高倍率ズーム1本で始める鉄道写真(デジカメWatch)2008年06月12日 00時00分00秒

江ノ電2:Nikon F100、Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>、F8、1/250sec、プログラムAE、Kenko L37 Super PRO、AGFAPHOTO CT precisa 100、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

このブログの添付写真には電車の写真が多いが、私は本格的に鉄道写真を撮っているわけではなかった。それで、Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>を買ったので、電車の写真を撮ってみようという気になって撮ってみた。しかし、上がりを見て「駄目だなぁ。京急のイベントでやってた鉄道写真講座を聞けばよかった…」と思っていたところに、いい連載がデジカメWatchに載った。
高倍率ズーム1本で始める鉄道写真【前編】「撮り鉄」のためのカメラの設定(デジカメWatch)
高倍率ズーム1本で始める鉄道写真【後編】撮影テクニック(デジカメWatch)
※当初、【後編】のURLは http://dc.watch.impress.co.jp/cda/rail/2008/06/12/8625.html だったのに今日のうちにhttp://dc.watch.impress.co.jp/cda/rail_l/2008/06/12/8625.html に変更されていた。インプレスは一回アップした記事はずっと残しているしURLも変更しないのでよく取り上げるのだが、珍しいことだ。記事の中身が変わったのかは確認していない。

このあいだ江ノ電を撮ったときはプログラムAEでマルチパターン測光でシングルAF中央1点というお任せモードだったのだが、やはり慣れた絞り優先AEかマニュアル露出にしておくべきだったと思った。明るいところでは絞り込まれすぎて、せっかくの望遠レンズがボケていない(AGFAPHOTO CT precisa 100 フィルム使ってみた ― 2008年06月11日参照)。望遠特有の圧縮効果はあるのだけれども。【後編】によれば、F5.6~8ぐらいがいいそうだ。知らずに次回はF2.8で撮るところだった(笑)。

AFもシングルAFでも動体予測が効くからピンを外すことはないが、コンティニュアスAFにした方がよかったのではないかと思った。というか、置きピンでもいいと思う。いままでAFレンズでもMFで撮っていたので、今ひとつ使いこなせていない。

次の作例は、阪急電鉄南方駅で撮影した6300系だが、「阪急マルーン」と呼ばれる阪急電車の塗装をうまく表現するのはなかなか難しい。こういう場合は、RAWで記録しておき、自宅に戻ってからじっくりと画像を編集加工して自分のイメージに持っていくのがよい。

私の場合フィルムだからちょっと違うが、こういう塗装の質感をうまく表現するのは難しい。撮ったことはないけれども阪急電車の暗めの色は難しいと思う。京急の赤色も飽和しやすいから要注意だが。

最近のカメラは、一眼レフカメラでもコンパクトカメラでもAF化されているが、鉄道写真愛好家に限らず中央のAFフレームだけを使う人が多い。中央のAFフレームにこだわっていると左右のいずれかあるいは上下のいずれかに無駄な空間が増えてしまい、よい写真とすることが難しい。特に列車は、幅約3m、高さ約3.6m(パンタグラフなど除く)、奥行き約16m(短い車体長の1両)~600m(国内の長い貨物列車)と異常な形をしているので、画面を有効に使わないと主要被写体を大きく撮影することができない。

したがって横位置写真ならば、中央のAFフレームではなく、左右のAFフレームを使って列車の先頭部にピントを合わせてそのままシャッターを切るとよい。

おお、そうなのか。なんか真ん中以外は使っていなかったのだ。いつもMFでスクリーンのマット面を使って好きな所でピントを合わせていて、F100以外ではときどき中央のスプリットやマイクロプリズムで合わせていたので、「へんなところ」にあるAFフレームはなんか使いにくい(笑)。F100買って1年になるが、うまく使いこなせてないなぁ。

今回の小山伸也氏の特別企画、短い言葉の中に盛りだくさんの情報があるように思う。参考にしてもういちどチャレンジしたい。


こういう記事に自分の撮った同ジャンルの写真を載せるのは恥ずかしい。江ノ電2:Nikon F100、Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>、F8、1/250sec、プログラムAE、Kenko L37 Super PRO、AGFAPHOTO CT precisa 100、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

