AF-S NIKKOR 50mm F1.4Gの噂 ― 2008年08月20日 00時00分00秒
写真家の那和秀峻氏のサイトで、AF-S NIKKOR 50mm F1.4Gの噂について触れられている。
徒然なるままにの2008年8月17日(日)の項
ああ、やっぱりAF-SでGタイプなのね。まあ、仕方ないと言えば仕方ないのだが、絞りリングのないレンズはベローズに付けて使えないし、接写リングも駄目だし、マウントアダプターで他のものに装着したときも絞りを操作できないので困る。もちろん、多くの古いカメラ(ボディ側から絞りを操作できないカメラ)で使えないのも困る。
せめて、Ai AF-S NIKKOR 50mm F1.4Dにならないものか。このあたりの単焦点レンズはDタイプにしてもいいと思うんだけどなぁ。せっかくマウントが共通なのに、わざわざ使えるボディとレンズの組み合わせを狭める必要もないと思う。機構上どうしてもGタイプにせざるを得ない何かがあるのなら仕方ないが。
そして、光学系が気になる。Nikkor 50mm F1.4は少しずつ球面収差の過剰補正の程度が小さくなってきているようなのだが、6群7枚になってから基本的な光学設計は変わっていないように思う。それをどういう方向に持って行くのか気になる。F1.4開放からピシッとしたものにするのだろうか。そんなこと可能なのか分からないが、現行のAi AF Nikkor 50mm F1.4DのF1.4~F2.8あたりの絞りの変化で描写が変わるのも嫌いじゃないから、同一光学系のAi NIkkor 50mm F1.4Sは現行品で残して欲しい。
でも、50mmレンズって売れてるのだろうか。ニコンの場合、DXフォーマットで換算75mm相当の画角で、85mmレンズの代わりに使うにはちょっと画角が広い。意表を突いてAF-S NIKKOR 55mm F1.4Gとかだったりして。しかし、それはそれでFXフォーマットやフィルムで使う人は使いにくいなぁ。
写真は記事とは関係ない。
江ノ電江ノ島駅:Nikon F100、Nikkor S・C Auto 50mm F1.4 (Ai改)、F5.6AE、中央重点測光、L37c、富士Sensia III(RA3)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED
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