Transcendの4GBのSD(非SDHC)カード TS4GSD150 ― 2008年03月17日 00時00分00秒
カメラニュースネタがなさそうなので、今日はSDカードの話。SDカードは規格上2GBまでで、2GBを超えるものはSDHCカードとなっている。しかし、今日紹介するものはSDカード(非SDHCカード)でありながら、4GBの容量のもの。TranscendのTS4GSD150だ。
TS4GSD150は、SDHCの規格が正式に決まる前に独自に2GBを超える容量のSDカードとして発売された(現在も発売中)。SDカードはFAT16でフォーマットされることが多く、FAT16は仕様上2GBが上限なのだ。TS4GSD150はFAT32でフォーマットすると4GBまで使えるようになっている(買ったときすでにFAT32でフォーマットされていた)。しかし、使う機器がFAT16までしか対応していないとTS4GSD150を認識しない。たとえばGR DIGITAL(初代)にTS4GSD150を挿入しても認識しない。FAT16でフォーマットすればGR DIGITALでも認識すると思うが、そうすると2GBまでしか使えなくなってしまう。素人にはお勧めできないSDカードだ(笑)。
では何のためにTS4GSD150を買ったのか。それはZaurus SL-C3200に使うためだ(SL-C3200はそのままで4GBのSDカードTS4GSD150を認識する*)。せっかくSHARPのご厚意でもらったモバイルマップNaviの全部地図を4GBのカードに入れて使おうという考えだった。しかし、モバイルマップNaviの全部の地図データをISOイメージにしてSDカードに移したのだが、モバイルマップNaviの起動にものすごく時間が掛かる(30分経っても起動しない)ので、結局全部入り地図を使うのは諦めた(涙)。たぶん私がどこか間違っているのだと思う。
* Zaurus SL-C3200はSDHCに対応していないので、SDカードスロットで2GBを超える容量を扱うにはこうした規格外のSDカードを使うしかない。
いまはただ広大なストレージゾーンとしてザウルスに刺さっているだけだったりする(笑)。SDカードをCFカードに変換するアダプターを買えば、ザウルスSL-C3200を使って、SDカードで撮ったデジカメ画像のバックアップができる。内蔵HDD(マイクロドライブ)にコピーしてもいいが、たぶんCFスロット→SDスロットの方がコピーが早いと思う。
TS4GSD150を買ったのは奈良のパソ電というネットショップで、7240円だった。安い。ここを使うのは初めてだったが迅速で、注文の翌々日には到着した。
写真は左から、SunDiskのultra II 2GB、中央がTranscend TS4GSD150、右がPanasonic RP-SDK01GJ1A(金パナ1GB)。
【訂正】
記事初出時、カードの型番を「TSD4G150」としていましたが、「TS4GSD150」でした。私の環境ではトランセンドのサイトが見られないので型番を調べられなかったのです。お詫びして訂正します。
あれ?今みたら表示されるなぁ。おかしいなぁ。でもトランセンドの日本語サイトにTS4GSD150は載ってない。間違って買われると困る、そういう製品なのだ、これは。
【訂正ここまで】
【追記その2:2008年3月19日】
トランセンドのサイトにTS4GSD150の情報はなかったが、トランセンドオンラインショップには載っていた。
4GB 150倍速SDカード (FAT32) 製品番号: TS4GSD150
【追記その2ここまで】
【追記:2008年3月18日】
パナソニック、SDHC対応のCFアダプタ(デジカメWATCH)
待ってました!現行品はSDカードにしか対応してなかったんだよね。店頭予想価格は5,000円前後ってちょっと高いけど、1個持っててもいいかなぁ。これでザウルスでCFスロットとSDスロット使ってコピーできるし。問題はザウルスでコピーにどれぐらい時間が掛かるかだが、このアダプター自体があまり速くないようなのでザウルスの処理時間はネックにならないかも。
【追記ここまで】
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