しかし、AGFAPHOTO CT precisa 100はマゼンタ被ってますなぁ。Kodachrome 200(KL)のひどいマゼンタ被りは許せるのに、CT precisa 100だと、なんかカラーバランスいじりたくなる(笑)。彩度を少し上げた以外いじっていない。

この時期気になる「防湿庫」の仕組みと実際(デジカメWatch)2008年06月13日 00時00分00秒

今日もデジカメWatchネタですまん。今年の春先に防湿庫を買おうと思っていてそのままずるずると梅雨まで来てしまった。今日は快晴で防湿庫という気分じゃないが、個人的にもタイムリーなネタなので取り上げたい。
デジカメアイテム丼【特別版】この時期気になる「防湿庫」の仕組みと実際(デジカメWatch)

わたしは、ハクバのパッキン付きケースに再生可能な乾燥剤と富士フイルムのカビ防止剤と小さなアナログ湿度計を入れて湿度50%弱になるように乾燥剤を電子レンジで再生させたりして管理している。

デジカメアイテム丼の筆者のいうとおり、それは面倒だし、乾燥剤を入れた直後は湿度30%ぐらいになってしまったりで、結構面倒だ(すぐに蓋を閉めないで湿度が上がってきてから蓋を閉めたりする)。それに記事によると私の目標値の50%じゃまずいみたいだ。

ヨドバシカメラに寄ったときにときどき防湿庫のコーナーに寄って品定めをしたりしているのだが、東洋リビングのED-102CDAかED-132CDAあたりがよさそうだなぁと思っている。

4月に買ったAi AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>が、今使っているハクバの防湿ケースに入らないことは事実なので、防湿庫買うなり、ハクバのケースを買うなりしないとなぁ。

10万円で始める、通な銀塩カメラ 第2回ライカM6パンダ(日経TRENDY)2008年06月13日 00時00分01秒

サクラヒメ号:Nikon F100、Ai AF Nikkor 50mm F1.4D、F11、1/500sec、Konicaminolta CENTURIA SUPER 400、L37c、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

日経TRENDYの「10万円で始める、通な銀塩カメラ」 第2回はライカM6パンダだった。
10万円で始める、通な銀塩カメラ 第2回ライカM6パンダ(三井公一氏)
(要Windows Media Player)

コニカ HEXAR RFあたりかと予想していたのだが、ライカMマウントは当たっていたが、まさにライカそのもののM6だった。惜しい。

M6は露出計を内蔵した実用的なレンジファインダー機
シルバーボディに黒のレバーとダイヤル等を装着したのがパンダ
ライカ伝統のフィルム装填方法
世界中の豊富なライカMマウントレンズを使用可能
10万円台でライカの世界に踏み出すことができる
ライカM6パンダのポイント
1.豊富なレンズが使用できるMマウント
2.露出計内蔵でカジュアルに使用できるライカ
3.白と黒のコンビがおしゃれ

前回のニコンF3 + MD-4は10万円でおつりがくるものだったが、今回のライカM6は「10万円」と「10万円で始める」と矛盾してるじゃないか(笑)。10万円以下で考えていたからコニカ HEXAR RFと予想したのに。ずるいぞ(笑)。

M6は実用的なライカで、わたしもライカMマウントなら最初に検討する機種だ。ただ、M6でもパンダはどうだろうか。なんか自分で部品取っ替えたみたいな中途半端さが気になる(笑)。それにシルバーのライカは結構目立つ。遠くからでもカメラマニアが見ればすぐにライカだと分かる。M6のブラックは通常モデルは「塗り」じゃないので萌えないかもしれないが、ここはブラッククロームのM6がいいような気がする。って、前向きに検討してどうする。なんか欲しくなってきてしまうじゃないか。M6は10万円では買えないし、レンズも買わなきゃいけないので、「10万円で始める」というのは、2回目にして破綻しているぞ(笑)。

次回は、ローライコードと予想してみる。


写真は記事とは関係ない。
サクラヒメ号:Nikon F100、Ai AF Nikkor 50mm F1.4D、F11、1/500sec、Konicaminolta CENTURIA SUPER 400、L37c、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

