あけましておめでとうございます(GR DIGITAL テレコンGT-1作例あり) ― 2008年01月02日 00時00分00秒
あけましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。本年もよろしくお願いします。m(_ _)m
写真上:相模湾の夕陽:GR DIGITAL、28mm相当(5.9mm)、1/620sec、F7.1、ISO64、プログラムAE
一昨年と同じく夕陽で誤魔化している。すまん。
さて、年末に急遽発売されたGT-1(リコーGR DIGITALシリーズ用テレコン)をさっそく使ってみた。マスターレンズの歪曲が少ないので、このテレコンも歪曲は少ない。描写も周辺までかっちりくっきりしている。だが、逆光には若干弱い感じだ。といっても逆光でフレアっぽくなったりするわけではなく、GR DIGITALにしては目立つゴーストが出るというだけなのだが。マスターレンズのみの場合通常はグリーン系の小さなゴーストが薄く出るぐらいなのだが(夕陽真正面だと薄い赤系のゴースト)、GT-1装着時には、赤系の大きなゴーストが隅にはっきり出る。まあ、それだけなのだが。気になる場合はハレ切りなどした方がよさそうだ。
下の写真は、新江ノ島水族館:GR DIGITAL + テレコンバージョンレンズGT-1、40mm相当(8.4mm)、1/440sec、F3.5、ISO64、プログラムAE
太陽が正面から照っていて、この写真の場合画面のすぐ左上に太陽がある。
新風舎、民事再生法の適用を今日申請らしい ― 2008年01月07日 00時00分00秒
今朝の朝日新聞東京本社版朝刊1面によれば、自費出版大手の新風舎が、今日1月7日にも民事再生法の適用を申請するらしい。
債権者に同社が送った書面によると、営業方法を批判する一部報道などの影響で、売り上げが急落し、債務支払いが滞ったという。
新風舎の「営業方法」というのは、作家で写真家の藤原新也氏がブログで批判していたのが有名だ。詳しくは氏のブログのバックナンバーを参照して欲しい。
・Shinya talk
・http://www.google.com/search?hl=ja&rls=ja&hs=c6z&q=%E6%96%B0%E9%A2%A8%E8%88%8E+site%3Afujiwarashinya.com&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
「営業方法」の当否についてはここでは立ち入らないが、「営業方法」への批判が高まったら売り上げが急落するということは、利益のほとんどがそういう「営業方法」によっていたということなのだろう。
新風舎については、朝日新聞は以前からかなり好意的に扱っており、「営業方法」への批判がかなり強くなってからも、土曜夕刊別刷りの「Be」で新風舎の社長を取り上げて持ち上げたりしていた。
売り上げの9割を占める自費出版ビジネスをめぐり、昨年には販売方法などが契約内容と違うとする一部著者から賠償を求めて提訴されるなど、トラブルも起きていた。
今朝の朝日新聞の記事にしても「営業方法」について詳しく書かれていないので、「販売方法などが契約内容と違う」という記述だけではこの企業の実態はわからない。これだけを読んだら、「新風舎は風評被害で倒産した」みたいに思う人が出るのではないだろうか。なんかすっきりしない朝日新聞の態度だ。あと、新風舎再建の支援をするという「印刷会社2社」がどこの会社か知りたい。
【追記】
・自費出版大手「新風舎」、再生法申請へ(saahi.com:2008年01月07日03時08分)
・自費出版大手「新風舎」、再生法申請へ(saahi.com:2008年01月07日03時08分)のWEB魚拓
【追記:2008年1月8日】
新風舎の倒産に関しての見解(Shinya talk)【2010年10月12日追記】リンク切れのためWeb Archiveのキャッシュへのリンクに変更した。
【関連追記:2010年10月12日】
FILM&IMAGE VOL.21 2010 Autumn ― 2010年10月12日
【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】コシナ「フォクトレンダー Ultron 40mm F2 SL II Aspherical」(デジカメWATCH) ― 2008年01月08日 00時00分00秒
【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】コシナ「フォクトレンダー Ultron 40mm F2 SL II Aspherical」(デジカメWATCH)
キター!
