Ai Nikkor 135mm F2.8とAi Nikkor 135mm F3.5の比較(外観編)2007年08月17日 00時00分00秒

Ai Nikkor 135mm F2.8(left) and Ai Nikkor 135mm F3.5(right)

暑いし、お盆でカメラニュースネタはないしで、自分でネタを掘り起こさねばならない(笑)。

今回は、Ai Nikkor 135mm F2.8とAi Nikkor 135mm F3.5の比較(スペック編)に引き続き両者の比較の外観編だ。

Ai Nikkor 135mm F2.8(left) and Ai Nikkor 135mm F3.5(right)

まず、最初に気が付くのは、前玉の大きさだ。フィルター径はともに52mmだが、Ai Nikkor 135mm F2.8の方は枠一杯に前玉が来ている。Ai Nikkor 135mm F3.5の方は、レンズ名とシリアルナンバーの入った前玉押さえ環がある。これは口径比が違うのだから、F2.8の前玉が大きいのは当然だろう。

Ai Nikkor 135mm F2.8(left) and Ai Nikkor 135mm F3.5(right)

しかし、後ろ玉を比べてみると、なんとF3.5の方がF2.8よりも若干大きい。

また、コーティングを比べてみると、Ai Nikkor 135mm F3.5の後ろ玉のコーティングがあまりよくなく、反射が多めなのが分かる。Ai Nikkor 135mm F3.5は4群4枚でレンズ枚数が多くない割には、逆光にあまり強くなかった。これは後ろ玉のコーティングが響いているのかもしれない。

Ai Nikkor 135mm F2.8(left) and Ai Nikkor 135mm F3.5(right)

次に、組み込み式フード。これはAi Nikkor 135mm F2.8の方がF3.5よりも短い。前玉の口径が大きいがフードの直径は同じなので、その分短くしないとケラレるのだろう。しかし、ケラレるとかいうレベルの長さでもないような(笑)。

さらに、レンズ着脱用の銀リングの太さがF3.5の方が太い。F2.8の方がその後のAi-Sレンズの銀リング幅に近い。

あと、一番大きな違いは、ピントリングの回転角である。Ai Nikkor 135mm F3.5の方は無限遠から最短の1.3mまで210度ぐらい。Ai Nikkor 135mm F2.8の方は、無限遠から最短の1.3mまで270度ぐらいある。F2.8の方が回転角が大きいのである。個人的にはF3.5の回転角ぐらいのほうが素早くピントを合わせられてかつ微妙なピントも合わせられる丁度いい感じだと思う。

写真はすべてニコンCoolpix 2500で撮ったものだが、プログラムオートしかないしフォーカスエリアの指定もできないので一部にしかピントが合っていない。すまん。

『10ぱんだ』岩合光昭・岩合日出子著2007年08月20日 00時00分00秒

『10ぱんだ』(左)とアサヒカメラ2004年9月号(右)

知り合いから本を戴いた。岩合光昭(写真)・岩合日出子(文)著『10ぱんだ』(福音館書店刊 ISBN978-4-8340-2282-7)だ。

岩合氏の写真は大好きで、アサヒカメラの毎年の一月号の付録は楽しみにしている。しかし、この『10ぱんだ』は気になる点があった。

それは、なんか写真の画質がイマイチなのである。コントラストが高くて暗部がつぶれ気味で色もあんまりよくない。レンズのボケも重い。アサカメの付録の猫写真とは全然違うのである(こちらはライカR6.2にエルマリート28mmなどに富士プロビア)。『10ぱんだ』の画質は私の好みじゃないが、私は岩合氏の写真にケチをつけられるような立場に全然ない(笑)。

それでこの本の写真を見て、アサヒカメラのバックナンバーに似たような写真が載っていたのを思い出して引っ張り出してきた。アサヒカメラ2004年9月号である。岩合光昭氏の「中国・秦嶺山脈の動物たち」に載っているパンダの写真が同じ時に撮影した写真なのだろう(『10ぱんだ』は2007年5月初版)。

アサヒカメラ2004年9月号の撮影データによると、機材はオリンパスE-1、50~200ミリF2.8~3.5、14~54ミリF2.8~3.5のようだ。『10ぱんだ』もオリンパスE-1なのだろう。うう、こういう画質は好みじゃないなぁ。