汗をかいた馬の肌というのも魅力的な被写体。

アサヒカメラ2008年7月号予告から2008年06月16日 00時00分00秒

アサヒカメラの次号予告から気になるものをピックアップ。
アサヒカメラ2008年7月号予告

  • 表紙=ハナブサ・リュウ ハッセルブラッド501CM・プラナー100ミリF3.5・プロビア100F
  • 【特集】]Nude----美への誘い
  • 写真力強化宣言 ハナブサ・リュウ ヌードのレッスン
  • 集まれ! 写真手動派 巻き上げで撮影リズムを掌握せよ 神立尚紀
  • D・D・ダンカン独占インタビュー ニッコール伝説の真相
  • [木村伊兵衛のこの一枚] 選・田沼武能 両国・花火見物をする群衆
  • 岩合光昭の動物便り ラッコ(アラスカ州/アメリカ)
  • 白籏史朗 山の華 コバイケイソウ
  • 懐かしのぞっこん鉄道 櫻井 寛 京浜東北線----南浦和
  • カンレキからの写真楽宣言 田中長徳 京阪 Nikon 感傷ツアー
  • 銀塩買物學 コーイチ百貨辞典 交換ファインダー 赤城耕一
  • こんなカメラに触りたい 赤瀬川原平 イルフォード/スプライト35
  • ニューフェース診断室 ペンタックスK20D+smcペンタックスDA18~55miri F3.5~5.6ALII

毎年この号はヌードだなぁ。嫌いじゃないんだけども(笑)、毎年同じ時期というのがどうも。ハナブサ・リュウ氏のヌードはモデルもきれいで楽しみではあるのだが。

「集まれ! 写真手動派 巻き上げで撮影リズムを掌握せよ」は、たしかに手巻きはデジタルカメラにはない(EPSON R-D1という変わったカメラもあるが)、フィルムカメラの「特権」なので大事だ。しかし、場合によってはワインダーの方がいいこともある。手巻きとワンダー・モータードライブが選択できるというのがいい。ただし、最初からワインダー内蔵のカメラよりも。ワインダー装着時にボディが大きく重くなってしまうという難点があるが。

「D・D・ダンカン独占インタビュー ニッコール伝説の真相」は、どこかの雑誌で散々読んだ(笑)。ダンカン氏も、「またその話で取材か」と思っているんじゃないか(笑)。

「銀塩買物學 コーイチ百貨辞典 交換ファインダー」これもデジタルカメラになってからなくなりつつあるもののひとつだ。ニコンの現行機では、ファインダー交換式のカメラはなくなってしまった。Nikon F6もFM10もファインダー交換式じゃないからなぁ(これらのカメラはファインダー倍率が高いので、後述の意味での「高倍率交換ファインダー」は不要だ)。デジタル一眼レフカメラでも、ファインダー倍率の高い交換ファインダーとか用意してくれればうれしいのだが、需要がないのだろう。ますますデジタル一眼レフに興味を失う今日この頃。この週末、FM3A用のスクリーンを入れたF-501に明るい単焦点レンズをつけて使ったが、ピントの見え方が素晴らしい。絞りを開けてがんがん撮れる。20年も前のカメラに7年前のスクリーンを入れたものに劣っている今のカメラのファインダーってなんなんだ。もっと、物欲を刺激してくれよ。ああ、FM3Aが欲しくなってきた(笑)。でも中古価格が高くて買えない(爆)。

ということで、今月号もなんか、「おお、これは買わねば、発売日が待ち遠しい」という感じじゃないなぁ。発売日に店頭でヌードのページ開いた瞬間に即買い決定になるかもしれないが(爆)。

コダクロームの海外現像仲介業務を2008年9月末まで延長2008年06月16日 00時00分01秒

Kodachrome 64(KR),Kodachrome 64 Professional(PKR) and Kodachrome 200(KL)

コダクロームの国内販売終了・国内現像終了で、今年(2008年)の6月末までとされていたアメリカDwayne’s Photoへの現像仲介業務が、今年(2008年)9月末までに延長になることが発表された。
コダクローム処理サービス仲介業務終了のお知らせ(2008年6月16日 コダック株式会社)

2008年6月16日

コダック株式会社
[リリースNo.08-008CB]

コダクローム処理サービス仲介業務終了のお知らせ

コダック株式会社(社長:松浦 規之)は、本年9月末日受付分をもって、現在コダック資本参加ラボであるケイジェイ イメージング株式会社(社長:村松 潔)の協力のもとで行っている、米国におけるコダクローム処理サービスの仲介業務を終了致します。

