コダクローム海外現像が帰って来た2008年01月18日 00時00分00秒

コダクローム海外現像長巻仕上げ&HCL135-36スリーブ

去年(2007年)の12月20日で国内現像の終了した外式リバーサルフィルム「コダクローム」の海外現像があがってきた。年末年始の身の回りを撮って1月3日にヨドバシに出して1月16日に現像完了の電話が掛かってきた。約2週間だ。現像代は税込3507円。

コダクローム海外現像長巻仕上げ、コダック純正スリーブと紙ケース、背後にKodachrome 64 Professional (PKR)とKodachrome 200 (KL)

海外現像は、スリーブ仕上げがなくて、マウントか長巻のどちらかだったので、長巻仕上げ指定にした。あとで自分で切って透明のスリーブに入れようとHCLのスリーブを買って家に帰ってDPEの袋を開けたら、中に従来のコダックの透明スリーブとそれを入れる紙のケースがついていた。ああHCLのスリーブが無駄に(笑)。

なお、長巻仕上げは、ガムテープの芯のような厚い紙筒のなかに巻いてある。また、巻いてあるフィルムには同じ幅の紙があててあり、巻いたフィルム同士が接触しないように配慮してある。

さあ、残りのコダクロームで何を撮ろうか。


写真上:コダクローム海外現像長巻仕上げ&HCL135-36スリーブ、写真中:コダクローム海外現像長巻仕上げ、コダック純正スリーブと紙ケース、背後にKodachrome 64 Professional (PKR)とKodachrome 200 (KL)。ともにGR DIGITAL + テレコンGT-1(40mm相当)。

相模湾:Nikon F100、Ai Nikkor 20mm F2.8S、1/500sec、F8、Kodachrome 64 Professional (PKR)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

【追記】
せっかくだから、海外現像のあがりはどうなのか書いておこう。少なくとも今回の現像に関しては、アメリカ合衆国カンザス州のDwayne's Photo社(*)のコダクローム現像処理はいい。堀内カラーの現像と遜色ない。日本国内に堀内カラー以外にコダックダイヤミックのコダクローム現像がまだあったときの、コダックダイヤミックのコダクローム現像処理はひどかった。なんか色が冴えなくてどの乳剤番号のKRやPKRを出しても緑がかった冴えない色だった(KLはマゼンタに転んでいた)。よく我慢してコダックダイヤミック現像を使っていたものだと思う。当時、ヨドバシカメラにコダクロームの現像を出すとコダックダイヤミックの現像処理に回され、ビックカメラだと堀内カラーの現像にまわされていたので、ヨドバシ派の人でもコダクロームだけはビック経由ないし堀内直接持込をしていた人もいるぐらいだった。そんなことを遠い昔だと思わせるぐらい、Dwayne's Photo社のコダクローム現像はいけそうだ。
* Dwayne's Photo社のサイトは私の環境ではサイト内で移動できない(他のページへのリンクが見つからない)ので、Site Navigation MapのURLを載せておく(IEだとSite Navigation Mapへのリンクが小さく真ん中に表示される)。
http://www.dwaynesphoto.com/menumachine/dwaynes_menu_1/navigation.html

追加の写真(一番下)、相模湾:Nikon F100、Ai Nikkor 20mm F2.8S、1/500sec、F8、Kodachrome 64 Professional (PKR)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED
日付が入っていてすまん(笑)。真ん中にぽつっと写っている(笑)のは富士山。なお、スキャンは通常はストリップフィルムアダプタSA-21(5000ED標準付属品)で読み込んでいるのだが、今回は長巻仕上げでまだフィルムが強くカールしているので、ストリップフィルムアダプタAH-3(別売オプション)にフィルムを挟んでスライドマウントアダプタMA-21(標準付属品)に挿入してスキャンした。
【追記ここまで】

【さらに追記:2009年6月23日】
コダクローム(Kodachrome)フィルム、74年の歴史に幕 ― 2009年06月23日
【さらに追記ここまで】

コメントをどうぞ(だみー)

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できますなぁんてね(笑)。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

コシナ、NOKTON classic 35mm F1.4 を発表2008年01月18日 00時00分01秒

コシナは、NOKTON classic 35mm F1.4 を発表した。
NOKTON classic 35mm F1.4(コシナ)

◎対称形のレンズ構成
伝統的な対称形のレンズ構成と最新の光学素材(超高屈折ガラス)の組み合わせによりコンパクトサイズで大口径1.4を実現。

◎絞り値で描写をコントロール
クラシックレンズの持つ独特の描写を再現。絞り開放では素直でなだらかなボケ味が立体感を生み出します。絞り込めばシャープな描写となり、1本のレンズで多彩な表現が可能です。

◎選べる2種類のレンズコーティング
マルチコーティング(MC)では限りなくニュートラルな色再現を目指し、シングルコーティング(SC)ではクラシカルな色調を再現。お好みのレンズコーティングを選べるラインナップです。

ほう、コーティングがマルチコートとシングルコートがあるのか。classicシリーズは両方買わせようという魂胆だな(笑)。

希望小売価格(税別)
NOKTON classic 35mm F1.4 MC.………¥75,000 2月発売予定
NOKTON classic 35mm F1.4 SC.………¥75,000 2月発売予定
専用フード LH-6(別売)…¥6,000

無理なく買えそうな絶妙の価格設定ですな。ライカMマウント35mmレンズのスタンダードとなるか。でも多分何年かすると生産終了になって、また違うのが出るんだろうなあ(笑)。

また、限定受注生産品、Sonnar T* 1.5/50の受注の終了を告知した。

なお、MANA様より事前にVMマウントであることやコーティングやスペックなどの情報が寄せられていた。MANA様情報ありがとうございました。

Google
WWW を検索 haniwa.asablo.jp を検索
asahi-net.or.jp/~sp5j-hys/ を検索
※ブラウザで「保護されていない接続」「安全ではありません」などの表示が出る場合はSSL対応のhttps://haniwa.asablo.jp/blog/の方にアクセスしてください。お気に入り・ブックマークもSSL対応の方に変更をお願いします。(2021/02/23)