「フルサイズ症候群」?2008年08月04日 00時00分00秒

週刊少年ジャンプ創刊40周年記念(江ノ電藤沢駅):GR DIGITAL、28mm相当、F3.5、1/68sec、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

写真家の田中希美男氏のBlogで「フルサイズ症候群」について書かれていた。えっ?もしかしてオレみたいな「APS-Cは広角単焦点レンズが揃ってないしファインダーでピントの山が見えにくいから、135フルサイズデジタル一眼レフじゃなきゃ嫌だ」みたいな人のことを指すのかと思った。しかし、違った(笑)。

もうひとつ、同じように、アンタに心配してもらわなくてもよろしい、と言われそうだけど、たとえば、いまAPS-Cサイズ相当のデジタル一眼を使っていて、「どうもイマイチ、思ったようにイイ写真が撮れない」と不満を持っている人たちがいたとしましょう。その人が、「フルサイズ判一眼レフを使えば、きっといまよりイイ写真が撮れるに違いない」と思い込んで、APS-Cサイズ一眼を捨ててフルサイズ一眼に移ったとしたところで、たぶん、期待するほどのイイ写真は撮れないんじゃないかと思いますよ。  こうした「フルサイズ一眼なら、いまよりももっと良い写真が撮れそう」と思い込んでしまうことを「フルサイズ症候群」と言います。もっとイイ写真が撮れそう…と思うのは幻想でありまして、ヘタな人がカメラを替えたからといってとつぜんウマくなりイイ写真が得られることは相当に難しい。

 が、それとはまったく逆に、このカメラを使うとイイ写真が撮れるに違いない、と信じて(信じ切って)撮影に挑むことで、そのカメラが持っているオーラのようなもののが、いままで自分自身も気づかなかった隠れた写真的センスや撮影能力を引き出してくれ、ホントにイイ写真が撮れるということが起こりうるかもしれません。つまり、ワンステップ高いところにあるカメラを(無理して)使ってみることで、一点打開、ということもなくはない、ということですな。カメラだけでなくレンズにも同じようなことが言えるかもしれない。

今年は「フルサイズ元年」(Photo of the Day)

うーん、「『フルサイズ一眼なら、いまよりももっと良い写真が撮れそう』と思い込んでしまう」人なんてそんなにいるのかなぁ。フルサイズの方がいいとか好ましいと言っている人はたいてい、135フィルムの時と同じレンズが同じ画角で撮れることと、ファインダーの大きさや見え方からそう言っているように思っていたのだが(笑)。コンパクトデジカメを使っていて、一眼レフならもっと上手く撮れるに違いないという人もいないではないが、APS-Cを135フルサイズに変えたからなんて思う人は少ないと思う(笑)。なんかファインダー方面に話題が行くのをそらすために作られた症候群のような気が(笑)。疑り深くてすまん(笑)。

後半の、高いカメラやレンズを使うとブレークスルーがあるというのは納得できる。なんか前半のフルサイズ症候群と矛盾しているような気がしないでもないが、それは田中希美男氏の作戦のような気がするので突っ込まない(笑)。この後半の点は赤城耕一氏もよく書かれていた。まあ、同じ焦点距離のレンズが何本も増殖したり、似たようなカメラが増殖したりする際の言い訳じゃなかった理由付けにぴったりだからね(笑)。

ということで、新しいカメラやレンズを買ったときには即座に「そのカメラが持っているオーラのようなものが、いままで自分自身も気づかなかった隠れた写真的センスや撮影能力を引き出してくれ、ホントにイイ写真が撮れる」んだと言えるように練習しておこう(笑)。


写真は記事とは関係ない。

週刊少年ジャンプ創刊40周年記念(江ノ電藤沢駅):GR DIGITAL、28mm相当、F3.5、1/68sec、ISO64、-0.3EV、プログラムAE
「週刊少年ジャンプ」創刊40周年記念で江ノ電が少年ジャンプの漫画のキャラクターに占拠されている(笑)。携帯電話のカメラで写真を撮っている若い男女も多かった。スタンプラリーもやっている。

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