コダック株式会社では、コダクロームフィルム国内処理終了に伴い、昨年12月末より本年6月までの予定で実施してまいりました米国処理仲介業務につきましては、海外送り本数の出荷状況等を勘案し、予定を3ヶ月延長して、本年9月末をもってその業務を終了することといたしました。

国内で販売された同フィルムの使用有効期限は本年6月が最終であり、コダック株式会社ではまだコダクロームフィルムを保有しているユーザーには、ぜひそれまでに撮影を完了して頂くようお勧めしております。

なお10月以降のサービスに関しましては、ユーザーの方に直接、世界で唯一処理可能なラボである米国ドウエイン社に国際宅急便などで依頼して頂くことになります。サービスの価格および申し込みフォームは こちら から確認頂けます。(英語のみの表記となっています)

Dwayne’s Photo
PO Box 274 / 415S 32Nnd St.
Persons, KS USA 67357
Phone:620-421-3940 / Fax:620-421-3174
www.dwaynesphoto.com

私も手元ににPKRとKLが数本残っていて、今月中に撮らなければならないなぁ、と思っていたところだったのだ。3ヶ月長くなってちょっとうれしい。

ただ、引用した最後のパラグラフにあるように、海外現像に直接出すことを薦めるのであれば、海外現像になることや仲介業務はしていないことを明記した上で国内でコダクロームフィルムを売ってくれてもいいように思うのだが。まあ、Dwayne’s Photoに現像に出すついでにそこで買えばよいのだろうが。

さて、この夏で手元のコダクロームを使い切ろう。パトローネの返却もお願いしよう。

写真は、Kodachrome 64 (KR),Kodachrome 64 Professional (PKR) and Kodachrome 200 (KL)。

【関連】
コダクローム海外現像が帰って来た ― 2008年01月18日
Kodachrome 海外現像は3507円で納期2~3週間 ― 2007年11月22日
コダック、再度コダクロームフィルムの国内処理終了を告知(追記あり) ― 2007年11月01日
コダクローム、現像受付明日11月5日から再開 ― 2007年11月04日
コダクローム国内現像危うし(追記あり) ― 2007年10月24日
コダクローム64・コダクローム64プロ、ついに国内販売終了 ― 2006年12月13日
コダック コダクローム200フィルムが国内販売中止(追記あり) ― 2005年12月21日

Hartblei Prototype 4/40 IF TS、 Prototype 2,8/80 TS、Prototype Macro 4/120 TS Optics by Carl Zeiss2008年06月17日 00時00分00秒

Hartblei Prototype 4/40 IF TS、 Prototype 2,8/80 TS、Prototype Macro 4/120 TS Optics by Carl Zeiss

少し前になるが、Carl ZeissのページにHartblei社へのリンクが張られており、そこには、Optics by Carl Zeissと書かれたHartblei社の3本のシフト・ティルトレンズが紹介されていた。
http://www.hartblei.eu/en/index.htm
Hartblei Prototype 4/40 IF TS
Hartblei Prototype 2,8/80 TS
Hartblei Prototype Macro 4/120 TS

PCニッコールレンズはレンズ単体ではティルトはできないので、このHartblei TSレンズは選択肢が増えてうれしい(PC-Eニッコールレンズはティルトも可能だが、使用できるカメラにかなり制限がある)。

用意されるマウントも、 Nikon F、Canon EF、Sony/Minolta、Pentax K、Leica R、Contaxとほとんどの一眼レフ用が用意されている(オリンパスが抜けているが…)。

値段を見ると(http://www.hartblei.eu/en/pricelist.htm)、Hartblei - Prototyp 4/40 IF TS が4289 €、Hartblei - Prototyp 2,8/80 TS が1989 €、Hartblei - Prototyp Macro 4/120 TSが2949€、3本セットで8304 €だそうだ。一番安いHartblei Prototyp 2,8/80 TSでも30万円以上するのかぁ…。見なかったことにしよう(笑)。

PC-Eニッコールと対応ボディ2008年06月18日 00時00分00秒

更新が少し遅くなってすまん。昨日、Hartbleiのシフト・ティルトレンズを紹介したので、ニコンの新しいPC-Eニッコールレンズの対応ボディがどうなっているのか改めて調べてみた。

