SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM2008年03月21日 00時00分00秒

梅2:Nikon F-301、Ai Nikkor 45mm F2.8P、1/250sec、F11半、Konicaminolta Centuria 400-SII、SUPER COOLSCAN 5000ED

シグマが50mm F1.4 EX DG HSMを開催中のPIE2008で参考出品しているようだ。
クラス最高の周辺光量とサジタルコマフレアの低減を実現したデジタル用大口径標準レンズ 50mm F1.4 EX DG HSM 発表(シグマ)

おお、シグマ、やる気だな。シグマはフィルムカメラも昔から作っていたのになぜか「レンズメーカー」という扱いを受けていた。それは「カメラメーカー」の「純正レンズ」にないスペックのレンズや同じスペックならよりリーズナブルなものを作っていたから、シグマ単体としてはレンズのラインナップに穴があったからではないかと思う。ニコン用やキヤノン用といったラインナップで見れば、「純正レンズ」と「サードパーティレンズ」の両方で揃っていればいいわけで、わざわざ全部重ねる必要はない。

ところが、シグマはいまやSDシリーズという唯一無二のデジタル一眼レフカメラメーカーなのであって、そこに50mm F1.4といった基本中の基本レンズがないというのは、なんか寂しかった。

そこへ、50mm F1.4 EX DG HSMの発表だ。これはシグマは本格的にやる気だな、と感じた。

しかし、スペックの詳細がわからない。焦点距離50mmで開放F値が1.4で最短撮影距離が45cm、最大撮影倍率が1:7.4、9 枚羽根の絞りを採用でHSM(Hyper Sonic Motor)搭載で35mmフルサイズ対応というだけだ。光学系が分からないのはなんか寂しい。

【PIE2008】「50mm F1.4 EX DG」を参考出品したシグマ(デジカメWATCH)を見ても重量すら非公開で「30mm F1.4 EX DC HSMより少々重さを感じる。」のだそうだ。30mm F1.4 EX DC HSMは400g なので、50mm F1.4 EX DG HSMは重たいレンズかもしれない。Ai Nikkor 50mm F1.4S が240g、Carl Zeiss Planar T * 1.4/50 ZF が330g、Ai Nikkor 50mm F1.2Sが360g、EF50mm F1.2L USMが590g なので、F1.4ながらF1.2級の重さだということか。

また、マップカメラのPIEレポート 『シグマ』には、

参考出品の50mm F1.4はフィルター径77mmのまさに大口径レンズと言った出で立ちです。

とある。50mm F1.4でフィルター径77mmかあ、ちょっとなぁ…。でも、早く 製品版と作例が見たい。今後のシグマに期待!

【追記:2008年3月22日】
肝心なことを忘れていた。ニコン用には絞りリングをお忘れなく!>シグマ様
【追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。
梅2:Nikon F-301、Ai Nikkor 45mm F2.8P、1/250sec、F11半、Konicaminolta Centuria 400-SII、SUPER COOLSCAN 5000ED

日付が入っていてすまん(汗)。

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