2005年9月にAi Nikkor 45mm F2.8 Pの生産完了が伝えられると、急速に人気が高まり、ブラックモデルはアッという間に市場在庫が払拭。シルバーモデルは逆輸入されたものもあり、1年前までは割と手に入りやすかったが、さすがに今となっては新品を探すのは困難だ。手に入らないとなると、特に必要のないものでも無性に欲しくなるのが人の常。ボクもなくなってから「ああ、あのとき買っておけば……」なんてちょっぴり後悔していたりして(笑)。
私もAi Nikkor 45mm F2.8Pを生産終了になってから買ったクチだが、私が中野の某店で買ったシルバーは逆輸入ではなく、国内向けのものだった。ブラックの方が実用上いいと思うのだがコレクション的にはシルバーも欲しい、しかし、2本買うほどのレンズとも思えないし…なんて思っているうちに生産終了になってしまったのだった。シルバーの方が1万円ぐらい安かったのでシルバーを買ったのだった。しかも、現行品のときよりも安かったし。
そうだ、コシナの40mm F2SL II の話だった(笑)。このレビューのいいところは、135フルサイズで作例が載っているところだ。ニコンD3とキヤノンEOS 5Dで撮影している。D300やD40Xの作例もある。ちょっとキヤノンEOS 5Dでの作例が多すぎるような気がするが(笑)。
さすがにF2開放では、狙ったところにズバッとピントを合わせるのが難しくなってくるが、ライブビューを三脚モードにして拡大表示しながらシャッターを切ると、ファインダーよりも歩留まりが上がる(手持ち撮影モードだと拡大表示倍率が低くピントの山を掴みにくいのだ)。最短撮影距離は38cmなので、それほど寄れるレンズではないものの、それでもF2の明るさなので至近で撮れば、背景は結構ボケる。
おや、ニコンD3のファインダーは、Ultron 40mm F2 SL II Asphericalのピント合わせは難しいのかなぁ。ニコンのデジタル一眼レフの中ではいい方のファインダーだと感じていたのだが、店頭デモ機についていたレンズは巨砲AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDだったしなぁ。たしかにF2.8でかなり明るいファインダーだったので、開放F2.8あたりのレンズに最適化されたファインダースクリーンなのかもしれない。
実売価格は4万円を大きく切っており、ネバッと適度なトルク感を伴ったフォーカスリングの動きは、やはりマニュアルフォーカスレンズならでは。それにAFだと被写体をAF枠内に捉えることに意識を集中しすぎて、ファインダー画面をじっくり見ながら構図を考えるというゆとりを失いがちになるが、こうしたマニュアルフォーカスレンズを使うと、ファインダー画面の隅々まで注意を払い、被写体の細部までじっくり観察する余裕が出てくる気がするし、“写真を写す”という意志を強く意識できる。
まったく仰るとおりだ。しかし、そういう使い方をするにはいまのデジタル一眼レフのファインダーはいまいちだと思うのだ。写真家やメカライターの方がもっとファインダー向上(というか昔のレベルに戻す)に言及してくれないと困る。まあ、それとなく書いているのだとは思うが(笑)。
デジタル一眼レフも、ズームを中心に使う機種と、マニュアルフォーカスレンズを中心にまったりと撮る機種と別々に開発してくれれば面白いのだが。後者は、Ai連動かつ跳ね上げ式連動レバーで、非CPUレンズも露出計作動、もちろん135フルサイズでファインダーは明るいレンズでピントが見られるように最適化かつファインダー倍率が0.8倍は欲しい。ああ、そんなカメラ、売れないかも(笑)。いや、売れないじゃなくて、売るんです(笑)。単焦点も、売れないというんじゃなくて、売るのだ。皆を写真趣味の沼にご招待すればいいのだ(笑)。でも一過性のブームに終わるのは嫌だ(笑)。
【関連追記:2008年1月29日】
デジカメWATCHでまたまたコシナ「Ultron 40mm F2 SL II Aspherical」のレビュー ― 2008年01月29日
【追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
連結7:GR DIGITAL、28mm相当、1/32sec、F2.4開放、ISO64、-0.3EV、プログラムAE