ニコンD3との組み合わせでは制限なく使用できます。その他のカメラとの組み合わせでは、アオリ量が制限されることがあります。F90Xシリーズ、F90シリーズ、F70、F60D、Us、F50D、F-401シリーズ、F-801シリーズ、F-601、F3AF、F-501、PRONEA S、その他マニュアルフォーカスカメラとの組み合わせでは使用できません。
PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED - マニュアルフォーカスニッコールレンズ | ニコンイメージング

ということは、逆に言うとD3以外のニコンデジタル一眼レフボディ(E3もか?)と、F4、F5、PRONEA 600i、F100、F80、U、U2、F6ではアオリ量の制限がありつつも使えるということになる(D3は制限なし)。

アオリ機構:シフト、ティルト直交式
(平行式へ変更可能。また、シフトロックノブを大型タイプに交換できますが、カメラによっては装着等に制限があります。詳しくは、ニコンサービス機関へお問い合せください。)
シフト量:± 11.5 mm
ティルト量:± 8.5°

どのくらいアオリ量の制限があるのか、ニコンに問い合わせないと分からないというのがもどかしい。ニコンでは、レンズの使用説明書はWEBにアップされていないようだが、こういう特殊レンズの使用説明書はアップしておいて欲しい。

また、D3とD300では電磁絞りの自動絞りで撮影可能とあるのだが、現行品では、D3とD300のみが電磁駆動による自動絞りに対応しているということになる。今後発売されるカメラは電磁駆動による自動絞り対応なのかどうかも気にしなければならなくなった。

電磁絞りを採用したキヤノンの絞り値と連写性能の関係を見ても分かるように、電磁駆動による自動絞りよりも現行の機械駆動式(バネ式)の自動絞りの方が高速連写の追従性が高いので、当面こういう特殊レンズ以外に電磁駆動による自動絞りは採用されないと思う。しかし、コストダウンが可能になると逆に廉価機のキットレンズに電磁駆動による自動絞り(長いな)が採用されないとも限らない。個人的にはバネの方が絶対に優位だし好ましいと思うが。

ボディ内モーターAFかレンズ内モーターAFか、Ai対応か、非CPUレンズでの露出計作動か、に加えて、電磁駆動による自動絞り対応かも気にしなければならなくなった。ややこしや、ややこしや。

まあ、このレンズ、定価税込 \309,750もするので買うことはないだろうなぁ…。

【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】ペンタックス「DA★ 300mm F4 ED [IF] SDM」(デジカメWatch)2008年06月19日 00時00分00秒

キハ35国鉄奈良線京都駅(1978年頃):Asahi Pentax SV、SMC Takumar 200mm F4、Sakuracolor II、絞り・シャッタースピード不明、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

昨晩はアサブロの調子が悪かったようで、このブログが表示されなかった。少なくとも23時から今日の0時半頃まではそんな状態だった。仕方ないのでアサヒネットにメールしておいたのだが、まだ返事は来ていない。アサブロ全体が重いのかと思いきや、このブログや中村正三郎氏のブログなどは表示されない一方で、簡単に開くアサブロのサイトもあって、アサブロの一部サーバーが不調だったのだろう。このブログと中村正三郎氏のブログとは同じサーバー上にあるのだろう。人気ブログと同じサーバー上ではなく、できれば鄙びたサーバー上に置いて欲しい(笑)。
【追記:2008年6月19日22:30】
アサヒネットから回答が来て、「弊社にてアサブロページの対象となる下記のページを確認させていただいたところ、問題なく表示ができておりました。」「インターネット接続に問題はございませんでしょうか。現在ご利用されいるモデム機器のランプ状態などをご確認していただき、点滅や消灯しているものはございませんでしょうか。ご確認をお願い致します。」だとさ。いや、その回線からメールしてるし、このブログも更新してるし、朝になったら直ってるし、いつ確認したのか時間書いてないし、この低レベルなサポートは何?表示されなかったときはKWINS経由のZaurus SL-C3200でも表示できなかった。アクセスログも昨日の22時以降はいつもの半分ぐらいしかなかった。以前DNS問題のときもそうだけど、アサヒネット側で確認できないという障害が多すぎ。こういう脱力するような回答でクレームを減らそうという作戦なのか。高度だな(笑)。
【追記ここまで】

