田中長徳氏、ニコンD3に意表を突いたタムロン28-200mmを装着2008年05月23日 00時00分00秒

キハ81「特急くろしお」:Asahi Pantax SV、Super Takumar 55mm F1.8、FUJICOLOR F-II(ISO100/ASA100)、絞り・シャッタースピード不明、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

更新が遅れてすまぬ。さて、田中長徳氏がニコンからD3を借りられるということは既に書いた。
田中長徳氏がニコンからD3を借りられた模様 ― 2008年05月21日
そして、田中氏が使われるレンズをオートニッコールではないかと予想していたのだが、見事に外れた。AF-S Nikkor 14-24mm F2.8 G EDを貸してくれたとしても使わないだろうという点は当たってはいたが。

レンズは貸し出しには、その価格が怖くて聞けない、14-24ミリの実にプロっぽいレンズがついていたのであるが、それはあまりにも巨大豪華であって、先週、大阪ニコンプラザのまるで宝石店のようなショールーム(実際にここのインテリアは東京は銀座のお仏蘭西のお店の支店よりも格が上に見える)で見たコンフィギュレーションなので、それは遠慮した。

でもテストでその14−24ミリで感度を2000に上げて室内を撮影したら、眼に見えるものは全部写っているので、さらに吃驚した。大変な描写のレンズであるが、スナップショットには向かない。ちゃんとした仕事で使ったら「その威風辺りを払う」ものがあるだろう。

うちのFマウントレンズの使える在庫を調べたら、6年ほど前に日本カメラのタイアップ広告で、あたしがベニスに行って、タムロンの28-200ズームで撮影して、常用ズームは便利だねえ、という企画があって、その時に提供を受けたレンズを発見した。

これは普段はアルパアルネアにニコンレンズアダプタをつけてあるのだ。

それを利用することにして、装着したらちゃんと作動するので、お!不変のFマウントというので感心した。

実はD3のような超高級プロ機では、あまり交換レンズに凝ると、時代遅れな日本光学工業ジジイになってしまうので問題なのだが、まあ、この程度の古さのレンズなら許されるであろう。
「市場籠」とニコンD3(KCチョートクカメラ日記:2008年5月23日)

いやー、オートニッコールの50mm F1.4あたりを付けられるのかと思っていたのだが、タムロンの28-200mmズームとは。参りました。しかも、「あまり交換レンズに凝ると、時代遅れな日本光学工業ジジイになってしまうので問題なのだが」と書かれていて、ショック(笑)。

さて、28-200mmでどのような作例が発表されるのか楽しみだ。


そして、ニコンの2008年3月期決算説明会・主な質疑応答が公表された。そのなかで、

Q:映像事業の販売戦略について

A:前期はデジタル一眼レフカメラのフルラインアップ化を図り、新製品も好評であったことから市場を拡大することができましたが、今期はシェア拡大よりもブランド構築を意識して、中・上位機種の販売に力を入れていきます。このことに加え景気低迷による消費への影響も考慮して、出荷台数の伸びは市場の伸びより若干少なめになる計画となっています。

が目に付いた。「中・上位機種の販売に力を入れていきます」ということは、FXフォーマットの非フラッグシップが来ますな。DXフォーマットのD200とD80の後継という線もあるのだが、「フルラインアップ化」なのだからFXフォーマットにD3という最高級機しかないというのはおかしい。来る~きっと来る~♪よく読むと、前期はフルラインアップ化で今期は中・上位機種の販売に力を入れていく、だから、D3やD300、D200、D80の宣伝強化をするだけなのかもしれないが。でも、来る~きっと来る~♪なのだ(笑)。


写真は記事とは関係ない。全然反響がないのだが、しつこく「ネガフィルム発掘『鉄』シリーズ」だ(笑)。
キハ81「特急くろしお」:Asahi PantaxPentax SV、Super Takumar 55mm F1.8、FUJICOLOR F-II(ISO100/ASA100)、絞り・シャッタースピード不明、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED
【追記:2023年2月15日】15年も経ってからPentaxの綴り間違ってたのに気づいた。すまん。というかもう15年も前の記事なのか。歳取るわけだよ(泣)。【追記ここまで】

これはたぶん天王寺駅だろう。これも1978年頃と思われる。時計が写っているのだが、夕方6時半頃のようだ。こどもはこんなとこうろついてないで、早く帰りましょう(笑)。これとまったく同じ車体かどうかは分からないのだが、キハ81は大阪・弁天町の交通科学博物館に保存されている。
キハ81形ディーゼルカー(交通科学博物館)

Google
WWW を検索 haniwa.asablo.jp を検索
asahi-net.or.jp/~sp5j-hys/ を検索
※ブラウザで「保護されていない接続」「安全ではありません」などの表示が出る場合はSSL対応のhttps://haniwa.asablo.jp/blog/の方にアクセスしてください。お気に入り・ブックマークもSSL対応の方に変更をお願いします。(2021/02/23)