『10ぱんだ』岩合光昭・岩合日出子著2007年08月20日 00時00分00秒

『10ぱんだ』(左)とアサヒカメラ2004年9月号(右)

知り合いから本を戴いた。岩合光昭(写真)・岩合日出子(文)著『10ぱんだ』(福音館書店刊 ISBN978-4-8340-2282-7)だ。

岩合氏の写真は大好きで、アサヒカメラの毎年の一月号の付録は楽しみにしている。しかし、この『10ぱんだ』は気になる点があった。

それは、なんか写真の画質がイマイチなのである。コントラストが高くて暗部がつぶれ気味で色もあんまりよくない。レンズのボケも重い。アサカメの付録の猫写真とは全然違うのである(こちらはライカR6.2にエルマリート28mmなどに富士プロビア)。『10ぱんだ』の画質は私の好みじゃないが、私は岩合氏の写真にケチをつけられるような立場に全然ない(笑)。

それでこの本の写真を見て、アサヒカメラのバックナンバーに似たような写真が載っていたのを思い出して引っ張り出してきた。アサヒカメラ2004年9月号である。岩合光昭氏の「中国・秦嶺山脈の動物たち」に載っているパンダの写真が同じ時に撮影した写真なのだろう(『10ぱんだ』は2007年5月初版)。

アサヒカメラ2004年9月号の撮影データによると、機材はオリンパスE-1、50~200ミリF2.8~3.5、14~54ミリF2.8~3.5のようだ。『10ぱんだ』もオリンパスE-1なのだろう。うう、こういう画質は好みじゃないなぁ。

岩合さんはやはりライカR6.2にアポ・テリート400ミリF2.8にコダクローム64プロ(PKR)でなきゃ嫌だぁ(笑)。

家族には、「そういう瑣末なところじゃなくて、写真そのものをちゃんとみろ」みたいなことを言われた。いやそのとおりです…とほほ(笑)。

コシナ、Carl Zeiss Distagon T* 4/18 ZMを8月29日に発売2007年08月20日 00時00分01秒

コシナは、Carl Zeiss Distagon T* 4/18 ZMを8月29日に発売することを発表した。
Carl Zeiss Distagon T* 4/18 ZM(コシナ)
ディスタゴンT*4/18ZMスペシャルキャンペーン実施中

Distagonなのでレトロフォーカスタイプなのだろうが、「実用上ゼロに近く補正されたディストーション」とか、期待できそうですなぁ。いいなぁ。

上のCarl Zeiss Distagon T* 4/18 ZMページは、HTMLソース上のページタイトルが「C-Biogon 4.5/21 ZM」になってますな。C-Biogon 4.5/21 ZMのページを元に作ったのかもしれないが、コシナのサイトはこういうことが多い。社員の人が片手間に作っているサイトなのだろうか。

【追記】
C-Biogon 4.5/21 ZMのページと見比べてみたが、

・最高の光学性能
・鮮明でヌケの良い画像をもたらす高度なフレアコントロール
・実用上ゼロに近く補正されたディストーション
・絞り値に関わらず最小限に抑えられた焦点移動
・正確な1/3EVステップの10枚羽根虹彩絞り
・偏りのない色再現性のためのカラーマッチング
・極めて正確なレンジファインダーカップリング機構

の部分は、両者とも全く同じですな。本当に同じなのか、コピペして同じになっているのか。なんだか信頼できないページだなぁ…。
【追記ここまで】

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