さて、表題のペンタックス「DA★ 300mm F4 ED [IF] SDM」だが、今はペンタックスユーザーではない私がなんで取り上げたかというと、それはこのレンズのAF方式の対応がすごいからである。
【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】ペンタックス「DA★ 300mm F4 ED [IF] SDM」~★レンズのなかでも別次元の写り(デジカメWatch)

SDM仕様なのでAF動作音がほとんどしない。ボクにとっては初SDMなので、なんだかペンタックスのカメラを使っているような気がしない不思議な感じだ。ちなみに、SDMに対応していないK100Dに装着すると、自動的にAFカプラー駆動に切り替わり、いつものギュイーンギュイーンというけたたましいモーター音が復活する。Quick Shift Focus機構といい、SDMとAFカプラーの共存といい、ペンタックスのレンズは非常に芸が細かい作りだ。

すごい。SDM(超音波モーター)内蔵のみならず、AFカップリングでボディ内モーターからの駆動にも対応しているのだ。AFカップリングのギヤなど従来と同じ構造にさらにSDM(超音波モーター)を搭載して両者をうまく切り替えるなんて。素晴らしい。ニコンも見習って欲しい。

よく、「不変のニコンFマウント」なんていわれているが、マウントの形がほとんど変わっていないだけで、実際には多くの制限がある。それはペンタックスのKマウントも同じなのだが、Kマウントはレンズの方にボディ内モーター・レンズ内モーター両方を対応させているのだ。これからは「不変のKマウント」と敬意を持って呼ばせていただく。ニコンはD40などでは通常のAFレンズはAFできず、逆にSWM(超音波モーター)内蔵レンズをAF-S・AF-Iレンズ非対応のAFボディ(たとえばF-801など)で使う際にはAFができない。ペンタックスのなんて素晴らしいことか。

じゃ、ペンタックスに行けばいいとはいかないところが、辛いところだ。過去にAsahi Pentax SVを使っていたことがあるが、カメラもレンズももう手元にはない。しかも、ペンタックスは私が再び一眼レフ沼にはまり掛けたときにはレンズラインアップが縮小中で、どんどん単焦点レンズがなくなっていっているときであった。タイミングが悪かったのだ。Kマウントの中古は、ニコンの中古に比べて球数が少なく、探すのにも苦労しそうだし。

他方、APS-Cサイズ用の単焦点レンズを揃えているところがペンタックスの偉いところで、これだけでも評価してペンタックスのデジタル一眼レフを買ってあげたいところだ。しかし、APS-Cサイズの撮像素子のカメラではいままでのKマウントのレンズを135フィルムと同じ画角で使えないというジレンマがある。ファインダーもニコンよりはいいし、ペンタックスに肩入れしたい気持ちはあるのだが、なかなか。

それよりも気になるのは、このペンタックスDA★ 300mm F4 ED [IF] SDMもそうなのだが、APS-C専用のレンズばかり出していて大丈夫なのかということだ。「フルサイズ」のデジタルカメラが主流になったときに、このレンズはどうすればいいのだ。ズームレンズは日進月歩なので、古いレンズは買い換えるという発想もあるが、単焦点レンズは実用的な寿命が長い。その辺も気になる。

唯一の不安材料はデジタル専用のDAレンズなので、将来APS-Cサイズよりも大きなセンサーを搭載した機種が出たときに、このレンズが使えるかどうかは微妙という点。

おそらく、ペンタックスは当面135フルサイズのデジタル一眼レフは出さないと言う方針なのだろう。だからこそ、ボディ内レンズ内両方式のAFに対応したレンズを出す一方で、APS-Cサイズ専用なのだろう。このあたりが微妙なので、デジタル一眼レフに踏み切れないということもある。

というか、デジタル一眼レフ買うよりも、もういちどAsahi Pentax SVとSuper Takumar 55mm F1.8と、なにか広角レンズ買った方が幸せになれるような気がする。あっ、でもSVなどのM42マウントのカメラにはKマウントのレンズがつかないんだよなぁ。思い出した、それが思い出のSVに手を出さない理由だった。やっぱ、ニコンだわ(爆)。


キハ35 73 国鉄奈良線京都駅(1978年頃):Asahi Pentax SV、SMC Takumar 200mm F4、Sakuracolor II、絞り・シャッタースピード不明、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED。

