"Haniwaのページ"作者のblog

今日もPCネタ、それも無線LANネタ。無線LANはセキュリティが低いのが多いのとPlaceEngineのためにプライバシーの心配があるので、自宅のアクセスポイント（AP・親機）を使わなくなったという話は前にした。
議論無しに先行するPlaceEngineに恐ろしさを感じる ― 2007年11月13日

子機の方も普段使っているアクセスポイントのESS-IDが登録されているとそのESS-IDが漏れてしまうのでPlaceEngineのプライバシー問題から解放されているわけではない。しかし、それに注意をしておけば、無線LANの子機だけを使うのは、まだましなのかなと思っていた。

そこで、有料の無線LANサービスでお得なものがあるのに気付いた。ワイヤレスゲート　ヨドバシカメラ・オリジナルプランというものだ。トリプレットゲート社が各社の無線LANサービスをまとめて提供しているのだが、それがさらにお得になっているというもの。
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/contents/80265740.html
【リンク切れに付き追記：2009年3月4日】
http://www.yodobashi.com/ec/support/service/wireless-gate/index.html
http://www.tripletgate.com/yodobashi/
【追記ここまで】

月額380円でBBモバイルポイント・livedoor Wireless・成田空港エアポートネットなど 複数のサービスをひとつのIDで横断的に利用できるものだ。

ただ、フレッツ・スポットを使うには「フレッツ・スポットオプション」を付けなければならず、それは、

ヨドバシカメラ・オリジナルプランにお申込のお客様は、弊社からのご請求としてヨドバシカメラ・オリジナルプランの380円（税込）に加え、 フレッツ・スポットプロバイダ料金として315円（税込）を追加した合計695円（税込）に加え、 NTT東日本/西日本から「フレッツ・スポット」サービス利用料金945円（税込）のご請求がございまして、合計1,640円（税込）で「フレッツ・スポット」エリアを含めたすべてのサービスエリアにてサービスの利用が可能となります。

ということで月額1640円になってしまうのであまりお徳ではない。その値段だとWillcomの回線を使ったKWINS for PDA（月あたり1750円）やbitWarp PDA（月額2106円）などが競合してくる。このサービスはオプションをつけない月額380円に意義があるのだろう。

ということで、ちょっと興味がでたワイヤレスゲート　ヨドバシカメラ・オリジナルプランなのだが、KWINS for PDAを使っているとあまり必要なさそうだ。（公衆）無線LANというのはスポットでしか使えず、その場所にずっといるならいいのだが、そうとも限らない。マクドナルドにずっといるのは嫌だ(笑)。どうせならスターバックスで長居したい(笑)。そうなると、Willcom回線の方がいい。速度は全然違うが、ネットで調べものしたりやメールチェック程度なら128kbpsでも十分だ。

あと、公衆無線LANで一番気になるのは暗号化の問題だ。ワイヤレスゲートのページには暗号化に何を使っているのか明示されていないのだが、設定のところを見るとWEPキーと書かれているので、暗号にはWEPを使っているようだ。WEPは暗号としてはもはや意味を成さないとされている。
利用率7割のWEPは「1分」で破られる（日経ITPro）

そのあたりも

セキュリティは大丈夫ですか？
無線区間の暗号化により、有線インターネットと同等のセキュリティが確保されていますので、安心してご利用いただけます。
※成田空港「エアポートネット」エリアにおきましては、無線区間の暗号化がサポートされておりません。
http://www.tripletgate.com/yodobashi/faq/answer.html#faq120

と書いてあるのだが、「有線インターネットと同等のセキュリティが確保」って本当だろうか。

やっぱりなんだか無線LANって信用ならないなぁ。