MS IMEやめてATOK(一太郎2008)にした ― 2008年03月25日 00時00分00秒
今日はカメラネタもなさそうなので、PCネタですまん。
この前からMicrosoftのIME2003の変換精度が悪いのがすごく気になっていた。一度も使ったことのない変換候補が必ず上位に来ていたり、変換するたびに一番上に来る候補が違うので同じ単語が何回も出てくる場合にそのたびに表記が異なる(こども、子ども、子供)など、イライラしていた。もちろん、あり得ないような変換も腹が立つのだが、そこはマイクロソフトだからそういうものだと思っていた(笑)。しかし、変換候補を学習しないのは腹が立つ。一度辞書をクリアしたことがあるのだが、それでも同じだった。
そこへ来て、元米Microsoft極東開発本部長・コンシューマ戦略担当バイスプレジデントでマイクロソフト日本法人の元会長の古川享氏がブログで
某MS社員に、「MS IME最近どうなっているのよ?」と先週聞いた答えが...「IME開発の主体が、中国にシフトしまっていて我々も手を出せない......個人的にはATOKに切り替えようと思っている」と言う現役開発系社員の発言に絶句!!!
MS IMEさらに...お馬鹿になっていく(古川亨ブログ)
と書かれていて、私も絶句。
そこでATOKにすることにした。ATOK単体で買うべきか、一太郎とセットで買うか迷ったのだが、たいして値段も変わらないので、一太郎2008を買うことにした。ただし、ATOKとATOK付き一太郎では、アップグレードのときに若干違いがあるようなので、そのあたり確認の上決めた方がいいようだ。まあ、一太郎はほとんど使わないし、ATOKも毎年買うもんじゃないので、私はどっちでもいいのだが。
実は私、昔は一太郎が嫌いだったのだ(笑)。スペースキーで変換するのが耐えられなかった(笑)。しかし、いまやWordもスペースキーで変換する時代だし、いつのまにかWordの方がメジャーになってしまった。
ヨドバシドットコムで値段をみてからヨドバシの店頭に行くとなんか高い。その日は買うのをやめてもう一度ちゃんと調べたら、ヨドバシドットコムでは送料500円掛かるので、店頭と結局値段が同じだと分かって、また次の日にヨドバシの店舗で買うことにした。すると、なんか貼ってあるシールよりも値段が安くレジに表示されている。ヨドバシドットコムと同じ値段(表示よりも500円引き)になっていた。結局送料分店舗の方が安いということに。うう、2回も足を運んじゃったじゃないかぁ(笑)。
変換精度はもう文句なくATOKが上。学習もきちんとされて、よく使う候補がちゃんと上位に来る。
ATOKを使う設定にしていても、Microsoft Updateをすると、MS IMEに変えられてしまうので、面倒なのだが(勝手に変更されないようにmsconfigで設定を変えてしまう方法もあるのだが、そうした場合の影響などが私にはわからないので、ここでは触れない)。Outlook ExpressにしてるとOutlook に変えたり、なんでMSはそういう嫌がらせをするかなぁ。
写真は、一太郎2008(ATOK2008)特別優待版。特別優待版は、ジャストシステム製品ユーザーとMicrosoft Office/Wordユーザーなら購入できる。購入時に証明書の提示は必要ない(パッケージに書いてある)し、インストール時に該当PCにOfficeやWordが入っていなくてもインストールできる(どこかに書いてあった)ので、事実上特別優待版の価格が普通の値段みたいなものだ。また、本人が同時使用しないという条件で1ライセンスで本人の複数台のPCにインストール可能な使用許諾契約になっている。
コメント
_ やまろ@会社 ― 2008年03月25日 13時22分23秒
_ Haniwa ― 2008年03月25日 13時51分24秒
>だからと言ってATOKだけ買うのも何だし…。
わたしもずっとそう思っていたのですが、なんかアップデートするたびにMS IMEがお馬鹿になっていくような気がしていたのです。そういうときに古川氏の情報があったので、ああやっぱりそうなのか、1万円以下ですっきりするなら、と買ってしまいました。これってMSとジャストシステムが組んでるんじゃないだろうな(笑)。
AnthyというLinux用の変換エンジンがあるのですが、それをWindows用にされた方がおられるようです。
WinAnthyで検索してみてください。使ったことがないので、お勧めしていいのかも分からないのですが。
_ MANA ― 2008年03月25日 22時43分15秒
今は仕事でWORD&EXCELを使っていますが、日本人が日本語を扱おうとするなら、結局の所、一太郎の方が良いのだなと思います。
ただ、残念なことに世の中がWORD&EXCELという選択をせざるを得ない状況をMSに作られてしまったので、しょうがなくWORD&EXCELを使っています。
そもそもEXCELよりも1-2-3が備えていたインフォボックス(http://www-06.ibm.com/jp/software/lotus/products/superoffice2001/outline.html)なんかは、秀逸なUIだと思います。
EXCELなんか並び替えのキーを3つまでしか設定できないけど、!-2-3ならそんな制限がないし‥
優れているものが残るのではないなと実感します。
あまりメジャーじゃありませんが、ImprovというLotusの表計算ソフトも懐かしくオススメなソフトであります。アレは革新的なソフトでした。本当に。
_ WANI ― 2008年03月26日 01時11分15秒
ワープロは一太郎、表計算はロータス1-2-3の時代にあえてMS-Multiplanで何でもやってしまっていたあの時代が懐かしい・・・(w。
_ Haniwa ― 2008年03月26日 08時49分17秒
やっぱり古くから使われている方が多いですよね。我ながらよくいままで耐えてきたものだと思います(笑)。随分と辞書に登録しました。
一太郎の方が日本語のできあがりがきれいなのが簡単にできますよね。完全版下としてだすものならそれでもいいのですが、直しの入る原稿とかもうWord以外は駄目という感じです。じゃ、テキストでいいじゃないか、と私は思うのですが。あとで勝手にWordでも一太郎でも貼り付けてくれ、と(笑)。
1-2-3の全盛期、私はCOBOLで処理していたので、1-2-3に慣れる機会がありませんでした。いまでもExcelでマクロとかできません(笑)。
WANI 様
>ワープロは一太郎、表計算はロータス1-2-3の時代にあえてMS-Multiplanで何でもやってしまっていたあの時代が懐かしい・・・(w。
あえて反主流の道を選んでいますね(笑)。
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3年前の携帯のモバイルWnnのほうがよっぽど変換精度が上だったりします。
だからと言ってATOKだけ買うのも何だし…。
OpenOfficeみたいなフリーオフィスソフトも出てきてるので、安価もしくはフリーの変換ソフトも出てきて欲しいですね。