岩合さんはやはりライカR6.2にアポ・テリート400ミリF2.8にコダクローム64プロ(PKR)でなきゃ嫌だぁ(笑)。

家族には、「そういう瑣末なところじゃなくて、写真そのものをちゃんとみろ」みたいなことを言われた。いやそのとおりです…とほほ(笑)。

コシナ、Carl Zeiss Distagon T* 4/18 ZMを8月29日に発売2007年08月20日 00時00分01秒

コシナは、Carl Zeiss Distagon T* 4/18 ZMを8月29日に発売することを発表した。
Carl Zeiss Distagon T* 4/18 ZM(コシナ)
ディスタゴンT*4/18ZMスペシャルキャンペーン実施中

Distagonなのでレトロフォーカスタイプなのだろうが、「実用上ゼロに近く補正されたディストーション」とか、期待できそうですなぁ。いいなぁ。

上のCarl Zeiss Distagon T* 4/18 ZMページは、HTMLソース上のページタイトルが「C-Biogon 4.5/21 ZM」になってますな。C-Biogon 4.5/21 ZMのページを元に作ったのかもしれないが、コシナのサイトはこういうことが多い。社員の人が片手間に作っているサイトなのだろうか。

【追記】
C-Biogon 4.5/21 ZMのページと見比べてみたが、

・最高の光学性能
・鮮明でヌケの良い画像をもたらす高度なフレアコントロール
・実用上ゼロに近く補正されたディストーション
・絞り値に関わらず最小限に抑えられた焦点移動
・正確な1/3EVステップの10枚羽根虹彩絞り
・偏りのない色再現性のためのカラーマッチング
・極めて正確なレンジファインダーカップリング機構

の部分は、両者とも全く同じですな。本当に同じなのか、コピペして同じになっているのか。なんだか信頼できないページだなぁ…。
【追記ここまで】

マップカメラ、Kenko製フィルム一眼レフカメラの特注モデル『KF-M1』を2007年9月下旬に発売2007年08月21日 00時00分00秒

朝顔2:Nikon F3、Voigtlander Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SL、Fuji Sensia III (RA III)、1/125sec、F5.6、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

MANA様から戴いた情報によると、東京・新宿のマップカメラは、Kenkoから出たフィルム一眼レフ『KF-2N』(ニコンFマウント)をベースとしたマップカメラ特注モデル『KF-M1』を2007年9月下旬に発売するようだ。
マップカメラ特注モデル『KF-M1』(マップカメラ)

KenkoのKF-2Nがシルバーメッキのモデルのみで、Kenkoブランドであったので、ブラックなら買うのになぁ、とか、Kenkoのロゴがなぁ、という人に向けた心憎い特注モデルだ。こっちの方が売れるんじゃないか。

製品写真のペンタ部銘板やミラーボックスがなんか左下がりのようで気になるのだが、たぶん写真の撮り方の問題だと信じたい(笑)。

シャッタースピードが1/4000秒というのだが、シンクロ速度は1/125なので、幕速が早いというわけではなさそう。New FM2やFM3Aはシンクロ速度1/250だったのでこれらが生産終了になったのは本当に惜しい。

しかし、回顧していても前に進まないので、マップカメラ特注モデル『KF-M1』、販売予定価格 ¥29,800(税込)にワクワクしようと思う。サンプルがマップカメラの店頭に置かれて、いじりまわせることを期待したい。そして、ファインダーのピントの切れと、シャッタースピードの精度、フィルムコマ間の揃い方などが気になる点だ。アサヒカメラのニューフェース診断室や日本カメラのテストリポートで取り上げられることを期待している。掲載された頃には売り切れていたりして…。

MANA様、情報ありがとうございました。

【関連】
Kenko、ニコンFマウントのメカニカルフィルムカメラを発表(追記あり) ― 2007年03月16日


写真は記事とは関係ない。
朝顔2:Nikon F3、Voigtlander Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SL、Fuji Sensia III (RA III)、1/125sec、F5.6、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

フィルムでしかわからないカールツァイスレンズの描写力(アサヒカメラ2007年9月号)2007年08月22日 00時00分00秒

新横浜:GR DIGITAL、28mm相当、1/440sec、F7.1、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

