2008年の戦略を訊く[ニコン編](デジカメWatch)2008年05月20日 00時00分00秒

銀座:Nikon F3、Ai Nikkor 35mm F2S、F8、1/250sec、Fuji NEOPAN 400 PRESTO、L37C、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED、トリミング

今日は朝から大雨大風で酷い目にあった(苦笑)。最近こういう大荒れの天気が多いような気がする。地球温暖化の現れなのだろうか。

さて、デジカメWatchに【インタビュー】2008年の戦略を訊く[ニコン編]~ニーズがあればフルラインナップで対応という記事が載った。35mmフルサイズ(FXフォーマット)廉価機のリリースや如何に。

──高画素機の噂も出ていますが、キヤノンがEOS-1Dsでスタジオ撮影における中判カメラの置き換えを狙ってある程度成功しています。そこにD3のバリエーションモデルを投入するといった企画はないのですか?

当然、そのような要望があることは理解しています。具体的な製品計画については、ニコンから話をしたことはありませんし、話すこともできませんが、さまざまな形で研究開発は行なっています。

──縦位置グリップ部のないコンパクトなD3ファミリーとか、D3を軸にファミリー展開する計画は?

 それは言えません。(否定はしないの? と尋ねると)お客さんが求めているものが、バリエーションの展開ならば、バリエーションを増やすでしょう。D3の後継機をなるべく早いタイミングでというのであれば、そのために開発のリソースを割くべきです。顧客のニーズをすべてカバーはできませんが、ニコンとして商品を提供できる可能性があるならやります。

──一方のエントリークラスですが、現在は上下に展開するラインナップですが、異なるタイプのカメラで間口を拡げようとは考えていませんか?

 ニーズが存在するところに対して、フルラインナップで対応しようとしています。多様なニーズがありますから、それに伴って各種の研究開発は行なっていますが、それらが全部製品化されるわけではありません。

なんか歯切れが悪いなぁ。「縦位置グリップ部のないコンパクトなD3ファミリー」ってニコンF5に対するニコンF100みたいな存在か。要するにFXフォーマットの廉価機を婉曲に聞いているのだろうか。それともニコンF5に対するニコンF6のような存在か。

こういうところ、「ゼネラル後藤」氏こと後藤哲朗氏の方がリップサービスがうまい(笑)。聞き手にもよるのだろうが、赤城耕一氏が後藤哲朗氏にインタビューすると、カメラマニア方向の答えが引き出せておもしろかったのだが。

FXフォーマットで価格が抑えられたファインダーがそこそこのデジタル一眼レフが出れば私も買うかもしれない。FXフォーマットはマニュアルフォーカスのレンズを楽しめるラインナップという位置づけでお願いしたい。


写真は記事とは関係ない。
銀座:Nikon F3、Ai Nikkor 35mm F2S、F8、1/250sec、Fuji NEOPAN 400 PRESTO、L37C、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED、トリミング

富士フイルム、写真感光材料製品を7月以降10~20%値上げ2008年05月20日 00時00分01秒

キタオグロワラビー:Nikon F100、Ai AF Zoom-Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)、F8、1/250sec、プログラムAE、Fuji Sensia III 100 (RA3)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

富士フイルムは、写真感光材料製品を今年7月以降、10~20%値上げすると発表した。
写真感光材料製品価格改定について(富士フイルム 2008年5月20日)

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、写真感光材料製品の価格改定を平成20年7月以降、ワールドワイドで実施いたします。

富士フイルムは、フォトイメージング事業の安定的な存続を図るため、構造改革を実施するなど、生産効率向上や経費節減など懸命なコスト吸収に努めてきました。しかしながら、昨今の銀・原油を中心とする写真感光材料の原材料コストの急激かつ大幅な上昇は企業努力の範囲を超える状況にあります。このため、やむを得ず下記内容で価格改定を実施いたします。

1.対象製品:写真印画紙などの写真感光材料製品

2.価格改定の内容:10~20%の値上げを予定

3.実施時期:平成20年7月以降

なお、具体的な対象製品、時期、値上げ幅につきましては、各国市場別の事情を十分勘案した上で決定いたします。

本当にこのところ様々なものが値上がりしているからなぁ。ビールのおつまみのスナック菓子なんか、量は少なくなるし値段は上がるし、チーズ系のスナックは種類が少なくなっている。ああすまん、写真感光材料の話だった(笑)。

値段が上がるのは印画紙だけなのだろうか。「写真印画紙などの写真感光材料製品」にはフィルムは含まれていないのだろうか。まあ今回の値上げにフィルムが含まれていないとしても、フィルムの値段が上がるのは時間の問題だろうし。

印画紙の値段が上がるということは、DPEの同時プリントや焼き増しプリントなどの値段も上がるということか。それでなくても需要が減って上がる傾向にあるのに原材料まで上がると結構先行き不安だ。

プリントで思い出したが、ヨドバシカメラ扱いの富士フイルム純正プリントの2L判以上のサイズのアナログプリントが受付終了になっているようだ。DPEの順番待ちの時に携帯電話のデジカメで張り紙の写真を撮ろうとしたら順番が回ってきたので、ちょっとうろ覚えですまないが。

しかし、まだまだフィルムは終わらんぞ。
フィルム万歳!\(^o^)/


写真は記事とは関係ない。
キタオグロワラビー:Nikon F100、Ai AF Zoom-Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)、F8、1/250sec、プログラムAE、Fuji Sensia III 100 (RA3)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

動物園に行くともっと長い焦点距離のレンズが欲しくなるが、そうするとこんどは記念写真撮るときに困る(笑)。かといって、おもしろレンズ工房どどっと400付けたカメラと28-105mm付けたカメラの2台をぶら下げていくのも辛い(笑)。記念写真か動物写真かどちらかに決めてから出かけなければならない(笑)。28-300mmとか一瞬よぎるが却下(笑)。それ買ってしまったら他のレンズの出番がなくなりそうで怖い(笑)。

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