アサヒカメラ2008年5月号予告から ― 2008年04月14日 00時00分00秒
毎月13日に出されるアサヒカメラの次号予告から気になる物をピックアップ。次号は4月19日(土)発売のようだ。
アサヒカメラ2008年5月号予告
その前に書いておかなければならないことがある。以前からニコンD3と様々なマニュアルフォーカスレンズを使って撮影して特集して欲しいと書いてきたが、もうひと月近く前に発売になっていた「写真工業2008年4月号」(リンク先はPDF20KB)に「ニコンD3で楽しむ ニッコール・オールドレンズ」という特集が載っていたようなのだ。そういう特集なら買うといった手前、買ってくる(笑)。気がつくのが遅かった。先月はアサカメも日本カメラも買ったのに(笑)。それらを買った書店には写真工業は置いてなかったので気づかなかった。
さて、アサカメ次号の気になる記事は以下の通り。
- 表紙=中村征夫 トゲトサカとキンギョハナダイ(エジプト・紅海) ニコンF100・シグマ20~40ミリF2.8・ベルビア100・絞りf11・60分の1秒・ストロボ使用
- デジタル時代の「風評」「ウワサ」を徹底調査 デジタル一眼レフは本当に大丈夫か? まつうらやすし、荻窪圭:ボディーは銀塩時代より脆弱?/AFが甘い?/いずれファインダーはなくなる?/撮像素子は自社開発が有利?/SDよりCFのほうが高級?/充電池は?
- ニコンD3 極寒! マイナス50度のアラスカ撮影報告 松本紀生
- 集まれ! 写真手動派 光を読み取れ! 目指せ究極の自分優先AE ミッション2 マニュアルで露出を極める神立尚紀
- 懐かしのぞっこん鉄道 櫻井寛 宇高連絡船 -高松桟橋
- カンレキからの写真楽宣言 カンレキに似合うライカM2 田中長徳
- 銀塩買物學 コーイチ百貨辞典 パンケーキレンズ 赤城耕一
- Q&A モノクロ写真の常用フィルターは? 丹野清志、藤光一
- *「大竹省二のレンズ観相学」「こんなカメラに触りたい」は休載します。
- 新製品ニュース&試用速報■タムロン SP AF70-200ミリF/2.8Di LD[IF]MACRO
- 新製品ニュース&試用速報■コダック ポートラ400NC
- ニューフェース診断室 ニコンD300+AF-S ニッコール24~70ミリF2.8G ED 田沼武能/辻内順平/深堀和良/川向秀和/志村努/編集部
- 学生写真部訪問 日本女子大学(川崎市多摩区)
表紙の中村征夫氏はニコンF100なので、「おっ」と思った。最近は水中写真もデジタルの人が多いと思っていたからだ。水中ではフィルム交換できないので、フィルムは36枚しか撮れないのに対して、デジタルカメラだと一度にもっと撮れるからだ。中村氏のなにかこだわりがあるのだと思いたい。
先月号から始まった「集まれ! 写真手動派」なのだが、「手動」という表現になんか違和感がある。マニュアルフォーカスとかマニュアル露出とか言っていたので、「手動」とか言われてもピンと来ない。内容的には全面的に賛成なのだが。
「大竹省二のレンズ観相学」「こんなカメラに触りたい」は今月も休載なのだが、大竹先生はお元気なのだろうか。また後者の赤瀬川原平氏は日本カメラの方の連載「チマタのカタチ」は先月も載っていたので、アサカメとの間に何かあったのか心配だ。
Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>を買ったばかりなのだが、タムロン SP AF70-200ミリF/2.8Di LD[IF]MACRO(リンク先はPDFカタログ約865KB)が新発売だというのに気づかなかった。このレンズは、どうやらニコン用は絞りリングがついていてボディ内モーター用AF(レンズにはモーターは内蔵されていない)のようなのだが、タムロンのサイトにあるカタログを見てもそのことがすぐに分からない。ニコンユーザーにとって、絞りリングがあるのかないのか、AFがボディ内なのかレンズ内なのかは非常に重要なことなのではっきりと書いておいて欲しい。自分の持つボディでそのレンズが使えるのか、使えるとしてなにか機能制限はないのか分からないと買う気にならないからだ。タムロン SP AF70-200ミリF/2.8Di LD[IF]MACROは、35mm(135)フィルムでも使えるし、絞りリングもあるし、三脚座もあるし、最短撮影距離も短い(0.95m)ので、なかなかよさそうだ。しかも定価が税込み104,790円というのも買いやすい。ただ、ニコン用はまだ発売されていないようだが。
【追記:2008年5月16日】
どうやらこのタムロンレンズにはニコン用も絞りリングがないようだ。あるともないとも書かれていないが、製品写真に絞りリングがない。もっとも他マウント用の写真を使っている場合も結構あるのだが。しかし、どこにも絞りリングの有無について書かれていないので、タムロンのレンズについて考えるのはやめにした。
