【特別企画】北京五輪開幕直前! プロカメラマンの機材を拝見(デジカメWatch)2008年08月07日 00時00分00秒

碓氷峠鉄道文化むら:GR DIGITAL、ワイドコンバージョンレンズGW-1、21mm相当、1/380sec、F7.1、ISO64、-0.7EV、プログラムAE

いよいよ明日から北京オリンピック開幕である。デジカメWatchにカメラマンの機材拝見記事が載っていた。
【特別企画】北京五輪開幕直前! プロカメラマンの機材を拝見(デジカメWatch)

気になるのがキヤノンとニコンの使いわけだろう。今回のオリンピックに限ったわけではないそうだが、キヤノンを屋外競技用、ニコンを屋内競技用とする予定だ。理由は高感度域における画質と得られる画角からである。フルサイズフォーマットを採用するD3は高感度域におけるノイズレベルが低く、低照度下の室内競技向き。一方、EOS-1D Mark IIIはフルサイズに換算したとき1.3倍の画角が得られるため、広いトラックやピッチで行なう屋外競技に向いているというわけである。

ちなみに吉田さんが使用する最高ISO感度はノイズレベルから、D3でISO3200、EOS-1D Mark IIIでISO2000までとしている。

へー、一人でニコンとキヤノンとを使い分ける人もいるのか。すごい。EOSの「1.3倍」は半端で淘汰されるかとも思ったのだが、プロのこういう使い分けには適しているのかもしれない。

ユニークなのがAFの操作設定で、シャッターボタンの半押しではなく、AF-ONボタン(キヤノン)もしくはAF作動ボタン(ニコン)を使用する通称「親指AF」を使用していることだろう。スポーツカメラマンの世界では一般的ともいうべき作法らしく、慣れると動いている被写体に対し非常に具合がよい。狙っている被写体の前に他の被写体が横切るようなときなどにも対処できるので便利な方法だ。

ただ、これにはD3に問題があって、吉田さんいわく「ヨコ位置ではタテ位置とくらべ妙にAF作動ボタンが遠い」のだという。そのため、親指がなかなか位置を覚えてくれなく、難義しているとのことである。なおAFモードは、撮影するスポーツの形態にもよるが、いうまでもなくコンティニュアスが基本となる。

親指AFは、ニコンF100を持っているのだが未だにマスターできていない。だいたい、設定を一回変えてしまうと、マニュアルがないと元に戻せないので、面倒で設定を変えていないのだ。これはF100の大きな欠点だと思う。ニコンF6では背面液晶で設定を文字情報で確認できるように改善されている。ああ、F6いいなぁ。マニュアル持ち歩いて、親指AFに慣れなければ。


写真は記事とは関係ない。

碓氷峠鉄道文化むら:GR DIGITAL、ワイドコンバージョンレンズGW-1、21mm相当、1/380sec、F7.1、ISO64、-0.7EV、プログラムAE

群馬に滞在中のMANA様に、横川の碓氷峠鉄道文化むらへ興味を示してもらう作戦(笑)。勧めておいてなんだが、屋外展示が多いのでこの時期は暑いかも(笑)。屋内にHOゲージ鉄道模型パノラマもある。なお、この碓氷峠鉄道文化むらの最大の売りは、EF63形電気機関車の運転ができることである。しかも線路は元の信越本線横川軽井沢間の線路の一部である。ただし、1日講習を受けて試験に合格する必要があり、合格した日には運転は出来ない。近所に住んでる人はいいなぁ。

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