コダック プロフェッショナル PORTRA-400NCと400VCの改良版を発表 ― 2008年01月08日 00時00分01秒
コダックは、コダック プロフェッショナル PORTRA-400NC および 400VCフィルムの改良版を発表した。
「KODAK PROFESSIONAL PORTRA 400-Speed Color Negative Films」の改良版を発表(コダック)
新フィルムの特長は以下のとおりです。
- より細かな粒状性:アンテナダイ技術の拡大利用により、PORTRA-400NC および 400VCフィルムは従来よりもさらに細かな粒状性を実現しました。
- 卓越したスキャニング特性:さらに微粒子になったことに加え、スキャナー用に特別に設計された乳剤をオーバーコートしていることで、PORTRA-400フィルムは光学出力でもデジタル出力でも優れた再現性が得られます。
- 優れた肌色再現:新しくなったPORTRA-400フィルムでは、これまでと同様にスムーズでナチュラルな肌色の再現が得られます。
ほう、「スキャナー用に特別に設計された乳剤をオーバーコートしている」とな。この時代に新フィルムを出してくれるだけでもありがたいが、さらに性能向上とはありがたい。コダックはフィルムのやる気があるのかないのかいまひとつ不明確なところがあったのだが、モノクロフィルムのT-MAX400のリニューアルとともに、ポートラ400も改良版出してくるあたり、まだまだやる気があるのだなぁ。よかった。
手元にあるコニカミノルタのネガフィルムがだんだんと底を突いてきているので、そろそろ、次の常用ISO400ネガカラーフィルムを決めなければいけない。新ポートラ400NCは有力候補だ。かつてのコニカミノルタやDNPセンチュリアに比べて値段が高いのが常用には厳しいのだが。
日本国内における新しいコダック プロフェッショナル PORTRAフィルムの発売時期は未定です。
がくっ(笑)。
【関連追記:2008年10月4日】
Kodakポートラ400NCは、乾燥不良になるので富士系のラボシステムでは現像できないらしい ― 2008年10月03日
【関連追記ここまで】
レンズのファームウェア ― 2008年01月09日 00時00分00秒
今日も更新が遅れてすまぬ(誰に言ってるんだというツッコミあり-笑)。デジカメWATCHのオリンパス、「12-60mm F2.8-4 SWD」の合焦精度を改善という記事を見て、おお、レンズのファームウェアも更新できるんだぁ、と驚いた。
ニコンのCPUレンズも中にはファームウェアが入っているはずなのだが、ボディのファームウェアの更新はあるが、(ユーザー側の)レンズのファームウェアの更新は聞いたことがない。ニコンはレンズ側では最低限のことしか処理させないようにしているのだろうか。なにしろ非CPUレンズや距離エンコーダーのないCPUから現在の手ブレ補正VR内蔵のレンズまで様々なレンズがあるし。AFの駆動だってレンズ内モーター・ボディ内モーターという区別だけでなくF3AF用レンズとかAF-Iとかバリエーションが多いからなぁ。
縁のない他社のカメラ・レンズの情報もためになるなぁ。
デジタルカメラとワイヤレス接続の必要性 ― 2008年01月10日 00時00分00秒
パナソニックが無線LAN搭載のコンパクトデジタルカメラを参考出品したようだ。
【2008 CES】無線LAN搭載デジカメを参考出品した米Panasonic(デジカメWATCH)
ニコンもCOOLPIX S51cなど無線LAN接続のものを発売していて、今後こういう機種が増えると思う。無線LANはセキュリティの不安があり、最近はソニーのPlaceEngineでプライバシーの懸念もある(議論無しに先行するPlaceEngineに恐ろしさを感じる ― 2007年11月13日参照)ので、個人的にはあまり使いたくないと思っている。もちろん、セキュリティについてはWEPよりも強度のある暗号方式を使えばいいのだろうが、世の中には暗号化していないアクセスポイント(AP)が山のようにあり、またWEPにしか対応していないクライアントもかなりある。自分の家のAPと自分のクライアント機で使う分には強固な暗号を使えばいいのだろうが、その使い方だと無線である必要性が低い。よそとつながるから無線の意義がある。しかし、そのよそとつなぐ際に認証やら暗号などが低いか無いというのが嫌なのだ。