ここ2ヶ月ほどカメラ雑誌を買ってなかった。なんかいまひとつそそる記事がなかったからだ。今月も13日の予告を見てもそそらなかったので、Blog記事にすらしなかった。ところが昨日本屋さんでアサヒカメラ2007年9月号を立ち読みしたら、「フィルムでしかわからない ツァイスレンズの描写力 赤城耕一」という記事があるではないか。アサカメを買って帰ったのはいうまでもない(笑)。

デジカメWATCHなどでもツァイスレンズの作例が見られることがあるのだが、そこはデジカメWATCH、ニコンFマウントの場合はフルサイズではなくAPS-CサイズのニコンDXフォーマットでしか作例が見られない。それにフルサイズだったとしても、やはりフィルムでの描写力をみてみたい。それでいつもツァイスの新しいレンズが出るたびに、「カメラ雑誌で作例とリポートが見たい」と書いていたのだ。

紹介されているのは、

  • Makro Planar T* 100mm F2.8AE(ヤシカ京セラマウント)
  • Hologon T* 16mm F8(コンタックスGマウント)
  • Distagon T* 35mm F2 ZF(ニコンFマウント)
  • Zonnar T* 135mm F1.8 ZA(ソニーαマウント)
  • Makro Planar T* 100mm F2 ZF(ニコンFマウント)
  • Planar T* 50mm F1.4 ZK(ペンタックスKマウント)

だ。

ああ、やっぱりフィルムでないとわからない…ことはないなぁ(笑)。小さい印刷じゃ違いがわからないぞ(笑)。原版を見られるわけじゃないから、ここはやはり最低でも1ページ大で作例を載せてほしいところだ。

この記事を見ているとツァイスが欲しくなってくる。しかし、ZFレンズの場合、Makro Planarは高いしMacro Apo-Lanthar持ってるし、どちらかというと大口径の広角レンズが欲しいのでちょっと困る。Distagon T*35mm F2 ZFもいいのだが、その値段出すなら先にAi Nikkor 35mm F1.4Sを新品で買うべきじゃないかなどと考えてしまう。あの値段大きさでDistagon T* 35mm F1.4 ZFだったら買ってもいいのだけれど(でもAi Nikkor 35mm F2S持ってるじゃないか)。プラナー50mm F1.4 ZFならお手ごろ価格だが、Ai AF Nikkor 50mm F1.4Dを持っている上に、50mmの出番はそう多くない。ああ、やはりDistagon T* 28mm F2 ZFを出してもらわねば。おとなしくAi Nikkor 28mm F2Sの中古でも探すとするか…(笑)。


写真は記事とは関係ない。
新横浜:GR DIGITAL、28mm相当、1/440sec、F7.1、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

信号待ちしていると、日陰もなくてものすごく暑い。陰になったビルの部分の霞んだ感じで暑さが伝わるだろうか。交差点に地下鉄への降り口があればいいのだが、東京メトロや大阪市営と違って、交差点脇に降り口がない。降りたとしてもJRの駅の真下まで繋がってないのでまたすぐに上がらないといけないのだが。雑木林だったところに駅を作ったんだから、そのあたりちゃんと計画できないのか、と思う。

ニコン、ついに35mmフルサイズデジタル一眼レフ「Nikon D3」発表か!2007年08月23日 09時00分00秒

今日の午後1時からニコンが新製品の発表を行うらしい。前から噂はあったが、今日の午後にプレス向け発表があるのは日経などの記事から確実で、そこで何が発表されるかが問題だ。

CaskStrength様、りー様の情報からすると、ニコンは今日の午後1時から、ついに35mm(135サイズ)フルサイズのデジタル一眼レフ「Nikon D3」を発表するらしい。

今年の1月から2月に掛けて、ニコンがフルサイズデジタル一眼レフを発表するらしいという噂がかなり広まった。しかし、その発表はなかった。2月にキヤノンがフルサイズの新型を発表した直後にニコンは発表するつもりでいたらしい。しかし今年2月にキヤノンが発表したのは、フルサイズではなくAPS-Hサイズの「EOS-1D Mark III」だった。キヤノンが8月20日にフルサイズの「EOS-1Ds Mark III」を発表したのを受けて、ようやくニコンもフルサイズ「Nikon D3」を発表することになったようだ。

