京急ファミリー鉄道フェスタ2008でニコンD60を借りてみた ― 2008年05月26日 00時00分00秒
【写真一番上】D60その1:Nikon D60、AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR、18mm(27mm相当)、1/320sec、F9、プログラムAE、ISO400(オート)、仕上がりソフト、WB-A、モードIa(sRGB)、コントラスト弱め、彩度オート、輪郭強調弱め、VR-ON (もっと大きな画像はこちら,3872 x 2592 pixels,820019 bytes Photoshop Elements 5.0でJpeg圧縮)
【写真上から2番目】GR DIGITALその1:Ricoh GR DIGITAL、5.9mm(28mm相当)、1/570sec、F3.5、プログラムAE、-0.7EV、ISO64(オート)、WBオート、コントラスト-1、彩度標準(もっと大きな画像はこちら,3264 x 2448 pixels,737348 bytes Photoshop Elements 5.0でJpeg圧縮)
※生画像はBlogの仕様で大きすぎてアップできない。いずれも生画像よりも劣化した画像なので悪しからず(Jpegブロックノイズとか出ている)。しかし、だいたいの傾向は分かると思う。
京急ファミリー鉄道フェスタ2008で、ニコンがD60を貸してくれるというので行ってみた。雨の中行ったのだが、最初天候が悪いので貸し出しを見合わせていた。雨が小止みになった後に整理券を配ってから、貸し出しをし始めた。しかし、貸し出しの窓口は2個しかなく、貸し出しに時間が掛かる。結局1時間ちょっとしか使わせてくれなかった。3年前のD50のときは、もっと長く使わせてくれたのに。あと、鉄道写真家の方が見えて講座をしていた。かつてのミッキー吉野みたいな感じの人だった。帽子も似てたし。
さて、ニコンD60とAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRのセットで借りた結果はどうだったのか。カメラの操作感やファインダーなどは、ヨドバシの店頭でいじれば分かるが、手ぶれ補正VRの効き具合とか、画像がどんな感じなのかは、撮影してみないと分からない。自前のSD(SDHC)カードを持参すれば、撮影画像は持ち帰り可能ということだったので、2GBのSDカードを買って持って行った。SDHCじゃなくてSDにしたのは、GR DIGITALやZaurus SL-C3200ではSDHCカードが対応していないからだ。
【写真上から3番目】D60その2(クリックした先は部分等倍):Nikon D60、AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR、18mm(27mm相当)、1/320sec、F9、プログラムAE、ISO400(オート)、仕上がりソフト、WB-A、モードIa(sRGB)、コントラスト弱め、彩度オート、輪郭強調弱め、VR-ON
【写真上から4番目】GR DIGITALその2(クリックした先は部分等倍):Ricoh GR DIGITAL、5.9mm(28mm相当)、1/570sec、F3.5、プログラムAE、-0.7EV、ISO64(オート)、WBオート、コントラスト-1、彩度標準
結果は上の写真のとおり、意外にもGR DIGITALの方がNikon D60 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR よりも画質がよかった。D60の方は細かいところが解像していないし、周辺では色ズレが出ている。露出もオーバー目のものが多かった。豆粒センサーのGR DIGITALに負けてるAPS-Cサイズの一眼レフでしかもファインダーはアレだということで、ますます萎えてきた。ファインダーはアレでも、シャッター押せば素晴らしい画質というのならまだ許せる余地があるのだが。どうなっているんだろう。ちなみに、ニコンD60は23.6×15.8mmサイズCCDセンサーで有効画素数10.2メガピクセル、リコーGR DIGITALは1/1.8型原色CCDセンサー(6.9mm×5.2mm)で有効画素8.13メガピクセル、だ。
前に借りたD50 + AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6GのときはまだGR DIGITALを買う前だったのだが、周辺まできちんと解像していたし、色ズレもなかった。今回のはD60ボディが悪いのかAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRが悪いのか両方なのか、たまたまハズレの個体なのか分からないが、これは欲しいとは思わない。
なお、D60の設定は借りたときの規約で初期設定から変更しないということになっていたので、初期設定のままだ。GR DIGITALの方は-0.7EVにしてコントラストを-1にしている以外は初期設定のままだ。
ああ、デジタル一眼レフ嫌いではないのだが、ますますデジタル一眼レフが遠のいていく感じがする(苦笑)。困ったなぁ。D50買っとけば幸せになっていたのだろうか。
コメント
_ やまろ@会社 ― 2008年05月27日 13時27分01秒
_ Haniwa ― 2008年05月27日 16時39分49秒
やはりレンズのせいでしたか。同スペックのAF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6Gで撮ったときはチープな外観とは裏腹にシャープで感心したものでしたが、このAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRはは近距離以外駄目な感じです。1mぐらいだとまあなんとか写っている感じですが、やはり解像感がないです。EDも非球面もやめてVR入れたレンズなんですね。
D60はこの構図に限らず200枚ほど撮ったほとんどのカットで0.7段ほどオーバー気味でした。
_ Sakura ― 2008年05月27日 21時32分49秒
http://railman.cocolog-nifty.com/blog/
ピントの問題はないでしょうか。画面の左の方では確かに差がありますが、右の方ではあまり差がないような気もします。つまり、左の方はD60ではフォーカスアウトになってるのではないかと。素子が大きい方がボケやすいですからね。
私は18-55のVRじゃない方を持っていますが、VRにひかれて、そっちに買い替えようかと思てたんですが。まレンズだけ買うのもなんなんでついでにD60も買おうかなんて(笑)いや冗談です。そうですか、EDが入ってる方がいいかもですね。
_ Haniwa ― 2008年05月28日 08時47分07秒
コメントありがとうございます。
そうです、中井精也さんでした。わたしは講演を聴かなかったのですが、聴いておけば良かったかなぁとちょっと後悔しています。
私も最初ピントの問題かと思ったのですが、18mmで絞りF9ですし、真ん中の赤と黄色の電車の側面方向幕の文字もAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRの方は読めないですが、GR DIGITALの方は読めます。他の写真でも同じような解像度なんですよねぇ。ピントはAFで一気押しせずに撮っています。なんかどこにピンがきているのかわからない感じのするレンズです。
他の方のAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRのレビューでも、「コンパクトカメラのような写り」とか「遠景が解像していない」とかありましたので、そういうレンズなんだと思います。AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6GかIIの方が圧倒的によさそうです。
しかし、コンパクトデジタルカメラからこのレンズキットに移った人は、「なんだ、デジタル一眼レフってたいしたことないな、嵩張るだけじゃん」とか思ってしまいますよねぇ。私は等倍鑑賞なんてあんまりしませんが、AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRに限っては縮小表示でもなんか甘いので思わず拡大してしまいました(笑)。
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AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRはVR化のコストアップ分を、EDレンズをやめることでカバーしているようで。
非VRのほうは安いレンズの割りに良く写ると評判でしたから。
制約がある中ではベストな写真は撮れないでしょうね。
TOPの写真は-0.7くらいに補正したいですね。