フルサイズデジタルニコンD3で味わう最新MFレンズの実力(アサヒカメラ)2007年11月21日 00時00分00秒

中野:GR DIGITAL、28mm相当、1/143sec、F3.5、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

昨日発売のアサヒカメラ2007年12月号の「ニコンD3で味わうMFレンズ」(表紙のタイトル)、「フルサイズデジタルニコンD3で味わう最新MFレンズの実力」(本文のタイトル)を読んだ(文と写真は飯田鉄氏)。

いやー、いいですねD3。これはフォクトレンダーやカールツァイスのMFレンズの実力というよりも、D3の実力というべきなのではないだろうか。周辺まできちんとレンズの実力を再現しているようにみえる。印刷ではフィルムで撮ったものと見分けがつかない。以前はいかにもデジタル臭い画像が多かったが、D3とMFレンズの作例はニコンF6+アスティア100Fと書かれていても分からないだろう。比べて悪いが紙面の4ページほど前にある某社のE-3(全然某社になってない)の作例と比べると一目瞭然。某社のは色が派手で質感の足りない、いかにもデジタルでございという塗り絵チックな画像だ(なんか荒らしコメントが付きそうな予感-笑)。

ああ、ニコンD3いいなぁ。135フルサイズというだけでなく、このフィルムの時のような描写がいい。逆に言うとフィルムの終焉がまた近づいて来たような気がする。でもD3は性能比では安いとは思うが、誰でも買える値段じゃないので、135フルサイズデジタルの普及機を待ちたい。でもほんとD3いいなぁ。

前にも書いたが、もっと古いMFレンズをニコンD3で使うとどんな感じなのかも連載して欲しい。それだとメーカーがレンズで儲からないから困るのだろうが、雑誌は読者の方を向いているのか広告主の方を向いているのか、よく考えて欲しい。以前のニューフェース診断室がなぜ好評だったのかを参考に。ネットで作例は簡単に見られる世の中になってきたが、雑誌が生き残る方向としてプロの写真家による作例というのがあるのではないか。プロは当たり前だがタダでは写真を公開しない。雑誌は速報性に欠ける。それを埋めるのが、雑誌でのプロによる作例連載じゃないかと思っている。

なお、記事中で扱われているレンズは、

  • コシナ フォクトレンダー ウルトロン 40mm F2 SLIIアスフェリカル
  • コシナ フォクトレンダー ノクトン 58mm F1.4 SLII
  • カールツァイス ディスタゴン T* 25mm F2.8 ZF
  • カールツァイス マクロプラナー T* 100mm F2 ZF

の4本。


写真は記事とは関係ないが少し関係あるかも(笑)。
中野:GR DIGITAL、28mm相当、1/143sec、F3.5、ISO64、-0.3EV、プログラムAE
アサヒカメラの記事で扱われているフォクトレンダーとカールツァイスのレンズはコシナが製造している。コシナは信州中野(長野県中野市)にある。写真の「中野」は東京都中野区の中野だが、中野つながりということで(笑)。

コメント

_ りー ― 2007年11月27日 13時24分16秒

どんよりと曇って、じんわりと寒い。
昼酒日和です。ほっほっほ。

_ Haniwa ― 2007年11月27日 14時40分52秒

りー様発見\(^o^)/

敢えてここに書かれるということは、いよいよD3導入か!?
うはっ\(^o^)/

_ りー ― 2007年11月27日 16時56分14秒

いや、できるだけ他の人に迷惑がかからないようにとの親心です。

昼酒してる人間に、D3が買えるとお思いですか?

カメラマスコミやマニアは大騒ぎですが、
多数派の日雇いカメラマンは醒めてますぜ。

_ Haniwa ― 2007年11月27日 17時12分24秒

これは失礼しました。ご配慮ありがとうございます。

私も買えないので冷静です(苦笑)。
D200やD300が優秀で、D3でないと撮れないということはないので、コストパフォーマンスを考えるとD3導入は厳しいのでしょうね。まあ、D3の技術が時間が経ってどんどん下位機種に搭載されていけばいいかなぁ、ぐらいですね。D3、タダでくれるなら喜んでもらいますが(笑)。

今日はどんよりとした天気でブルーな気分ですねぇ。
ぱにー様から元気もらうとしよう。σ)Д`)ぷに ❤

_ MANA@りー様へ質問 ― 2007年11月28日 00時23分55秒

りー様へ

レンズ繋がりと他への迷惑を考え(笑)、ここに書きます。
全然興味はなかったのですが、ふとしたきっかけでトキナーの12-24mmF4を調べてみると、実は結構良いのではないのかという妄想が沸いてきました。最短撮影距離も悪くないし、開放F値も固定、画像を見る限り、焦点距離リングもピントリングもニコンと同じ方向のようです。なんせオークションでは新品が4万円台で放出されています。
シグマのフルサイズ対応12-24も興味津々ですが、とりあえず、散財の後には価格も大きな購入要素です。DXレンズというのは、引っかからなくはないのですが、まぁ、そこは目をつぶった場合、このトキナーの12-24mmF4は如何なものでしょうか?

たしか、りー様所有のレンズだと思っていたのですが…

_ りー@MANAさま ― 2007年11月28日 09時29分06秒

Tokina12-24/4は、いかにも私の愛用レンズです。
24-120/3.5-5.6との組み合わせで90パーセントの仕事をこなしてます。
このレンズはニコンのDXサイズ使用者の救世主でした。これ以前にデジタル化した人は、高い14/2.8やシグマの15-30で何とかしていたんです。私は使っていて完全に満足していますし、評価も高いです。外装の高級感や剛性もあります。シグマとの比較ですが、フィルムで12-24mmを使うかどうかですよね。ともあれDXサイズには必須のレンズです。

_ MANA ― 2007年11月28日 21時00分00秒

りー様

Tokina12-24mmF4はかなり良い選択肢と考えても良いのですね。

やっぱり、フィルムを考えるとシグマですよね。
シグマの12-24、VR24-120とD300とF6を持って歩けば、完璧なんですよね。かなり。

トキナーの小ささ&安さは魅力ですよね…。

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