なんというライバル意識であろう。先に発表して霞んでしまっては困るので、相手が先に発表するのを待っていたとは。たしかにニコンは初めての135フルサイズであり、キヤノンに負けられないのだろうが、待てずに他のメーカーに行った人もいるのだぞ。また最初のフルサイズの発表が遅れると、その下位機種のフルサイズも遅れるわけで、「リーズナブルなフルサイズ」(笑)を待っている私としては、早くフルサイズがこなれて普及して欲しいところなのだ。

予想されるスペックとしては

  • ニコン初の35mmフルサイズ撮像素子搭載
  • 8コマ/秒以上の高速連写
  • 45点を超えるAF測距点
  • 超高感度のノイズ激減
  • クロップでDXニッコールも使用可

だろう。

これぐらいのスペックでないと、キヤノンのEOS 1Ds Mark IIIの後に発表する意味がないからだ。EOS 1Ds Mark IIIは5コマ/秒であり、高速連写ならばAPS-HサイズのEOS 1D Mark III(最高約10コマ/秒:「最高」に意味が隠されている)の方を選択するようになっているのだが、ニコンはクロップで2機種を1台で兼ねる作戦だと見た。ニコンは絞り羽根が機械駆動なので電気駆動(モーター)よりも高速連写に有利なのだ。小絞りでも高速連写可能なのだ。いくらカメラ内部での電気信号伝達や画像処理を早くしても肝心の絞り羽根が追従しなくては高速連写できないのである。

AF測距点も、多ければいいというわけではない。端の方にも配置されているか、クロスセンサーがどれだけあって端の方まであるか、暗いレンズでもクロスセンサーとして働くかなどの実質的なところで勝負してくるはずだ。

超高感度のノイズも、被写体のディティールを残しながらノイズを減らすのは難しいのだが、どうなっているだろうか。個人的には無理にノイズを消して質感描写が悪くなるよりは、ノイズが残っていても質感がある方がいいのだが。ノイズリダクションのON/OFFができるのであればうれしい。

そして、なぜフルサイズがいいと私が考えるのかは、何度も書いてきたが簡単にまとめておく。ひとつは広角側の単焦点レンズのラインナップがAPS-Cサイズ向けに弱いので、DXニッコールの広角単焦点レンズが揃わないのならフルサイズで従来のレンズラインナップが使える方がいい。もうひとつは、画面サイズが小さいとファインダーも小さくなり、ファインダーでピントの山が見えにくいということ。どちらもAPS-Cサイズで克服可能だと思うのだが、レンズが揃わない現状では、広角好きの私としてはフルサイズで出て欲しいのである。ファインダーもあまり向上させる気がなさそうなので、それならば、もともとの画面サイズが大きくてあまり拡大しなくてもそこそこの像倍率が得られるフルサイズの方がありがたいということだ。

さあ、午後1時の発表がたのしみだ。おっと、D200の後継機とレンズの発表もあるようだ。ニコンのWebの更新はいつもどおりなら午後3時だろう。その前にデジカメWATCHが速報するだろう。

CaskStrength様、りー様、情報ありがとうございました。

【関連】
ニコンの35mmフルサイズデジタル一眼レフカメラ登場は近いのか ― 2007年02月01日

【追記:2007年8月23日】
デジタル一眼レフカメラ「ニコンD3」の発売について
デジタル一眼レフカメラ 「ニコンD300」 の発売について
AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED、AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED、AF-S NIKKOR 400mm F2.8G ED VR、AF-S NIKKOR 500mm F4G ED VR、AF-S NIKKOR 600mm F4G ED VR の発売について
「ワイヤレストランスミッター WT-4」、「Camera Control Pro 2」の発売について
「ニコンピクチャーコントロールシステム」を開発
ニコン独自の包括的デジタル画像処理コンセプト「EXPEED」
「シーン認識システム」をデジタル一眼レフカメラ「D3」「D300」に搭載
【追記ここまで】

ようやく夏休み2007年08月24日 00時00分00秒

横浜ベイブリッジ:GR DIGITAL、28mm相当、1/2sec、F2.4開放、ISO400、+-0EV、プログラムAE

今日からようやく夏休みだ。

旅に出ます。探さないでください。

なんて書いて出かけようと思っていたのだが、前日にニコンの怒涛の新製品発表。どう整理するんだ(笑)。さんざん要望していたニコンのフルサイズデジタル一眼レフが出るというのに、Blogを放置して旅に出るのか(笑)。