親が死蔵していたSuper Takumar 55mm F1.8以外に、SMC Takumar 200mm F4を親に買わせた。これは「望遠レンズでボクの運動会を撮って欲しい」といって買わせたのだった。しかし、うちの親が使うとピンぼけ連発で、結局私が妹の運動会を撮る羽目になった(笑)。だから、このレンズで自分が撮られた写真は少ない。しかし、当初のもくろみ通り自分のレンズが増えたのだった(笑)。1978年当時、M42マウントのタクマーレンズの新品はもうほとんど売ってなくて、梅田で回った何件目かのお店にようやく店頭在庫があった記憶がある。今考えると中古でよかったと思うのだが、私や父にそういう発想はなかった。

奈良線はいまでは電化されているが、この当時(たぶん1978年頃)は非電化だった。京都から奈良へは近鉄京都線が走っていて、近鉄の方が本数も圧倒的に多く速いので、国鉄を使う人は少なかったと記憶する。このディーゼルカーは、ドアが外吊りでいかにも手を抜いた感じがして好きではなかった。しかも、乗客も多くないのに「通勤型」とかいって椅子が少ないのも、なんか好きになれない理由だった。でも先頭のクリームと朱色の塗り分けは結構好きだ。

10万円で始める、通な銀塩カメラ 第3回オリンパス PEN FT(日経TRENDY)2008年06月20日 00時00分00秒

特急雷鳥国鉄583系寝台電車(1978年頃湖西線):Asahi Pentax SV、SMC Takumar 200mm F4、Sakuracolor II、絞りシャッタースピード不明、、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED。

10万円で始める、通な銀塩カメラの第3回はオリンパス PEN FTだった
10万円で始める、通な銀塩カメラ 第3回オリンパス PEN FT(日経TRENDYnet)

135フィルムが2回続いたので、次はフォーマット変えてくるだろうとローライコードを予想したのだが外れた。フォーマットが変わったのは当たっているけれども、フィルムは同じ135だった。うーむ、裏をかかれた(笑)。

1966年発売のTTL露出計内蔵のハーフサイズ一眼レフカメラ
ポロプリズムファインダーを採用
チタンをおごったロータリーシャッター
豊富な交換レンズで撮影を楽しめる
35ミリひとコマで2枚撮影が可能
ハーフなのでシステムがコンパクト バッグにも収まりやすい
オリンパスPEN FTのポイント
1.コンパクトでかわいい
2.世界初のハーフ一眼
3.色々交換レンズも楽しめる

オリンパスのハーフサイズ一眼レフは触ったことがない。ファインダーも覗いたことがない。これは一度体験してみなければ。触ったことがなかったのは、オリンパスPEN FやFTは結構高かったからだ。最近の値段はチェックしていないが、それぐらいの値段出すなら…みたいな感じでスルーしていたのだ。しかし、店頭で触ってみるのも危険だなぁ(笑)。

次回こそ、ブローニーフィルムを使うカメラが来ると思うのだが、カメラはなんだろう。かなりひねって、FUJIFILM GA645 Professionalと予想してみる。ひねり過ぎかなぁ。135で続くのならCONTAX G2と予想。


写真は記事とは関係ない。
特急雷鳥国鉄583系寝台電車(1978年頃湖西線):Asahi Pentax SV、SMC Takumar 200mm F4、Sakuracolor II、絞りシャッタースピード不明、、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED。

これも1978年頃の写真。湖西線だと思うのだが、どこの駅かは思い出せない。583系寝台電車は、新大阪を起点終点に西へ北へと走っていくのをよく見かけた。憧れの電車だったが一度も乗ったことはない。特急雷鳥は今も名前が残っているが、あの「サンダーバード」っていう特急はやめて欲しい。何度見ても聞いてもイギリスの特撮テレビ番組が頭に浮かんでしまうのだ(笑)。

一部のアサブロが重い2008年06月22日 23時06分55秒

皆様のコメントにお返事しようとコメント欄をクリックしても何分経っても自分のブログが表示されない。アサヒネット経由でもKWINS経由でも同じ。ただ、ログインはすぐにできる。新規作成も若干レスポンスが悪いができる。しかし、自分のブログは何分待っても表示されず、Internet Explorerでいうところの「サーバーが見つからないか、DNS エラーです。 」となる。