正月に新江ノ島水族館に行ったら、入ったところでカメラのシャッター押しサービスというのをやっていた。しかし、よく観察していると、お客のカメラを預かって撮ってあげると同時に水族館(ないし出入りの写真業者)のスタッフがデジタル一眼レフ(EOSデジタル)で撮っているのだ。それを離れたところでプリントアウトして売りつけているようだ。シャッター押しサービスの勧誘時には同時撮影のことは言わないであとで写真を売りつけるようなやり方は気に入らないし、大事なカメラを知らない人に触らせるのも嫌なので(笑)、そんなサービスは頼まないのだが、その時にスタッフが使っていたのが、ワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E2だったのだ。
デジタルカメラと無線LANってそういう使い道があったのか、と今更ながらに思った。入り口でデジタルカメラでお客を撮影し、離れたところのPCとプリンタでプリントアウトアウトして売りつけるという使い道だ。離れたところでプリントアウトするのは、印刷時間を稼ぐためだろう。なるほど、スタジオ以外でそういう使い道があったのか。
でもそういう使い道って一般人にはあまり関係ない。また、一般人がニコンmy PicturetownとかGoogleのPicasaに送る必要性ってそんなにあるのかなぁ。必要性があるというよりはそういう需要を作っているんだろうなぁ。個人的にはデジタルカメラのCFスロットにデータ通信カードが刺さって好きなところに接続できる方がありがたい。Willcom(KWINSやbitWarp含む)のCF型データカードやAUのW05Kあたりが刺さって使えるとうれしいかも。イーモバイルのCF型通信カードD01NXは、ハードウェアが特殊な構成らしくて使える機器が限定されていてかつ使える機種でも不安定なようで次機種に期待したいが。
でもよく考えるとカメラにCF型通信カードが刺さらなくても小型のPCと通信カードがあればいいかな、とも思う。デジタルカメラにブラウザが搭載されてどこのサイトにもアクセスできるようになると今度はセキュリティホールやウィルス・ワーム・トロイの木馬などが問題になってくるだろうし。デジタルカメラとPCとの間がbluetoothでつながるとかの方が実用性あるような気がする。と簡単に前言撤回してしまう(笑)。
写真と記事とは関係ない。
新江ノ島水族館:GR DIGITAL、28mm相当、1/13sec、F2.4開放、ISO400、-0.3EV,プログラムAE
松下電器、社名を「パナソニック株式会社」に変更 ― 2008年01月11日 00時00分00秒
昨日一般紙でも大きく報道されていたが、松下電器が社名を「パナソニック株式会社」に変更するようだ。
松下電器、社名を「パナソニック株式会社」に変更(デジカメWATCH)
たしかに昔はナショナルブランドで有名だったのに、いつのまにかテクニクスやらパナソニックやら訳わからなくなってきていて、最近はパナソニックで統一されつつあったから、パナソニックにするのもいいだろう。"National"はアメリカにそういう企業が既にあったから"Panasonic"を使い出したということらしい。昔、何かの電化製品を開けた時にNationalと書かれたICか何かをみたことがある。そのとき「これが松下がPanasonicにせざるを得なかったアメリカのNationalかぁ」と思った。
日経によれば、
社名変更では、「松下」や「ナショナル」を使う会社についてもパナソニックを使用した名称に変更するため、たとえば松下電工はパナソニック電工に変更となる。
(中略)
――関連団体や施設の名称はどうするのか。
財団については関与しない。事業を対象とした変更である。
松下の大坪社長、「パナソニック」への社名変更を発表・経営方針説明会(日経)