などと気になりつつも、一月以上前から決めていた日程なので、行ってきます。その間不定期更新になります。m(_ _)m

もしそれらしき人を見かけても、声を掛けずに生暖かく見守ってください(笑)。


写真は昨日(23日)の飲み会。納涼船(というのか)だったのだ。あまり酔えなかった(笑)。
横浜ベイブリッジ:GR DIGITAL、28mm相当、1/2sec、F2.4開放、ISO400、+-0EV、プログラムAE

船は揺れるし1/2秒だし、月が2つあるブレブレ写真なんで拡大画像はなしだ。すまん。

あやしげなニコン集団を目撃2007年08月29日 00時00分00秒

うらやましい集団:GR DIGITAL、28mm相当、1/270sec、F3.5、ISO400、-0.3EV、プログラムAE、トリミング

無事帰還しました。さて、旅行に出かけた24日の朝、東京駅であやしい集団を見かけた。一見、普通の外国人旅行客集団なのだが、よく見ると、全員が首にニコンの一眼レフを掛けている。ほぼ100%。あやしい。あやし過ぎる(笑)。いくらニコンのデジタル一眼レフのシェアが伸びているといってもこれはあやしい(笑)。

Nikon D200に70-200mmのライトグレーズームで日本人客を撮りまくっている人もいるかと思えば、Nikon FにNIKKOR-O 2.1cm F4と専用外部ファインダーをつけて撮っている人もいる。あやしい、あやし過ぎる(笑)。

Nikonのロゴをつけた札を掲げている日本人らしき人がいるので、ニコンが集めた外国人旅行客なのだろう。8月24日といえば、ニコンD3とD300発表の翌日である。これは前日のプレス向け発表に来日した外国人カメラマニアもとい、外国人ジャーナリスト御一行様なのだろうか。

もしかして、風光明媚なところにニコンに連れて行ってもらって、D3やD300の試作機で撮りまくり、なんて企画なのかもしれない。う、うらやましいぞ。その晩、Nikon FにNIKKOR-O 2.1cm F4と専用外部ファインダーが気になって眠れなかった、ということはないが(笑)、欲しくなったのは事実だ。

【写真】うらやましい集団:GR DIGITAL、28mm相当、1/270sec、F3.5、ISO400、-0.3EV、プログラムAE、トリミング
前日のISO400の設定のまま撮ってしまった。トリミングの上、若干不鮮明にした。

Nikon D3いいなぁ2007年08月30日 00時00分00秒

ぶどう:GR DIGITAL、28mm相当、1/153sec、F3.5、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

旅行に行く前日に怒涛の発表だったので詳しくスペックを読む暇もなかったのだが、あらためてニコンD3はいいなぁと思う。

なにせ待望の35mmフルサイズ(ニコンFXフォーマット)だ。これで従来のレンズが従来の画角で使える。DXフォーマット用の広角単焦点レンズがなかなかでなかったので、従来の広角レンズがそのままの画角で使えるのは広角好きとしてはうれしい。これでますますAi AF Nikkor 28mm F1.4Dが高騰するんだろうなぁ。中古が15万円ぐらいの時に無理してでも買っておけばよかった。

わたしは連写性能は要らないのだが、フルサイズでも9枚/秒というのはすごい。フィルム交換がいらないから9枚/秒でひたすらムービーのように撮れそうだ。

ISO感度が拡張時100~25600というのもすごい。高感度のノイズが少なければ、常用焦点距離域の単焦点レンズは今後も新しいものがすぐには出なさそうな気がする。単焦点レンズのメリットは明るさだけではないのだが、ズームレンズの「明るくてもF2.8」という欠点が欠点でなくなってくるからだ。もちろん高感度で撮ればF1.4のボケが得られるわけではないので完全に代替するわけではないが。

背面の液晶モニターの視野角が170度というのもすごい。GR DIGITALもこういう液晶を採用して欲しかった。
ニコン、デジタル一眼レフD3を発表 自社新開発の1210万画素センサー搭載(日経BPTV)
に、視野角を示したムービーがある。

