京セラ、「ヤシカ」商標権を香港企業に売却 ― 2007年07月31日 00時00分00秒
りー様から戴いた情報。
京セラ、「ヤシカ」商標権を香港企業に売却(日経:2007年7月30日)
京セラは1983年に吸収合併したカメラの名門企業「ヤシカ」の商標権を香港企業に売却した。京セラは2005年にカメラ事業を大幅縮小したが、「ヤシカ」の知名度はアジアや中南米で高く、香港企業は家電などのブランドとして存続させるという。京セラは商標権売却でカメラ事業からの撤退を完了する。
商標権の売却先は、香港を拠点にアジアで京セラのカメラ事業の販売代理業務を手掛けていた企業グループの「JNCデイタム・テック・インターナショナル」。売買条件などは明らかにしていない。(07:00)
京セラに吸収合併される前のヤシカは独カールツァイスと提携してCONTAXの商標使用権を持っていた。京セラはヤシカを吸収合併してCONTAXの商標使用権を得た。しかし、カメラ事業から撤退して今回ヤシカブランドまで売却することになった。ところがCONTAXの商標使用権は保持したままのようである。Carl Zeissのサイトにも、京セラがあと数年CONTAXの使用権を持っていると書かれていた。
しかし、京セラはCONTAXの使用権はすぐに手放すつもりはないようだ。京セラのサイトを見に行くと、コンタックスクラブ九州撮影会と撮影ツアーのご案内という企画があって、今年の9月11月に撮影会を実施するらしい。カメラ事業をやめたのなら、Carl ZeissにCONTAXの商標使用権を返したらどうか。Carl Zeissは、フィルムカメラやマニュアルフォーカスレンズを新規に発売していてやる気満々なんだから、大名跡のCONTAXを返すべきだ。そして私は、Carl ZeissからCONTAXブランドのカメラが出ることを期待している。CONTAXでニコンFマウントで機械式カメラなんていいかもしれない。それでこそZFレンズが活きてくる。あと、Contaxブランドのレンジファインダー機も。ZMレンズがあるから、Mマウントかな。
りー様情報ありがとうございました。
ニコン一眼レフカメラ用交換レンズ「NIKKOR」、累積生産本数4,000万本を達成 ― 2007年07月31日 00時00分01秒

ニコンの一眼レフ用交換レンズNikkorの累積生産本数が4000万本を達成したようだ。
・ニコン一眼レフカメラ用交換レンズ「NIKKOR」、累積生産本数4,000万本を達成(株式会社ニコン)
・ニコン、ニッコールレンズ累計生産4,000万本を達成(デジカメWATCH)
たしか2001年の後半に3000万本を達成していたので、約6年で1000万本生産したことになる。


写真は2001年の暮れにAi Nikkor 20mm F2.8Sを購入した際にもらった「ニッコールレンズ3000万本突破記念オリジナルデスクルーペ」。当時新品レンズを購入すると先着順でもらえた。かなりずっしりとしたガラスの塊である。重さは単体で205gぐらいある。直径は約65mm、高さは円柱部分が15mmで全体で約35mm。ルーペの倍率は1.2倍。ペーパーウェイトとしても使えると説明書に書かれている。ルーペの底の部分の水色のものは説明書で、ルーペの底に文字が書かれているわけではない。説明書は表紙が、Ai AF Nikkor 50mm F1.4Dのレンズ名の入った押さえ環のデザインになっている。

ニッコールレンズ4000万本達成記念でなにか大口径単焦点レンズを出してもらえないだろうか。
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