この間にもそうなったので、アサヒネットのサポートに連絡したが、結局

以前ご案内した通り、上記の時間において障害情報がないことから 弊社にてアクセスの混雑やアクセスがしづらいといった現象は 確認できておりません。
(中略)
誠に申し訳ございませんが、現状で再現性や障害記録がないこと から原因の究明が困難な状態となっております。恐れ入りますが、 接続環境に問題がない状態とのこと同様の現象が確認された際に 再度お問合せいただければと存じております。ご了承いただきます ようお願い申し上げます。

などといわれてしまう。

現在、自分のブログ以外に、アサブロのアクセスランキングでいうと上位5位までは表示されるが、6位のこのブログや7位の「スピード指数革命★木下…」、9位の「Bam!boo! Flashlight DIY」は表示されない。8位の「PDAとGPS」や10位の「Kenta's...Nothing But Pop!」は表示される。

夜の時間帯に複数のプロバイダ経由でたびたびこういう状態になるのに「弊社にてアクセスの混雑やアクセスがしづらいといった現象は 確認できておりません」ってどういうことなのだろう。こう答えているサポートの人は、私がログインはできると言っているのに

「サーバーが見つかりません」とのエラーですがインターネット 接続に問題はございませんでしょうか。現在ご利用されいるモデム 機器のランプ状態などをご確認していただき、点滅や消灯している ものはございませんでしょうか。ご確認をお願い致します。

なんて回答してくるような人だから、本当に「弊社にてアクセスの混雑やアクセスがしづらいといった現象は確認できておりません」なのか信用できないのだが。

また報告するのも面倒だなぁ。だって1から10まで書かないと分からないようなサポートレベルだし、この時間帯にはサポートの人はいなくて、朝になってから確認して「弊社にてアサブロページの対象となる下記のページを確認させていただいたところ、問題なく表示ができておりました。」なんて書いてくるからなぁ。何時に確認したのかも書いていない。

こういう状態でもアクセスログにはアクセスできる方が記録できているということは、経路によって異なるということなのだろう。見られないアサブロも前回と違うようだし。

また、前回DNSが問題になったときもそうだが、アサヒネットのサポートの中で情報が共有されていないようで、高度な技術を持つサポートの方に当たった場合は的確な回答が来るが、そうでない場合はとんちんかんな回答で最後は確認できないからまたなったら報告してね、で済まされてしまう。こちら側が高度な知識を持っていて原因を的確に指摘できないとそういうレベルのサポートの方には巡り会えないようだ。同じような質問やクレームがどこかに集約されれば、それなりの技術のある人がみれば、原因にピンと来るはずなのだが、そういう体制にはなっていないのだろう。

いずれにしてもこういう状態がたびたびあって、ISPが確認できないなんていうのならば、なにかこちらも考えないといけないところまで来ているような気がする。

申し訳ありませんが、コメントへのお返事はもう少しお待ち下さい。

【追記】問い合わせフォームからアサヒネットに報告をした。前回よりは詳しく書いた。疲れるなぁ。【追記ここまで】

【さらに追記】どうやらKWINS回線の方が表示される確率が高いようだ。とすると、アサヒネット回線の方がおかしいということなのだろう。なんかまたDNS関係が絡んでいるのだろうか。もうISP変えようかなぁ。【さらに追記ここまで】

【さらにさらに追記】DNSをSo-netのものにしてみたが、このブログはやはり表示されない。他のサイト、たとえばアサヒコムなどはSo-netのDNSを指定してもちゃんと表示される。DNSの問題ではなさそう。そしてもう一回アサヒネットのDNSに戻してログインしてこれを書いているのだが、これまでとは違ってレスポンスがかなり悪くなっている。ブログを更新する方が多い時間帯だからかもしれないが。それでもログインして更新はできる。しかし、記事は依然表示されない。どうなっているのだろう。誠に申し訳ありませんが、コメントへのお返事は明日にします。m(_ _)m【さらにさらに追記ここまで】

【追記その4】KWINS経由だと表示されやすいのは、KWINSの方は高速化プロキシ経由(kwins01.kwins.gnet.ne.jp:32080)だからなのだろう。プロキシを外すとなかなか表示されない。プロキシサーバーがアサブロのこの記事を取りに行くときは比較的すんなりデータが来るのだろう。そしてプロキシにキャッシュされているのだろう。この追記はKWINSの高速化プロキシ経由で書いている(これまではアサヒネット回線)。【追記その4ここまで】

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