ということだ。どうやら、松下政経塾はパナソニック政経塾にならないようだ。あれは松下電器というよりは創業者松下幸之助の思想を受け継ぐものだから「松下」でないと困るのだろう。じゃ、PHP研究所はすでにPanasonicのPを冠しているのかと思いきや、「PHPとはPeace and Happiness through Prosperity [繁栄によって平和と幸福を]という英語の頭文字をとったものです。」なんだそうだ。話は脱線するが、選挙に立候補する人は所属政党を明記するだけじゃなくて、松下政経塾出身の人は必ず松下政経塾出身と書いて欲しい。その方が所属政党書かれるよりも分かりやすいから(笑)。だって、自民党よりも右よりの人とか段々と本性表す人とかいるんだもん(笑)。現埼玉県知事(*)とか現横浜市長とか(笑)。現神奈川県知事はまだ緩いみたいだけど(笑)。横浜市長なんか刑罰好きだよね。それじゃぁ、公私混同の首長を島流しにする条例を作ってくれ(笑)。*【追記】現埼玉県知事は松下政経塾出身ではありません(http://www.mskj.or.jp/sotsu/giin.html)。文脈上出身と受け取れるので修正しました。民主党だと思って投票したらかなりの右翼だったというのは当たっていますが(笑)。過去に所属した政党や支持団体・参加団体をよく見れば傾向は掴めると思いますが。【追記ここまで】
自動車会社だと、創業者の名前の会社名のまま世界に展開している会社が多いが、家電だと「MATSUSHITA」じゃ駄目なんだろうか。まあこれだけPanasonicを展開していていまさらMatsushitaとかに変えられないもんなぁ。日本光学ももはやニコンだし。小西六もコニカになって久しいし(私の心の中にはコニカミノルタという会社は存在しない-笑)。
富士フイルム Fotonoma 「101枚目のプロポーズ」 ― 2008年01月11日 00時00分01秒
富士フイルムのFotonomaというサイトに 「101枚目のプロポーズ」というオリジナルドラマが公開されている。出演している人の中で知っているのは、野々村卓也役の姜 暢雄(きょう のぶお)だけだ(苦笑)。女の子には、エビちゃんこと蛯原友里ちゃんを出して欲しかったのだが、無理か(笑)。
野々村(姜)はFinePix S5Proを使うプロカメラマンという設定のようだ。まだ冒頭しか見ていないのだが(爆)。どうせなら、フィルムを使う設定にしてほしかった。GA645Wi 使うカメラマンとか(笑)。それじゃ、合コンでモテないか(笑)。
Fotonomaは、なんか若い女の子向けのサイトのようでちょっと居心地が悪い(笑)のだが、そういうサイトでこそフィルムの布教に努めてもらいたい。REALA 100とかNew PRO 400などいいフィルムだと思うし、PRO400Hの宣伝もすればいいと思う。若い女の子が皆エビちゃんカメラばかりとは限らない。
写真は記事とは関係ない。
鎌倉・極楽寺:Nikon F100、Ai Nikkor 20mm F2.8S、1/60、F8、ISO64、Kodachrome 64 Professional (PKR)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED
せっかく富士フイルムの記事なのだから富士のフィルムで撮った写真を載せたかったのだが、このところコダクロームばかり使っていたので、富士のものはなかった。富士フイルムすまん。
2008 CES会場で見つけたアクセサリー(デジカメWATCH) ― 2008年01月12日 00時00分00秒
【2008 CES】会場で見つけたアクセサリー(デジカメWATCH)で面白いものが紹介されている。
まずは、無線LAN搭載SDカード(Lexer,Kodak)だ。無線LANは一定以上のセキュリティが必ず確保されているわけではないことと、PlaceEngineのプライバシー問題があるので使いたくないのだが、なんかますます増殖してるなぁ。この製品はどうやって各種設定するのだろうか。PCに専用ソフトをインストールしてそこから設定とかするのだろうか。カメラにSDカードを刺したままで無線LANアクセスポイントにつながるのだろうか。もうちょっと知りたい。
次は容量48GBのCF(PRETEC)。これはいいですなぁ。大容量のCFカードを使うカメラを持っていないのだが、PCのHDDをこれに置き換えたり、ザウルスSL-C3200の6GBのマイクロドライブ(HDD)をこれに置き換えたりするといいんじゃないかなぁ。48GBもあればノートPCのHDD置き換えに十分使えると思う。ザウルスに入れた日にゃ無敵ですな(言いすぎ)。(参考:CF-IDE変換アダプタ:aitendo)