Tamron SP AF 70-200mm F2.8 Di LD (IF) Macro (Model A001N II)の絞りリングは? ― 2008年05月16日
【追記ここまで】
ニューフェース診断室は、ニコンD300+AF-S ニッコール24~70ミリF2.8G EDだ。DXフォーマットのフラッグシップD300と値段も大きさもすごいAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDの光学性能が気になる。でも先代のAi AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D(IF)よりは少しコンパクトになっているのか。
ということで、ニューフェース診断室にニコンのカメラやレンズが取り上げられているときはアサヒカメラを買うことにしているので、次号もアサカメ購入確定だ(笑)。
写真は記事とは関係ない。
タケノコ:GR DIGITAL、28mm相当、1/32sec、F2.4開放、ISO100、-0.3EV、プログラムAE
こういう黒っぽい地面の場合もっとマイナス補正すべきであった。明るいところが白飛びしてしまっている(暗い側へちょっとレベル補正したのだが、白飛びはそのままなのであんまりきれいに見えない)。
コメント
_ CaskStrength ― 2008年04月14日 11時13分35秒
_ Haniwa ― 2008年04月14日 12時30分05秒
コメントありがとうございます。
中村氏はかなり以前からの水中写真家なので、そういう撮り方でなじんでおられるのでしょうね。フィルム派としては心強いです。
>やろうと思ってもできないのですが。
私も、デジタルカメラでは、じっくりじっくり待って撮るというのはなかなかできないです。36枚しか撮れないメモリカードとか、36枚撮ったらカードを換えないと次が撮れないデジタルカメラとか、そういうギミックがないと駄目かもです(笑)。
_ りー ― 2008年04月14日 14時25分42秒
デジタルで枚数が多くなるのは、ある程度仕方がないですよね。我々の現場でも、な~んにも考えないで押しっぱなしの奴も多いです。絶対うまくならないと思いますが。
_ Haniwa ― 2008年04月14日 16時31分35秒
壮観ですね。
そういうこだわりの中村征夫氏の写真展にいずれ行かねば。
>な~んにも考えないで押しっぱなしの奴も多いです。絶対うまくならないと思いますが。
あう、フィルムでもあんまり考えないで押していたりして耳が痛いですぅ。でもそういう人ってスチルやめてムービーにすればいいと思うんです(笑)。というかコンパクトデジタルカメラでもなんかそういう方向性が出てますよね。高速連写。
_ りー ― 2008年04月14日 17時30分22秒
ちょっと不安になって確認したら、F3Pがずらっと・・・は管洋志氏でした。プロに聞く 私のF3、私の20年 というタイトルで「9台のF3Pを駆使する 管洋志」となっており、その隣りに「F3、海に潜る 中村征夫」でアクションファインダー付のF3やニコノスや水中ハウジングの写真が掲載されてます。
お詫びして訂正いたします。
_ Haniwa ― 2008年04月14日 17時41分02秒
調べていただいてありがとうございます。もう、律儀なんだからぁ(笑)。
中村征夫氏は連休中に日本橋三越で写真展開催されますね。しかも
>会場には、毎日中村自身がつめておりますので、商品をお買求めいただいたお客様には、サインを入れさせていただきます。
ですよ!ハアハア(笑)
2008年4月29日(火・祝)~5月11日(日)中村征夫写真展
「命めぐる海」-都会の海から聖地の海へ-
三越日本橋店7階ギャラリー 10:00~19:30(20:00閉場)
但し4/29、5/4、5/5は19:00まで(19:30閉場) 最終日は17:30まで(18:00閉場)
http://www.squall.co.jp/works/index.html
_ MANA ― 2008年04月16日 21時44分59秒
まぁ、正直、何を隠そう、水中写真にはあまり興味‥(。-゚)☆\(--;;
とりあえず、エッセイを買って、サインをして貰いました(^^;;
_ Haniwa ― 2008年04月17日 08時44分48秒
なのですが、何か買ってサインしてもらおうという潜在的なミーハー性を引き出されました(笑)。
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> 中村氏のなにかこだわりがあるのだと思いたい。
昨年だったか中村征夫氏の写真展で写真集を買いましたが、その記事中のインタビューかなにかで「じっくりじっくり待って撮るタイプなのでフィルムでも枚数は十分」といった主旨のご発言を読んだ記憶があります。帰ったら確認してみます。
テキトーにシャッターを切りがちなデジタル世代としては、こういう姿勢って憧れますね。やろうと思ってもできないのですが。