ニコン、動画が撮れるデジタル一眼レフ「D90」(デジカメWarch) ― 2008年08月28日 00時00分00秒
今日は更新が遅くなってすまん。昨日ニコンがD90を発表した。
デジタル一眼レフカメラ「ニコンD90」の発売について(ニコン)
ニコンD90製品情報(ニコンイメージング)
交換レンズ
・非CPUレンズ:撮影モードMで使用可能(ただし、露出計は使用不可)、開放F値がF5.6より明るい場合フォーカスエイドを使用可能
ニコンD90主な仕様
なあんだ。じゃ、そういうことで、また明日(笑)。
というのは冗談で、非CPUレンズで露出計が働かない仕様はいただけないが、注目は動画撮影機能だろう。
720pのHD記録に対応
最大の特徴となる動画記録は、Motion JPEG、AVI形式でのHD記録に対応。ニコンでは「Dムービー」と称する。記録できるのは1,280×720ピクセル(16:9)、640×424ピクセル(3:2)、320×216ピクセル(3:2)の3種類で、いずれもフレームレートは24fps。
Dムービーはライブビューを応用した機能で、ミラーアップしたまま動画を記録。動画の色味やコントラストは、静止画でのピクチャーコントロールと同様になるという。モノクロでの動画撮影も可能だ。
記録時間は、HD記録720pの1,280×720ピクセルのみ約5分。そのほかは約20分の記録となる。フォーカスはマニュアルのみ。音声はモノラル。本体にマイクとスピーカーを備えており、本体内での再生も可能。
多彩な交換レンズを装着しての動画記録が特徴で、開放F値の明るいレンズなら、民生用のビデオカメラでは不可能な、ボケを活かした記録が可能になる。魚眼レンズ、シフトレンズ、超望遠レンズなどでの撮影も可能。動画記録中は、レンズ内式の手ブレ補正機構「VR」も作動する。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/08/27/9083.html
GR DIGITALに動画撮影機能があるが、そんなもの不要という声が結構あった。私はたまにGRDIGITALの動画を使っていたので、別にあってもいいじゃないかという立場。何を撮るかというと、動いているものを撮る(笑)。街を歩いていると面白いものを発見することがあって、それが動きが面白いものの時に使う。あとは、イベントなど。GRDの動画は画質があんまりよくないので、あくまでもこういうのがあったよ、ぐらいのものだ。
しかし、カメラの動画撮影機能も、それがきれいに撮れるのなら、世間のお父さんお母さんは一眼レフとビデオの両方を持たなくて済んでいいのではないか。
ただ、HD記録720pの1,280×720ピクセルでは約5分、そのほかでも約20分の記録時間というのが残念。メモリカードや電池の残量ある限り撮影し続けられるようにならないと。私のCoolpix2500にも動画撮影機能があるのだが、これは音声が入らずしかも最長15秒というものだった。音が入らないのは諦めるとしても15秒というのは、「おっ、なんか面白そうだ。動画で撮らなくちゃ」と思って撮り始めていままさに面白いというところ、あるいは面白いことが始まる前に撮影が終わってしまう生殺し機能だった(笑)。GR DIGITALで時間制限無しに音声ありで動画が撮れるようになって感激したものだ(笑)。撮影時間の制限は今後の発展に期待したい。みんなで動画撮影機能をべた褒めすれば、すぐに改善されるだろう(笑)。
このD90の動画撮影機能が、コンパクトデジタルカメラと違うところは、レンズが交換できるという点だろう。普通は高倍率ズームを使うのだろうが、明るい単焦点レンズでボケを活かしたり色々工夫できる余地があるのがいい。
ということで、DXフォーマットで広角単焦点レンズに困るし、ファインダーでピントの山もつかみにくそうだし、非CPUレンズで露出計が働かないから、D90を買う気はないが、動画機能は今後に期待したい。FXフォーマットのファインダーのよいカメラに動画機能を搭載してくれてもいいよ(笑)。今回は「こんな動画機能付けるぐらいなら非CPUレンズで露出計働くようにしてAi連動しろよ」とは言わないことにする(笑)。
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