPの撮りっきりはストラップを通す穴がないからだ。フラッシュがスイッチをOFFにしてもチャージした電気が残っていると発光してしまう問題は解決したか未確認。今度試してみて追記する。【追記:2008年9月2日】やはり一旦フラッシュのチャージをすると、チャージボタンをOFFにしても発光してしまう。仕様は全然変わっていない。OFFにした場合パイロットランプも消えてしまうのだが、内部のコンデンサには電気が溜まっていて、それがシャッターレリーズ時に内蔵フラッシュに流れるので発光してしまう。放電するまで待たないといけないが、どれぐらいで放電するのか、放電したのか確認する方法はない。欠陥だと思う。【追記ここまで】レンズ付きフィルムではなくて、135フィルム単体は相変わらず富士に比べて「非常に廉価」なのだが。
写真は上記で比較したISO400のものではなく、ISO800の「CENTURIA 撮りっきり800 39枚撮り」(税込650円)の方。レンズ付きフィルム本体の仕様は変わっていないようで、パッケージと本体に貼ってあるシールのデザインが変わった。
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