最後は、ケンコーの単体のスポットメーター「KFM-5100」(仮称)と発売済の露出計「KFM-1100」のアタッチメント「スポットファインダー」。前者はもう少しスリムにならないのかなぁ。レンズ用のフィルターを付けられるようだが、そういうのはつかなくていいから、Pentaxのスポットメーターぐらいの薄さにして欲しい。後者は、
KFM-1100に取り付けることで5度の範囲を測定できる。既発売のKFM-1100用反射光アタッチメントは測定範囲が40度で、ユーザーからスポット測光の要望が多かったという。
ということで、KFM-1100が使いやすくなっていい。いまどき単体の露出計使う人は、反射式の場合やはりスポットで測りたいのではないだろうか。風景撮影などで必要だろう。40度みたいな測光範囲だと、カメラ内蔵の露出計で測れるので。今後のケンコーにますます期待したい。
アサヒカメラ次号(2008年2月号)予告から ― 2008年01月15日 00時00分00秒
今日も更新が遅くなってすまん。アサヒカメラの次号(2008年2月号)予告から気になったものをピックアップ。
- デジタル時代の新レンズ学入門 赤城耕一・竹中隆義
- 標準レンズともう1本! デジタル時代のレンズ活用術
- デジタルだからこそモノクロは愉しい! まつうらやすし
- 銀塩買物學 コーイチ百貨辞典 D-76 赤城耕一
- 懐かしのぞっこん鉄道 櫻井寛 釧網本線 -北浜鉄橋
- あの有名人のお宝カメラ 松任谷正隆さん×リコーGRデジタル
- カンレキからの写真楽宣言 ミノックスで気分は諜報員 田中長徳
- 大竹省二のレンズ観相学 ズミルックスM50ミリF1.4ASPH.
- コシナNOKTON classic 35ミリF1.4 赤城耕一
「デジタル時代の新レンズ学入門」は、「デジタル用レンズの最新メカニズム」「ニコンレンズ開発者に聞く 新時代を支える先端技術」「フィルムvs.デジタル 最新レンズ撮り比べ」「デジタル時代の名玉で撮る」の4項目が挙がっているのでちょっと興味深い。デジタル用になると設計でどこがどう変わってくるのかを知ることは、フィルムで楽しむ上でも参考になる。デジタル用の設計をした単焦点レンズがかつてのフィルム時代の単焦点レンズと描写などが違ってくるのであれば、現行の古い設計のレンズや中古レンズがますます重要になってくる。まあ、プリントを見て何のレンズか当てることは不可能だろうが、二つ並べると違いが分かることはあるかもしれない(笑)。だからどうした、といわれればそれまでだが(笑)。
デジタルだからこそモノクロは愉しい! って言われてもなぁ(笑)。GR DIGITALもモノクロモードがあるが、積極的に使っていない。カラーからモノクロ化が可能だが、モノクロからカラーにはできないからだ。これがフィルムだと不可逆なのは同じだが、モノクロフィルムは色素を使っていないので、フィルムの劣化が非常に遅いうえに描写も違うのでモノクロを使う意義があると思っている。フィルムの場合、自家現像やプリントもモノクロとカラーとでは環境が違うので、モノクロをやる意義がある。デジタルの場合は、表現の方法として以外にモノクロをやる意義がどこにあるのか知りたい。
などと偉そうに言えるような自家現像はしていないのであった(爆)。しかし、自家現像をしていない私でも知っているのが「D-76」。これ、機関車の番号じゃないです(笑)。「銀塩買物學 コーイチ百貨辞典 D-76 」、内容に期待している。
コシナNOKTON classic 35ミリF1.4。おお、ついに35mm 1.4が。ってclassicって付くということはライカマウントなのだろうか。これでSLシリーズだったら面白いのだが。個人的には、コシナには京セラ・ヤシカ/CONTAX用のDistagon T* 35mm F1.4をDistagon T* 1.4/35 ZFとして復活させてほしいと思っている。
写真は記事とは関係ない。
車内2:Nikon F-301、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、1/15sec、F2開放、Kodak TRI-X (ISO400)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED
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