このスペックで実売50万円台というのはお得だ。欲しい。しかしわたしにはぽ~んと買えない(泣)。D3は大きさも重さも(値段も)あるので、わたしはD300の後継機にFXフォーマットが搭載されるのを待ちたい。宝くじ買おうかなぁ(笑)。

D300については日を改めて。

【関連】
ニコン、フルサイズCMOSを搭載したフラッグシップ機「D3」(デジカメWATCH)
ニコン、D3/D300に「シーン認識システム」などの新技術を搭載(デジカメWATCH)
【触ってきました!】ニコン期待のデジタル一眼「D3」「D300」を写真でチェック!(日経DIGITAL ARENA)
ニコン、ついに35mmフルサイズデジタル一眼レフ「Nikon D3」発表か! ― 2007年08月23日


写真は記事とは関係ない。
ぶどう:GR DIGITAL、28mm相当、1/153sec、F3.5、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

Nikon D300はファインダーに期待2007年08月31日 00時00分00秒

小田急開業80周年:GR DIGITAL、1/410sec、F7.1、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

私は35mmフルサイズ待望派だったのでどうしてもニコンD3に注目してしまうが、実用的には(価格的にも)D300が注目を集めている。

D200に比べて大きく変わったのは、まずファインダーの視野率が100%になったことだろう。ニコンは「2つのフラッグシップモデル D3・D300」という言い方をしていて、一桁の番号を持たない初めての「フラッグシップ」ということになる。DXフォーマット(APS-Cサイズ)のフラッグシップということだ。ニコンはフラッグシップ機は最初のNikon F(1959年発売)から視野率100%が伝統になっている。

ファインダー倍率はD200と同じ0.94倍(50mm f/1.4レンズ使用、∞、-1.0m-1のとき)なのだが、視野率が100%になっているから、ファインダー光学系が変更されて、ピントの山が見易くなっているのではないかという期待がある。ちなみにこの0.94倍というのは35mmフィルムカメラの約0.627倍に相当するもので、あまり倍率は高くない。フラッグシップというからには、倍率は我慢するとしても、スクリーンの特性を大口径単焦点レンズでもピントを見易い特性にして欲しい。いやきっとしてくれてるよね。早く実機を見たい。

次に大きく変わったのは、オートフォーカス(AF)だろう。測距点の数も増えている(51点)のだが、D200のマルチCAM1000から新開発のマルチCAM3500DXへ変更されているのが目立つ。「マルチCAM」の後ろの数字は測距用の撮像素子のセグメントの数を表している。F-501(これはマルチCAMではない)では48個、F4では200個、F5やF100では1300個(F6は 2000個)だったのだが、D200は1000しかなかった。それが今回3500個というのだからAF性能の向上が期待できる。しかも、中央部の15点はF5.6対応のクロスセンサーということは暗いレンズでも縦横問わず合焦することが期待できる。

これで、DXフォーマット用の薄型の広角単焦点レンズや大口径の広角レンズを何本か用意してくれたら頑張って買うんだけどなぁ。DXフォーマットは広角レンズのラインアップがいまいちで、従来レンズを流用する時にも画角が狭くなってしまうので躊躇しているのだ。D50やD40クラスで非CPUレンズでも露出計が作動すれば広角側は我慢してそれらを買ってもいいのだが、小さいカメラは機能制限が多くファインダーがイマイチ、ファインダーがマシなD40系は私の手持ちレンズではAFすら不可、大きいカメラは高いしそれでもDXフォーマットの広角側のレンズラインナップが弱い。ついに出たフルサイズD3は高くて大きくて重い。私がなかなかデジタル一眼レフに踏み込めない所以である。D300もフルサイズでこの値段だったらなぁ。FXフォーマットの普及機を早く出しておくれ。

【関連追記】
ニコン、1,230万画素CMOS搭載デジタル一眼レフ「D300」(デジカメWATCH)
ニコンD3/D300の発表展示会「Nikon Digital Live 2007」(デジカメWATCH)
【関連追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。
小田急開業80周年:GR DIGITAL、1/410sec、F7.1、ISO64、-0.3EV、プログラムAE
もう少し違うアングルで撮りたかったのだが、左右から車が来て轢かれそうになったので(笑いごとじゃない)、これで我慢してくだされ。この踏み切りは嫌いでござる。

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